金剛丸・第二號金剛丸の船歴
年 月 日:船歴
T--.--.--:起工
T11.12.05:進水、命名:金剛丸
T11.--.--:竣工
T11.12.--:新規登録:所有者:大正水産株式會社、船籍港:広島縣御調郡土生町
T11.12.19:汽船トロール漁業許可
許可番号:第八八號
名義:大正水産株式會社
操業区域:東海及黄海
漁獲物陸揚港:長崎港、博多港、下関港
許可期間:許可の日より十箇年
T12.02.01:汽船トロール漁業許可証書換
名義:日正水産株式會社に変更(大正水産株式會社より借受)
T12.02.10:変更登録:船籍港:下關市
T12.03.01:変更登録:所有者:日正水産株式會社
02.07.25:変更登録:所有者:日本トロール株式會社
02.09.--:汽船トロール漁業許可証書換
名義:日本トロール株式會社に変更
04.05.15:汽船トロール漁業許可証書換
漁獲物陸揚港:下関港、長崎港、戸畑港に変更
05.03.24:変更登録:船籍港:戸畑市
05.12.08:汽船トロール漁業許可証書換
名義:共同漁業株式會社に変更
06.01.15:変更登録:所有者:共同漁業株式會社
06.06.08:汽船トロール漁業取締規則により東海及黄海に於ける汽船トロール漁業の操業を禁止
期間:自昭和06年07月01日 至同年08月31日
07.11.17:汽船トロール漁業許可更新
許可期間:昭和07年12月19日より起算し十箇年
09.07.01:汽船トロール漁業許可証書換
名義:豊洋漁業株式會社に変更
09.08.16:汽船トロール漁業許可証書換
名義:共同漁業株式會社に変更
09.09.10:変更登録:所有者:豊洋漁業株式會社
09.09.10:変更登録:所有者:共同漁業株式會社に商号変更(註:同日付で再度変更登録)
12.05.20:変更登録:所有者:日本水産株式會社に商号変更
12.06.04:汽船トロール漁業許可証書換
名義:日本水産株式會社に変更
13.07.08:定期検査
15.09.03:株式會社東京石川島造船所深川工場にて艤装工事開始
15.09.14:中間検査
15.09.17:徴傭
15.10.05:入籍:内令第657号:特設掃海艇、横須賀鎮守府所管
15.10.05:掃海艇長:海軍豫備大尉 小島 e一
15.11.06:深川〜11.06横須賀
15.11.14:艤装工事完了
15.11.15:特設掃海隊編制:内令第838号:第二十五掃海隊
15.11.15:艦隊編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊第二十五掃海隊
15.12.16:掃海艇長:海軍豫備中尉 田崎 季夫
16.01.14:横鎮機密第91号の3:略称制定:第251号掃海艇
16.01.15:特設掃海隊編制:内令第30号:第二十五掃海隊
16.09.01:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊第二十五掃海隊
16.10.15:官房機密第9524号:「第二號金剛丸」と改名
16.10.15:特設掃海隊編制:内令第1252号:第二十五掃海隊
16.10.15:掃海艇長:海軍豫備大尉 田崎 季夫
16.12.06:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第14号:海面防備部隊伊勢湾方面防備支隊
16.12.08:鳥羽〜
〜12.09 潮岬沖〜
〜12.13 1530 神島の176度15浬にて外国船らしき船を発見するが風浪高く触接できず〜
〜12.21鳥羽
16.12.23:鳥羽〜12.25鳥羽
16.12.27:鳥羽〜12.29四日市12.31〜01.01鳥羽
17.01.06:鳥羽〜01.14名古屋01.23〜01.25御前崎
17.01.25:座礁した芬船「トルナトール」付近を警戒
17.01.27:「トルナトール」の監視を打切り引き揚げる
17.01.27:御前崎〜01.30鳥羽
17.01.28:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第45号:海面防備部隊伊勢湾方面防備支隊
17.02.02:掃海艇長:海軍豫備中尉 竹下 義政
17.02.05:鳥羽〜02.05鳥羽
