年 月 日:船歴
10.10.18:起工 11.04.24:進水、命名:日本丸 11.06.30:竣工
11.06.--:新規登録:登録総噸数:9,971、登録純噸数:5,839 11.06.27:登録検査、船級:TK N.S.* (Bulk Oil Carrier)、船級番号:513 11.06.29:船舶検査証書交付 11.07.01:神戸〜07.07オハ〜07.14徳山(11年度「オハ」原油輸入艦船配船予定表)(JACAR: C05035364900) 11.07.12:宗谷海峡二丈岩附近にて觸礁、船底受損 11.07.16:徳山〜07.22オハ〜07.29徳山(11年度「オハ」原油輸入艦船配船予定表) 11.--.--:徳山〜12.22佐世保 11.12.26:佐世保〜 12.06.--:中間検査 12.--.--:〜07.15横須賀07.17〜 12.08.--:中間検査 --.--.--:北樺太、ボルネオ、ロサンゼルス方面を行動 13.02.07:訂正登録:登録総噸数:9,974、登録純噸数:5,849 13.07.28:中間検査 14.07.26:上海〜 15.05.25:神戸にて第一次第一種定期検査 16.06.18:中間検査 16.08.08:川崎重工業株式會社にて艤装工事開始
16.09.07:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(給油船)、呉鎮守府所管 16.09.20:監督官:海軍大佐 植田 弘之介 16.10.15:艤装工事完了 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 16.11.18:佐伯〜単冠湾 16.11.23:軍隊区分:機密機動部隊命令作第1号:補給部隊第二補給隊 16.11.26:単冠湾〜 〜12.03 洋上給油〜 〜12.14 収容地点(N30.00-E165.00)で待機〜 〜12.16 解任〜 〜12.23呉 17.01.01:軍隊区分:機密機動部隊命令作第17号:補給部隊第一補給隊 17.01.07:呉〜 〜01.08 ---- 佐田岬の320度5浬に集合〜 〜01.10 0950 警戒隊に横曳き補給開始〜 〜01.10 1409 警戒隊に横曳き補給終了 〜01.14トラック 17.01.14:戦艦「霧島」、第十八驅逐隊に補給 17.01.15:航空母艦「翔鶴」に給油960t 17.01.--:トラック〜01.23徳山 17.01.28:呉〜トラック〜パラオ 17.02.08:0957 第十八驅逐隊第一小隊(不知火、霞)に補給 1233 補給終了 17.02.--:パラオ〜02.15徳山02.16〜スターリング湾 17.02.24:スターリング湾〜 〜02.27 0715 第二十七驅逐隊第二小隊(有明、夕暮)に合同〜 〜02.27 1400(S11.49-E117.48)主隊と分離〜 〜03.02 0047(S16.15-E107.16)主隊に合同〜 〜03.02 0252 警戒隊に曳航補給〜 〜03.02 1903 曳航補給終了〜 〜03.02 2150 主隊と分離〜 〜03.05 2303(S11.50-E109.51)主隊に合同〜 〜03.06 0020 警戒隊(有明、夕暮欠)に曳航補給〜 〜03.06 1000 曳航補給終了〜 〜03.06 1030 主隊と分離〜 〜03.10スターリング湾 17.03.11:スターリング湾〜03.17馬公 17.03.19:軍隊区分:機密機動部隊命令作第31号:補給部隊第一補給隊 17.03.24:馬公〜 〜03.31 0645(S08.52-E106.18)主隊と合同〜 〜03.31 0752 警戒隊に曳航補給〜 〜03.31 1313 補給終了〜 〜03.31 ---- 第二航空戦隊に曳航補給〜 〜04.01 ---- 航空母艦「赤城」に曳航補給〜 〜04.02 ---- 解列〜 〜04.03 0827 警戒隊に曳航補給〜 〜04.03 1325(S01.09-E093.12)曳航補給終了、主隊と分離〜 〜04.