第三大源丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
M41.07.27:進水、命名:Georgia
M41.09.--:竣工
M41.--.--:新規登録:信号符字:HJNP、
所有者:Unione Austriaca di Navigazione (Soc. Anon.)、船籍港:Trieste、
登録総噸数:5,380、登録純噸数:3,538、
登録長:400.0呎、登録幅:52.0呎、登録深:18.9呎
M41.09.17:登録検査、船級:LR ✠100A1
T02.--.--:Triesteにて第一次第一種定期検査
T05.04.--:Speziaにて第一次第三種定期検査
--.--.--:第一次世界大戦中Cartagenaで係船
T08.--.--:変更登録:船舶番号:478、
所有者:Unione di Navigazione Soc. Anon.
T08.--.--:変更登録:所有者:Cosulich Soc. Triestina di Navigazione
T12.--.--:Triesteにて第二次第一種定期検査
T13.--.--:変更登録:改名:Georgia C.、船舶番号:62、信号符字:NREV
T15.07.19:無線電信取扱所設置:逓信省告示第1456号(07.20附):
名称:八州丸無線電信取扱所
位置:北州汽船株式會社所属汽船八州丸
定繋港:~戸
T15.07.19:無線局名:逓信省告示第1457号(07.20附):局名:八州丸、呼出符号:JHJB
T15.07.--:新規登録:事由:外国船購入
改名:八州丸、船舶番号:31734、
所有者:北州汽船株式會社、船籍港:兵庫縣加古郡高砂町、
登録総噸数:5,069、登録純噸数:3,855、
登録長:400.0呎、登録幅:51.7呎、登録深:30.0呎
T15.07.--:神戸にて第二次第三種定期検査
T15.09.01:信号符字點付:逓信省告示第1677号:TDRM
02.01.11:訂正登録:登録総噸数:5,255、登録純噸数:4,042
02.03.30:変更登録:船籍港:~戸市
04.11.09:変更登録:船籍港:京都府與謝郡府中村
04.11.15:変更登録:所有者:名村汽船合資會社
04.12.03:傭船者:太洋海運株式會社に変更
05.--.--:神戸にて第三次第一種定期検査
05.04.12:変更登録:改名:第三大源丸
07.12.01:信号符字変更:逓信省告示第2295号(12.15附):JHJB
09.--.--:神戸にて第三次第二種定期検査
11.02.04:夜 名古屋港内にて「~州丸」の船首に衝突
11.02.14:傭船成約:傭船者:陸軍省、受渡時期:2月下旬乃至3月初旬、期間:大連一航
11.02.22:徴傭:陸軍
11.--.--:関東軍隷下諸部隊入除隊兵輸送
11.03.10:解傭
12.03.23:神戸にて第三次第三種定期検査
14.06.09:中間検査
16.03.22:第四次第一種定期検査
16.05.15:徴傭:陸軍
16.05.15:宇品〜05.20黄埔06.01〜06.03虎門〜海口06.30〜07.01黄埔07.08〜07.09唐家07.13〜
〜07.13黄埔07.21〜07.29西貢08.10〜08.20福州08.21〜08.26汕頭09.01〜
〜09.04福州09.07〜09.11高雄09.17〜09.23黄埔09.30〜10.02壼盧島10.11〜10.14高雄
16.10.17:高雄〜10.24海防11.21〜11.29西貢12.01〜12.05聖雀12.06〜12.21三亞12.21〜12.23高雄〜馬公
16.12.29:軍隊区分:機密馬來部隊第二護衛隊命令第1号:第一輸送船隊第一分隊(船番号:9)
16.12.31:(第一輸送船隊第三分隊)馬公〜
〜01.02 1600 間接護衛中の巡洋艦「摩耶」及び第六驅逐隊第一小隊が護衛を止め馬公に向かう〜
〜01.03 1150 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が合同〜
〜01.03 1200 第八驅逐隊第一小隊(大潮、朝潮)が護衛を止め分離〜
〜01.03 1530(N15.01-E112.18)陸軍徴傭船「明光丸」が焼夷弾の自然発火により爆発〜
〜01.03 1843 陸軍徴傭船「明光丸」沈没〜
〜01.03 1700 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.05 0700 運送艦「襟裳」が合同〜
〜01.06 0000 驅逐艦「吹雪」と特設敷設艦「辰宮丸」が船団から分離〜
〜01.06 0530 第一分隊「せれべす丸」を第六分隊に編入〜
〜01.06 1200 第八驅逐隊第二小隊(満潮、荒潮)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1300 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1500 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.06 2215 運送艦「襟裳」が分離〜
