年 月 日:船歴
13.06.17:起工、優秀船舶建造助成施設第第二種船106号 13.12.26:進水、命名:國洋丸 14.05.16:竣工
14.05.--:新規登録 14.05.17:登録検査、船級:TK N.S.* (Bulk Oil Carrier)、船級番号:838 14.05.17:船舶検査証書交付 --.--.--:北米 15.11.15:中間検査
15.11.16:徴傭 15.11.22:川崎重工業株式會社にて艤装工事開始 15.12.16:入籍:内令第980号:特設運送船(給油船)、呉鎮守府所管 15.12.16:監督官:海軍大佐 板垣 行一 15.12.18:神戸〜試運転〜12.18神戸 15.12.29:艤装工事完了 15.12.29:神戸〜12.30横須賀01.01〜01.03呉 16.01.06:呉〜01.07新宮01.07〜01.08飛渡瀬01.09〜01.10新宮01.10〜01.10飛渡瀬01.13〜01.14徳山 16.01.14:徳山〜01.15飛渡瀬 16.01.15:艦隊編制:海軍省配属、特設運送船 16.01.16:飛渡瀬〜01.19大湊01.21〜01.23徳山 16.01.25:徳山〜01.26尼崎01.29〜01.29下津02.01〜02.02長崎02.04〜02.05佐世保 16.02.06:佐世保〜02.13蘭印プロサンボー02.14〜02.22徳山 16.02.24:徳山〜02.24鹿ノ川02.27〜02.28尼崎03.03〜03.04新宮03.08〜03.11馬公 16.03.14:馬公〜03.18蘭印プロサンボー03.19〜03.27徳山 16.03.29:徳山〜03.29呉 16.04.06:呉〜04.18桑港04.20〜05.04四日市05.07〜05.08広05.09〜05.09呉 16.05.13:呉〜05.27羅府05.30〜06.13鶴見
16.06.15:移籍:内令第681号:特設運送艦、呉鎮守府所管 16.06.15:艦隊編制:海軍省配属、特設運送艦 16.06.15:特務艦長:海軍大佐 日臺 虎治 16.06.25:呉〜北米沿岸〜07.26尼崎 16.09.01:戦時編制:海軍省配属、特設運送艦 16.09.18:呉海軍工廠にて艤装工事開始
16.10.15:移籍:内令第1255号:特設運送船(給油船)、呉鎮守府所管 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 16.10.15:監督官:海軍大佐 日臺 虎治 16.10.15:船長:海軍嘱託 柳岡 積次(部内限り奏任官待遇) 16.10.21:艤装工事完了 16.11.18:佐伯〜 16.11.23:軍隊区分:機密機動部隊命令作第1号:補給部隊第一補給隊 16.11.26:単冠湾〜 〜12.03 洋上給油〜 〜12.04 収容地点(N30.00-E165.00)で待機〜 〜12.16 解任〜 〜12.26呉 17.01.07:ダバオ〜01.10タラカン 17.01.15:鹿ノ川〜02.04馬公02.06〜02.10パラオ 17.02.17:パラオ〜スターリング湾 17.02.21:1225 警戒隊(第十七驅逐隊欠)に補給 1630 補給終了 17.02.21:ケンダリー(スターリング湾)〜02.23呉 17.--.--:呉〜03.02呉 17.03.09:呉〜03.09鹿ノ川 17.03.09:鹿ノ川〜03.16スターリング湾 17.03.19:軍隊区分:機密機動部隊命令作第31号:補給部隊第一補給隊 17.03.19:1650 驅逐艦「浦風」に補給 1841 補給終了 17.03.24:1320 驅逐艦に補給 1540 補給終了 17.03.25:0750 驅逐艦に補給 1055 補給終了 17.03.--:---- 航空母艦「翔鶴」、驅逐艦「陽炎」、同「霰」に補給 17.03.25:スターリング湾〜03.31馬公 17.04.04:馬公〜第二次インド洋作戦〜昭南〜 〜04.16 0815 警戒隊に曳航補給〜 〜04.16 1115 曳航補給終了〜 〜04.16 1135 主隊と分離、呉に回航〜 〜04.22呉 17.05.06:呉〜05.07広 17.05.13:第一航空艦隊機密第368番電: 國洋丸は予定を変更し速に硫黄島南西海面に進出瑞鶴要すれば翔鶴に補給の上呉に回航すべし 会合点其の他に関しては直接第五航空戦隊司令官及翔鶴艦長と打合すべし 17.05.14:室積沖〜 〜05.14 0820 深島通過、針路153度速力14節〜 〜05.14 2155 第一航空艦隊機密第378番電(第五航空戦隊に対する補給を取止め呉に回航)受領〜 〜05.15呉 17.05.16:呉〜05.23柱島 17.05.