-- ---- G点(N10.--E090.--)にて待機(04.07 1800迄)〜 〜04.-- ---- F点にて待機〜 〜04.-- ---- G点(N10.--E090.--)にて待機〜 〜04.10 1200 主隊に合同、警戒隊に曳航補給〜 〜04.10 1900 曳航補給終了〜 〜04.11 0830 航空母艦「赤城」に曳航補給〜 〜04.14 0930 警戒隊に曳航補給〜 〜04.14 1900 曳航補給終了〜 〜04.16 1135 主隊と分離、呉に回航〜 〜04.22呉 17.05.20:軍隊区分:ミッドウェー攻略作戦補給部隊第一補給隊(4) 17.05.26:広島湾〜06.13横須賀 17.06.21:横須賀〜 17.07.04:大湊〜07.14呉 17.07.10:軍隊区分:聯合艦隊電令作第179号(07.09附):北方部隊より除く 17.07.16:広島湾〜07.16柱島 17.07.16:柱島〜07.25昭南(水道西口泊地) 17.07.28:昭南〜07.31メルギー 17.08.01:0855-1220 巡洋艦「熊野」に横付け重油補給482t 1220-1500 巡洋艦「鈴谷」に横付け重油補給410t 1540-1650 驅逐艦「親潮」を横付け重油153t及び清水補給 1540-1650 驅逐艦「早潮」を横付け重油140t及び清水補給 17.08.02:1150-1315 驅逐艦「K潮」を横付け重油補給 1400-1535 驅逐艦「春雨」に重油補給104t 17.08.03:1100-1220 驅逐艦「五月雨」に重油補給176t 17.08.07:聯合艦隊信電令作第198号: 1.7日敵攻略部隊は機動部隊支援の下にツラギ、ガダルカナル基地方面に来襲、基地航空部隊、 先遣部隊、外南洋部隊は之を攻撃中なり 2.聯合艦隊は速に此の敵を撃滅すると共に同方面を確保せんとす 3.各部隊は左に依り作戦せんとす (ハ)聯合艦隊信電令作第174号に依る作戦を取止め第七戦隊、第三水雷戦隊、第二驅逐隊、 第十五驅逐隊、旭東丸、日本丸(南西部隊より除く)は第七戦隊司令官指揮の下に 8月17日頃にダバオに回航 17.08.08:メルギー〜 17.08.09:軍隊区分:第三水雷戦隊司令官指揮下 17.08.24:支援部隊電令作第4号: 2.支援部隊本隊は25日0400地点ケルラ55附近に於て東方より南方に亙り飛行索敵を実施したる 後25日2000地点ケモカ00に達し日本丸より補給を行う 3.陸奥、第二驅逐隊(夕立欠)及日本丸、峯雲は前項補給地点に於て本隊に合同すべし 17.09.14:前進部隊電令作第16号: 3.日本丸は南緯1度0分東経163度0分に進出待機せよ 〜09.16 0500 第四戦隊(高雄、愛宕、摩耶)、第八戦隊(利根、筑摩)に補給〜 〜09.16 1500 驅逐艦「早潮」に補給開始〜 〜09.16 1640 驅逐艦「早潮」に補給終了〜 〜09.17 ---- 前進部隊本隊に補給〜 〜09.17 1730 驅逐艦「早潮」に補給開始〜 〜09.17 1800 驅逐艦「早潮」に補給終了〜 〜09.18 0600 戦艦「金剛」、同「榛名」に補給開始〜 〜09.18 2300 戦艦「金剛」、同「榛名」に補給終了〜 〜09.27呉 17.10.01:呉〜 17.10.06:前進部隊電令作第60号: 第二水雷戦隊司令官は部下驅逐艦一隻をしてトラックを去る約100浬附近より日本丸(8日1000 北水道着の予定)の護衛に任ずべし 〜10.