順豐丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
M44.--.--:進水、命名:Ursula Rickmers
M44.09.--:竣工
M44.--.--:新規登録:信号符字:QKBJ、
所有者:Rickmers Reismühlen, Rhederei & Schiffbau A.G.、
船籍港:Bremerhaven、
登録総噸数:4,185、登録純噸数:2,629、
登録長:367.1呎、登録幅:47.7呎、登録深:27.6呎
T06.--.--:変更登録:改名:Bosporus、
所有者:Deutsche Levante Linie、船籍港:Hamburg
T08.--.--:国籍変更:船舶番号:143145、信号符字:JWVQ、
所有者:The Shipping Controller、船籍港:London、
管理者:B. J. Sutherland & Company
T09.--.--:変更登録:改名:Glenluss、
所有者:SS. "Glensloy" Co., Ltd. (Easton, Greig & Co.)、船籍港:Glasgow
07.--.--:国籍変更:改名:順豐(Shun Foong)、
所有者:Chung Shing Steamship Company、船籍港:Shanghai
10.--.--:変更登録:所有者:Chung Wei Steamship Company
12.--.--:傭船者:大同海運株式會社
12.08.21:中華民国への報復措置として抑留
12.10.13:大同海運株式會社が運航
12.10.14:無線電信取扱所設置:逓信省告示第3261号(10.16附):
名称:順豐無線電信取扱所
位置:大同海運株式會社所属汽船順豐
定繋港:~戸
12.10.14:無線局名:逓信省告示第3262号(10.16附):局名:順豐、呼出符号:JDDZ
15.02.06:無線電信取扱所閉鎖:逓信省告示第361号(02.15附)
15.02.07:託送発受所名追加:逓信省告示第362号(02.15附):
発受所名:順豐託送(大同海運株式會社順豐)、呼出符号:JDDZ
17.上期 :信号符字點附:JJSR
17.06.01:無線電信取扱所の呼出符号変更:逓信省告示第965号(06.30附):
名称:順豐無線電信取扱所
位置:大同海運株式會社所属汽船順豐
呼出符号:JJSR
17.06.01:無線局名:逓信省告示第966号(06.30附):局名:順豐、呼出符号:JJSR
17.06.01:大同海運株式會社が返船
17.--.--:改名:順豐丸
17.11.--:東京〜
〜11.16 1340(N34.06-E125.35)小黒山島東22浬にて左舷25度距離約3,500mに敵潜望鏡発見、
海軍警戒隊が三八式野砲3発発射〜
〜青島
18.04.05:鷹島機密第050900番電:
船団六隻(鳴尾丸、順豐丸、金龍丸、安國丸、雲海丸、盛丸)を護衛し5日0700呉淞発速力八節
ベルブイより大瀬崎直航7日0900富江沖着、宇久島にて解列の予定
6日正午位置北緯32度00分東経126度00分
18.04.05:佐鎮機密第051400番電:
1.5日呉淞発鷹島護衛船団を支第一船団と呼称す
2.5日鹿児島発第七利丸護衛船団を鹿第一船団と呼称す
18.04.05:(支第一船団)上海〜
〜04.06 1142 鷹島機密第061142番電(昨夜来の降雨による視界不良と荒天の為、支第一船団を見失い
黎明を待ち反転一時間半に亘り捜索せるも見当らざるに依り予定針路北緯55度東を北上
せるに0945位置北緯31度46分東経124度22分に於て昇降口屋根仮設便所らしき浮流物4個
