第百五號特設輸送艦・第百五號輸送艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.02.05:命名:官房軍機密第136号:第百五號特設輸送艦
19.02.05:内令第298号:呉鎮守府所管と仮定
19.03.12:起工
19.04.12:進水
19.06.15:竣工
19.06.15:入籍:内令第767号:呉鎮守府所管
19.06.15:戦時編制:聯合艦隊
19.06.15:輸送艦長:海軍大尉 藤澤 武
19.06.23:呉〜
19.07.11:横鎮電令作第543号:硫黄島輸送、
爾後小笠原部隊指揮官の命を受け父島、硫黄島間の輸送に従事
19.07.12:機密横鎮電令作第546号:
1.甲直接護衛部隊指揮官は左に依り護衛を実施すべし
東京湾北航路部隊、小笠原部隊指揮官は右護衛に協力すべし
(イ)船団名称:第三七一四船団
(ロ)護送船:第四號海防艦、第二號輸送艦、第百五號特設輸送艦、報國第一三號曳船、
第五十號驅潜艇、第五十一號驅潜艇
(ハ)船団:日秀丸、八祥丸、第十雲海丸、桂川丸
(ニ)船団部隊指揮官:甲直接護衛部隊指揮官所定
船団部隊は父島に入港、第四號海防艦、第二號輸送艦、第百五號特設輸送艦は硫黄島に至り
急速に揚搭作業を実施、第百五號特設輸送艦、報國第一三號曳船は父島硫黄島間輸送並に
警戒に従事、その他の護衛艦艇は父島より船団護衛、横須賀に帰投
2.横浜海軍在勤武官は船団の編成並に出撃準備要務を掌理すべし
19.07.14:(第3714船団護衛)横須賀〜07.14館山07.15〜硫黄島
19.07.--:硫黄島〜07.24横須賀
19.08.10:横須賀〜08.13父島
19.08.15:軍隊区分:横鎮電令作第615号:小笠原部隊指揮官の指揮を解く
19.09.01:父島にて艦砲射撃により小破
19.09.02:小笠原部隊信電令作第113号:
第百五號特設輸送艦及び第五十二號驅潜艇は日没後準備出来次第出撃、横須賀に向け避退すべし
敵潜並に水上部隊の追跡に対し警戒を厳にせよ
19.09.05:除籍:内令第1044号
19.09.05:命名:達第294号:第百五號輸送艦
19.09.05:類別等級制定:内令第1035号:種別:輸送艦、類別:輸送艦、等級:二等、艦型:第百一號型
19.09.05:本籍:内令第1045号:呉鎮守府
19.10.11:沈没
19.12.10:類別等級削除:内令第1333号
19.12.10:除籍:内令第1340号
喪失場所:N33.18-E137.42 静岡県南方
喪失原因:米潜水艦Trepang(SS-412)の雷撃
同型艦
第百三號〜第百二十六號、第百二十九號〜第百四十八號、第百五十一號〜第百六十五號、
第百七十二號〜第百七十六號、假稱第1584號艦〜假稱第1588號艦。
兵装
(新造時)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同単装機銃2基。
(19.08.20現在)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃2基、
同単装機銃8基、九三式十三粍単装機銃4基。
写真資料
要調査
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