おれごん丸の船歴
年 月 日:船歴
T09.04.01:起工
T09.06.17:進水、命名:おれごん丸
T09.08.16:竣工
T09.08.--:新規登録:所有者:株式會社川崎造船所
T09.09.04:登録検査、船級:LR ✠100A1
T12.11.24:ニューヨーク〜ロサンゼルス〜01.24横浜
T13.03.20:大連〜03.26横浜
T14.--.--:神戸にて第一次第一種定期検査
04.06.19:傭船主:川崎汽船株式會社
08.08.24:火災事故
12.10.01:第二次第一種定期検査
14.09.25:変更登録:所有者:川崎汽船株式會社
16.07.14:大阪にて第二次第二種定期検査
16.07.14:登録検査、船級:TK N.S. f、船級番号:1052
16.10.02:徴傭:陸軍
16.11.--:第一船舶工作廠(曉第六一七八部隊)が乗船
16.11.25:宇品〜11.25門司11.25〜12.03三亞
16.12.--:馬來第一次船団の舟艇修理作業
16.12.--:第三十二碇泊場三亞出張所の業務援助
16.12.03:独立工兵第二十六聯隊伊藤中尉以下60名下船
16.12.05:三亞〜12.07カムラン
16.12.07:陸軍徴傭船「第三雲洋丸」から生野菜、生肉及び凍氷等約20日分を補給
16.12.08:陸軍徴傭船「扶桑丸」に小發動艇2隻を引渡し
16.12.09:大発1、小発2、水船1隻修理完成
16.12.10:大発1、小発2、高速艇乙1隻、扶桑丸出張作業完成
16.12.11:大発2、小発1、高速艇乙2隻、発動機2機、「白羽丸」補強、高射砲犠牲弾作業完成
16.12.12:機付浮舟修理、「~威丸」ボイラ溶接、「ろんどん丸」デリックブーム修理工事等完成
16.12.--:輸送船隊区分:第四分隊(船番号:23)
16.12.13:(あ号E作戦第二次上陸部隊工作船)カムラン湾〜
〜12.15 1420 F点にて分進〜
〜12.15 1800 巡洋艦「川内」が分離〜
〜12.16シンゴラ
16.12.16:シンゴラ〜12.17コタバル
16.12.17:大発4、小発3隻修理完成
16.12.19:大発2、小発5、装甲艇3、高速艇乙1、伝令艇1隻修理完成
16.12.20:大発1、小発2隻修理完成、遭難船「塔路丸」の現場調査
16.12.21:大発5隻(D4035, D3055)、小発3隻(C3025, C2099, C2259)搭載
16.12.21:コタバル〜12.22シンゴラ
16.12.22:伝令艇として小發動艇(C4080)を第二船舶工作廠より借用
16.12.23:装甲艇2、大発2、小発1隻修理完成
16.12.24:大発4、小発3隻修理完成、小發動艇(C4080)を返納
16.12.25:大発4、小発1、機付艀舟1隻修理完成
16.12.26:大発2、特大発1隻修理完成
16.12.27:大発1、特大発1、機付艀舟2隻修理完成
16.12.28:大発2、高速艇乙1、漁船1隻修理完成
16.12.29:大発4、特大発2隻修理完成
16.12.30:大発2、小発1隻修理完成
16.12.31:大発1隻修理完成、傳馬船新造
17.01.02:小発、漁船7隻修理完成
陸軍徴傭船「空知丸」より清水補給165t
17.01.03:大発3、高速艇1、漁船2隻修理完成
17.01.05:大小発3、高速艇2、漁船1隻修理完成
17.01.06:漁船3隻修理完成
17.01.08:舟艇及び漁船7隻修理完成、陸軍便乗者2名乗船
17.01.08:シンゴラ〜01.11聖雀01.12〜01.12西貢(一九錨地)
17.01.12:便乗者2名退船、給炭800t(01.14まで)
17.01.13:給水1,060t(01.15まで)、大發動艇(D4035)修理
17.01.14:青物野菜、肉等約40日分及び氷5t搭載
17.01.15:西貢〜01.15聖雀
17.01.16:聖雀〜
