生駒丸の船歴
年 月 日:船歴
T13.12.24:起工
T14.09.28:進水、命名:生駒丸
T14.11.10:竣工
T14.11.--:新規登録
T14.11.--:登録検査、船級:TK N.S.* f、船級番号:135
T15.11.--:中間検査
02.11.--:中間検査
03.05.09:徴傭:陸軍
03.05.--:濟南事變に於て第三師団人員1,317人、馬匹255頭輸送
03.06.05:解傭
03.11.--:中間検査
04.11.--:中間検査
05.12.--:神戸にて第一次第一種定期検査
06.12.--:中間検査
07.02.03:徴傭:陸軍
07.02.03:上海事變避難客321人乗船
07.02.03:上海〜門司
07.02.--:上海事變避難客321人退船
07.--.--:上海事變に於て軍隊人員5,524人、便乗者39人、馬匹377頭輸送
07.06.20:解傭
07.12.--:中間検査
08.12.--:中間検査
09.12.--:中間検査
10.12.--:神戸にて第一次第二種定期検査
11.12.--:中間検査
12.07.12:徴傭:陸軍
13.01.10:解傭
13.02.--:中間検査
14.01.--:中間検査
14.04.22:彦島にて第一次第三種定期検査
15.03.01:横浜〜サイパン
15.05.--:中間検査
15.05.26:横浜〜サイパン
15.11.22:横浜〜サイパン
16.04.--:中間検査
16.07.05:徴傭:陸軍
16.11.15:門司〜11.15大連11.16〜11.17葫蘆島11.29〜11.30馬公12.06〜12.08高雄
16.12.12:高雄〜12.15馬公
16.12.17:馬公〜12.20宇品
16.12.24:大阪〜01.14盤谷01.15〜01.16カムラン01.21〜01.26上海
17.02.07:上海〜02.07南京02.08〜02.10呉淞
17.02.21:呉淞〜02.26盤谷02.28〜03.09昭南
17.03.24:陸軍工作船「おれごん丸」から機関銃座設置の為、人員の派遣を受ける
17.04.02:昭南〜04.08蘭貢04.22〜04.28昭南
17.05.02:昭南〜05.06西貢05.07〜05.10盤谷05.16〜05.19昭南
17.05.30:昭南〜06.03ミリ06.10〜06.13コーラブライト06.13〜06.15ミリ06.15〜06.19昭南
17.06.21:昭南〜06.24盤谷07.03〜07.06聖雀07.10〜07.16馬公
17.07.19:馬公集合地管理官機密第32番電:
1.第二三六船団十九隻19日1500発
ぜのあ丸 JSLD(第七統制官乗船)ボーキサイト
生駒丸 JCAD 索具、皮
高砂丸 JHEP 塩、ガソリン
あらびあ丸 JEGD 患者483名
滿洲丸 JKLD 塩
國島丸
五十鈴丸 JPEN 塩、皮
海丸 JEOD 米
梅川丸 JGYN 屑鉄
紀洋丸 JWXJ 塩、重油
西山丸 JNZD 鉱石
第三大源丸 JHJC 部隊
第七萬榮丸 JOOD 米
滿光丸 JHZA パイン缶詰
以上門司行
日張丸 JNFO 米
まどらす丸 JILD 鉱石
以上横浜行
乾山丸 JQBM 砂糖
大阪行
しかご丸 JCCD 患者200名
宇品行
(以下不明)
17.07.19:(第236船団)馬公〜
〜07.21 0850 佐鎮機密第32番電(第二三六船団(18隻でりい丸護衛)北上)〜
〜07.24門司
17.07.31:解傭
17.08.24:一船東第79号:民間船舶兵装予定の件通牒:
首題の件左記の通り兵装予定に付警戒員派遣方取計相成度
記
船名:生駒丸、装備兵器の種類:三八式野砲一門、
工事完了予定月日:8月29日、乗船月日:8月29日、船舶所在:東京港
備考:若干の変更あるやも知れず
17.08.28:徴傭:船舶運營會
17.08.29:中間検査
17.09.03:人補機密第3号ノ62:武装商船に兵員派遣の件申進:
当分の間警戒隊員として貴隊附より左記の通り派遣せしめらる
記
船名:生駒丸、派遣月日:9月3日
17.09.03:海軍警戒隊乗船
17.12.24:解傭
17.12.24:徴傭:陸軍
17.12.28:崎戸〜01.02パラオ
18.01.25:パラオ〜02.04宇品
18.02.11:門司〜02.21パラオ
18.03.11:パラオ〜03.17高雄
18.03.19:高雄〜03.24門司
18.04.07:門司〜04.10パラオ
18.05.20:パラオ〜05.23マニラ
18.05.30:マニラ〜05.31セブ06.06〜06.07パラオ
18.06.13:パラオ〜06.14セブ07.01〜07.03マニラ
18.07.05:マニラ〜07.09高雄07.15〜07.18門司
18.09.--:神戸にて第二次第一種定期検査
18.09.24:宇品〜10.14昭南
18.10.16:昭南〜10.26ジャカルタ11.05〜11.20パラオ
18.11.30:(フ008船団)パラオ〜12.11佐伯
18.12.11:佐伯〜12.11宇品
18.12.12:宇品〜佐伯
18.12.21:(オ106船団)佐伯〜12.31パラオ
19.01.03:(第4次ホランジャ輸送作戦)パラオ〜01.07ホランジャ01.08〜01.13パラオ
19.01.20:(第8次ウエワク・ホランジャ単独輸送作戦)パラオ〜
19.01.21:沈没
19.01.21:解傭
喪失場所:N03.25-E137.06 パラオ南東510km附近
喪失原因:米潜水艦Seahorse(SS-304)の雷撃
同型船
摩耶丸、笠置丸、三笠丸。
兵装
三八式野砲1門。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.196)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.128)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.56)
「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.190)
「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社(P.452)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.481)
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