--:軍隊区分:ミッドウェー攻略(MI)作戦機動部隊補給部隊第一補給隊(5) 17.05.26:柱島〜06.15呉 17.07.02:監督官:海軍大佐 高橋 一松 17.07.10:横須賀〜08.01元山 17.08.14:軍隊区分:ガダルカナル島輸送支援部隊機動部隊第一補給隊 17.09.01:佐世保〜 〜09.15 第十戦隊、第七戦隊に補給〜 〜09.23広 17.09.26:呉〜 〜10.10 1650 驅逐艦「高波」に補給〜 〜トラック 17.11.03:0500 第二水雷戦隊の一部艦艇に燃料を補給 0930 補給終了 17.11.--:トラック〜11.11呉 17.11.14:呉〜ラバウル 17.11.26:監督官:海軍大佐 伊藤 コ尭 17.11.27:運送艦「鶴見」に缶用重油3,100t補給 17.12.03:運送艦「鶴見」を横付け、一号重油280t補給 巡洋艦「大井」に重油補給400t 18.01.--:トラック 18.01.19:運送艦「鶴見」を横付け、重油5,500t補給 18.01.24:前進部隊電令第69号: 1.國洋丸1月26日トラック発タラカンに回航、原油をバリックパパンに輸送したる後 同地に於て燃料を満載しトラックに帰投すべし 2.~通艦長は時雨を派遣し國洋丸を礁外150浬附近まで護衛せしむべし 18.01.26:トラック〜 〜トラック礁外150浬附近にてて驅逐艦「時雨」が護衛を終了〜 〜タラカン〜バリックパパン〜 〜02.15 驅逐艦「村雨」が護衛に就く〜 〜02.15トラック 18.02.27:前進部隊信令第144号: 2.村雨、峯雲は明28日國洋丸に横付、燃料を補給(満載)すべし 18.03.04:巡洋艦「北上」、同「大井」に燃料補給各艦441t 18.03.05:前進部隊電令第80号: 1.國洋丸は3月7日トラック発サイパンに回航、燃料全部陸揚後、昭南島に回航 燃料満載、軽質油及び潤滑油成るべく多量搭載しトラックに帰投すべし 2.第二水雷戦隊司令官は部下驅逐艦一隻をして國洋丸を礁外150浬附近迄護衛せしむべし 18.03.07:トラック〜 〜礁外150浬附近迄にて驅逐艦「有明」が護衛を終了〜 〜サイパン〜昭南〜 〜04.02 トラック礁外より驅逐艦「海風」が護衛を開始〜 〜04.03トラック 18.04.10:1133 巡洋艦「長良」を横付け 18.04.21:前進部隊電令第91号: 1.國洋丸は4月23日トラック発スラバヤに回航、原油をバリックパパンに輸送したる後、同地に 於いて燃料満載、一號石油、一號内部鉱油、航空八七揮発油成るべく多量搭載しトラックに 帰投すべし 2.第四水雷戦隊司令官は第二驅逐隊(五月雨)をして國洋丸を礁外150浬附近迄護衛せしむべし 18.04.23:トラック〜 〜礁外150浬附近にて驅逐艦「五月雨」が護衛を終了〜 〜スラバヤ〜バリックパパン〜トラック 18.--.--:トラック〜05.20呉 18.05.23:呉〜05.23大阪 18.05.25:指揮官:海軍大佐 伊藤 コ尭 18.06.16:大阪〜06.17呉 18.06.19:呉〜06.23高雄06.25〜バリックパパン 18.07.04:バリックパパン〜 〜07.05 1714(N01.23-E120.13)「第十六號掃海艇」と分離〜 〜トラック 18.07.14:(第1142船団)トラック〜07.17ラバウル 18.07.17:1025-1140 巡洋艦「長良」を横付け燃料補給 18.10.24:バリックパパン〜 〜10.26 0700 驅逐艦「早苗」による護衛終了〜 〜11.05ラバウル 18.11.05:0637 ラバウルにて巡洋艦「筑摩」を横付け重油補給400t 18.11.30:バリックパパン〜12.04パラオ 18.12.14:パラオ〜 〜12.17 0800 驅逐艦「皐月」が合同〜 〜12.17 0900 驅逐艦「水無月」が合同〜 〜12.18ラバウル 18.12.23:驅逐艦「夕凪」に補給 --.