-- 驅逐艦「長波」が護衛に就く〜 〜10.08トラック 17.10.09:0810 驅逐艦「陽炎」を横付け補給 1045 驅逐艦「電」、同「磯波」を横付け補給 1500 巡洋艦「五十鈴」を横付け補給 17.10.10:トラック〜 〜10.12 1230 前進部隊本隊に合同〜 〜10.12 1305 巡洋艦「五十鈴」、驅逐艦「高波」、同「電」に燃料補給開始〜 〜10.12 1800 補給終了〜 〜10.16 1140 巡洋艦「五十鈴」、第二十四驅逐隊(海風、江風、涼風)と合同、補給開始〜 〜10.16 1700 第五戦隊(妙高、羽K)、第三十一驅逐隊と合同、補給開始〜 〜10.16 2328 第三十一驅逐隊(長波、巻波、高波)、驅逐艦「涼風」が分離〜 〜10.17 0530 第五戦隊、巡洋艦「五十鈴」、驅逐艦「海風」、同「江風」補給終了〜 〜10.17 0600 前進部隊本隊との会合点に向う〜 〜10.18 ---- 第十五驅逐隊(陽炎、K潮、親潮、早潮)、第四戦隊補給開始〜 〜10.18 0749 巡洋艦「愛宕」補給終了〜 〜10.18 0855 巡洋艦「高雄」補給終了〜 〜11.07呉 17.11.10:監督官:海軍大佐 平塚 四郎 17.12.12:呉〜トラック 18.01.31:トラック〜02.10トラック 18.02.15:前進部隊電令第75号: 1.日本丸は2月16日トラック発昭南島に回航、燃料満載の上帰投すべし 2.第四水雷戦隊司令官は部下驅逐艦一隻を派遣し日本丸を礁外150浬附近迄護衛せしむべし 18.02.16:トラック〜 〜02.16 礁外150浬附近にて驅逐艦「村雨」が護衛を終了〜 〜昭南〜 〜礁外150浬附近迄にて驅逐艦「有明」が護衛に就く〜 〜03.30トラック 18.04.18:前進部隊電令第90号: 1.日本丸は4月19日トラック発タラカンに回航原油をバリックパパンに輸送したる後、同地に 於て燃料を満載、航空八七揮発及び内火艇燃料成るべく多量搭載、トラックに帰投すべし 2.親潮は日本丸を礁外200浬附近迄護衛すべし 18.04.19:トラック〜 〜04.20 トラック礁外にて驅逐艦「親潮」が護衛を終了〜 〜タラカン〜バリックパパン〜 〜トラック 18.05.17:トラック〜 〜05.18 礁外にて驅逐艦「大波」が護衛を終了〜 〜05.24広 18.05.25:指揮官:海軍大佐 平塚 四郎 18.05.26:船長:海軍嘱託 野田 C次(部内限り奏任官待遇) 18.05.28:広〜06.03幌筵 18.07.05:軍隊区分:機密水雷戦隊命令作第4号:補給隊 18.07.07:(ケ号第二期作戦)幌筵海峡〜 〜07.08 2210 巡洋艦「阿武隈」が舵故障〜 〜07.09 0145 巡洋艦「阿武隈」舵故障復旧〜 〜07.09 0630-1500 全艦〜 〜07.10 0230-0425 驅逐艦四隻に補給〜 〜07.10 1100 海防艦「國後」と共に解列〜 〜07.11 0710 船団と合同〜 〜07.11 0830-1800 全艦に補給〜 〜07.12 0900-1100 驅逐艦「若葉」、同「初霜」、同「薄雲」、同「響」に補給〜 〜07.12 1200 解列〜 〜07.13 0230 船団と合同〜 〜07.13 0330-1050 全艦に補給〜 〜07.13 1055 解列〜 〜07.18幌筵海峡 18.07.21:特設運送船「帝洋丸」からL1 3,873t、L2 1,600tを補給 18.07.22:(ケ号第二期作戦第二次)幌筵海峡〜 〜07.23 0300頃以後船団から落伍〜 〜07.23 午後 濃霧のため海防艦「國後」が連絡を失う〜 〜07.24 1540 船団と合同〜 〜07.25 1130-1800 驅逐艦に補給〜 〜07.26 1744(N44.10-E170.25)海防艦「國後」が巡洋艦「阿武隈」右舷中部に触衝〜 〜07.26 1807 驅逐艦「初霜」が艦首を同「若葉」右舷に、艦尾を同「長波」左舷後部に触衝〜 〜07.27 ---- 驅逐艦「初霜」が補給隊に加入〜 〜07.27 -----1620 驅逐隊(除第二十一驅逐隊)に補給〜 〜07.28 0900-1120 巡洋艦「阿武隈」、同「木曽」、驅逐艦「薄雲」、同「響」に補給〜 〜07.28 1700 解列〜 〜08.01幌筵海峡 18.08.02:北方部隊信電令第113号: 長波、響及び日本丸は補給終了後、聯合艦隊電令作第651号に基づき左に依り行動すべし 2.日本丸、長波、響は日本丸指揮官所定に依り長波、響は日本丸の護衛に任じ長波は舞鶴、 響は内海西部、日本丸は佐世保に回航すべし 18.08.03:幌筵海峡〜08.08佐世保 18.08.13:佐世保〜バリックパパン 18.10.04:バリックパパン 18.