第二十二號掃海特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
18.05.20:起工、仮称艦名:第495號艦
18.07.05:進水
18.07.05:命名:達第162号:第二十二號掃海特務艇
18.07.05:本籍仮定:内令第1372号:大阪警備府
18.07.05:類別等級制定:内令第1373号:種別:特務艇、類別:掃海特務艇、艇型:第三號型
18.10.20:本籍:内令第2213号:大阪警備府
18.10.20:竣工
18.10.20:内令第2214号:紀伊防備隊所属
18.10.20:戦時編制:大阪警備府部隊紀伊防備隊
18.10.20:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第20号:海面防備部隊
18.10.20:大阪〜10.22入港
18.10.23:特務艇長:海軍中尉 佐伯 雄
18.10.28:出港〜単独訓練〜10.28入港
18.10.29:出港〜単独訓練〜10.29入港
18.10.30:出港〜掃海訓練〜10.30入港
18.11.01:出港〜哨戒、間接護衛〜11.03由良内
18.11.04:由良内〜対潜訓練〜11.04入港
18.11.08:出港〜市江配備〜11.08入港
18.11.10:出港〜第8110船団直衛〜第8112船団直衛〜11.13入港
18.11.12:海防機密第121830番電:各配備艇は第8112船団をK沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.11.17:出港〜第8117船団直衛〜第8119船団直衛〜11.20入港
18.11.17:海防機密第171900番電:各配備艇は第8117船団をK沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.11.19:海防機密第191920番電:各配備艇は第8119甲船団を潮岬沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.11.22:出港〜哨戒、間接護衛〜11.25入港
18.11.29:出港〜掃海訓練〜11.29入港
18.11.30:出港〜哨戒、間接護衛〜11.30入港
18.12.01:出港〜哨戒、間接護衛〜12.03入港
18.12.05:海防機密第051840番電:各配備艇は第8205団を瀬戸埼沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.12.05:出港〜哨戒、間接護衛〜12.06入港
18.12.07:出港〜対潜訓練〜12.07入港
18.12.11:海防機密第111630番電:各配備艇は東航船団を瀬戸埼沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.12.11:出港〜哨戒、間接護衛〜12.14入港
18.12.13:海防機密第131800番電:各配備艇は宮島丸を瀬戸埼沖より新宮沖までリレー式直接護衛
18.12.15:出港〜掃海訓練〜12.15入港
18.12.20:出港〜対潜訓練〜12.20入港
18.12.21:出港〜対潜訓練〜12.21入港
18.12.22:出港〜対潜訓練〜12.22入港
18.12.23:32掃電令作第1号:丁区主として距岸10浬内を掃蕩
18.12.23:出港〜対潜掃蕩〜
18.12.25:32掃機密第250415番電:潮岬の180度以西現場を中心とする20浬圏内を索敵攻撃
〜12.26 1930 第7225船団潮岬を通過、2210 直接護衛中、機械故障、船団を見失う〜
〜12.27 1220 潮岬の260度9浬にて敵潜発見〜
〜12.27 1230 爆雷攻撃中〜
〜12.27 1400 爆雷補給のため田辺に向う〜
〜12.27田辺
18.12.27:爆雷補給
18.12.27:田辺〜
〜12.27 2030 掃蕩再開〜
18.12.28:海防機密第280940番電:掃蕩部隊は第7227船団を梶取埼沖より瀬戸埼沖までリレー式直接護衛