発見、荒天の為破壊されたるものの如し目下附近捜索中なるも其の他の浮流物を認めず
視界4粁、現場捜索は1200にて打切り船団捜索の為予定針路を北上す)〜
〜富江
18.04.24:伊萬里湾在勤海軍武官機密第241232番電:
佐第一〇船団4隻
護衛艦 峯風
24日0800伊萬里湾発、26日0600花鳥山着予定、速力九節
1.順豐丸(JJSR)馬鞍山、幸喜丸(JAIA)基隆経由盤谷、筥崎丸(JGUN)蕪湖、以上空船
對馬丸(JMAD)雑貨、西貢
2.幸喜丸、對馬丸、花鳥山より白砂岬に向い以後接岸
3.正午位置
25日北緯31度45分東経125度41分
27日北緯26度29分東経120度31分
4.幸喜丸、28日1200基隆、對馬丸1900馬公着の予定
5.第三東勢丸(JKCM)360瓲油槽船、空船、行先上海、船団先行す
18.04.24:(佐第一〇船団)伊万里湾〜
〜04.27 0930 花鳥山附近に於て驅逐艦「峯風」が護衛を終了〜
〜04.27馬鞍山
18.05.04:鷹島機密第040950番電:
支第一三船団(田子の浦丸、太隆丸、筥崎丸、順豐丸)を直接護衛、4日0800呉淞発、速力九節、
ベルブイより大瀬埼直航、6日0300富江沖にて解列の予定
5日正午位置 北緯32度10分東経126度15分
18.05.04:(支第一三船団)呉淞〜
〜05.06 ---- 富江沖にて敷設艇「鷹島」が護衛終了〜
〜伊万里湾
18.05.15:伊萬里湾集合地管理官機密第150938番電:
1.佐第一九船団9隻
15日0600伊萬里湾発、17日0800花鳥山通過の予定、速力九節、
航路相崎瀬戸、三〇一六、三〇〇八
大冶丸(JOIB)、若松丸(JOTB)、金嶺丸(JGOR)以上蕪湖、勝利丸(JATS)荻港、
順豐丸(JJSR)陳家圩、泰山丸(JVOQ)馬鞍山、隆西丸(JXDM)ホンゲイ、
建和丸(JRFR)、昌仁丸(JEKD)以上楡林
2.正午位置
15日相崎瀬戸
16日北緯31度45分東経125度45分
3.南下船花鳥山にて分離大陸接岸、楡林22日1700、ホンゲイ23日1700着の予定
正午位置
17日北緯30度13分東経122度44分
18日北緯27度00分東経120度50分
19日北緯24度10分東経118度40分
20日北緯22度27分東経115度38分
21日北緯20度10分東経112度40分
22日北緯17度42分東経109度50分
23日北緯20度10分東経107度10分
4.護衛艦 平島
15日1200相崎瀬戸にて合同す
5.昌仁丸石炭、機械類、木材、雑貨、便乗者105名、其の他空船
18.05.15:(佐第一九船団)伊万里湾〜
〜05.17 1700 馬鞍群島沖着、敷設艇「平島」が護衛を終了〜
〜陳家圩
18.05.25:上海根機密第221023番電:
1.支第二二船団
(礦石)大冶丸3650瓲、寶嶺丸7700瓲、勝利丸3827瓲、順豐丸6200噸以上、八幡行、
嘉山丸8090瓲大阪行、隆東丸4850瓲佐賀関行
2.護衛艦 鷹島 速力八節
3.25日1030呉淞発大瀬崎直航、27日1200富江沖着、古志岐島沖にて解列、28日未明六連着の予定
4.正午位置
26日北緯31度45分東経125度15分
18.05.25:(支第二二船団)上海〜05.25呉淞05.25〜05.25ベルブイ
18.05.25:鷹島機密第251137番電:
支第二二船団(寶嶺丸、勝利丸、嘉山丸、順豐丸、大冶丸、隆東丸)を直接護衛、25日1530ベルブイ発
大瀬崎に直航、速力八節、27日1200黄島を通過の予定、26日正午位置北緯31度45分東経125度15分
18.05.25:(支第二二船団)ベルブイ〜
