年 月 日:船歴
16.10.24:起工 17.12.07:進水、命名:辰浦丸 18.02.09:竣工
17.12.30:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:1207 17.12.30:船舶検査証書交付 18.1Q :新規登録 18.04.10:伊万里湾在勤海軍武官機密第100947番電: 1.佐第三船団 第一分隊 金嶺丸(JGOR)大冶丸(JOIB)若松丸(JOTB)佛蘭西丸(JAJD)以上蕪湖 大圖丸(JFTD)荻港 第二分隊 建和丸(JRFR)昌仁丸(JEKD)ちゃいな丸(JCJD)以上楡林 水天丸(JYBS)高雄経由バリツクパパン 2.護衛艦 鷗 3.10日0600伊万里湾発12日1500馬鞍群島着予定 4.ちゃいな丸富江にて合同 5.第二分隊馬鞍にて分離大陸接岸(水天丸烏坵嶼にて分離) 6.正午位置 10日北緯33度東経129度 11日北緯32度東経126度 12日北緯31度東経123度 13日北緯28度東経122度 14日北緯25度東経120度 15日北緯23度東経117度 16日北緯22度東経114度 17日北緯19度東経111度 7.高雄15日1400、楡林18日0800着の予定 8.水天丸は海徴、其の他民間船 9.積荷 水天丸 空ドラム缶6000瓲、昌仁丸 雑貨、木材、石炭2000瓲、其の他空船 18.04.10:鷗機密第101930番電: 佐第三船団十隻金嶺丸、佛蘭西丸、大冶丸、若松丸、大圖丸、昌仁丸、建和丸、水天丸、日安丸、 辰浦丸を護衛10日1700伊万里湾発12日1500花鳥山着の予定、速力八節 11日正午位置北緯31度52分東経126度14分、12日北緯31度05分東経123度18分 18.04.10:(佐第三船団)伊万里湾〜富江 18.04.12:伊万里湾在勤海軍武官機密第121150番電: 1.佐第五船団 宮崎丸(JQHO)御影丸(JUEB)蕪湖行 大安丸(JJQK)南京行 幸光丸(JHOA)上海行 光安丸(JKPL)楡林行 2.護衛艦 峯風 3.12日0600伊万里湾発14日1200馬鞍群島着予定 4.コ和丸(JRMR)馬公、辰浦丸(JLRP)西貢、日安丸(JMAM)楡林行富江にて合同 5.南方行馬鞍にて分離大陸接岸 6.正午位置 12日北緯33度東経129度 13日北緯32度東経126度 7.光安丸18日0800基隆着の予定 8.幸光丸 冷凍魚 26891箱 光安丸 重油 968噸 9.コ和丸海軍徴傭船外民船 18.04.14:(佐第五船団)富江〜 〜04.16 0530 馬鞍群島附近にて驅逐艦「峯風」が護衛を終了〜 〜西貢 18.05.11:第1次海軍指定船 18.07.10:指定解除
18.07.10:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、呉鎮守府所管、海軍省配属 18.07.10:燃料炭1,221t搭載 18.07.11:門司〜07.12佐世保 18.07.--:兵器及び附属品2,655m3、航空兵器541m3、水上飛行機、機密図書搭載 18.07.--:船橋に七粍七機銃2基、十二糎双眼鏡2個装備 18.07.14:佐世保〜07.15呉 18.07.--:兵器及び附属品2,165m3、航空兵器541m3、水上飛行機、機密図書21個揚陸、 載貨筒2基(20t)、郵便物83個、清水1,050t搭載 18.07.20:呉〜07.20徳山 18.07.--:航空九一揮発油9,500ドラム、二号普通揮発油1,000ドラム、二号石油鉱1,300ドラム、 航空三〇油380ドラム、ディーゼル機械2個、清水250t搭載 18.07.24:徳山〜07.28横須賀 18.07.--:精米2,685m3、各種弾薬2,925m3、自動車527m3、酒保品300m3、特型運貨船8隻、肥料、 燃料炭、機密図書、郵便物、恤兵品及び託送品搭載、輸送指揮官他7名乗船 18.08.03:(第3803甲船団)横須賀〜08.14サイパン 18.08.--:機関整備、運貨筒曳航準備 18.08.14:(第3803甲船団)サイパン〜08.19トラック 18.08.--:大型運貨筒曳航準備、治療品1個、郵便物64個揚陸、輸送指揮官他7名退船 18.08.28:トラック〜09.02ラバウル 18.09.--:載貨筒、航空揮発油、鉱油、石油、普通揮発油、精米、各種弾薬、自動車、酒保品、 特型運貨船、肥料、ディーゼル機関、治療品、機密図書揚陸、便乗者2名退船 木材、無線器具、遺品、燃料炭搭載、便乗者21名及び運航指揮官他7名乗船 18.09.27:(第2274船団)ラバウル〜 〜09.28 1300 特設運送船「拓南丸」が主機故障、船団から分離〜 〜09.29 1200 特設運送船「拓南丸」が船団に復帰〜 〜09.30 0530 主機故障のため「第十二號驅潜艇」と共に船団から分離〜 〜09.30 1200 船団に復帰〜 〜10.02トラック 18.10.