年 月 日:船歴
09.09.12:起工、第一次船舶改善助成施設第25号 10.05.18:進水、命名:千光丸 10.07.31:竣工
10.07.--:新規登録:所有者:近海郵船株式會社、船籍港:東京市、 登録純噸数:2,621 10.07.31:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:479 10.07.31:船舶検査証書交付 --.--.--:東京〜高雄 11.08.--:中間検査 11.08.10:訂正登録:登録純噸数:2,618 12.08.--:中間検査 13.09.26:中間検査 14.08.21:横浜にて第一次第一種定期検査 14.09.08:日本郵船株式會は近海郵船株式會社を吸収合併 14.10.10:変更登録:所有者:日本郵船株式會社 15.12.27:中間検査 16.08.16:徴傭通知:兵備三機密第874号
16.08.21:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(雑用船)、佐世保鎮守府所管 16.09.20:監督官:海軍大佐 佐藤 文吉 16.09.20:株式會社大阪鉄工所因島工場にて艤装工事開始 16.11.14:艤装工事完了 16.12.10:戦時編制:第三艦隊所属、特設運送船(甲)、種別:雑用(兼給兵) 16.12.03:佐世保〜中城(12.08)〜古仁屋 16.12.17:古仁屋〜12.24ラモン湾 16.12.--:ラモン湾上陸作戦(揚陸) 16.12.29:ラモン湾〜ダバオ 17.01.01:マララグ湾にて各艦へ弾薬(爆雷、機銃弾)補給 17.01.04:1040 「第三十七號哨戒艇」に爆雷搭載6個並に糧食供給 17.01.12:特設病院船「朝日丸」から治療品受領 17.02.26:(船団)ダバオ〜 〜02.28 1600 特設運送船「箱根山丸」解列〜 〜03.02バンジェルマシン沖 17.02.--:兵器・弾薬補給 17.03.03:0810 敷設艇「燕」に炭水補給 17.03.11:(船団)バンジャルマシン〜03.12マカッサル 17.03.10:戦時編制:第二南遣艦隊所属、特設運送船(甲)、種別:雑用(兼給兵) --.--.--:船長:富永 喜三郎(-20.11.02) 17.03.21:特設砲艦「億洋丸」に爆雷4個補給 17.05.15:官房機密第5990号:訓令:九二式七粍七単装機銃A型1基供給 17.06.01:マカッサル〜スラバヤ 17.07.07:(「大興丸」を曳航)アンボン〜07.11マカッサル 17.07.16:(「大興丸」を曳航)マカッサル〜07.21昭南(ケッペル) 17.08.25:戦時編制:南西方面艦隊所属、特設運送船(甲)、種別:雑用 17.10.15:マカッサル〜 17.12.15:監督官:海軍中佐 山本 雅一 18.02.26:ケンダリー〜02.27アンボン 18.05.25:指揮官:海軍中佐 山本 雅一 18.05.25:カイマナ〜05.28バボ〜06.04マノクワリ06.07〜06.08ソロン 18.06.09:ソロン〜06.10アンボン06.15〜06.16ソロン 18.07.01:東京市と東京府は廃止され東京都となる 18.08.13:バリクパパン〜 〜08.15 メナド沖にて「第四號驅潜艇」による護衛終了〜 〜08.25 0008(S02.26-E128.27)被雷1本(不発)〜 〜カブイ湾 18.09.04:カブイ湾〜09.05マノクワリ 18.09.05:マノクワリにて敵機の銃撃を受ける 18.10.01:山本中佐横須賀鎮守府附被仰付 18.10.01:戦時編制:南西方面艦隊所属、特設運送船(乙)、種別:雑用 18.10.18:(第2609船団)バリクパパン〜 〜10.21 1000 メナド行陸軍徴傭船「乾山丸」、「大丸」、「第四十一號驅潜特務艇」が船団より分離〜 〜10.21 1100頃 陸軍徴傭船「富國丸」機械故障により落伍、驅逐艦「若竹」が警戒〜 〜10.21 1230 陸軍徴傭船「富國丸」、驅逐艦「若竹」船団復帰〜 〜10.22 0830 船団より分離〜 〜カウ 18.11.15:ノースウオッチャにて座礁 18.11.17:第十一特別工作部(「靜波丸」)により離礁 18.11.17:スンダ海峡南口に於いて雷撃を受ける 19.02.01:第二南遣艦隊配属 19.02.15:スラバヤ〜02.20アンボン02.24〜02.28マカッサル03.02〜03.05スラバヤ 19.03.22:第一警備部隊電令作第119号: 1.第百四號哨戒艇は23日スラバヤ発、生田川丸及びバリクパパン行千光丸を ラウト海峡南口迄護衛したるのち、同地点に待機中の大興丸(飛隼丸曳航)及び 長田丸をスラバヤまで護衛すべし 2.略 19.03.23:スラバヤ〜03.24ラウト島 19.03.24:バリックパパンにて触雷〜03.25バリックパパン04.13〜04.17スラバヤ 19.04.17:損傷復旧工事 19.07.31:損傷復旧工事完了 19.08.08:スラバヤ〜08.10ジャカルタ08.15〜08.19バタン 19.08.24:バタンにて英航空母艦艦載機の空爆により直撃弾3発、至近弾10発を受け機械室、 汽缶室に火災が発生、注水により消火、 二十五粍二聯装機銃2基、十三粍二聯装機銃1基、七粍七機銃1基焼損→大破 〜修理〜ブングス湾〜スラバヤ向け航行準備 20.02.05:戦時編制:大海幕機密第608号ノ193:第十方面艦隊所属、特設運送船(乙)、種別:雑用 20.07.23:スマトラ島ブングス湾にて空爆により航行不能〜09.01エンマ港へ曳航
20.10.11:接収 20.11.03:沈没 20.11.30:除籍:第301730番電 21.08.10:解傭
喪失場所:エンマ港外 喪失原因:聯合軍により自沈処分
萬光丸。
要調査。
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.57) 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.84) 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和10年7月号、昭和10年8月号 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1980年5月号「日本商船隊の懐古 No.11」山田早苗 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.256) 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.156) 「船体写真集」S42.03 日本郵船株式会社(P.79) 「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.48) "The Far Eastern Review 1940.6"(P.217)
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