第九十號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
18.04.06:起工、仮称艦名:第589號艦
18.11.28:進水
18.12.01:命名:達第305号:第九十號驅潜特務艇
18.12.01:類別等級制定:内令第2589号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型
18.12.01:本籍仮定:内令第2579号:佐世保鎮守府
19.02.12:竣工
19.02.12:本籍:内令第320号:佐世保鎮守府
19.02.12:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備戦隊佐世保防備隊
19.02.12:内令第321号:佐世保防備隊所属
19.02.27:佐世保鎮守府海面防備部隊信電令作第5号:
北緯31度45分東経127度45分の敵潜を攻撃撃滅すべし
〜02.28 1100 現場着、敵潜掃蕩〜
〜03.01 0858 佐海防機密第010858番電(1500に至るも敵情を得ざれば佐海防信電令作第5号に依る
掃蕩を止め)〜
〜03.26 1014 北九州部隊機密第261014番電(機密第242209番電に依る対潜掃蕩を止め、
對馬神崎の121度12浬の敵潜を攻撃撃滅すべし)〜
19.04.10:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備隊
19.06.02:(モタ21船団護衛)六連〜06.10高雄
19.06.11:(タモ20A船団護衛)高雄〜06.17六連
20.02.04:佐世保〜哨戒〜02.05佐世保
20.02.05:佐防機密第051202番電:
1.鹿北六〇九船団九隻、6日0000鹿児島発、1800牛深仮泊、7日0700同発、1800寺島水道仮泊、
8日0600同発、1800唐津仮泊、9日0600唐津発、1600六連着、速力六、五節
2.左に依り直接護衛を実施すべし
第百六十號、第二百三十四號、第九十號驅潜特務艇は野間岬至筑前大島、
第百七十九號、第百六十九號、第二百三十三號驅潜特務艇は野間岬至母子島、
第百六十八號驅潜特務艇、目斗丸、第二號日出丸は高島至筑前大島
20.02.05:佐世保〜鹿北609船団護衛〜02.11佐世保
20.02.16:佐防機密第162102番電:
1.三嘉丸、道了丸、泰昭丸、近油丸、17日0700牛深発、1600松島錨地仮泊、18日0700同発、
1800唐津仮泊、19日0600同発、1600門司着、速力八節
2.各艇左に依り直接護衛に任ずべし
第百六十號、第百五十四號驅潜特務艇 牛深至筑前大島
第九十號驅潜特務艇、第二號天山丸 牛深至伊王島沖
第百七十三號、第二百五號驅潜特務艇 高島至筑前大島
20.02.16:佐世保〜02.18佐世保
20.02.18:佐世保〜哨戒〜
〜02.20 2212 佐防機密第202212番電(N33.41-E127.44に於て漁船敵潜の砲撃を受く警戒を厳にせよ)〜
〜02.22佐世保
20.03.11:佐世保〜護衛〜03.14佐世保
20.03.14:佐世保〜哨戒〜03.15佐世保
20.03.15:軍隊区分:九州方面護衛部隊護衛本隊
20.03.15:佐防機密第151522番電:
1.B天洋丸16日0600佐世保発、1300野母埼、1900阿久根仮泊、17日0600同発、1145野間岬、
1600開聞岬、17日2100鹿児島着、速力七節
2.第九十號、第百七十三號驅潜特務艇は伊王島至山川沖の直接護衛に任ずべし
20.03.16:佐世保〜03.17佐世保
20.03.17:佐世保〜哨戒〜03.19佐世保
20.03.22:佐世保〜哨戒〜03.24佐世保
20.03.24:佐世保〜03.26佐世保
20.03.26:佐世保〜哨戒〜04.佐世保
20.04.01:佐世保〜哨戒〜
〜04.03 2322 佐防機密第032322番電(4日0500黄島男島間大島輸送隊三隻の前路掃蕩(第四法))〜
〜04.07佐世保
20.04.11:佐世保〜哨戒〜
〜04.12 2039 佐防機密第122039番電(白日丸の前路掃蕩、E及D区第四法別法)〜
〜04.13 2203 佐防機密第132203番電(14日2000機動第一一三號艇の前路掃蕩A区第四法別法)〜
