年 月 日:船歴
12.06.09:起工 12.11.06:進水、命名:御嶽山丸 13.01.21:竣工
13.01.--:新規登録:所有者:鏑木汽船株式會社、船籍港:東京市 13.01.20:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:667 13.01.21:船舶検査証書交付 13.02.10:神戸〜上海(日本郵船が傭船) 13.04.28:神戸〜上海(日本郵船が傭船) 〜11.21黄埔11.24〜12.01黄埔 13.12.01:転錨(黄埔) 14.02.10:中間検査 14.07.22:南京〜 15.06.--:中間検査
16.08.22:徴傭 16.09.03:浦賀船渠株式會社にて艤装工事開始 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(雑用船)、横須賀鎮守府所管 16.09.20:監督官:海軍大佐 有馬 直 16.09.20:有馬大佐着任 16.09.30:艤装工事完了 16.10.06:門司〜南洋方面〜10.27横須賀 16.10.15:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(甲) 16.--.--:横須賀〜11.26南支方面 16.12.13:(ミリー攻略作戦)カムラン湾〜12.16ルトン〜01.05西貢 16.12.15:監督官:海軍大佐 國生 行孝 17.01.07:西貢〜01.26西貢01.28〜02.12西貢02.18〜02.28横浜 17.01.29:官房機密第12599号:特設運送船兵装工事の件訓令 部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし 記 1.施行船名及施行場所 船名 種別 施行場所 御嶽山丸 雑用 横須賀海軍工廠 乾洋丸 同 同 明天丸 同 同 武庫丸 同 同 昌平丸 同 呉海軍工廠 辰鳳丸 同 同 明陽丸 同 同 廣コ丸 給兵 佐世保海軍工廠 那智山丸 雑用 同 萬光丸 同 同 辰和丸 同 同 山霧丸 同 同 2.工事要領 左の兵器を装備すると共に之に関連する弾火薬庫、通信装置等を整備するものとし詳細は 工事施行の海軍工廠に於て計画の上実施するものとす 四十口径八糎砲 一門(弾薬50発) 九二式七、七粍機銃 一挺(普通弾薬包3,000箇、曵跟弾薬包1,000箇)(廣コ丸のみ) 軽便防雷具 一組 3.所要兵器 海軍艦政本部長をして直接関係海軍需部長に通牒せしむ 4.試験 (イ)八糎砲は常装薬演習弾一発、七、七粍機銃は普通弾薬包三〇発以内発射を以て装備 発射に代ふ (ロ)防雷具は曳航試験を施行す 5.完成期 時機得次第速に 6.費目 (省略) 17.03.--:運輸機密第356番電:軍需品輸送 17.03.02:國生大佐着任 17.03.06:横須賀〜03.08大阪03.13〜03.24名古屋03.27〜04.10徳山04.12〜04.12津久見 17.04.17:津久見〜04.18神戸04.22〜04.22相生 17.05.14:相生にて第一次第一種定期検査 17.05.20:相生〜05.23徳山05.26〜06.10ウオッチェ 17.07.02:官房機密第8065号:横須賀海軍工廠をして受信機装備の件訓令 17.07.10:船長:海軍嘱託 久住 庄次郎 17.07.19:(特設運送船「惠昭丸」を曳航)サイパン〜機関故障〜07.24母島07.25〜 〜07.26 「第十八號掃海艇」が護衛開始〜 〜07.27 1500 水雷艇「眞鶴」が護衛交代〜 〜07.28大阪 17.07.31:大阪〜08.01横浜08.09〜08.11函館 17.08.15:函館〜08.15大湊08.21〜08.22小樽08.25〜ラバウル 17.09.09:特設砲艦「日海丸」、特設砲艦「靜海丸」に石炭補給 17.09.21:特設砲艦「靜海丸」に石炭補給 17.09.22:特設砲艦「日海丸」に石炭補給(09.23まで) 17.--.--:ラバウル〜11.05伏木11.07〜11.08新潟 17.11.11:新潟〜11.12室蘭11.15〜11.17東京11.21〜12.04ヤルート 17.11.13:監督官:海軍大佐 津田 威彦 17.12.20:特設運送船「北上丸」から生糧品を補給 〜01.14横須賀 18.01.18:横浜〜01.21室蘭01.23〜01.25横須賀 18.02.01:(第3201船団)横須賀〜02.09トラック 18.05.02:(P502船団)パラオ〜05.10佐伯 18.05.