ぜのあ丸の船歴

 年 月 日:船歴

T08.01.11:起工、註文者:帝國汽船株式會社 T08.06.05:進水、命名:諏訪山丸 T08.06.26:竣工
T08.07.--:新規登録:船名:ぜのあ丸、           所有者:日本郵船株式會社、船籍港:東京市、           登録総噸数:6,791、登録純噸数:5,001 T08.06.23:登録検査、船級:LR ✠100A1 T08.07.28:訂正登録:登録純噸数:4,999 T12.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査 T10.02.10:変更登録:登録総噸数:6,784、登録純噸数:4,896 T15.--.--:孟買線に就航 T15.--.--:甲谷陀線に就航 T15.--.--:孟買線に臨時就航 02.--.--:孟買線に就航 02.--.--:神戸にて第一次第二種定期検査 02.--.--:変更登録:登録純噸数:4,894(註:官報廣告掲載漏れ?) 03.--.--:孟買線に就航中 03.--.--:甲谷陀線に就航 04.--.--:甲谷陀線に就航中 05.07.--:横浜にて第一次第三種定期検査 05.--.--:甲谷陀線に就航中 06.--.--:甲谷陀線に就航中 06.--.--:孟買線に就航 07.--.--:孟買線に就航中 07.--.--:甲谷陀線に就航 08.--.--:孟買線に臨時就航 08.--.--:甲谷陀線に就航中 09.--.--:孟買線に臨時就航 10.08.23:神戸にて第二次第一種定期検査
12.09.06:徴傭:陸軍 13.12.03:中間検査 15.01.05:解傭
15.02.06:第二次第二種定期検査 15.05.12:横浜〜マドラス 15.09.20:神戸〜マドラス 16.04.15:中間検査
16.07.21:徴傭:陸軍 16.11.05:宇品〜11.07大連 16.11.08:大連〜11.08壼盧島〜高雄〜馬公 16.12.03:輸送船隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第二輸送船隊第五分隊(船番号:2) 16.12.18:(第二輸送船隊)馬公〜      〜12.19 0530 第一護衛隊に合同〜      〜12.20 0540 第三護衛隊が合同〜      〜12.22リンガエン湾 16.12.22:部隊揚陸 16.12.27:リンガエン〜01.07宇品 17.01.16:輸送船隊区分:機密護衛部隊命令第1号:護衛部隊第一輸送船隊第二分隊(船番号:9) 17.01.18(19):部隊乗船 17.01.--:宇品〜01.21六連沖 17.01.21:(第二師団第三次船団)六連沖〜01.26馬公01.29〜01.29高雄 17.01.27:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第1号:第十六軍第三次輸送 17.02.05:(第三次回航船団)高雄〜      〜02.09 駆逐艦「長月」、同「水無月」が護衛に就く〜      〜02.10カムラン湾 17.02.01:輸送船隊区分:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第2号:第三嚮導隊第三船隊第三分隊(船番号:6) 17.02.18:(西部ジャワ攻略作戦:第三船隊第三分隊)カムラン湾〜      〜02.20 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が燃料補給の為分離〜      〜02.21 0800 巡洋艦「由良」、第十一驅逐隊、第十二驅逐隊、第一掃海隊が合同〜      〜02.21 1000 驅逐艦「皐月」、同「長月」、同「朝風」が燃料補給の為分離〜      〜02.21 1700 水雷艇千鳥」が合同〜      〜02.21 2100 運送艦鶴見」が合同〜      〜02.21 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が合同〜      〜02.22 1200 ス作戦、ヤ作戦の上陸開始期日を1日延期〜      〜02.22 1400 第三護衛隊はアナンバス南東海面にて1日行程反転〜      〜02.23 1400 再度反転、南下開始〜      〜02.25 0920 驅逐艦「吹雪」、同「春風」が列に入る〜      〜02.26 1900 驅逐艦「水無月」、「第五號掃海艇」が列を解き第三嚮導隊に合同〜      〜02.27 0500 第三嚮導隊が分離〜      〜02.27 1030(S04.25-E106.40)輸送船隊反転〜      〜02.27 1048 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊は敵方に進出攻撃に向かう〜      〜02.27 1515 上陸日を更に1日繰り下げられる〜      〜02.28 0120 驅逐艦「松風」が分離〜      〜02.28 0415 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊が合同〜      〜02.28 2020 第二嚮導隊が分離〜      〜02.28 2100 泊地進入〜      〜02.28 2300 驅逐艦「春風」が蘭監視艇を発見、驅逐艦「初雪」と協力、砲撃破壊、擱坐させる〜      〜02.28 2315 バンタム湾入泊 17.03.01:0030 上陸成功 17.03.03:バンタム湾〜03.03メラク泊地 17.03.--:メラク泊地〜バンタム湾 17.03.07:バンタム湾〜      〜03.