17.02.16:鳥羽〜02.17鳥羽
17.02.21:鳥羽〜02.21四日市02.23〜02.24鳥羽
17.02.26:鳥羽〜02.27鳥羽
17.03.02:鳥羽〜03.05鳥羽
17.03.08:鳥羽〜03.10蒲郡03.12〜03.16鳥羽
17.03.11:伊勢湾防備支隊電令作第22号:03.12午後トーノ附近にて「金剛山丸」により炭水補給
17.03.16:掃海艇長:海軍豫備大尉 竹下 義政
17.03.18:鳥羽〜03.20鳥羽
17.03.24:鳥羽〜03.26鳥羽
17.03.28:鳥羽〜03.29鳥羽
17.03.31:鳥羽〜04.01鳥羽
17.04.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第72号:海面防備部隊伊勢湾方面防備支隊
17.04.05:鳥羽〜04.07鳥羽
17.04.10:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第74号:海面防備部隊伊勢湾方面防備支隊
17.04.11:鳥羽〜04.13鳥羽
17.04.15:鳥羽〜
〜04.17 第四区(二)〜
〜04.18 的矢〜
〜04.23鳥羽
17.04.27:鳥羽〜
17.05.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第78号:海面防備部隊伊勢湾方面防備支隊
17.05.02:伊勢湾防備支隊機密第126番電:作命令第12号第一配備配備乙にて厳戒
哨区基点大王埼灯台の150度6浬
第一線 基点より90度30浬線付近
第二線 基点より230度30浬線付近
第一線、第二線哨戒
〜05.04 1230 大王埼の200度24浬にて敵潜水艦を発見〜
〜05.04 1400 大王埼の210度20浬にて威嚇投射〜
〜05.05鳥羽
17.05.06:伊勢湾防備支隊機密第160番電:1400配備位置:哨区
17.05.07:伊勢湾防備支隊機密第170番電:1000配備位置:哨区
17.05.08:鳥羽〜
〜05.09 対潜掃蕩〜
17.05.10:伊勢湾防備支隊機密第201番電:1000配備位置:哨区
17.05.11:伊勢湾防備支隊機密第208番電:1000配備位置:哨区
〜05.12鳥羽
17.05.12:伊勢湾防備支隊機密第223番電:1000配備位置:鳥羽
17.05.14:鳥羽〜
17.05.15:軍隊区分:機密横鎮海面防備部隊命令作第39号:伊勢湾方面防備支隊
17.05.15:伊勢湾防備支隊機密第241番電:1000配備位置:哨区
17.05.18:伊勢湾防備支隊機密第274番電:1000配備位置:哨区
17.05.19:伊勢湾防備支隊機密第285番電:1000配備位置:哨区
17.05.20:軍隊区分:第一編制:哨戒部隊第二哨戒隊(1)
17.05.20:軍隊区分:第二編制:哨戒部隊第二哨戒隊(1)
〜05.24鳥羽
17.05.24:鳥羽〜05.25鳥羽
17.05.26:鳥羽〜05.30鳥羽
17.06.03:鳥羽〜
17.06.15:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第99号:海面防備部隊伊勢湾方面部隊
17.06.15:軍隊区分:機密横鎮海面防備部隊命令作第42号:伊勢湾方面防備部隊
17.07.05:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第105号:東京湾方面部隊
17.07.05:海面防備部隊機密第567番電(07.01):07.05以降成るべく速やかに東京湾に廻航
17.07.07:鳥羽〜
〜07.08 「榛名丸」現場にて調査警戒〜
〜07.09 沼津沖哨戒〜
〜07.12 「榛名丸」警戒〜
〜07.14 「榛名丸」警戒、駿河湾哨戒〜
〜07.15 「榛名丸」警戒〜
〜07.16 「榛名丸」警戒〜
〜07.17 「榛名丸」警戒〜
17.07.17:海面防備部隊機密第708番電:「榛名丸」監視警戒及び駿河湾哨戒
〜07.18 西水道掃海完了〜
〜07.19 東水道掃海完了〜
〜07.20 東水道掃海完了〜
〜07.21 東水道掃海完了〜
〜07.24 東水路掃海完了〜