--.--:バリックパパン〜 〜10.11 ----(N06.40-E144.20)驅逐艦「朝凪」が護衛に就く〜 〜10.13トラック 18.10.15:指揮官:海軍大佐 竹原 九一郎 18.10.19:ブラウンにて巡洋艦「利根」に584t、同「筑摩」に480t重油補給 18.10.26:トラックにて巡洋艦「利根」に1,195t、同「筑摩」に1,177t重油補給 18.10.30:トラック〜 〜10.31 0800 礁外200浬にて驅逐艦「島風」による護衛終了〜 〜11.06タラカン 18.11.08:タラカン〜11.09バリックパパン 18.11.14:バリックパパン〜11.21トラック 18.11.29:ブラウンにて巡洋艦「筑摩」に325t重油補給 18.12.11:(第7111船団)トラック〜12.14パラオ 18.12.23:(第2516船団)パラオ〜 〜12.23 1622 驅逐艦「早波」が威嚇投射2個〜 〜12.25 0800 驅逐艦「早波」による護衛終了〜 〜12.28タラカン 18.12.--:タラカン〜01.01スラバヤ 19.01.01:スラバヤ〜01.03バリックパパン 19.01.--:トラック向け重油12,000t、航空ガソリン2,000ドラム投資 19.01.08:(ク803船団)バリックパパン〜 〜01.12(N12.38-E131.51)護衛が「第百二號哨戒艇」から驅逐艦「早波」、同「島風」に交代〜 〜01.14 1200(N05.30-E141.34)驅逐艦「漣」被雷、約2分で沈没〜 〜01.14 1252(N05.02-E140.50)左舷船尾機関室に2発、船体中央部に1発被雷
19.01.14:沈没 19.03.10:除籍:内令第427号 19.03.10:解傭
喪失場所:N05.02-E140.43 内南洋ウオレアイ島南西410km付近 喪失原因:米潜水艦SCAMP(SS-227)の雷撃
建川丸。
要調査。
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.58) 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和11年5月号、昭和11年7月号 雑誌「世界の艦船」海人社 2006年7月号「思い出の日本貨物船その119」 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.20) 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.95「蘭印攻略作戦・インド洋作戦」(P.50) 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.153) 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第八巻(P.137) 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.231) 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2970) 「艦船雑誌」企画室黒潮 第1号(P.41-43) 「スコラスペシャル48」「日本の軍艦」1998年(P.75) 「川崎造船所四十年史」 S11.11 川崎重工業株式会社 「日本船舶画鑑」S25.08 舟艇協会出版部 (P.86) 「山洋会誌特別号 殉職者追悼録」 S35.06 山下汽船株式会社山洋会 「殉職者追悼録」 S57.08 山下新日本汽船株式会社(P.54) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.278) U.S. National Archives (II) 26-SJ-36
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