〜01.16 1000 敵有力艦隊、潜水艦出没の情報により反転〜
〜01.16聖雀
17.01.17:大發動艇(D4035)船体及び船底塗替
17.01.19:聖雀〜
〜01.20 1800 実弾射撃2発〜
〜01.21シンゴラ
17.01.22:本船上甲板板張、洗濯用桶製作完成
17.01.23:漁船部品修理、舟艇用腹盤木製作完成
17.01.24:漁船修理、鍛工具製作、本船寝棚艤装完成
17.01.25:漁船部品修理1、燃料噴射喞筒部品製作完成
17.01.26:高速艇乙1隻修理完成
17.01.27:高速艇甲1、小発1、「ろんどん丸」修理、経理室補修作業完成
17.01.28:中甲板送水管修理完成
17.01.29:大発1、漁船1隻修理完成
17.01.30:大発2隻修理、厠新設作業完成
17.01.31:拿捕船修理、柄付鑿製作、タラップ修理完成
17.02.01:第一船舶工作廠長が陸軍徴傭船「かんべら丸」にて大破した大發動艇を視察
大発1、漁船1隻、「沖ノ山丸」部品、縄梯子1修理完成
17.02.02:大発2隻、縄梯子1修理完成
17.02.02:大発2隻、小発2、漁船1隻修理完成
2400-0525 空襲を受け応戦2発
17.02.04:特大発1、大発1隻修理完成
17.02.05:漁船1隻修理完成
17.02.06:大発1隻修理完成
17.02.07:陸軍徴傭船「漢城丸」から六〇馬力機関部品を受領
17.02.08:漁船3隻修理完成
17.02.09:特大発1、大発1、拿捕船1隻修理完成
17.02.10:第二十三野戦貨物支廠より糯米、小豆、清酒、甘味品若干受領、野菜、肉類約10日分現地調達
17.02.11:特大発1、大発3、小発1隻修理完成
17.02.12:大発1隻修理完成
17.02.13:大発3、小発1、漁船1隻修理完成
17.02.14:大発2、小発2、漁船1隻修理完成
17.02.15:大発3隻修理完成
17.02.16:機関故障により出港延期
17.02.18:シンゴラ〜02.21聖雀02.22〜02.22西貢(ナベ錨地)
17.02.24:1020 西貢25番浮標に繋留
照海部隊より木炭、塩酸、鎮鍮棒、飯島部隊よりガソリン、モビール、コークス、硼砂等受領
17.02.25:岡九三六五部隊より衛生材料を受領
17.02.26:押収水冷式マキシム重機関銃2(実包4,000)及び押収小銃10(実包1,000)を受領
飯島部隊より旋盤用硼砂受領
17.02.27:船内糧秣、主食60日分(現地米)、生野菜30日分、乾物缶詰類30日分、獣魚肉若干搭載完了
給水935t
17.02.28:警備隊に押収水冷式重機関銃1基(実包2,000)及び押収小銃7挺(実包700)を配当
「太興丸」に押収水冷式重機関銃1基(実包2,000)及び押収小銃3挺(実包300)を配当
17.02.28:西貢〜03.03シンゴラ
17.03.04:1200 陸上作業隊帰着
独立工兵第二十六聯隊14名、第二揚陸団6名、独立工兵第十四聯隊4名乗船
17.03.05:水上勤務第五十二中隊6名乗船
17.03.05:シンゴラ〜
〜03.08 1025 浮遊機雷1個発見、警備隊が砲撃3、小銃220発射撃するが処分できず〜
〜03.08昭南
17.03.08:独立工兵第二十六聯隊14名、第二揚陸団6名、水上勤務第五十二中隊6名下船
17.03.09:1550 西錨地から転錨開始
1655 東錨地に転錨完了
1700 独立工兵第十四聯隊4名下船
大発1、伝令艇1隻修理完成
17.03.11:大発1隻修理完成
17.03.12:高速艇乙2隻修理完成
17.03.13:特大発1、大発1、小発1隻修理完成
17.03.14:大発1隻修理完成
17.03.15:小発1隻修理完成
17.03.16:大発2隻修理完成
17.03.16:二揚作命丙第82号:
第四十六碇泊場司令官はおれごん丸自衛力強化の為左記戦利火砲及び同弾薬を第一船舶工作廠に
