第百十三號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
03.09.13:起工
04.04.19:進水、和蘭國掃海艇(Mijnenveger)「A」
05.08.04:竣工
05.08.06:Willemsoord〜10.20スラバヤ
17.02.28:日本軍機の攻撃により損傷
17.03.01:沈没
喪失場所:N.-E. スラバヤ
喪失原因:自沈
17.--.--:第三十八号船
17.12.10:命名:達第335号:第百十三號驅潜特務艇
17.12.10:類別等級制定:内令第2275号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:なし
17.12.10:本籍:内令第2270号:佐世保鎮守府、第二十四特別根據地隊所属
17.12.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十四特別根據地隊
18.01.17:整備完成
18.04.01:内令第584号:第二十四特別根據地隊所属
18.09.01:内令第1833号:第二十四特別根據地隊所属
18.11.30:内令第2535号:第二十五特別根據地隊所属
18.11.30:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第四南遣艦隊第二十五特別根據地隊
18.11.30:軍隊区分:主隊
18.12.--:アンボンにて海上警戒任務
18.12.31:アンボン〜
19.01.01:対潜掃蕩(01.04まで)
19.01.--:アンボンにて海上警戒任務
19.02.10:(「第十七眞盛丸」護衛)アンボン〜02.10アマハイ02.11〜02.11アンボン
19.02.25:(「~天丸」護衛)アンボン〜02.25ナムレア
19.05.02:アンボン〜05.03ベスビアス湾05.04〜05.04グルッサル湾05.06〜05.06サロバンカ05.07〜
〜05.07スターリング湾05.08〜05.08マサルカ05.09〜05.10マカッサル
19.05.12:マカッサル〜05.12カボボサン05.13〜05.14ラウト水道05.14〜05.16スラバヤ
19.05.15:軍隊区分:機密第六警備部隊命令作第7号:第二十警備隊
19.05.22:第一〇二工作部船渠にて入渠
19.06.04:出渠
19.06.10:艦隊区分:機密第四南遣艦隊法令第20号:第二十五特別根據地隊(2402)
19.06.10:軍隊区分:機密濠北部隊命令作第8号:第六警備部隊
19.06.19:スラバヤ〜06.21マカッサル06.25〜06.26スターリング湾06.29〜06.29サラバンカ
19.07.01:艦隊区部:機密第四南遣艦隊法令第22号:第二十五特別根據地隊(425)
19.07.01:(「エビス丸」護衛)スターリング湾〜07.06ナムレア07.07〜07.07アンボン
19.07.11:(「鞍馬山丸」護衛)アンボン〜07.11ビル07.13〜07.13アンボン
19.07.17:濠北部隊電令作第150号:H31船団護衛の為19日夕刻ナムレア泊地着待機
20日0400頃ナムレア発アンボン島北西角付近にて分離、豐丸をアマハイまで護衛
19.07.18:(「鞍馬山丸」護衛)アンボン〜07.18ビル
19.07.19:ビル〜07.21アマハイ
19.07.19:濠北部隊電令作第151号:
20日0700ナムレア発、豐丸、臺海丸、せれべす丸を護衛アンボン回航
19.07.23:(「豐丸」護衛)アマハイ〜07.23アンボン
19.07.25:軍隊区分:機密濠北部隊命令作第14号:第五警備部隊
19.07.26:(「せれべす丸」護衛)アンボン〜07.26ナムレア
19.07.27:ナムレア〜07.27ナムレア
19.07.28:ナムレア〜07.28アンボン
19.07.29:アンボン〜対空戦闘〜07.31アンボン
19.08.10:第一〇二海軍工作部アンボン支部にて入渠
19.08.14:出渠
19.08.17:試運転
19.08.20:軍隊区分:機密濠北部隊命令作第16号(08.25):第五警備部隊より削除
19.08.20:軍隊区分:南西部隊電令作第560号:東印部隊
19.08.21:軍隊区分:南西部隊東印部隊直卒部隊
19.08.23:濠北部隊電令作第193号:第五號掃海艇をケンダリ迄護衛後スラバヤに回航
19.08.24:アンボン〜
〜08.25 1049(S04.45-E125.43)第五號掃海艇対空戦闘〜
〜08.25 1300 第九號掃海特務艇と共にケンダリに向う〜
〜09.06スラバヤ
19.10.--:スラバヤ〜護衛任務及び対潜掃蕩〜10.12スラバヤ
19.10.14:第一警備部隊電令作第381号:
第百十三號驅潜特務艇は14日マカッサルに向け陸軍船鞍馬山丸及びセブク島行喜多丸を