〜01.06 1231 巡洋艦「名取」が潜望鏡らしきものを認め脅威投射〜
〜01.07 1200 驅逐艦「吹雪」及び第三嚮導隊が分離〜
〜01.08 2100 シンゴラ錨地
17.01.08:第二十五軍揚陸
17.01.20:シンゴラ〜02.04高雄
17.01.27:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第1号:第十六軍第三次輸送
17.02.05:(第三次回航船団)高雄〜
〜02.09 駆逐艦「長月」、同「水無月」が護衛に就く〜
〜02.10カムラン湾
17.02.--:カムラン湾〜02.19海防02.21〜02.23海口02.24〜02.26九龍02.27〜
〜03.07黄埔〜04.08蘭貢04.13〜04.17昭南
17.04.19:昭南〜04.20パレンバン05.06〜05.12メダン05.15〜05.17昭南
17.05.18:昭南〜05.22バタビヤ05.30〜06.05ダバオ06.10〜06.17西貢
17.06.24:西貢〜06.29昭南
17.07.01:昭南〜07.04西貢07.05〜07.16高雄〜馬公
17.07.19:馬公集合地管理官機密第32番電:
1.第二三六船団十九隻19日1500発
ぜのあ丸 JSLD(第七統制官乗船)ボーキサイト
生駒丸 JCAD 索具、皮
高砂丸 JHEP 塩、ガソリン
あらびあ丸 JEGD 患者483名
滿洲丸 JKLD 塩
國島丸
五十鈴丸 JPEN 塩、皮
海丸 JEOD 米
梅川丸 JGYN 屑鉄
紀洋丸 JWXJ 塩、重油
西山丸 JNZD 鉱石
第三大源丸 JHJC 部隊
第七萬榮丸 JOOD 米
滿光丸 JHZA パイン缶詰
以上門司行
日張丸 JNFO 米
まどらす丸 JILD 鉱石
以上横浜行
乾山丸 JQBM 砂糖
大阪行
しかご丸 JCCD 患者200名
宇品行
(以下不明)
17.07.19:(第236船団)馬公〜
〜07.21 0850 佐鎮機密第32番電(第二三六船団(18隻でりい丸護衛)北上)〜
〜07.24六連
17.07.--:六連〜07.27宇品
17.09.07:中間検査
17.12.10:若松〜12.15釜山12.15〜12.29ラバウル12.30〜01.03高雄
18.02.14:高雄〜02.24九龍02.27〜02.29黄埔03.01〜03.02九龍03.03〜03.07聖雀03.09〜03.20昭南
18.03.24:昭南〜03.26パレンバン03.28〜03.30バタビヤ
18.03.31:バタビヤ〜04.02スラバヤ04.06〜04.14パラオ
18.05.11:パラオ〜05.24昭南
18.08.10:昭南〜08.12パレンバン08.15〜08.17昭南
18.08.22:昭南〜08.24パレンバン08.25〜08.28昭南
18.09.19:昭南〜09.22ジャカルタ10.12〜10.17バリクパパン
18.10.18:(第2609船団)バリクパパン〜
〜10.21 1000 メナド行陸軍徴傭船「乾山丸」、「大丸」、「第四十一號驅潜特務艇」が船団より分離〜
〜10.21 1100頃 陸軍徴傭船「富國丸」機械故障により落伍、驅逐艦「若竹」が警戒〜
〜10.21 1230 陸軍徴傭船「富國丸」、驅逐艦「若竹」船団復帰〜
〜10.22 0830 特設運送船「千光丸」が船団より分離〜
〜10.22 夕刻 陸軍徴傭船「マカツサ丸」機械故障により10分停止、「第四號驅潜艇」が警戒〜
〜10.25パラオ
18.11.02:パラオ〜11.10ラバウル11.19〜11.26パラオ
18.12.01:名村汽船合資會社は江口汽船株式會社と合併し名村汽船株式會社を設立
18.11.30:パラオ〜12.11門司
19.01.27:宇品〜02.15パラオ
19.02.23:(第20次ウエワク輸送)パラオ〜
19.02.26:沈没
19.02.26:解傭
喪失場所:S01.03-E139.00 サルミ北方100km附近
喪失原因:米潜水艦Gato(SS-212)の雷撃
同型船
なし。
兵装
野砲、機銃2基。
写真資料
「50年の航跡」 S42.08 太洋海運株式会社(P.134)
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual"(P.239)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #: NH 77723
小樽市博物館所蔵(131-6)
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-009827-009838-0232-P
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