交付すべし
(1)戦利野砲1門、同弾薬100発
(2)戦利重機関銃2挺、同弾薬4,000発
17.03.17:戦利機関砲1、同弾薬145発受領
17.03.18:高速艇乙1隻修理完成
17.03.20:高速艇乙1隻修理完成
17.03.21:戦利重機関銃2基(実包2,000包)受領
17.03.23:大発2隻修理完成
戦利野砲1門(弾薬100発)受領
17.03.24:小発2隻修理完成
17.03.25:大発2隻修理完成
17.03.26:装甲艇1隻修理完成
17.03.27:小発2隻修理完成
17.03.28:大発1、小発1隻修理完成
17.03.29:大発2、小発2、高速艇甲1隻修理完成
17.03.30:大発2隻修理完成
17.03.31:大発2、小発6、高速艇甲1隻修理完成
17.04.01:大発2隻修理
野菜、肉類7日分補給
17.04.04:大発1、小発1、漁船1隻修理完成
17.04.06:高速艇甲1、漁船4隻修理完成、給水100t
17.04.07:大発1、漁船6隻修理完成
17.04.08:漁船2隻修理完成
17.04.09:大発1隻修理完成
17.04.11:大発1隻修理完成
17.04.12:給水420t
17.04.14:大発1隻修理完成
17.04.16:大発1、小発1、高速艇乙1隻修理完成
17.04.17:1700 転錨、接岸
清水、石炭の補給を開始
17.04.19:主食60日分、生野菜、生肉10日分、缶詰類50日分、加給品(清酒、甘味品、煙草)搭載
清水補給835t、石炭補給965t
17.04.20:特大発1、ガソリン30罐受領搭載
1000 離岸、西54錨地に転錨
17.04.21:独立工兵第三十六聯隊7名便乗
陸軍徴傭船「主基丸」より発動機及びその部品192梱受領
17.04.22:(U作戦第4次輸送船団)昭南〜04.27蘭貢河口04.28〜04.28蘭貢
17.04.28:大発2、小発2隻修理完成
17.04.30:対空戦闘:山砲2、小銃44、重機関銃35発発射
17.05.02:漁船1隻修理完成
17.05.03:伝令艇1、小蒸気船1隻修理完成
17.05.04:大発1隻修理完成
17.05.05:特大発1、漁船3、曳船1、機付木舟1隻修理完成
17.05.07:高速艇甲1、伝令艇1、機付木舟3、漁船4隻修理完成
17.05.08:漁船2、機付木舟1隻修理完成
17.05.09:伝令艇1、漁船4、機付木舟2隻修理完成
17.05.10:機付木舟1、漁船1隻修理完成
17.05.12:輸送船1、機付木舟3、大艀舟1隻修理完成
17.05.14:漁船1隻修理完成
17.05.15:伝令艇1隻修理完成
17.05.16:漁船1隻修理完成
17.05.17:漁船2隻修理完成
17.05.18:掃海艇1隻修理完成
17.05.19:伝令艇1、海上トラック1隻修理完成
17.05.20:大発1、漁船1隻修理完成
17.05.21:特大発1隻修理完成
17.05.22:海上トラック1、漁船1隻修理完成
17.05.24:伝令艇1、漁船1隻修理完成
17.05.26:伝令艇1隻修理完成
17.06.02:機付木舟1、漁船1隻修理完成
17.06.03:大発1隻修理完成
17.06.04:大発1、漁船3隻修理完成
1820 対空戦闘:山砲2発発射
17.06.09:漁船1、海上トラック1隻修理完成
17.06.12:漁船1隻修理完成
17.06.14:漁船1隻修理完成
17.06.16:小発2隻修理完成
17.06.17:大発2隻修理完成
17.06.18:大発3隻修理完成
17.06.19:大発3、小発1、漁船1隻修理完成
17.06.20:大発3隻修理完成
17.06.21:大発1隻修理完成
17.06.22:特大発1、大発4隻修理完成
17.06.23:大発6隻修理完成
17.06.24:大発5隻修理完成
