利水丸の船歴

 年 月 日:船歴

--.--.--:起工 02.03.01:進水、命名:Lipis 02.03.24:竣工
02.--.--:新規登録:船舶番号:154210、信号符字:KVRW、           所有者:Straits Steamship Co. Ltd.、船籍港:Singapore、           登録総噸数:845、登録純噸数:461、           登録長:214.3呎、登録幅:35.6呎、登録深:11.6呎 09.--.--:信号符字変更:VSNL 13.--.--:変更登録:登録総噸数:914、登録純噸数:493、機関換装
14.11.13:徴傭:英海軍特設哨戒艇(Auxiliary Patrol Vessels) 16.--.--:クチン〜 16.12.13:日本軍機の攻撃を受ける
17.02.11:炎上、船体放棄
喪失場所:Sultan Shoal沖 喪失原因:日本軍機の攻撃
17.07.28:拿捕
拿捕場所:昭南海峡西口グレート・カリマン島南東端タンジョン・パライ 拿捕原因:日本海軍部隊による
     〜07.30昭南 18.08.26:横須賀捕獲審検所審検公告 18.09.30:横須賀捕獲審検所事件番号昭和十七年第七十一號判決「捕獲」
18.10.31:入籍:内令第2248号:特設運送船(雑用船)「利水丸」、横須賀鎮守府所管 18.10.31:戦時編制:南西方面艦隊所属、特設運送船(乙) 18.4Q- :信号符字點付:JWYY 18.11.28:第百一海軍工作部にて艤装工事完了 19.05.21:昭南〜ポートセッテンハム05.27〜彼南 19.06.18:彼南〜サバン向け航行 19.06.27:彼南〜ポートブレア〜07.09サバン 19.07.17:リンガ泊地〜07.18昭南 19.08.19:西方部隊電令作第134号:利水丸(第八號驅潜艇、第三十四號掃海艇護衛)は昭南港発      サバンに回航、空ドラム其の他を搭載の上、昭南港に帰投 19.08.--:昭南〜      〜08.25 1245 「第三十四號掃海艇」と合同〜      〜08.25 1845(N02.58-E100.18)にて「第三十四號掃海艇」が爆雷投射〜      〜08.28サバン 19.08.29:サバン〜      〜08.31 2030 一尋礁付近にて「第八號驅潜艇」が護衛を止め彼南に向う〜      〜08.31 2400 「第三十四號掃海艇」と分離〜      〜09.01昭南 19.12.26:西方部隊電令作第209号:      1.利水丸(護衛艦:第七號驅潜艇第九號驅潜艇第一京丸)は12月28日昭南発、ポートブレア、        カーニコバル(還送器材、人員等搭載)経由昭南に帰投すべし      2.九三六部隊指揮官は水偵2機乃至3機をポートブレアに派遣右船団入出港時の対潜警戒に        任ぜしむべし 19.12.28:昭南〜01.03ポートブレア 20.01.05:西方部隊電令作第217号:       第六十三號第三十四號第三十五號驅潜艇はポートブレアに於て補給の上利水丸をカーニコバル迄       護衛に任じたる後サバンに回航スマトラ根拠地部隊指揮官の指揮を受け永jロ船団入港時の前路掃蕩       及び往航時の護衛に任ずべし 20.01.06:ポートブレア〜01.07カーニコバル01.07〜01.12昭南 20.02.05:戦時編制:大海幕機密第608号ノ193:第十方面艦隊所属、特設運送船(乙)
20.03.26:沈没 20.05.25:除籍:内令第471号
喪失場所:N10.38-E94.42 ポートブレア南東250km付近 喪失原因:英驅逐艦Venus, Verulam及びViragoによる砲撃

同型船

 Larut。

兵装

 要調査。

写真資料

 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.153)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.25)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2963,2964)

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