〜長浦
17.07.27:25掃電令作第1号:07.29より機銃発煙筐の新設工事に着手
17.07.27:長浦〜
〜07.27 東水路掃海完了〜
〜07.28 東水路掃海完了〜
〜07.28館山
17.07.--:館山〜07.29長浦
17.08.07:長浦〜
〜08.07 東水道掃海完了〜
〜08.07館山
17.08.07:館山〜
〜08.08 東水道掃海完了〜
〜08.08長浦
17.08.09:長浦〜
〜08.09 東水路掃海完了、浮島付近哨戒〜
〜08.10 東水路掃海完了〜
〜08.11 東水道掃海完了〜N線哨戒〜
〜08.12 N線哨戒〜
〜08.14 東水路掃海終了〜
〜08.14長浦
17.08.15:長浦〜08.16長浦
17.08.17:長浦〜
〜08.17 東水道掃海完了〜
〜08.18 東水道掃海完了〜
〜08.19 東水道掃海完了〜
〜08.19長浦
17.08.20:長浦〜
〜08.22 東水路掃海完了〜
〜08.23 東水路掃海完了〜
〜08.23長浦
17.08.27:長浦〜
〜08.27 N線哨戒〜
〜08.28 湾口哨戒〜
〜08.29浦賀
17.08.31:恒例検閲
17.09.--:浦賀〜09.04長浦
17.09.05:長浦〜09.09長浦
17.09.11:長浦〜
〜09.11 N線哨戒〜
〜09.12 N線哨戒〜
〜09.13 N線哨戒〜
〜09.14 N線哨戒〜
〜09.15 N線哨戒〜
〜09.16 N線哨戒〜
〜09.17 N線哨戒〜
〜09.17長浦
17.09.19:長浦〜09.25長浦
17.09.25:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第126号:海面防備部隊東京湾方面部隊
17.09.26:長浦〜
〜09.27 O線哨戒〜
〜09.28 O線哨戒〜
〜09.29 O線哨戒〜
〜09.30長浦
〜10.01 N線哨戒〜
〜10.02 O線哨戒〜
〜10.03 O線哨戒〜
〜10.04 O線哨戒〜
〜10.05 O線哨戒〜
〜10.06 O線哨戒〜「南洋丸」海底電線修理作業警戒〜
〜10.07 O線哨戒〜「南洋丸」海底電線修理作業警戒〜
〜浦賀
17.10.09:浦賀〜東水道掃海〜10.09浦賀
17.10.11:浦賀〜東水道掃海〜10.11浦賀
17.10.12:浦賀〜東水道掃海〜10.12浦賀
17.11.08:女川湾を基地として女川沖及金華山沖の哨戒
17.11.13:山田湾外哨戒
17.11.14:山田湾外哨戒
17.11.15:山田〜対潜掃蕩〜11.15宮古
17.11.16:宮古付近海面哨戒
17.11.17:宮古〜対潜哨戒〜11.17釜石
17.11.18:対潜警戒
17.11.22:女川港警戒
17.11.29:−−〜大船渡
17.12.--:軍隊区分:三陸部隊
17.12.01:大船渡付近海面の対潜哨戒及び船団護衛
17.12.08:大船渡〜八戸宮古間哨戒〜
〜12.10 鮫角の310度6浬に座礁の商船救援〜
〜01.02 釜石沖敵潜掃蕩〜
18.01.31:敵潜水艦撃沈確認作業(02.02まで)
18.02.11:敵潜掃蕩〜02.11女川
18.02.11:炭水補給
18.02.11:女川〜対潜掃蕩〜02.13女川
18.02.15:一般徴傭船「立山丸」遭難地点に急行
18.02.17:対潜掃蕩〜第2216船団間接護衛
18.02.18:対潜掃蕩
18.02.20:大原湾〜金華山沖掃蕩〜
18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継
18.3Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社
18.06.24:(船団護衛)函館〜京浜地区
18.09.10:「南京丸」救難作業
18.10.--:〜11.01横須賀
18.11.01:特設掃海隊編制:内令第2283号:第二十五掃海隊の項を削る
18.11.01:内令第2284号:女川防備隊所属
18.11.01:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊女川防備隊