17.06.25:特大発1、大発2隻修理完成
17.06.26:小発2、高速艇乙1隻修理完成
17.06.27:大発1隻修理完成
17.06.28:大発3、小発2隻修理完成
17.06.30:大発2、小発2隻修理完成
17.07.01;大発1、小発1隻修理完成
17.07.02:大発2、小発1隻修理完成
17.07.03:大発1隻修理完成
17.07.04:大発5、小発2隻修理完成
17.07.08:特大発1隻修理完成
17.07.09:大発1隻修理完成
17.07.10:漁船1隻修理完成
17.07.13:小発1、砲艇1、ヤンマー1隻修理完成
17.07.14:小発1、装甲艇1、漁船1、曳船1隻修理完成
17.07.15:貨物廠にて船内糧秣30日分受領搭載、生野菜500瓩、肉類67瓩調辨
17.07.17:艀舟2隻修理完成、給水30t、給炭470t
17.07.18:大発1隻修理完成、給水100t
17.07.19:生野菜440瓩、肉類80瓩調辨
17.07.20:漁船1、浚渫船1隻修理完成、給水100t
17.07.21:給水100t
17.07.22:第二十一野戦貨物廠より氷10t受領搭載
17.07.23:生野菜1,180瓩、生肉240瓩調辨、給水40t
17.07.25:蘭貢〜07.25蘭貢河口
17.07.26:蘭貢河口〜
〜07.26 2035(N11.35-E109.50)カムラン沖40浬にて
陸軍徴傭船「亞丁丸」が雷撃を受けるが被害なし〜
〜08.01昭南
17.09.04:昭南〜09.23門司
17.10.19:中間検査
17.11.05:門司〜11.14馬公
17.11.16:馬公〜マニラ向け航行
17.11.18:沈没
17.11.18:解傭
喪失場所:N14.50-E119.45 ルソン島オロンガポ西方58km附近
喪失原因:米潜水艦Salmon(SS-182)の雷撃
同型船
(大jロ型)
第一大jロ、吉田丸、War Queen、War Prince、War Admiral、War Council、War Wolf、War Lion、
War Tiger、War Hero、War Pilot、ぼるねお丸、せれべす丸、すまとら丸、~國丸、Eastern Queen、
Easterner、長門丸、Eastern Sun、永jロ、Eastern Sea、興jロ、East Wind、East Cape、
Easter Ling、喜jロ、豐jロ、來jロ、盛jロ、東jロ、慶jロ、智jロ、隆jロ、コjロ、
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Eastern Cloud、亞丁丸、ねいぷる丸、坡土西丸、からち丸、けいぷたうん丸、蘇格蘭丸、伊太利丸、
佛蘭西丸、英蘭丸、西班牙丸、丁抹丸、和蘭丸、瑞典丸、ちゃいな丸、諾威丸、白耳義丸、
おはいを丸、いんであ丸、ていむす丸、ぱしふいつく丸、たいん丸、あとらんちつく丸、
びくとりあ丸。
兵装
山砲1門。
(17.03.23)
山砲1門、戦利野砲1門、戦利重機関銃2挺。
写真資料
雑誌「船の科学」船舶技術協会 2001年6月号「日本商船隊の懐古 No.263」山田早苗
「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
「川崎汽船100年史」 R元.09 川崎汽船株式会社(P.86)
"City of Vancouver Archives", Reference code:AM1506-S3-2-: CVA 447-2530
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-006889-006902-0175-P
LRF-PUN-006889-006902-0176-P
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