18.12.28:32掃機密第281345番電:I線以西距岸10浬主として商船航路を徹底的索敵攻撃及び船団護衛
〜12.31文里
18.12.31:海防信電令作第62号:潮岬の191度2,800mに急行、索敵攻撃
18.12.31:32掃機密第311135番電:商船航路索敵及び船団護衛(I線以西潮岬10浬圏内)
19.01.07:特務艇長:海軍中尉 吉田 長三郎
19.02.01:軍隊区分:機密大阪警備府作命令作第1号(01.20附):海面防備部隊紀伊水道部隊
19.03.--:出港〜対潜掃蕩〜
〜04.01 1438 海防機密第011438番電(1600以後元の配備に復帰)発令〜
〜04.01入港
19.04.07:出港〜江須埼配備哨戒、間接護衛〜04.10入港
19.04.12:出港〜日ノ御崎にて音源艇〜04.12入港
19.04.13:出港〜江須埼配備哨戒、間接護衛〜04.15入港
19.04.17:出港〜第二回教練射撃〜04.18入港
19.04.19:出港〜一般徴傭船「江原丸」救難作業〜04.19入港
19.04.23:0800 由良内〜
〜04.23 0800 海防電令作第8号(第二十一號掃海特務艇に協力敵潜掃蕩をなせ)発令〜
〜04.23 1045 海防電令作第9号(敵潜掃蕩に関し那智丸艇長の指揮を受くべし)発令〜
〜04.24 1045 潮岬の160度2浬に於て主機械クラッチに故障を生じ応急修理〜
〜04.24 1715 海防機密第241715番電(航行可能ならば由良内に帰投せよ)発令〜
〜04.24 1915 南東の風稍強く視界不良、加えて降雨あり航行困難、微速にて周参見に向う〜
〜周参見
19.04.--:修理
19.04.25:海防信電令第7号:
1.第一護衛法別法第三掃蕩配備となせ
2.本配備中の兵力部署左の通
(ハ)由良内待機 第二十二號掃海特務艇、紀洋丸、第九十七號驅潜特務艇
19.04.--:周参見〜
〜04.26 0800 市江埼180度4浬にて第8425船団「和山丸」雷撃を受け沈没〜
〜04.26 0815 一般徴傭船「和山丸」沈没現場着〜
〜04.26 0850 飛行機からの目標弾により爆雷攻撃6個〜
〜04.26 1100 特設驅潜艇「紀洋丸」に現場を引継ぎ、爆雷補給の為、田辺に向う〜
〜04.26 1525 海防電令第4号(1800以後掃蕩哨戒周参見配備)発令〜
〜田辺
19.04.--:田辺〜
〜04.27 0800 爆雷投下6個〜
〜04.27 0820 爆雷投下6個〜
〜04.27 1220 爆雷投下6個〜
〜04.27 1240 爆雷投下6個〜
〜04.27 1640 海防電令第6号(1800以後周参見配備)発令〜
〜04.28 0520 敵潜出没現場に急行〜
〜04.28 0915 潮岬の180度7浬にて索敵掃蕩を行いつつ所定配備に就く〜
〜04.29 0800 海防機密第290800番電(由良内に回航、補給)発令〜
〜04.29由良内
19.05.--:特務艇長:海軍少尉 市田 茂
19.05.01:由良内〜
〜05.02 1350 市江埼の310度沖5浬に急行〜
〜05.03 1645 海防機密第031645番電(甲哨区瀬戸埼の250度線以南を掃蕩)〜
〜05.03 1720 敵潜発見できず、市江埼250度5浬にて爆雷威嚇投射1個〜
〜05.04 1251 海防機密第041251番電(由良内に回航補給)〜
〜05.04由良内
19.05.05:由良内〜
〜05.05 1159 海防電令作第11号(丁哨区掃蕩)〜
〜05.05 1735 海防機密第051735番電(F線以東H線以西距岸10浬圏内掃蕩)〜
〜05.07 1540 海防機密第071540番電(直接護衛終了後由良内回航、補給整備の上原配備に復帰)〜
〜05.07 1900 由良内
19.05.08:由良内〜
〜05.08 1807 海防機密第081807番電(明日永壽丸を梶取埼市江埼間直接護衛)〜
〜05.10 1138 海防機密第101138番電(掃蕩兼区間護衛、哨区:潮岬)〜