18.11.25:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊南三陸部隊
18.11.01:掃海艇長:海軍大尉 竹下 義政
18.11.20:横須賀〜11.25女川
18.11.28:女川〜(第2129船団護衛)〜12.01女川
18.11.29:軍隊区分:機密南三陸部隊命令作第7号:直卒部隊(8)第八小隊小名浜隊(26)
18.12.04:女川〜12.04大原湾12.05〜(第1205船団護衛)〜12.07女川
18.12.13:女川〜(第2213船団護衛)〜12.16女川
18.12.19:女川〜(第1219船団護衛)〜12.22女川
18.12.25:女川〜(第1225乙船団護衛)〜01.02女川
19.01.05:女川〜哨区〜01.09女川
19.01.12:女川〜哨区〜01.15女川
19.01.18:女川〜哨区〜01.21女川
19.01.24:女川〜哨区〜01.27女川
19.01.25:軍隊区分:南三陸部隊機密第324番電:金華山隊
19.01.27:女川〜哨区〜01.30女川
19.01.30:女川〜哨区〜02.01女川
19.02.04:女川〜哨区〜02.07女川
19.02.10:女川〜哨区〜02.13女川
19.02.22:女川〜哨区〜
19.02.24:座礁した特設監視艇「第二須山丸」の救難〜哨区〜02.26女川
19.03.04:女川〜哨区〜
19.03.04:金華山の190度52浬にて爆雷攻撃:爆雷6個〜
19.03.05:爆雷攻撃:爆雷3個〜03.05石巻湾〜
19.03.07:爆雷攻撃:爆雷11個〜03.08女川
19.03.10:女川〜哨区〜
19.03.13:爆雷攻撃:爆雷2個、爆雷投下の振動により缶内部煙管に亀裂、缶水漏洩〜03.13女川
19.03.19:女川〜哨区〜03.22女川
19.03.25:女川〜哨区〜03.28女川
19.03.31:女川〜哨区〜04.02女川
19.04.01:掃海艇長:海軍大尉 丸尾 卓志
19.04.05:女川〜04.05塩釜
19.04.05:修理(04.22まで)
19.04.06:丸尾大尉着任
19.04.10:竹下大尉退隊
19.04.22:塩釜〜04.22女川
19.04.26:女川〜哨区〜04.29女川
19.05.02:女川〜哨区〜05.05女川
19.05.10:女川〜哨区〜05.13女川
19.05.16:女川〜哨区〜05.19女川
19.05.22:女川〜哨区〜05.25女川
19.06.02:南三陸部隊機密第021300番電:03日0800女川発、「第一鶚丸」と交代配備
19.06.03:女川〜小名浜哨区哨戒〜06.06女川
19.06.11:南三陸部隊機密第111445番電:12日0800女川発、「第一鶚丸」と交代配備
19.06.12:女川〜小名浜哨区哨戒〜06.15女川
19.06.18:南三陸部隊機密第181230番電:直ちに出港、小名浜哨区に就け
19.06.18:女川〜小名浜哨区哨戒〜
〜06.20 原町沖より「八仁丸」を護衛〜
〜06.21女川
19.06.23:南三陸部隊機密第231240番電:
1.第四十七號驅潜艇及び第二號金剛丸は24日0800女川発、金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は夫々交代帰投せよ
19.06.24:女川〜小名浜哨区哨戒〜06.27女川
19.06.29:南三陸部隊機密第291555番電:
1.第四十七號驅潜艇及び第二號金剛丸は30日0800女川発、金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は夫々交代帰投せよ
19.06.30:女川〜小名浜哨区哨戒〜07.03女川
19.07.06:南三陸部隊機密第071545番電:
1.第四十七號驅潜艇及び第二號金剛丸は8日0800出港、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は夫々交代帰投せよ
19.07.08:南三陸部隊機密第081915番電:消息不明の館山海軍航空隊筑波派遣隊艦上攻撃1機を捜索救助
19.07.08:女川〜磯埼塩屋埼間距岸20浬付近捜索〜07.14女川
