第六十號驅潜艇の艇歴

 年 月 日:艇歴

18.08.09:起工、仮称艦名:第5341號艦 18.10.20:命名:達第253号:第六十號驅潜艇 18.10.20:類別等級制定:内令第2188号:種別:驅潜艇、類別:驅潜艇、艇型:第十四號型 18.10.20:本籍仮定:内令第2197号:横須賀鎮守府 19.01.10:進水 19.02.15:艤装員長:海軍大尉 以倉 菊次 19.02.24:艤装員事務所を新潟鐵工所新潟工場内に設置し事務を開始 19.03.15:本籍仮定:内令第446号:佐世保鎮守府に変更 19.03.28:竣工、艤装員事務所を撤去
19.03.28:本籍:内令第480号:佐世保鎮守府、役務:警備驅潜艇 19.03.28:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊 19.03.29:驅潜艇長:海軍大尉 以倉 菊次
19.05.07:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第四南遣艦隊第二十六特別根據地隊 19.05.15:軍隊区分:機密第六警備部隊命令作第7号:主隊      〜06.07マニラ 19.06.14:(C143船団護衛)マニラ〜06.16セブ 19.06.17:1130 空襲警報 19.06.17:セブ〜06.17バンタヤン島北方仮泊地06.18〜06.18セブ 19.06.19:(P196船団護衛)セブ〜      〜06.19 1755 ロックベイ仮泊地着〜      〜06.20 0835 ロックベイ仮泊地発〜      〜06.20 2035 リアンガベイ仮泊地着〜      〜06.21 0550 リアンガベイ仮泊地発〜      〜06.21 1400 海防艦御藏」と合流〜      〜06.21 1730 マテイ仮泊地着〜      〜06.22 0545 マテイ仮泊地発〜      〜06.22ダバオ 19.07.01:艦隊区分:機密第四艦隊法令第22号:第二十六特別根據地隊、隊番号:426 19.07.03:(船団護衛)ダバオ〜      〜07.06 0906(N31.25-E125.30)驅逐艦「帆風」被雷轟沈、「辰泰丸」は雷撃を受けるが被害なし〜      〜07.06 船団はタフナ港に退避、特設驅潜艇圖南丸」、第三號海王丸」は救助作業、          「第五號掃海艇」「第二十二號掃海艇」「第六十號驅潜艇」は敵潜攻撃〜      〜07.08カウ 19.07.09:第六警備部隊電令作第167号:      1.第五號掃海艇、第六十號驅潜艇は第二十二號掃海艇と共に11日ワシレ発陸軍船はんぶるぐ丸、        第五眞盛丸、鳴尾丸、鎭海丸、くらいど丸をワシレよりビートンまで護衛したる後、        陸軍船せれべす丸、大安丸、臺海丸、豐丸、大勇丸を同地よりアンボンまで護衛すべし      2.第九號掃海特務艇はビートンよりアンボンまで右船団の護衛に任ずべし 19.07.11:(船団護衛)カウ〜07.14ビートン 19.07.16:(船団護衛)ビートン〜      〜07.19 0612(S02.30-E127.10)陸軍徴傭船「大安丸」船首に被雷、             「第六十號驅潜艇」「第百十六號驅潜特務艇」が爆雷攻撃〜      〜07.19ナムレア 19.07.19:濠北部隊電令作第151号:       第二十二號掃海艇、第五號掃海艇、第六十號驅潜艇、第十七昭南丸第百十三號驅潜特務艇は       豐丸、せれべす丸、臺海丸を護衛、明20日0700ナムレア発、アンボンに回航せよ       第九號掃海特務艇、第百十六號驅潜特務艇はナムレアに在りて大安丸の警戒に任ずべし       ナムレア在泊中、特に敵飛行機及敵潜に対し警戒を厳にすべし 19.07.20:軍隊区分:機密第六警備部隊命令作第13号:主隊 19.07.20:(H31船団護衛)ナムレア〜07.20アンボン 19.07.23:濠北部隊電令作第154号:      1.若鷹、第六十號驅潜艇及び第三號掃海特務艇は陸軍船臺海丸、豐丸、海軍船~丸を        アンボンよりビートンに護衛したる後、カウに回航すべし      2.第二十二號掃海艇はビートンまで前項護衛任務に協力すべし 19.07.24:(船団護衛)アンボン〜07.28ビートン 19.08.--:ビートン〜08.17アンボン 19.08.18:アンボン〜08.19トゥアル08.20〜08.21アンボン 19.08.23:(「第百四十九號」「第百五十一號特設輸送艦」護衛)アンボン〜      〜08.23 1314 「第百四號掃海特務艇」が途中まで護衛に就く〜      〜08.27マカッサル 19.09.01:(「第百四十九號」「第百五十一號特設輸送艦」護衛)マカッサル〜09.05アンボン 19.09.06:(「第百四十九號特設輸送艦」護衛)アンボン〜09.08ケンダリー09.10〜      〜09.12アンボン09.12〜09.14ケンダリー 19.09.21:ケンダリー〜09.23マカッサル09.26〜09.29スラバヤ 19.09.30:スラバヤ〜
19.10.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊第三十一特別根據地隊 19.11.01:驅潜艇長:海軍少佐 以倉 菊次 19.11.25:北菲部隊信令第4号:      1.間宮1600コ島西方90浬にあり明早朝マニラに入港予定        第六十號驅潜艇長指揮の下に第六十號驅潜艇及び第六十號驅潜特務艇は直に出撃        之が対潜掃蕩に任ずべし      2.無線諜報によればコ島60浬圏内に敵潜あるものの如し 20.01.25:驅潜艇長:海軍大尉 山口 祐廣 20.02.26:軍隊区分:海上護衛総部隊電令作第397号:第一海上護衛部隊 20.02.28:(タモ46船団護衛)基隆〜02.28東犬島西南03.01〜03.01馬祖山03.03〜03.04泗礁山
20.03.05:戦時編制:大海幕機密第608号ノ210:海上護衛総司令部第一護衛艦隊 20.03.--:艦隊区分:隊番号:40、艦船番号(55) 20.03.05:(タモ46船団護衛)泗礁山〜03.09六連03.09〜03.09門司 20.03.14:(モタ42船団護衛)六連〜03.18大長塗山南方03.22〜03.23大北列島南側03.26〜03.27基隆 20.03.31:(タモ52船団護衛)基隆〜      〜04.26 1235 爆雷攻撃〜      〜04.26 1335 海防艦干珠」と分離〜      〜04.26伊万里湾御厨 20.05.05:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第50号(05.01附):鮮南哨戒部隊第一哨戒部隊 20.06.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第72号(05.27附):鮮南方面海防部隊 20.06.01:軍隊区分:鮮南方面海防部隊電令作第1号:哨戒部隊
20.08.15:残存 20.09.15:戦時編制:佐世保鎮守府部隊 20.10.16:驅潜艇長:海軍大尉 木 滋 20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管 20.12.20:改名:内令第12号:驅潜第六十號 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.10.01:除籍:復二第295号

同型艇

 第六十一號第六十三號

兵装

(19.06.25現在)
 四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍単装機銃3基、九三式十三粍二聯装機銃1基、
 九三式水中聴音機1基、探信儀1基、
 九四式投射機2基、爆雷装填台三型2基、爆雷投下軌道1基、九五式爆雷36個、
 二号二型電波探信儀1基。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.49「駆潜艇・哨戒艇」 (P.22-23)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2017年2月号(P.134)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2618-2620)

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