ラウト島南端付近まで護衛したる後掃蕩を実施ししつスラバヤに帰投せよ
19.10.14:スラバヤ〜対潜掃蕩〜10.18スラバヤ
19.10.15:第一警備部隊電令作第383号:
第百十三號驅潜特務艇はラウト島南端にて船団分離の後ラウト海峡南口待機中のスラバヤ向け
大丸を護衛、セラタン角北西方後、成し得れば第十二號掃海艇護衛船団(關東丸、天長丸)に
会合せよ
19.10.28:スラバヤ〜11.14ポートセッテンハム
19.11.14:軍隊区分:西方部隊電令作第181号:彼南根據地部隊
19.11.15:15Bg機密第150915番電:海軍機帆船1隻は被砲撃炎上、他の2隻はバンコールに避泊
第百十三號驅潜特務艇はバンコールに至り之を彼南まで護衛
19.11.15:ポートセッテンハム〜対潜掃蕩〜11.18ポートセッテンハム
19.11.18:彼南根信電令作第7号:魚雷艇1隻を率い11.19 1600出撃ムク島(N07.22-E99.18)附近に
至り別に定むる所により敵潜を捕捉撃滅
19.11.19:ポートセッテンハム〜対潜掃蕩〜11.27彼南
19.11.--:船体機関修理
19.12.08:彼南根信電令第3号:彼南発ルムト経由ベラワン着予定の15Bgベラワン派遣隊
大発2隻の輸送援護したる後、北スマトラ油船団の護衛
19.12.08:彼南〜ベラワン派遣隊員輸送〜12.11ベラワン
19.12.19:(「海興丸」船団護衛)ベラワン〜12.23昭南
19.12.21:15Bg機密第211116番電:昭南に回航、速やかに缶管修理実施
19.12.23:修理、整備
19.12.29:西方部隊電令作第212号:マラッカ海峡対潜掃蕩作戦(M五作戦)実施
20.01.--:(現在)特務艇長:海軍大尉 中野 齊
20.01.03:軍隊区分:彼南根電令作第43号:M五作戦掃蕩部隊第一掃蕩隊
20.01.10:内令第30号:第二十五根據地隊所属
20.01.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第四南遣艦隊第二十五根據地隊
20.01.10:昭南〜M五作戦〜01.13ポートセッテンハム
20.01.14:西方部隊電令作第221号:M五作戦終結
20.01.14:15Bg機密第142045番電:ポートセッテンハムにて補給
20.01.14:ポートセッテンハム〜01.15ポートセッテンハム
20.01.16:ポートセッテンハム〜01.17バンコール
20.01.18:15Bg機密第181010番電:「初鷹」S作業の警戒
20.01.19:バンコール〜敷設艦「初鷹」作業警戒〜01.19ルムト
20.01.19:西方部隊電令作第224号:01.20昭南発予定の北スマトラ油船団の護衛
20.01.20:ルムト〜敷設艦「初鷹」作業警戒〜01.20アンブサ灯台
20.01.21:アンブサ灯台〜船団護衛〜01.23ベラワン
20.02.02:ベラワン〜船団護衛〜02.04ポートセッテンハム
20.02.17:ポートセッテンハム〜02.22ルムト02.23〜02.23ポートセッテンハム
20.02.26:ポートセッテンハム〜03.06昭南
20.03.10:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第二十五根據地隊
20.03.10:軍隊区分:東印部隊第一警備部隊
20.03.10:(船団護衛)昭南〜03.15ボルネオ島プチン角〜
〜03.17 1600 シアモ角280度10浬にて「第百八號哨戒艇」と合同〜
〜03.17 1800 護衛終了〜
20.03.18:軍隊区分:西部方面部隊東印部隊直卒部隊
〜03.19スラバヤ
20.04.22:スラバヤ〜護衛任務〜04.27スラバヤ
20.04.28:第一警備部隊電令作第163号:北掃海水路北西方の敵潜掃蕩、29日日没までに帰投
20.04.29:スラバヤ〜対潜掃蕩〜04.29スラバヤ
20.06.23:沈没
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
22.05.03:除籍:復二第327号
喪失場所:S05.44-E114.16 スラバヤの北西125浬Talembau島
喪失原因:米潜水艦Hardhead(SS-365)の雷撃
同型艇
第百十二號(ex-B)、第百十六號(ex-C)、D。
兵装
(オランダ艦時代)
12.7mm機銃2基。
写真資料
"Schepen van de Koninklijke Marine in W.O.II" De Alk bv 1997 Chris Mark (P.109)
Maritiem Digitaal(ID:00001-000006)
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