--.--:ラバウル〜バリックパパン 19.01.08:(ク803船団)バリックパパン〜 〜01.12 1230(N12.38-E131.51)護衛が「第百二號哨戒艇」から驅逐艦「早波」、同「島風」に交代〜 〜01.14 1200(N05.30-E141.34)驅逐艦「漣」被雷、約2分で沈没〜 〜01.14 1252(N05.02-E140.50)特設運送船「日本丸」被雷沈没〜 〜01.14 1645(N05.22-E141.32)特設運送船「健洋丸」被雷沈没〜 〜01.14 1730 驅逐艦「曙」が護衛に就く〜 〜01.16 0530 驅逐艦「春雨」が護衛に就く〜 〜01.16 ---- 驅逐艦「早波」が護衛に復帰〜 〜01.17トラック 19.01.19:トラック〜01.22ラバウル 19.01.25:ラバウル〜 〜01.25 1500 ステフェン水道北口より驅逐艦「舞風」、同「野分」が護衛に就く〜 〜01.28トラック 19.02.01:軍隊区分:聯合艦隊信電令作第80号:聯合艦隊に編入 19.02.05:トラック〜02.11ダバオ 19.02.09:軍隊区分:邀撃部隊電令第40号:附属 19.02.12:ダバオ〜02.15バリックパパン 19.02.21:バリックパパン〜 〜02.25 0117 特設運送艦「旭東丸」が敵潜発見、驅逐艦「島風」が爆雷攻撃〜 〜02.25 0220 特設運送船「日章丸」被雷沈没〜 〜02.25 0410 驅逐艦「島風」と共に特設運送艦「旭東丸」と分離〜 〜02.25ダバオ 19.02.29:ダバオ〜03.02パラオ03.04〜サイパン 19.03.10:サイパン〜03.13パラオ03.18〜03.22タラカン〜03.25バリックパパン 19.03.29:(船団)バリックパパン〜 〜03.30 「第百二號哨戒艇」による護衛終了〜 〜04.01ダバオ 19.04.02:特設運送船「北上丸」から生糧品補給 19.04.08:ダバオ〜04.10タラカン04.12〜04.14バリックパパン 19.04.18:バリックパパン〜04.26サイパン 19.04.29:サイパン〜05.07バリックパパン 19.05.05:軍隊区分:聯合艦隊電令作第75号:聯合艦隊附属第一機動艦隊附属 19.05.13:バリックパパン〜05.15タウイタウイ 19.05.19:運送艦「鶴見」が横付け、重油3,400tを搭載 19.05.23:タウイタウイ〜05.25ダバオ 19.06.--:軍隊区分:あ号作戦第一補給部隊 19.06.14:ダバオ〜 〜06.16 驅逐艦「若月」が護衛に加入〜 〜06.23バコロド(ギマラス泊地) 19.06.26:バコロド〜 〜ペピタン礁で驅逐艦「雪風」が座礁、驅逐艦「響」、同「夕凪」、特務艦「速吸」の援助で離礁〜 〜ガート島〜 〜コールハーバ〜 〜07.02呉 19.07.02:戦艦「武蔵」を横付け補給 19.07.--:(第2612船団)マニラ〜マカッサル向け
19.07.30:沈没 19.09.10:除籍:内令第1067号 19.09.10:解傭
喪失場所:N06.07-E120.00 比島ホロ島ホロ西方125km付近 喪失原因:米潜水艦Bonefish(SS-223)の雷撃
玄洋丸、日榮丸、東榮丸、嚴島丸、~國丸、健洋丸。
要調査。
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年1月号 雑誌「船の科学」船舶技術協会 2001年1月号「日本商船隊の懐古 No.258」山田早苗 雑誌「世界の艦船」海人社 2008年8月号「思い出の日本貨物船その144」 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2966,2967) 「川崎重工業株式会社社史」 S34.10 川崎重工業株式会社(P.722) 「山洋会誌特別号 殉職者追悼録」 S35.06 山下汽船株式会社山洋会 「殉職者追悼録」 S57.08 山下新日本汽船株式会社(P.87)
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