-- ---- カリマタ海峡北口附近にて驅逐艦「水無月」の護衛が終了〜      〜03.11昭南 17.03.20:昭南〜03.25バタビヤ03.26〜03.29蘭貢03.30〜04.05昭南 17.04.06:昭南〜04.10西貢〜広東〜香港05.31〜06.01上海 17.06.01:上海〜高雄 17.06.05:高雄〜06.08マニラ 17.06.09:マニラ〜06.14西貢06.16〜06.19昭南 17.06.23:昭南〜06.26パレンバン06.27〜06.29昭南 17.07.07:昭南〜07.10聖雀07.10〜07.15高雄 17.07.19:高雄〜馬公 17.07.19:馬公集合地管理官機密第32番電:      1.第二三六船団十九隻19日1500発        ぜのあ丸  JSLD(第七統制官乗船)ボーキサイト        生駒丸   JCAD 索具、皮        高砂丸   JHEP 塩、ガソリン        あらびあ丸 JEGD 患者483名        滿洲丸   JKLD 塩        國島丸        五十鈴丸  JPEN 塩、皮        海丸   JEOD 米        梅川丸   JGYN 屑鉄        紀洋丸   JWXJ 塩、重油        西山丸   JNZD 鉱石        第三大源丸 JHJC 部隊        第七萬榮丸 JOOD 米        滿光丸   JHZA パイン缶詰         以上門司行        日張丸   JNFO 米        まどらす丸 JILD 鉱石         以上横浜行        乾山丸   JQBM 砂糖         大阪行        かご丸  JCCD 患者200名         宇品行      (以下不明) 17.07.19:(第236船団)馬公〜      〜07.21 0850 佐鎮機密第32番電(第二三六船団(18隻でりい丸護衛)北上)〜      〜07.24門司 17.09.15:宇品〜09.26黄埔09.28〜10.11パレンバン10.15〜10.18昭南 17.11.07:昭南〜11.20香港 17.11.29:香港〜12.09パラオ 17.12.13:パラオ〜12.20ラバウル 17.12.30:ラバウル〜01.05パラオ 18.02.18:パラオ〜02.23セブ03.04〜03.08マニラ 18.03.10:マニラ〜03.17昭南 18.03.30:昭南〜04.02聖雀04.05〜04.12高雄 18.04.16:高雄〜04.22佐伯 18.06.02:(オ204船団)佐伯〜      〜06.05 0930(N24.30-E134.00)「慶山丸」が船団より分離〜      〜06.11 0952(N07.40-E134.20)被雷〜      〜06.11 0953 「第四十六號哨戒艇」が煙幕展張〜      〜06.11 1129 「第四十六號哨戒艇」が合同〜      〜06.11 1136 「第四十六號哨戒艇」が陸軍徴傭船七星丸」、西山丸」捜索に向かう〜      〜06.11 1213 「第四十六號哨戒艇」が合同、パラオ西口に向かう〜      〜06.11 1301 「第四十六號哨戒艇」が周辺を旋回〜      〜06.11 1435 特設掃海艇第三玉園丸」来着〜      〜06.11 1453 「第四十六號哨戒艇」が曳索を取る〜      〜06.11 1501 「第四十六號哨戒艇」が曳航開始〜      〜06.11 1507 特設監視艇八紘丸」来着〜      〜06.11 1530 曳航中止〜       〜06.11 1600 総員退船〜      〜06.11 1630 「第四十六號哨戒艇」に船員収容、             再度の曳航を企図し船長と船員決死隊が本船に戻る〜      〜06.11 1720 「第四十六號哨戒艇」が曳航開始、特設掃海艇「第三玉園丸」を前部につけ             曳航を試みるも前部は曳航できず〜      〜06.11 1730 特設掃海艇「第三玉園丸」を離し、「第四十六號哨戒艇」が後部より曳航開始〜      〜06.11 1814 曳航中止〜      〜06.11 1817 船長と船員決死隊が特設掃海艇「第三玉園丸」に収容される〜      〜06.11 1827 収容船員を特設監視艇「八紘丸」に移す〜      〜06.11 1851(N07.23-E134.28)沈没
18.06.11:沈没 18.06.11:解傭
喪失場所:N07.35-E134.28 コロール島北西34km附近 喪失原因:米潜水艦Finback(SS-230)の雷撃

同型船

(イースタン・ショア型)
 イースタン・ショア、與禰丸八重丸百合丸春光丸、テキサス丸、ロッキー、
 イースタン・ソルヂャー、とば丸、せいぬ丸イープル丸

兵装

 野砲、機銃8基。

写真資料

 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.89)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.174)
 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
 「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.55)
 「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.283)

図面資料

 "Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
   LRF-PUN-009161-009169-0039-P
   LRF-PUN-009161-009169-0040-P
   LRF-PUN-009161-009169-0041-P

前の船へ ← 陸軍輸送船 → 次の船へ

Homeへ戻る