--:佐伯〜05.11若松05.13〜05.13津久見05.19〜05.20大阪06.08〜06.11横浜06.13〜横須賀 18.06.13:(第3613A船団)横須賀〜06.22トラック 18.06.28:(第5284船団)トラック〜07.03クエゼリン 18.07.01:東京市と東京府は廃止され東京都となる 18.08.21:(第4821船団)トラック〜 〜08.22 1705(N10.13-E147.22)特設運送船「會昌丸」被雷沈没〜 〜08.29横須賀 18.09.05:横須賀〜09.06大阪09.08〜09.09呉09.13〜09.13佐伯09.16〜ラバウル 18.11.04:特設運送船「金耶磨山丸」を接舷、建築材料移載(11.05まで) 18.11.07:特設運送船「白山丸」を外港カラビヤ湾に曳航 18.11.08:ラバウル〜 〜11.10 0918 (N04.06-E150.17)トラック南南西210km付近にて特設運送船「東京丸」被雷、 航行不能〜 〜11.10 1510 特設運送船「東京丸」の曳航作業を開始〜 〜11.10 1620 曳航作業完了〜 〜11.10 1900 曳索結着不良につき、調整のため一時曳航中止〜 〜11.10 2000 曳航再開〜 〜11.11 1140 驅逐艦「初月」による曳航に替えることになり停船〜 〜11.11 1240 驅逐艦「初月」による曳航は取止め、本船がそのまま曳航〜 〜11.11 1800 特設運送船「東京丸」は18名を残し全員が本船に移乗〜 〜11.11 2030 曳索切断〜 〜トラック 18.11.20:(第4121船団)トラック〜11.29横須賀 18.12.11:(第3211甲船団)横須賀〜12.20トラック 19.01.11:(第7125船団)トラック〜01.20横須賀 19.01.23:横須賀〜01.25室蘭01.27〜01.29横須賀 19.02.06:横須賀〜02.10呉02.14〜02.15神戸02.19〜02.19和田岬02.21〜横須賀 19.02.25:(第3225船団)横須賀〜 〜02.25 0630 館山より「第二十五號掃海艇」「第二十七號掃海艇」が護衛開始〜 〜02.27 0810 護衛終了〜 〜02.27二見 19.03.01:小笠原部隊電令作第63号: 1.第三二二五船団御嶽山丸、2日1000硫黄島経由サイパンに向け出撃す 2.第五十號驅潜艇、第六玉丸は之が護衛に任じたる後、帰投の途次 第五特別根據地隊司令官の指示を受け適宜北航船団の護衛に任ずべし 19.03.03:(第3225船団)二見〜03.08サイパン 19.03.--:サイパン〜03.19横須賀 19.03.22:横須賀〜03.27相生 19.04.--:相生にて第一次第二種定期検査 19.04.08:相生〜04.11横須賀 19.04.25:横浜〜04.25木更津 19.04.28:(東松7号船団)木更津〜05.06サイパン(揚陸)
19.05.10:沈没 19.07.10:除籍:内令第855号 19.07.10:解傭
喪失場所:N14.57-E145.30 テニアン島ラロ岬西方15km付近 喪失原因:米潜水艦Sandlance(SS-281)の雷撃
會昌丸、~陽丸。
四十口径八糎砲1門、軽便防雷具1組。
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和13年2月号 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.42) 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1999年6月号「日本商船隊の懐古 No.239」山田早苗 雑誌「世界の艦船」海人社 2015年2月号「思い出の日本貨物船その222」 「播磨造船所50年史」 S35.11 株式会社播磨造船所(P.127) "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.197) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.207)
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