〜04.16 1808 佐防機密第161808番電(永暦丸の前路掃蕩、CBA区第一法)〜
〜04.19佐世保
20.04.24:佐世保〜哨戒〜
〜04.28 0822 佐防機密第280822番電(第一掃蕩隊大瀬埼の180度15浬の敵潜を攻撃撃滅せよ)〜
〜04.28 0931 佐防機密第280931番電(大瀬崎の180度15浬の地点に集結すべし、
掃蕩要領:大瀬崎よりの方位180度距離15浬を基点とし20浬圏内の編隊掃蕩を行う)〜
〜04.28 1216 佐防機密第281216番電(敵潜の位置黄島の220度15浬に訂正す、二隻と認めらる)〜
〜04.28 1334 佐防機密第281334番電(掃蕩要領訂正:黄島の220度15浬を基点とし15浬圏内掃蕩開始
第九十九號驅潜特務艇と協同掃蕩す)〜
〜04.30佐世保
20.05.--:佐世保〜
〜05.01 1112 佐防機密第011112番電(本日日没に至るも敵情を得ざれば掃蕩を止め
第十七號驅潜艇遭難者を収容の上帰投せよ)〜
〜05.03佐世保
20.05.05:佐世保〜
〜05.05 1916 佐防機密第051916番電(明日1200より小呂島東岸に座礁中の大楠丸救難作業警戒)〜
〜05.11佐世保
20.05.13:佐世保〜
〜05.13 1806 佐防機密第131806番電(陸軍機帆船団4隻14日0800長崎発、1930岐宿着直接護衛)〜
〜05.17 1636 佐防機密第171636番電(機帆船団5隻18日0500長崎発、1400福江着直接護衛)〜
〜05.19佐世保
20.05.28:F式水中信号器装備工事(05.30まで)
20.05.30:佐世保〜哨戒〜05.31佐世保
20.06.02:佐世保〜掃海〜06.04佐世保
20.06.05:佐世保〜掃海〜06.08佐世保
20.06.16:佐世保〜特別任務〜06.21佐世保
20.06.23:佐世保〜哨戒〜06.29佐世保
20.08.15:残存
20.11.30:除籍:第301730番電
20.12.01:入籍:内令第5号:掃海艦、佐世保地方復員局所管
20.12.01:内令第7号:佐世保地方復員局掃海部佐世保支部所属
20.12.20:内令第12号:「驅潜特第九十號」と呼称
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.05.10:内令第66号:呉地方復員局掃海部下関支部所属
21.06.15:複二第5号:下関掃海部所属
23.08.20:船舶の番号制定:運輸省告示第230号:
船種:掃海船(MS)、番号:MS 11、船名:駆特第九〇号
23.11.15:所属制定:海上保安庁達第19号:
所属:門司海上保安本部下關掃海部、掃海船、番号:MS 11、船名:驅特第九〇号
24.10.20:船舶の番号廃止:運輸省告示第302号(24.10.18附)
24.10.20:船舶の番号制定:海上保安庁告示第36号(24.10.18附):
船種:掃海船、番号:MS 11、船名:(驅特第九〇号)
25.07.01:船舶の番号改正:海上保安庁告示第22号(25.08.16附):
船種:掃海船、番号:MS 11、船名:(駆特第九〇号)
26.03.26:日本海機雷捜索隊編成:海上保安庁指令第1号:
区分及び隊番号:一、部隊指揮官:第一管区海上保安本部航路啓開部長、船艇:MS11(八)
26.05.09:日本海機雷捜索隊解隊:海上保安庁指令第2号(26.04.27)
26.12.01:船舶の番号改正:海上保安庁告示第31号(26.12.24附):
船種:掃海船、番号:MS 11、船名:はくおう
27.08.01:船舶の番号削除:海上保安庁告示第17号(27.08.27附)
27.08.01:保安庁警備隊掃海艇
29.07.01:海上自衛隊掃海艇「はくおう」(MS-11)
31.04.01:海上自衛隊特務艇「特務4号」(MS-11)
32.03.31:除籍
同型艇
第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。
兵装
(第一號型驅潜特務艇の計画時)
九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
写真資料
呉市海事歴史科学館、資料番号:PG066503〜PG66505
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