妙高丸の船歴
年 月 日:船歴
13.10.21:起工、註文者:日本郵船株式會社
14.03.20:進水、命名:妙高丸
14.10.05:竣工
14.10.04:所有権保存登記:東亞海運株式會社
14.10.--:新規登録:所有者:東亞海運株式會社
14.10.05:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:878
14.10.05:船舶検査証書交付
15.05.15:横浜〜上海
15.09.--:中間検査
15.11.26:横浜〜上海
16.10.16:中間検査
16.11.20:徴傭:陸軍
16.11.20:名古屋〜12.11レガスピー12.12〜12.22高雄
16.12.30:高雄〜01.20シラングイン01.20〜01.26高雄
17.01.26:高雄〜02.10門司
17.02.16:門司〜03.25蘭貢03.26〜03.31昭南
17.--.--:昭南〜05.01大連
17.05.02:大連〜05.06大阪
17.05.23:中間検査
17.05.27:宇品〜唐津湾
17.06.03:佐世保鎮守府信電令作第73号:
左に依り南海支隊用陸軍船団七隻(パラオ経由ラボール行弾薬糧積載)の護衛を実施すべし
1.直接護衛
(イ)護衛艦 河北丸、平島、第三十六號哨戒艇
(ロ)護衛指揮官 河北丸艦長
(ハ)輸送船 ぶりすべん丸、和浦丸、ありぞな丸、川丸、大井川丸、三共丸、妙高丸、速力10節半
(ニ)集合 6月5日1700唐津湾
(ホ)出発 5日夜
(ヘ)航路 唐津相崎瀬戸通航大東島の東
(ト)第四艦隊に引続き東経133度北緯20度9日夕刻の予定
(チ)其の他指揮官所定
2.佐防戦艦艇は概ね現配備にて間接護衛に任ずべし
3.佐世保航空隊博多航空隊各司令は適宜飛行機を派遣右護衛に協力すべし
4.夕凪は右に協力門司附近より適宜護衛を行へ
17.06.06:(南海支隊輸送船団)唐津湾〜
〜06.10 0620(N19.00-E133.00)護衛が特設砲艦「河北丸」から第三十驅逐隊に交代〜
〜06.13パラオ
17.07.02:ダバオ〜07.04パラオ
17.07.05:パラオ〜07.06香港〜07.31ダバオ08.05〜08.16ラバウル
17.08.19:ラバウル〜08.21ブナ08.22〜08.23ラバウル
17.08.24:ラバウル〜08.28ダバオ〜09.19マニラ
17.09.20:マニラ〜10.05ラバウル
17.--.--:ラバウル〜10.09ショートランド10.16〜10.17ラバウル
17.10.18:ラバウル〜10.25高雄
17.11.15:高雄〜11.19上海
17.11.20:上海〜11.25高雄
17.12.22:高雄〜12.26マニラ
17.12.27:マニラ〜01.05ラバウル
18.01.05:ラバウル〜01.07ラエ
18.01.08:1230 空爆を受け任意擱坐
1500 総員退避、船体放棄
18.01.08:放棄
18.01.08:解傭
喪失場所:S06.49-E147.04 ラエ
喪失原因:米陸軍航空隊による空爆
同型船
妙見丸、妙義丸、妙法丸、黄浦丸。
兵装
要調査。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年5月号、11月号
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1988年8月号「日本商船隊の懐古 No.109」山田早苗
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.240)
「船舶百年史前篇」有明書房 S32.09 上野喜一郎(P.143)
「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.61)
「石川島技報」 S16.04 石川島技報編輯部
"State Library of New South Wales", Reference Code: 74427
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