第二十號掃海特務艇

第二十號掃海特務艇の艦歴

 年 月 日：艦歴

 18.02.05：起工、仮称艦名：第493號艦
 18.04.05：命名：達第71号：第二十號掃海特務艇
 18.04.05：類別等級制定：内令第665号：種別：特務艇、類別：掃海特務艇、艇型：第三號型 
 18.04.05：本籍仮定：内令第163号：舞鶴鎮守府
 18.04.27：進水
 18.07.10：艤装員長：海軍少尉　藤田　廣
 18.07.28：本籍：内令第1540号：舞鶴鎮守府、舞鶴防備隊所属
 18.07.28：竣工

 18.07.28：戦時編制：舞鶴鎮守府部隊舞鶴防備隊
 18.07.28：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第55号(08.01)：海面防備部隊
 18.07.28：特務艇長：海軍少尉　藤田　廣
 18.07.28：大阪～舞鶴
 18.08.12：舞鶴～哨戒～08.15舞鶴
 18.08.19：舞鶴～哨戒～08.20舞鶴
 18.08.24：舞鶴～08.25七尾
 18.08.24：海防信電令作第26号：08.26以後、弾埼以西猿山岬付近に至る海面にて対潜警戒
 18.09.01：内令第1833号：舞鶴防備隊所属
 18.09.01：七尾～
 　　　　　～09.03 禄剛埼沖にて雷撃を受けるが被害なし、対潜戦闘：爆雷攻撃５個～
 　　　　　～09.04七尾
 18.09.04：爆雷、糧食搭載
 18.09.05：海防信電令作第29号：掃蕩中止
 18.09.05：七尾～哨戒～09.11舞鶴
 18.09.07：海防信電令作第30号：09.10哨区引継後、09.12朝までに舞鶴回航
 18.09.12：特務艇長：海軍少尉　上田　政次郎
 18.09.13：舞鶴～訓練～09.13舞鶴
 18.09.15：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第57号：海面防備部隊
 18.09.16：舞鶴～哨戒～09.18（七尾?）
 18.09.23：（七尾?）～哨戒～09.25（七尾?）
 18.09.28：（七尾?）～哨戒～10.01（七尾?）
 18.10.05：（七尾?）～哨戒～10.08（七尾?）
 18.10.19：機械修理（10.22まで）
 18.10.23：対潜掃蕩
 18.10.23：（七尾?）～哨戒～10.27舞鶴
 18.11.15：特務艇長：海軍少尉　安田　富太郎
 18.11.20：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第66号：海面防備部隊
 18.11.20：舞鶴～哨戒～11.23舞鶴
 18.11.28：舞鶴～哨戒～12.01舞鶴
 18.12.04：舞鶴～哨戒～12.07舞鶴
 18.12.08：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第68号：海面防備部隊
 18.12.13：舞鶴～哨戒～12.16舞鶴
 18.12.22：舞鶴～哨戒～12.25舞鶴
 18.12.28：舞鶴～対潜訓練に向うが天候不良につき参加取止め～12.28舞鶴
 18.12.31：舞鶴～哨戒～12.31舞鶴
 19.01.01：舞鶴～哨戒～01.03舞鶴
 19.01.04：舞鶴～訓練～01.04宮津湾
 19.01.05：宮津湾～訓練～01.05宮津湾
 19.01.06：宮津湾～訓練～01.06舞鶴
 19.01.11：舞鶴～訓練～01.11宮津湾
 19.01.12：宮津湾～捜索聴音～哨戒～01.15舞鶴
 19.01.18：舞鶴～訓練～01.18宮津湾
 19.01.19：宮津湾～訓練～01.19宮津湾
 19.01.20：宮津湾～訓練～01.20舞鶴
 19.01.24：舞鶴～訓練～01.27舞鶴
 19.02.01：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第77号：海面防備部隊
 19.02.01：舞鶴～訓練～02.01宮津湾
 19.02.02：宮津湾～訓練～02.02宮津湾
 19.02.03：宮津湾～訓練～02.03舞鶴
 19.02.08：舞鶴～哨戒～02.10訓練～02.10哨戒～02.11舞鶴
 19.02.15：舞鶴～02.15敦賀02.16～02.17七尾
 19.02.24：七尾～哨戒～02.28七尾
 19.03.03：七尾～哨戒～03.05七尾03.06～03.06東岩瀬
 19.03.07：東岩瀬～「第十九號掃海特務艇」の探信儀公試目標艇～03.07東岩瀬
 19.03.08：入渠修理
 19.03.15：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第81号：海面防備部隊
 19.03.15：特務艇長：海軍中尉　安田　富太郎
 19.03.21：出渠
 19.03.21：東岩瀬～聴音機公試及び自差修正～03.21東岩瀬
 19.03.22：東岩瀬～03.22七尾03.23～03.24舞鶴
 19.03.31：舞鶴～第二回航空機通信訓練～哨戒～03.31舞鶴
 19.04.05：舞鶴～訓練～04.05富津
 19.04.06：富津～訓練～04.06舞鶴
 19.04.10：舞鶴～哨戒～04.13舞鶴
 19.04.16：舞鶴～公試運転～04.16舞鶴
 19.04.17：舞鶴～訓練～04.17舞鶴
 19.04.22：舞鶴～哨戒～
 　　　　　～04.23 一般徴傭船「大天丸」護衛～
 　　　　　～哨戒～
 　　　　　～04.25舞鶴
 19.05.01：舞鶴～哨戒～05.04舞鶴
 19.05.10：舞鶴～哨戒～05.13舞鶴
 19.05.22：舞鶴～哨戒～05.25舞鶴
 19.05.26：舞鶴～対潜訓練～05.26舞鶴
 19.05.28：舞鶴～探知訓練～05.28舞鶴
 19.05.30：舞鶴～対潜訓練～05.30舞鶴
 19.06.01：舞鶴～対潜訓練～06.01小浜
 19.06.02：小浜～対潜訓練～06.02富津湾
 19.06.03：富津湾～対潜掃海訓練～06.03舞鶴
 19.06.12：舞鶴～哨戒～06.15舞鶴
 19.06.16：舞鶴～対潜訓練～06.16伊根
 19.06.17：伊根～対潜訓練～06.17舞鶴
 19.06.23：舞鶴～訓練～06.23舞鶴
 19.06.30：舞鶴～哨戒～06.30舞鶴
 19.07.--：軍隊区分：第一部隊
 19.07.04：舞鶴海面防備部隊電令作第28号：
 　　　　　４．第二十號掃海特務艇は速に七尾に進出せよ
 19.07.04：舞鶴～07.05七尾07.06～07.06東岩瀬
 19.07.05：舞海防機密第050856番電：07.06 1500迄に東岩瀬に入港、第二十一號海防艦公試目標艇
 19.07.07：東岩瀬～「第二十一號海防艦」公試～07.07東岩瀬
 19.07.09：軍隊区分：海護總電令作第213号：鎮海警備府海上護衛部隊
 19.07.10：東岩瀬～「第二十一號海防艦」公試～07.11舞鶴
 19.07.10：鎮海警備府電令作第87号：
 　　　　　　第十九號掃海特務艇及び第二十號掃海特務艇は準備出来次第成るべく速に鎮海に回航すべし
 　　　　　　鎮海着以後大青島部隊指揮官の指揮下に入らしむる予定
 19.07.10：舞鶴警備府電令作第50号：
 　　　　　　海護總電令作第213号に関連舞鶴海面防備部隊指揮官は第十九號掃海特務艇及び第二十號掃海特務艇を
 　　　　　　鎮海に派遣すべし
 19.07.10：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第96号(07.15)：海面防備部隊より除く
 19.07.14：舞鶴～07.17鎮海

