第二百五號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
18.12.20:起工、仮称艦名:第2055號艦
19.06.10:命名:達第189号:第二百五號驅潜特務艇
19.06.10:類別等級制定:内令第742号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型
19.06.10:本籍仮定:内令第754号:呉鎮守府
19.08.03:進水
19.09.30:竣工
19.09.30:本籍:内令第1124号:佐世保鎮守府
19.09.30:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備隊
19.09.30:内令第1125号:佐世保防備隊所属
20.02.02:佐世保〜交通艇〜02.04佐世保
20.02.10:佐防機密第101206番電:(99、200、179、173、205、169、158駆特)
1.A昭幸丸、隆和丸、11日0900山川沖、1700片浦仮泊、12日0500同発、1200阿久根沖、1800野母埼仮泊
13日0630同発、第七、第五、第一、第二航路通過、1730生月瀬戸、2330烏帽子島、14日六連着、
速力六節
2.左に依り直接護衛に任ずべし
第九十九號、第二百號驅潜特務艇 開聞岬至伊王島
第百七十九號、第百七十三號驅潜特務艇 阿久根沖至伊王島
第二百五號、第百五十八號、第百六十九號驅潜特務艇 上阿値賀島至筑前大島
20.02.13:佐世保〜02.15佐世保
20.02.15:佐世保〜哨戒〜
〜02.16 2102 佐防機密第162102番電(高島至筑前大島、三嘉丸、道了丸、泰昭丸、近油丸の直接護衛)〜
〜02.18佐世保
20.02.18:佐世保〜02.20佐世保
20.02.20:佐世保〜
〜02.20 2212 佐防機密第202212番電(N33.41-E127.44に於て漁船敵潜の砲撃を受く警戒を厳にせよ)〜
〜02.22佐世保
20.03.06:佐世保〜哨戒〜
〜03.09 1108 佐防機密第091108番電(第一掃蕩隊は鹿島丸雷撃の敵潜掃蕩)〜
〜03.11 0952 佐防機密第110952番電(掃蕩区域:野間岬を通ずる270度線、東経129度45分線、
北緯31度00分線、東経130度線を以て囲む海面を野間岬を通ずる180度線を以て両分し
その東半)〜
〜03.13 2000 第二號天山丸機密第131807番電(
1.我13日2000坊ノ岬180度2浬着、同時刻以降第一掃蕩隊の指揮を執る
2.掃蕩隊の編制
第一小隊 第二號天山丸、第二百五號驅潜特務艇、第百五十四號驅潜特務艇
第二小隊 第百六十號驅潜特務艇、第百六十九號驅潜特務艇
3. 掃蕩区域:
野間岬、宇治島、黒島、硫黄島、竹島、開聞岬を以て囲む海面とし
坊ノ岬180度線以西を第一小隊、以東を第二小隊とす
4. 掃蕩要領:
水測兵器を全幅活用し特に夜間浮上の機会捕捉に努めよ
5. 附近船舶航行の際は状況許す限り之が護衛に協力すべし)〜
〜03.15 0832 佐防機密第150832番電(本日1200迄敵情を得ざれば掃蕩を止め帰投せよ)〜
〜03.16佐世保
20.03.15:軍隊区分:九州方面護衛部隊護衛本隊
20.03.20:軍隊区分:九州方面護衛部隊山川部隊
20.03.24:山川〜哨戒〜03.25山川
20.03.25:山川部隊指揮官機密第251650番電:
1.1350開聞岬の南1500に於て敵潜水艦の雷撃を受け沈没せる小型商船あり
2.第百六十號、第二百五號、第二百號、第二百三十一號は右敵潜を攻撃撃滅すべし
3.掃蕩隊指揮官を第百六十號驅潜特務艇艇長に指定す
20.03.25:山川〜
〜03.25 1932 160驅特機密第251932番電(山川部隊担任区を一小隊を東側より二小隊は西側より
掃蕩す)〜
〜03.25 2302 山川部隊機密第252302番電(山川部隊掃蕩担任区域を左の通定めらる
佐田岬竹島を結ぶ線以西竹島の西端を通ずる南北線以東の海面)〜
〜03.27 0832 山川部隊機密第270832番電(敵情を得ざれば掃蕩を止め帰投せよ)〜
〜03.27山川
20.03.27:山川部隊指揮官機密第272022番電:
各艇は速に発動、佐防機密第271542番電に依る遭難者を救助すべし
20.03.27:山川〜
〜03.28 2100 電纜敷設艇「大立」遭難者を発見できず天候悪化により帰途に就く〜
〜03.29 0800 口永良部
20.03.29:0905 直撃弾により沈没
20.03.29:沈没
20.07.10:内令第617号:佐世保防備隊所属解除
20.07.10:除籍:内令第618号
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
喪失場所:N30.30-E130.10 大隅諸島口永良部島湾
喪失原因:米第58.1及び第58.3機動部隊艦載機による空爆
同型艇
第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。
兵装
(第一號型驅潜特務艇の計画時)
九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
写真資料
なし
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