--:木材、無線器具、遺品揚陸、遺品16個、燃料炭、清水搭載、 便乗者21名及び運航指揮官他7名退船 18.10.14:(第4014乙船団)トラック〜10.24横浜 18.10.--:無線器具、遺品揚陸、便乗者19名退船 18.10.27:横須賀〜10.29大阪 18.10.30:日立造船株式會社本社造船所にて入渠、船体修理(11.19まで) 18.11.19:大阪〜11.21三池 18.11.--:三池炭各種3,500t、燃料炭1,102t、飲缶水770t搭載 18.11.23:三池〜11.25神戸和田岬 18.11.25:機関故障 18.11.27:神戸和田岬〜11.27大阪 18.11.27:日立造船株式會社本社造船所にて入渠、船体修理(12.23まで) 18.12.23:(第8224船団)大阪〜 〜12.25 1253(N33.25-E135.46)砲撃を受けるが損害なし〜 〜12.26横須賀 18.12.--:弾薬、機雷、電波探信儀、飛行機、特型運貨船、自動車、糧食、戦給品搭載 18.12.31:(第3231船団)横須賀〜01.12トラック 19.01.--:弾薬、機雷、電波探信儀、飛行機、特型運貨船、自動車、糧食、戦給品揚陸、 兵器、被服、捕音機、遺留品搭載 19.02.13:(第4213船団)トラック〜02.27横須賀 19.02.--:兵器、被服、捕音機、遺留品揚陸、 弾薬、被服、船給品、気象兵器、電気材料、自動車搭載 19.03.02:横須賀〜崎戸 19.03.04:海護總機密第042158番電: 海護總機密第230109番電関連 敵機動部隊の不時出現をも考慮し内南洋防備緊急増強輸送の船舶中左記は門司発臺灣経由パラオ行の こととせり 1.3月6日(情況に依り8日)頃門司発A松江丸(メレヨン島行7000噸3月12日10節軍隊1950名車輛 軍需品)Aはんぶるぐ丸(ヤップ島行5000噸9節軍隊2600名車輛軍需品) 2.3月14日頃門司発天龍川丸、辰浦丸、秋川丸、富津丸、長白山丸(何れもB船パラオ行、秋川丸は 七.八節他は十節以上) 3.其の後のもの追て通知す 19.03.11:海上護衛参謀長機密第112056番電: 冨津丸、南洋丸(以上パラオ及ヤツプ行)、天龍川丸、辰浦丸(以上パラオ行)は東松三號船団に加入 せしめらるる予定に付17日中には横浜に到着せしめ置かれ度 右に依り3月14日門司発予定のモタ一一船団のパラオ行は全部取止めとなる予定 19.03.--:呉〜03.17横浜 19.03.20:横浜〜 〜03.24 雷撃を受けるが回避〜 〜03.25 再度雷撃を受けるが回避、機銃、砲発射〜 〜03.31 驅逐艦「玉波」の命によりサイパンに引返す〜 〜04.02サイパン 19.04.--:自動車搭載、便乗者3名退船 19.04.07:サイパン〜04.14パラオ 19.04.--:揮発油、兵器、弾薬、特型運貨船、糧食、戦給品揚陸、便乗者71名退船 19.04.20:パラオ〜04.23ダバオ 19.04.--:揮発油、兵器、弾薬、電気材料、気象兵器、被服、発電機、糧食揚陸、 還納兵器、牛皮革、コプラ炭、郵便物搭載 19.05.09:ダバオ〜05.13マニラ05.28〜06.01楡林 19.06.--:鉄鉱石、タングステン、マングロープ、兵器、弾薬包、自動車、燃料炭搭載、 便乗者229名乗船 19.06.03:楡林〜06.13門司 19.06.--:鉄、其の他揚陸、便乗者退船 19.06.15:門司〜八幡〜若松〜六連〜06.24宇品 19.07.01:宇品〜崎戸〜広畑〜門司〜八幡〜07.27佐世保 19.08.04:佐世保〜鹿児島〜那覇〜08.29大阪 19.08.30:日立造船株式會社本社造船所にて入渠修理(09.23まで) 19.09.24:大阪〜長崎〜崎戸〜佐世保 19.10.10:(モマ05船団)佐世保〜10.10伊万里10.16〜10.21高雄 19.10.23:(モマ05船団)高雄〜10.23枋寮10.23〜10.24サブタン10.25〜10.25ムサ10.26〜 〜10.26 0402頃(N19.30-E120.44)臨時配當船「大彰丸」被雷、のち沈没〜 〜10.26 0655頃(N19.07-E120.42)本船、「大博丸」被雷〜 〜11.01マニラ 19.11.--:部隊貨物、需品、糧食、郵便物、機密図書揚陸 19.11.--:セメント、古鉄、打殻、薬筐搭載、便乗者1,096名乗船 19.11.13:マニラ港南防波堤灯台の153度480mにて待機
19.11.13:沈没 19.12.31:解傭
喪失場所:N.-E. マニラ港南防波堤灯台の153度480m 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
(A型標準船)
砲、七粍七単装機銃2基。
あり。
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