〜05.11 1445 海防機密第111445番電(第三高島丸、第四十八號驅潜艇に協力、潮岬の240度4浬の敵潜攻撃)〜
〜05.11 1826 海防機密第111826番電(第8510乙船団を市江埼梶取埼間直接護衛)〜
〜05.14 1652 海防機密第141652番電(明日第8514船団乙を市江埼梶取埼間直接護衛)〜
〜05.14田辺
19.05.15:田辺〜
〜05.15 1903 海防機密第151903番電(出来得る限り第7514船団を潮岬市江埼間直接護衛、
護衛終了後由良内に回航補給)〜
〜05.16由良内
19.05.20:由良内〜
〜05.20 1708 海防機密第201708番電(第8520船団及洋興丸を瀬戸埼潮岬間直接護衛〜
〜05.21 1805 海防機密第211805番電(第8521船団、室津丸、第7520甲船団を周参見沖瀬戸埼間直接護衛)〜
〜05.22 1730 海防機密第221730番電(第8522船団、靜興丸、泰世丸、第七博鐡丸、太隆丸を
瀬戸埼周参見沖間直接護衛、護衛終了後由良内に回航補給)〜
〜05.23由良内
19.05.26:由良内〜掃海訓練〜05.26由良内
19.05.27:海防機密第271545番電:
1.二十八日市江埼灯台通か船団左の通
西航 せらむ丸 八・五節 一七四〇
東航 船団なし
2.第二百五十一號驅潜特務艇は該船に対し潮岬瀬戸埼間、第二十一號掃海特務艇、
第二十二號掃海特務艇は周参見瀬戸埼間直接護衛に任ぜよ
19.05.28:0800 由良内〜
〜05.28 1030 海防機密第281030番電(甲浦の140度8浬に急行敵潜の掃蕩攻撃)〜
〜05.28 1700 現場着、対潜掃蕩〜
〜05.29 1832 海防機密第291832番電(夜間各艇交互に便宜最寄港に仮泊せよ)〜
〜05.30 0900 室戸埼北東5浬附近陸岸近くに爆発音と共に水煙の上がるのを発見〜
〜05.30 0950 「滋賀丸」遭難現場着〜
〜05.30 1101 海防機密第301101番電(敵潜を攻撃撃滅)〜
〜05.30 1145 室戸埼の26度4.5浬にて飛行機と共同し爆雷攻撃2個〜
〜05.31 1638 海防機密第311638番電(高知丸と交代由良内に回航補給)〜
〜06.01由良内
19.06.03:由良内〜06.05由良内
19.06.07:由良内〜大阪
19.06.07:木津川船渠にて修理工事着手
19.06.25:軍隊区分:機密大阪警備府命令作第9号(06.20附):海面防備部隊
19.06.28:木津川船渠にて修理工事完了
19.06.--:大阪〜06.28由良内
19.07.07:海防機密第071645番電:
3.第二十二號掃海特務艇は〇八〇〇出港乙配備
19.07.08:由良内〜乙哨区哨戒〜07.10由良内
19.07.12:由良内〜掃海訓練〜07.12由良内
19.07.13:海防機密第131600番電:
3.第二十二號掃海特務艇は〇八〇〇出港甲配備
19.07.14:由良内〜潮岬の182度55浬対潜掃蕩〜07.16由良内
19.07.17:海防機密第171430番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港乙配備
19.07.18:由良内〜潜水艦公試警戒艇〜07.20由良内
19.07.21:海防機密第211450番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇由良内発甲配備
19.07.22:由良内〜甲哨区哨戒〜
〜07.23 1425 海防機密第231425番電(田辺に回航、補給待機)〜
〜07.24田辺
19.07.24:海防機密第241430番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇六〇〇基地発乙配備
19.07.25:田辺〜乙哨区哨戒〜07.28由良内
19.07.31:由良内〜掃海訓練〜07.31由良内
19.07.31:海防機密第311600番電:
2.第二十二號掃海特務艇は教練掃海終了後(一五〇〇頃)由良内発乙配備
19.08.01:出港〜掃海訓練〜08.01入港
