年 月 日:船歴
14.03.07:起工 14.10.27:進水、命名:明陽丸 15.06.24:竣工
15.06.--:新規登録 15.06.24:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:928 15.06.24:玉〜
16.09.12:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(雑用船)、呉鎮守府所管 16.09.20:呉海軍工廠にて艤装工事開始 16.09.20:監督官:海軍大佐 小泉 久雄 16.09.27:艤装工事完了 16.10.15:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(甲) 16.12.06:中間検査 16.12.06:浦賀〜12.08大阪 16.12.10:大阪〜12.11門司12.12〜12.15鎮南浦12.21〜12.24呉 16.12.28:呉〜12.31横須賀01.07〜01.11三池01.12〜01.13徳山01.15〜01.17佐世保 17.01.19:佐世保〜01.25西貢 17.01.29:官房機密第12599号:特設運送船兵装工事の件訓令 部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし 記 1.施行船名及施行場所 船名 種別 施行場所 御嶽山丸 雑用 横須賀海軍工廠 乾洋丸 同 同 明天丸 同 同 武庫丸 同 同 昌平丸 同 呉海軍工廠 辰鳳丸 同 同 明陽丸 同 同 廣コ丸 給兵 佐世保海軍工廠 那智山丸 雑用 同 萬光丸 同 同 辰和丸 同 同 山霧丸 同 同 2.工事要領 左の兵器を装備すると共に之に関連する弾火薬庫、通信装置等を整備するものとし詳細は 工事施行の海軍工廠に於て計画の上実施するものとす 四十口径八糎砲 一門(弾薬50発) 九二式七、七粍機銃 一挺(普通弾薬包3,000箇、曵跟弾薬包1,000箇)(廣コ丸のみ) 軽便防雷具 一組 3.所要兵器 海軍艦政本部長をして直接関係海軍需部長に通牒せしむ 4.試験 (イ)八糎砲は常装薬演習弾一発、七、七粍機銃は普通弾薬包三〇発以内発射を以て装備 発射に代ふ (ロ)防雷具は曳航試験を施行す 5.完成期 時機得次第速に 6.費目 (省略) 17.02.08:西貢〜02.16大阪02.21〜02.24門司 17.02.25:門司〜02.28大連03.03〜03.07呉 17.03.11:呉〜03.14大阪03.22〜03.25門司 17.03.26:門司〜04.01大連04.07〜04.15高雄04.17〜04.19基隆 17.04.20:基隆〜04.29芝浦04.30〜04.30横須賀 17.05.09:軍隊区分:大海機密第435番電:05.10以降当分の間、第二艦隊司令長官の指揮下 (第十一設営隊輸送用) 17.05.19:横須賀〜05.24サイパン 17.05.--:軍隊区分:機密攻略部隊命令第1号:護衛隊 17.05.26:軍隊区分:機密MI攻略部隊護衛隊命令第1号:別動隊 17.05.26:(MI攻略作戦)サイパン〜05.31大鳥島 17.06.02:(MI攻略作戦)大鳥島〜 〜06.05 0910(N26.15-E177.23)反転、微速力にて待命〜 〜06.05 1032 原速力にて大鳥島に向う〜 〜06.08大鳥島 17.06.09:大鳥島〜06.13トラック 17.06.19:軍隊区分:大海機密第855番電:第二艦隊司令長官の指揮を解き、第四艦隊司令長官指揮下 17.06.28:特設運送船「廣コ丸」へ十三粍二聯装機銃1基を移載 17.07.20:第四艦隊配属 17.07.20:トラック〜07.26ガダルカナル07.29〜07.30イサベル〜08.01ラバウル 17.07.28:種別変更:兵備三機密第17号の7の52:特設運送船(乙)に変更予定(変更予定期日:08.20) 17.08.01:第八艦隊配属(SN作戦−佐世保鎮守府第五特別陸戦隊輸送) 17.08.07:ラバウル〜反転08.08 〜左舷後部に2発被雷
17.08.08:沈没 17.08.20:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(乙) 17.08.25:除籍:内令第1581号 17.08.25:解傭
喪失場所:S04.50-E152.40 セントジョージ岬西方20km付近 喪失原因:米潜水艦S-38(SS-143)の雷撃
へいわ丸、あかま丸。
四十口径八糎砲1門、軽便防雷具1組。
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年12月号、昭和15年7月号 雑誌「世界の艦船」海人社 1999年11月号「思い出の日本貨物船その39」 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1997年2月号「日本商船隊の懐古 No.211」山田早苗
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