〜05.27 0930 黄島通過〜
〜八幡
18.06.06:伊萬里湾集合地管理官機密第061123番電:
1.シ第六〇七船団7隻
6日0700伊万里湾発、8日1200ベルブイ着の予定、速力八節、
航路 古志岐の北5浬よりS六一経由余山に向う
順豐丸JJSR馬鞍山、大圖丸JFTD蕪湖、御影丸JUEB荻港、昭泰丸JKSR杭木材、衡山丸JGXN雑貨、
中華丸JSQA機械類、以上上海、春天丸JCAC軍需品高雄(マニラ)
2.正午位置
7日北緯32度40分東経125度30分
3.護衛艦 燕及特務艦室戸(船団に続行す)
6日1200古志岐北5浬にて会合す、上海行
4.昭泰丸6日発船団に先行す
5.春天丸ベルブイにて分離大陸接岸、10日1200高雄着の予定
正午位置
9日北緯27度28分東経121度58分
18.06.06:(シ第六〇七船団)伊万里湾〜
〜06.08 0800 余山着、濃霧の為解列〜
〜馬鞍山
18.06.19:上根機密第190845番電:
1.モ第九〇一船団(礦石船)
順豐丸JJSR6331噸門司
2.護衛艦 鷹島、速力八節、佐世保経由呉行、B船東照丸同行
3.19日0730呉淞発大瀬崎直航、21日0900富江沖、22日未明六連島着の予定
4.正午位置
20日北緯31度50分東経125度45分
21日佐世保航路帯
18.06.19:(モ第九〇一船団)呉淞〜
〜06.19 1535 佐鎮機密第191535番電(敵潜情況に鑑み航路を三一、三四に変更せよ)〜
〜06.21 0630 特設砲艦「東照丸」及モ第九〇一船団黄島着〜
〜門司
18.07.03:伊萬里湾在勤海軍武官機密第031245番電:
1.シ第三〇六船団6隻3日0600伊万里湾発、5日1200余山着の予定
速力八節、航路相崎瀬戸、北緯32度12分東経128度49分より余山直航
大星丸JHKB、順豐丸JJSR、大洲丸JBCC、薩摩丸JAJC以上蕪湖行
正元丸JDTA馬鞍山、海jロJBFD泗礁山(高雄行)
2.正午位置
4日北緯31度53分東経126度03分
3.護衛艦 海威3日1330相ノ島南3浬にて合同す
18.07.03:(シ第三〇六船団)伊万里湾〜蕪湖
18.07.19:上海根據地隊機密第192207番電:
1.モ九一〇船団大洲丸、若松丸、豐丸、大星丸八幡行、順豐丸門司行、正元丸尼崎行、宗像丸大阪行
以上礦石船、同和丸大阪行、B船榮丸、南進丸
2.護衛艦 第三十八號哨戒艇、鷹島、速力八節
3.19日2000呉淞発大瀬崎直航
22日0200黄島着相崎瀬戸を通過後解列
23日0600六連着の予定
同和丸22日1800博多着の予定
18.07.19:(モ第九一〇船団)呉淞〜門司
19.04.09:徴傭:陸軍
19.04.30:東京〜05.05マニラ
19.06.12:マニラ〜06.22ハルマヘラ06.22〜06.25マニラ
19.06.--:マニラ〜サンフェルナンド08.11〜08.16広畑
19.08.17:大阪〜08.24高雄
19.09.11:(モタ26船団)門司〜09.17高雄
19.10.08:高雄〜10.11マニラ
19.10.23:マニラ〜11.03昭南
19.11.08:昭南〜11.09パレンバン11.09〜11.18昭南
19.12.23:昭南〜クチン向け航行
19.12.25:沈没
19.12.25:解傭
喪失場所:N00.51-E108.18 ボルネオ西岸シンカワン西方70km附近
喪失原因:米潜水艦Barbero(SS-317)の雷撃
同型船
要調査。
兵装
(17.11)
三八式野砲1門。
写真資料
あり。
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