 19.07.17：軍隊区分：鎮海警備府電令作第89号：大青島海面防備部隊
 19.07.25：軍隊区分：機密鎮海警備府命令第19号：第三十一部隊
 19.08.--：～08.05海州
 19.08.08：海州～08.18海州
 19.08.20：海州～08.29海州
 19.10.02：哨区～10.02海洲
 19.10.04：海洲～10.04哨区10.05～10.05大東湾
 19.10.05：航路指示（10.08まで）
 19.10.09：大東湾～10.09哨区10.10～10.10海洲
 19.10.11：機械分解手入（10.18まで）
 19.10.19：補給整備
 19.10.20：海洲～10.20哨区10.21～10.21大東湾
 19.10.22：航路指示（10.22まで）
 19.10.25：大東湾～10.25哨区10.26～10.26海洲
 19.10.27：補給整備
 19.10.28：海洲～10.28哨区10.29～10.29大東湾

 20.03.19：0945 陸島北東に座礁した「第三十二播州丸」救難作業
 20.04.28：大東湾～
 20.07.30：舞鶴海軍工廠岸壁繋留中空襲を受け至近弾の破片により小破

 20.08.15：残存
 20.11.30：除籍：第301730番電

 20.12.01：入籍：内令第6号：特別輸送艦、佐世保地方復員局所管
 20.12.20：内令第12号：「掃特第二十號」と呼称
 21.03.25：内令第44号：舞鶴地方復員局所管に変更
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）
 21.09.05：復二第230号：特別保管艦に指定（07.27付）、舞鶴地方復員局所管
 21.10.08：艦長：復員事務官　今西　三郎（兼務）
 22.09.05：艦長：復員事務官　筆前　亨

 22.10.01：除籍：復二第712号

同型艇

 第一號、第二號、第三號、第四號、第五號、第六號、第七號、第八號、第九號、第十號、
 第十一號、第十二號、第十三號、第十四號、第十五號、第十六號、第十七號、第十八號、
 第十九號、第二十一號、第二十二號。

兵装

 五年式短八糎高角砲１門、九二式七粍七単装機銃１基、爆雷12個、
 対艦式掃海具２組、吊下式水中聴音機１基。

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年 2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.132)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2017年12月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.132)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.50「掃海艇・輸送艦」(P.40-41)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集　日本の小艦艇（続）」(P.24)
 「海軍 第十一巻　小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集員会(P.158)
 「写真日本海軍全艦艇史」 ㈱ベストセラーズ H06.12 福井静夫 (2830)
 呉市海事歴史科学館、資料番号：PG068773

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