19.07.17:南三陸部隊機密第170855番電:缶修理の為、17日1800出港、浦賀に回航
19.07.17:女川〜浦賀
19.07.--:浦賀船渠株式會社にて修理(08.14まで)
19.08.--:浦賀〜08.16女川
19.08.18:南三陸部隊機密第181922番電:
1.第二號金剛丸、第二幸昌丸及び第三哨戒隊は19日0800女川発、夫々金華山、小名浜哨区及び
第一哨戒線に就け、第三哨戒隊北より長功丸、辨天丸、第一須山丸及び第二長周丸の順序
2.第三十三號掃海艇、第一鶚丸及び第二哨戒隊は夫々帰投せよ
19.08.19:女川〜金華山哨区哨戒〜08.22女川
19.08.24:南三陸部隊機密第241400番電:
1.第二號金剛丸及び第二幸昌丸は25日0800女川発、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は夫々交代帰投せよ
19.08.25:女川〜金華山哨区哨戒〜08.28女川
19.08.30:南三陸部隊機密第301825番電:
1.第二號金剛丸及び第二幸昌丸は31日0800女川発、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は交代帰投せよ
19.08.31:女川〜金華山哨区哨戒〜09.03女川
19.09.05:南三陸部隊機密第051650番電:
1.第二號金剛丸及び第一號驅潜特務艇は6日0830女川発、金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は夫々交代帰投せよ
19.09.06:女川〜金華山哨区哨戒〜
〜09.08 1137 金華山灯台の37度8浬にて浮流機雷(九三式)1個銃撃処分〜
〜09.09女川
19.09.11:南三陸部隊機密第111345番電:
1.第二號金剛丸及び第一號驅潜特務艇は12日0830女川発、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第二幸昌丸は交代帰投せよ
19.09.12:女川〜金華山哨区哨戒〜09.15女川
19.09.20:南三陸部隊機密第201355番電:21日0830女川発、第一號驅潜特務艇と交代配備
19.09.21:女川〜金華山哨区哨戒〜09.24女川
19.09.29:女川〜09.29塩釜
19.09.29:東北船渠にて修理(10.14まで)
19.10.15:塩釜〜10.15女川
19.10.17:南三陸部隊機密第171412番電:18日0830女川発、第百七十一號驅潜特務艇と交代配備
19.10.18:女川〜小名浜哨区哨戒〜
〜10.20 原町沖より一般徴傭船「稲荷丸」を護衛〜
〜10.21女川
19.10.26:南三陸部隊機密第261310番電:27日0830女川発、第百七十一號驅潜特務艇と交代配備
19.10.27:女川〜小名浜哨区哨戒〜10.30女川
19.10.31:南三陸部隊機密第311700番電:01日1200女川発、第一號驅潜特務艇と交代配備
19.11.01:女川〜金華山哨区哨戒〜
〜11.03 釜石沖まで「~永丸」を区間護衛〜
〜11.04女川
19.11.07:女川〜哨区〜11.09女川
19.11.13:南三陸部隊機密第131815番電:
1.第二號金剛丸は14日0830、第四十八號驅潜艇は1000出港、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
第一號驅潜特務艇及び第一須山丸は0830第一哨戒線に就け
2.第三十三號掃海艇は第二號金剛丸と第百六十一號驅潜特務艇は第一號驅潜特務艇及び
第一須山丸と交代帰投せよ
19.11.14:女川〜
〜11.14 雄尾埼より「辰藤丸」を護衛〜
〜11.15 網地沖より「第八青函丸」を護衛〜
〜11.16 網地沖より「第二養老丸」を護衛〜
〜11.17女川
19.11.19:女川〜11.19塩釜
19.11.19:修理(12.09まで)
19.12.09:塩釜〜12.09女川
19.12.11:南三陸部隊機密第111305番電:準備出来次第出港、小名浜哨区に就け
19.12.11:女川〜
〜12.11 1530 金華山205度40浬着、附近を探知捜索〜
〜12.11 1720 金華山205度40浬に設標〜