19.08.01:出港〜甲哨区哨戒〜08.03由良内
19.08.04:由良内〜教練射撃〜08.04由良内
19.08.04:海防機密第041508番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港乙配備
19.08.05:由良内〜乙哨区哨戒〜08.08由良内
19.08.11:海防機密第111536番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港甲配備
19.08.12:由良内〜甲哨区哨戒〜08.14由良内
19.08.13:海防機密第131621番電:
2.第二十二號掃海特務艇は護衛終了後、由良内に帰投、補給待機
19.08.16:由良内〜水測兵器試験〜08.16由良内
19.08.18:由良内〜水測兵器試験〜08.18由良内
19.08.19:由良内〜甲哨区哨戒〜08.20由良内
19.08.21:海防機密第211549番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港甲配備
19.08.21:海防機密第212005番電:
1.第二百五十一號驅潜特務艇は紀洋丸を率い第三海上護衛隊に協力江須埼沖敵潜掃蕩に任ずべし
3.第二十一號掃海特務艇、第二十二號掃海特務艇は明朝現場に急行せよ
19.08.22:由良内〜甲哨区哨戒〜
〜08.23 1538 海防機密第231538番電(23日護衛終了後田辺待機、24日1000基地発甲配備)〜
〜08.25 1522 海防機密第251522番電(26日由良内帰投)〜
〜08.26由良内
19.08.28:海防機密第281531番電:
2.第二十二號掃海特務艇は明朝〇七三〇出港甲配備
19.08.29:由良内〜甲哨区哨戒〜08.31由良内
19.09.02:海防機密第021509番電:
2.第二十二號掃海特務艇は明朝〇七三〇出港乙配備
19.09.03:由良内〜乙哨区哨戒〜
〜09.05 1616 室戸岬の28度9.2浬にて敵潜らしきものを探知し爆雷攻撃6個〜
〜09.05 2346 驅潜特251機密第052321番電(掃蕩区分:佐喜浜より甲浦間距岸10浬圏内)受領〜
〜09.06 0821 0600より沈没点附近を一帯を捜索するも何ら異状なし〜
〜09.06由良内
19.09.07:海防機密第071548番電:
2.第二十二號掃海特務艇は明朝〇七三〇出港甲配備
19.09.08:由良内〜甲哨区哨戒〜
〜09.08 1533 海防機密第081533番電(敵情を得ざれば日没迄に固有哨区に復帰)〜
〜09.09 1536 海防機密第091536番電(護衛終了後帰投)〜
〜09.10由良内
19.09.12:海防機密第121618番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港甲配備
19.09.13:由良内〜甲哨区哨戒〜
〜09.14 1532 海防機密第150910番電(護衛終了後帰投)〜
〜09.15 0910 海防機密第150910番電(第三護衛隊に協力し市江埼潮岬区間を掃蕩、補足撃滅せよ)〜
〜09.15 1255 爆雷3個投射〜
〜09.15 1900 海防機密第151900番電(敵情に変化なければ16日0600現場発、由良内に回航)〜
〜09.15 2110 海防機密第152110番電(掃蕩を止め最寄港に待機、16日朝船団護衛に任じ1200迄に
由良内に帰投)〜
〜09.16由良内
19.09.18:由良内〜神戸にて煙幕遮蔽実験〜
〜09.20 1529 海防機密第201529番電(第8920船団、第7918船団を瀬戸埼潮岬間直接護衛、
護衛終了後田辺に待機)〜
〜09.21 1600 海防機密第211600番電(第二十一號掃海特務艇と交代後由良内に帰投)〜
〜09.22 1616 室戸の28度9.2浬にて敵潜探知、爆雷攻撃6個〜
〜09.22由良内
19.09.24:海防機密第241551番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港甲配備
