第二十三號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日:艦歴

17.02.07:起工、仮称艦名:第522號艦 17.12.15:命名:達第339号:第二十三號驅潜特務艇 17.12.15:類別等級制定:内令第2310号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型 17.12.15:本籍仮定:内令第2297号:大湊警備府 18.01.31:進水 18.06.05:竣工
18.06.05:本籍:内令第1143号:大湊警備府、大湊防備隊 18.06.05:戦時編制:大湊警備府部隊大湊防備隊 18.06.05:特務艇長:海軍中尉 椿 辰夫 18.06.07:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第44号:津軽防備部隊 18.06.--:軍隊区分:津軽防備部隊直卒隊 18.06.15:軍隊区分:尻矢隊 18.06.27:大湊〜C哨区哨戒、対潜掃蕩:九五式爆雷3個投下〜      〜06.30 1924 津防機密第301924番電(今夜の索敵配備:尻矢白糠間距岸10浬)〜      〜07.03八戸 18.07.04:八戸〜C哨区哨戒〜07.05八戸 18.07.08:八戸〜07.09大湊 18.07.08:軍隊区分:大警電令作第71号:宗谷防備部隊 18.07.09:大湊〜神威沖対潜掃蕩〜07.11稚内 18.07.11:稚内〜宗谷海峡対潜掃蕩〜07.14稚内 18.07.16:稚内〜宗防B哨区哨戒〜07.18稚内 18.07.18:稚内〜宗防C哨区哨戒〜07.19稚内 18.07.20:稚内〜宗防C哨区哨戒〜07.21稚内 18.07.21:機密大湊警備府命令作第48号:       1.大湊防備隊司令は準備出来次第左に依り宗谷海峡東口対潜深々度機雷堰を構成すべし      2.宗防指揮官は右作業に協力すると共に作業期間、第二十三號驅潜特務艇をして        大湊防備隊司令の作戦指揮を受けしむべし 18.07.23:稚内〜宗防哨区哨戒〜07.25大泊 18.07.27:大泊〜宗防A哨区哨戒〜07.28入港 18.07.29:出港〜機雷敷設〜07.29入港 18.07.29:軍隊区分:SNB電令作第494号:外南部隊附属下、ラバウル進出
18.08.15:内令第1663号:南東方面艦隊所属 18.08.15:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊 18.08.17:南東方面艦隊電令作第37号:準備出来次第、成るべく速にラバウルに進出 18.09.01:内令第1833号:南東方面艦隊所属 18.09.13:(第3921船団護衛)横須賀〜父島09.17〜サイパン09.23〜トラック 18.12.01:(現在)軍隊区分:第一根據地隊指揮下 18.12.01:(現在)特務艇長:海軍中尉 椿 辰夫 18.12.02:R方面防備部隊信電令作第642号:「金井山丸」護衛 18.12.03:(「金井山丸」護衛)ラバウル〜      〜南崎にて「金井山丸」座礁〜      〜離礁作業に協力 1215 離礁〜      〜12.03ラバウル 18.12.04:(「金井山丸」護衛)ラバウル〜12.05カビエン 18.12.06:八根機密第061436番電:カビエンの300度28浬に不時着した観測機搭乗員の救助任務 18.12.07:カビエン〜      〜0600 不時着観測機遭難点着、捜索〜      〜1250 遭難機搭乗員を救助した「第五南輝丸」に遭遇〜      〜12.07カビエン 18.12.08:(「金井山丸」「九徳山丸」護衛)カビエン〜12.09ラバウル 18.12.11:清水搭載 18.12.14:主機械開放検査手入(12.17まで) 18.12.17:ラバウル〜試運転、自差修正〜12.17ラバウル 18.12.19:燃料補給 18.12.19:R方面防備部隊信電令作第664号:「海州丸」「九徳山丸」護衛 18.12.20:(「海州丸」「九徳山丸」護衛)ラバウル〜12.20カザリン湾12.21〜12.21カビエン 18.12.25:R方面防備部隊信電令作第672号:「金井山丸」護衛 18.12.29:(「金井山丸」護衛)カビエン〜12.30ロレンガウ 19.01.01:0040 「金井山丸」至近弾を受け沈没 19.01.01:八根機密第010741番電:「金井山丸」遭難者を収容の上、      要あればカビエン経由速やかにラバウルに帰投 19.01.01:ロレンガウ〜01.02ステフェン水道01.03〜01.03ラバウル 19.01.06:清水、燃料補給 19.01.06:R方面防備部隊信電令作第686号:単独カビエン廻航、      第十四根據地隊の指示を受け11日頃カビエン発「協成丸」をラバウル迄護衛、   尚回航後「錫蘭丸」を護衛カビエン発オ805船団合同点まで護衛 19.01.07:ラバウル〜01.07カビエン 19.01.08:(「錫蘭丸」護衛)カビエン〜      〜01.08オ805船団合同点にて護衛終了〜      〜01.08ステフェン水道01.09〜      〜01.09カビエン 19.01.09:(「協成丸」「海州丸」護衛)カビエン〜01.10バクハテレ01.11〜01.11ラバウル 19.01.12:R方面防備部隊信電令作第691号:「第九榮丸」護衛の上      第十四根據地隊の指示を受け「第十八眞盛丸」をラバウル迄護衛 19.01.13:(「第九榮丸」護衛)ラバウル〜01.13バクハテレ01.14〜01.14カビエン 19.01.18:(「第十八眞盛丸」護衛)カビエン〜01.18ラバウル 19.01.19:燃料搭載 19.01.19:R方面防備部隊信電令作第704号:「協成丸」「平和丸」護衛 19.01.20:(「協成丸」「平和丸」護衛)ラバウル〜01.20カザリン01.21〜01.21カビエン 19.01.21:清水搭載 19.01.22:(「平和丸」護衛)カビエン〜      〜対空戦闘:船体4箇所貫通弾〜「平和丸」を見失う〜01.23ロレンガウ 19.01.24:ロレンガウ〜01.25マヌス島ハインにて陸兵60名揚陸作戦01.25〜01.26カビエン 19.01.25:軍隊区分:南東方面部隊命令作第6号:原隊復帰 19.01.27:(「刈藻丸」護衛)カビエン〜01.27カザリン01.29〜01.29カリリ01.29〜01.29ラバウル
19.07.09:沈没 19.12.10:内令第1343号:南東方面艦隊所属解除 19.12.10:類別等級削除:内令第1335号 19.12.10:除籍:内令第1345号
喪失場所:S04.13-E152.11 ラバウル 喪失原因:ニュージーランド軍機による空爆

同型艇

 第一號第百號第百五十一號第二百五十號

兵装

(第一號型驅潜特務艇の計画時)
 九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。

(18.12.01現在)
 九三式十三粍単装機銃一型改一1基、九九式小銃10挺、一四式拳銃3丁、
 爆雷手動投下台一型6個、同二型2個、九五式爆雷改二18個、
 吊下式K型水中聴音機1基。

写真資料

 なし

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