19.12.12:南三陸部隊機密第121615番電:2400までに敵情を得ざれば小名浜哨区に就け
〜12.13女川
19.12.17:南三陸部隊機密第171213番電:18日0830女川発、第八十八號驅潜特務艇と交代配備
19.12.18:女川〜
〜12.18 金華山沖まで「武藏丸」を護衛〜
19.12.19:南三陸部隊機密第191200番電:
1.東北航路部隊機密第190825番電関連(敵潜の位置北緯36度東経141度附近)直に第二號金剛丸
及び第百七十一號驅潜特務艇は現場に急航索敵撃滅せよ
2.第三十三號掃海艇は準備出来次第直に出撃せよ
3.第三十三號掃海艇、第二號金剛丸、第百七十一號驅潜特務艇を以て掃蕩隊を編成す
指揮官:第三十三號掃海艇長
19.12.19:南三陸部隊機密第191220番電:N36-E141の対潜掃蕩
〜12.20 0630 現場着、東方移動索敵開始〜
19.12.21:南三陸部隊機密第212000番電:22日0700迄に敵情を得ざれば掃を止め小名浜哨区に就け
〜12.22 小名浜哨区哨戒〜
〜12.23女川
19.12.24:南三陸部隊機密第242126番電:工業員を乗艇、準備出来次第出港、鮫角に回航、
「桂川丸」から秘密兵器の取外作業に従事
19.12.24:女川〜座礁中の特設救難船「桂川丸」から秘密兵器の取外作業〜
〜12.29 作業終了、八戸発〜
〜12.30女川
20.01.06:南三陸部隊機密第061315番電:07日0830女川発、第三十三號掃海艇と交代配備
20.01.07:女川〜小名浜哨区哨戒〜
〜01.08 四ッ倉沖より一般徴傭船「稲荷丸」を護衛〜
〜01.09 群山沖より「上總丸」を護衛〜
〜01.10女川
20.01.18:南三陸部隊機密第181335番電:19日0830女川発、第四十八號驅潜艇と交代配備
20.01.19:女川〜金華山哨区哨戒〜01.22女川
20.01.27:南三陸部隊機密第271413番電:28日0830女川発、「第一鶚丸」と交代配備
20.01.28:女川〜小名浜哨区哨戒〜01.31女川
20.03.01:女川〜哨区〜03.04女川
20.03.09:南三陸部隊信電令第22号:13日1230女川発、「第一鶚丸」と交代配備
20.03.13:女川〜金華山哨区哨戒〜03.16女川
20.03.17:女川〜哨区〜03.17女川
20.03.19:女川〜哨区〜03.22女川
20.03.20:南三陸部隊信電令第26号:東北航路部隊電令作第38号による「宗谷」の直接護衛実施
20.03.27:南三陸部隊信電令第29号:28日0830女川発、「第一鶚丸」と交代配備
20.03.28:女川〜金華山哨区哨戒〜03.31女川
20.04.02:南三陸部隊信電令第33号:03日0830女川発、「第一鶚丸」と交代配備
20.04.03:女川〜金華山哨区哨戒〜04.06女川
20.04.09:女川〜
〜04.10 0800 索敵開始〜
〜04.15女川
20.04.15:軍隊区分:機密横須賀鎮守府電令作第93号:三陸部隊
20.04.15:南三陸部隊信電令作第17号:16日1200女川発、対潜掃蕩
20.04.16:女川〜対潜掃蕩〜04.18女川
20.04.19:三陸部隊信電令作第2号:20日0600女川発「古城丸」護衛後、小名浜哨区に就け
20.04.20:女川〜哨区〜
20.04.23:三陸部隊信電令作第8号:女川湾口まで「小笠原丸」直接護衛
20.04.24:三陸部隊信電令作第10号:「天草」到着まで「小笠原丸」護衛続行
〜04.24女川
20.07.15:戦時編制:大海幕機密第608号ノ272:横須賀鎮守府部隊第七特攻戦隊女川防備隊
20.08.10:沈没
20.12.31:解傭
22.05.03:除籍:復二第327号
喪失場所:N38.30-E141.29 女川港
喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
同型船
芙蓉丸、鳴尾丸、能代丸、英風丸。
兵装
要調査。
写真資料
「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
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