19.09.25:由良内〜
〜09.25 1638 海防機密第251638番電(26日東航第二鳥海丸、第7922船団護衛終了後田辺待機)〜
〜09.26田辺
19.09.27:海防機密第271644番電:
2.第二十二號掃海特務艇は船団護衛終了後、由良内に帰投せよ
19.09.28:田辺〜甲哨区哨戒〜09.28由良内
19.09.29:海防機密第291634番電:
2.第二十二號掃海特務艇は〇七三〇出港、第九十七號驅潜特務艇と交代乙配備
19.09.30:由良内〜乙哨区哨戒〜10.03由良内
19.10.03:海防機密第032120番電:
1.二〇一五敵潜らしきもの瀬戸埼の二七〇度三・五浬敵針二八〇度速力三節
3.第二百五十一號驅潜特務艇及第二十二號掃海特務艇は準備出来次第由良内発現場に急行すべし
19.10.03:由良内〜
〜10.04 1528 海防機密第041528番電(那智丸艦長の区処に依り今夜甲哨区の掃蕩を続行)〜
〜10.05由良内
19.10.08:由良内〜救難〜10.08由良内
19.10.09:海防機密第091553番電:
2.〇八〇〇出港、第二十一號掃海特務艇と交代乙配備
19.10.10:由良内〜
〜10.13 1608 海防機密第131608番電(0800哨区発帰投)〜
〜10.14由良内
19.10.12:軍隊区分:大阪警備府信電令第83号:作戦に関し第三海上護衛隊司令官の指揮下
19.10.15:修理(10.22まで)
19.10.23:由良内〜10.23串本
19.11.24:勝浦船渠にて修理工事(11.27まで)
20.02.01:軍隊区分:機密大阪警備府命令作第2号(01.20附):海面防備部隊
20.02.25:三木埼沖にて対潜戦闘:爆雷12個投下
20.02.27:特務艇長:海軍少尉 川野 寅雄
20.04.15:軍隊区分:機密横須賀鎮守府電令作第93号:紀州部隊
20.04.19:112驅潜隊司令発電1230:第二鮮友丸を率い現場着
掃蕩区分:市江埼の5浬圏内:第二十一號掃海特務艇、第百八十二號驅潜特務艇
同10浬圏内225度以東:第二鮮友丸、第九日東丸
同10浬圏内225度以西:第二十二號掃海特務艇
右圏外:第四十四號驅潜艇
〜04.19 1000 第8418船団遭難現場着〜
20.04.30:軍隊区分:大阪警備府信電令作第6号:作戦に関する第三海上護衛隊司令官の指揮を解く
20.05.01:海防機密第010957番電:左記により敵潜を掃蕩撃滅すべし
1.指揮官:機雷長(第九十八號驅潜特務艇)
2.配備:
1200迄各艇江須埼250度2浬を中心とする5浬圏内
1200以後江須埼潮岬間:第二十一號掃海特務艇、第二十二號掃海特務艇、第二鮮友丸、
江須埼市江埼間:早鞆丸、榊丸、第九十八號、第二百四十一號驅潜特務艇
何れも距岸10浬以内を編隊掃蕩
20.05.01:周参見〜対潜掃蕩〜
〜05.01 1732 海防機密第011732番電(掃蕩を止め串本待機)〜
〜05.01串本
20.05.02:串本〜
〜05.02 対潜掃蕩〜
〜05.06串本
20.05.03:阪警信電令作第9号:
1.第二鮮友丸、第三鮮友丸、第二十一號掃海特務艇、第二十二號掃海特務艇の作戦基地を
当分の間大島港(串本)指定
20.05.--:串本〜乙哨区哨戒〜
〜05.13 1230 大島港にてB-24 1機と交戦:八糎砲2発、機銃30発発射〜
〜05.18 1650 海防機密第181650番電(第8515船団護衛終了後串本待機)〜
〜05.19 2030 海防機密第192030番電(今夜入港後串空司令の指示を受け明朝独潜の誘導)〜
〜見老津湾
20.05.20:海防機密第201508番電:
二十一日西航第十近油丸4.5節一三〇〇賀田湾発一九〇〇勝浦仮泊(早鞆丸、掃特二二)
20.05.20:海防機密第201730番電:
2.早鞆丸は明日〇七〇〇頃より第五十號海防艦を田辺に曳航すべし(護衛艦掃特二一、二二)
20.05.21:見老津湾〜
〜05.21 1720 独潜と会合出来ず〜
〜05.21串本
20.05.21:海防機密第212103番電:
第十近油丸明朝〇三〇〇賀田湾発一二〇〇串本仮泊に行動を変更
20.05.24:海防機密第241831番電:
1.二十五日第八五二二船団長興丸、花月丸〇四〇〇串本発六節(早鞆丸、掃特二二、掃特二一、
第二鮮友丸)
2.西航日東丸、第五C海丸〇三〇〇尾鷲発六.五節二〇〇〇由良内仮泊(早鞆丸、掃特二二、
掃特二一、第二鮮友丸は市江埼まで)
3.護衛終了後、早鞆丸、第二十二號掃海特務艇帰投、第二鮮友丸周参見、第二十一號掃海特務艇
勝浦待機、第三高島丸〇七〇〇出港甲配備
20.05.--:串本〜05.25由良内
20.06.01:戦時編制:大阪警備府部隊第六特攻戦隊紀伊防備隊
20.06.03:海防機密第031623番電:
3.第二十二號掃海特務艇一二〇〇出港、甲
20.06.04:由良内〜甲配備〜
〜06.04 1637 海防機密第041637番電(05日西航花月丸、第十近油丸を護衛終了後、田辺待機)〜
〜06.05由良内
20.06.07:由良内〜乙配備〜
〜06.09 1900 海防機密第091900番電(10日最寄港待機)〜
〜06.15 1544 海防機密第151544番電(16日1800以後、串本待機)〜
〜06.17 1732 海防機密第171732番電(18日西航第三南興丸0300尾鷲発1800串本仮泊護衛、護衛終了
後最寄港待機)〜
〜06.17由良内
20.06.19:由良内〜06.19由良内
20.06.21:由良内〜
〜06.21 1619 海防機密第211619番電(22日東航長興丸0200田辺発0830串本仮泊護衛、護衛終了
後最寄港待機)〜
〜06.22 1425 海防機密第221425番電(護衛を中止し敵潜掃蕩:発動点周参見の18度10浬)〜
〜06.27 1720 海防機密第271720番電(28日西航辰藤丸、長興丸1830新宮2000勝浦仮泊護衛)〜
〜06.27 2030 海防機密第272030番電(信洋丸、28日1400由良内発2100串本29日0200発0800尾鷲護衛
護衛終了後勝浦待機)〜
〜06.28 ---- 海防機密第28----番電(辰藤丸、長興丸29日1600勝浦発1830串本仮泊、30日串本発
0800田辺仮泊1430田辺発1830由良内仮泊護衛、護衛終了後由良内帰投〜
〜由良内
20.08.15:残存
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第5号:掃海艦、大阪地方復員局所管
20.12.01:内令第7号:大阪地方復員局掃海部大阪支部所属
20.12.20:内令第12号:「掃特第二十二號」と呼称
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.05.10:内令第66号:大湊地方復員局掃海部大湊支部所属
21.06.15:複二第5号:大湊掃海部所属
21.09.01:復二第210号:特別輸送艦、大阪地方復員局所管
21.09.05:復二第230号:特別保管艦に指定(09.01付)、大阪地方復員局所管
21.09.25:復二第276号:横須賀地方復員局所管に変更
21.10.08:艦長:復員事務官 飯田 嘉郎(兼務)
22.06.28:艦長:復員事務官 伊藤 治義
22.09.03:艦長:復員事務官 出口 克巳
22.10.03:除籍:復二第751号
同型艇
第一號、第二號、第三號、第四號、第五號、第六號、第七號、第八號、第九號、第十號、
第十一號、第十二號、第十三號、第十四號、第十五號、第十六號、第十七號、第十八號、
第十九號、第二十號、第二十一號。
兵装
五年式短八糎高角砲1門、九二式七粍七単装機銃1基、爆雷12個、
対艦式掃海具2組、吊下式水中聴音機1基。
写真資料
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2832)
呉市海事歴史科学館、資料番号:PG066452、PG066521、PG068857
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