韓崎の艦歴
年 月 日：艦歴
：起工
M29.01.30：進水、命名：Екатеринослав
M29.06.--：竣工、船主：露国義勇艦隊
M37.02.06：捕獲
捕獲原因：海防艦「濟遠」による
捕獲場所：N35.10-E129.20 釜山港口東微北約18浬
M37.04.07：内令第184号：「韓崎丸」と仮に命名、部内限り適用
M37.04.12：大阪商船株式會社と運転請負契約締結
M38.01.12：内令第30号：假装水雷母艦、横須賀鎮守府所管
M38.04.17：役務：内令第226号：警備兼水雷母艦
M38.04.17：艦長：海軍大佐 石井 義太郎
M38.07.04：命名：達第89号：「韓崎丸」、本籍：横須賀鎮守府
M38.07.04：信号符字點付：達第90号：GQPV
M38.08.01：内令第428号：第一潜水艇隊母艦
M38.12.12：艦長：海軍大佐 川合 昌吾
M39.03.08：解役：内令第68号
M39.03.08：命名：達第26号：「韓崎」（カラサキ）
M39.03.08：類別等級制定：達第29号：種別：軍艦、類別：水雷母艦
M39.03.08：本籍：内令第67号：横須賀鎮守府
M39.03.08：役務：内令第68号：警備艦兼水雷母艦
M39.03.08：内令第69号：第一潜水艇隊母艦
M39.03.08：信号符字點付：達第27号：GQPV
M39.08.30：艦長：海軍中佐 小栗 孝三郎
M39.12.13：官房第4763号ノ２：軍艦韓崎ギグ引換の件認許
M40.07.01：艦長：海軍中佐 中野 直枝
M41.09.25：艦長：海軍大佐 中野 直枝
M41.12.10：艦長：海軍中佐 水町 元
M42.02.20：艦長：海軍大佐 西垣 富太
M42.01.01：艦長：海軍大佐 井出 謙治
M42.04.17：本籍変更：内令第72号：呉鎮守府
M42.04.17：役務：内令第74号：第三豫備艦、呉水雷團附属
M42.04.17：艦長：欠員
M45.07.05：役務：内令第130号：警備兼水雷母艦、呉水雷團附属、第一、第二潜水艇隊母艦
M45.07.05：艦長：海軍大佐 松岡 修藏
T元.08.28：類別等級制定：達第12号：種別：軍艦、類別：海防艦、等級：二等
T元.09.27：艦長：海軍大佐 岡野 富士松
T02.04.01：役務：内令第45号：警備艦の儘、呉防備隊に附属
T02.12.01：艦長：海軍大佐 關 重孝
T03.03.16：官房第600号ノ２：軍艦丹後汽艇一隻を韓崎に引換搭載の件認許
T03.12.01：軍務機密第198号：第一艦隊第三水雷戦隊
T03.12.01：艦長：海軍大佐 東條 明次
T04.02.01：軍務機密第204号：第二潜水艇隊母艦
T04.04.01：軍務機密第209号：第二艦隊第四水雷戦隊
T04.12.13：内令第312号：第一艦隊第四水雷戦隊
T05.11.06：艦長：海軍中佐 今泉 哲太郎
T05.12.01：内令第245号：第三艦隊第四水雷戦隊
T05.12.01：艦長：海軍大佐 今泉 哲太郎
T05.12.20：電訓：軍艦韓崎改造の件（呉鎮守府司令長官宛）
軍艦韓崎を潜水艇五隻の母艦に改造並修理其の府工廠をして施行せしむべし
T06.04.16：官房第1203号：韓崎工事施行の件訓令
１．現装備80V100A発電機を其の府工廠在庫の80V400A（番号二一九）と換装工事
２．現装備のウエスチングハウス式225V300A課電用発電機を其の府工廠在庫の岸式250V600A課電用
発電機（番号二一〇八一九）と換装工事
３．課電公表室新設工事
T06.06.06：呉工第４号ノ690ノ２：後檣デリック撤去の件上申
T06.06.27：官房第1861号ノ２：後部デリック撤去の件認許
T06.12.01：内令第279号：第二艦隊第四水雷戦隊
T07.06.24：官房第2253号：軍艦韓崎罐換装並修理の件訓令（呉鎮守府司令長官宛）
１．罐入替には旧軍艦筑波引揚大型罐四個を使用し施行するものとす
２．主機械及補助機械には必要なる修理を加うるものとす
T07.11.10：艦長：海軍大佐 ｓc 一郎
T07.12.01：内令第388号：第一艦隊第四水雷戦隊
T08.02.15：艦長：海軍大佐 石井 祥吉
T08.04.01：内令第87号：第一艦隊第一潜水戦隊
T08.07.10：艦長：海軍大佐 ｓc 一郎
T08.09.27：横鎮第1308号ノ３：大演習中嚴島丸搭載カッター一隻借用の件報告
T08.12.01：内令第394号：第二艦隊第一水雷戦隊
T09.04.01：類別等級改正：達第38号：種別：軍艦、類別：水雷母艦
T09.11.20：艦長：海軍中佐 原 道太
T09.12.01：内令第460号：第一艦隊第一潜水戦隊
T09.12.01：艦長：海軍大佐 原 道太
T10.03.24：官房第849号ノ２：司令官食器室増設の件認許
T10.12.01：内令第472号：第一艦隊第一潜水戦隊
T10.12.01：艦長：海軍大佐 鈴木 辰雄
T11.02.05：呉〜02.05玖波02.14〜02.14呉
T11.02.17：呉〜02.17徳山02.20〜02.20三田尻03.09〜03.09安下庄03.10〜03.10呉
T11.03.11：入渠
T11.03.17：出渠予定
T11.03.22：呉〜03.22由宇03.23〜03.23鯛ノ浦03.24〜03.24池田湾03.25〜03.25神戸
T11.03.27：官房第1045号：油清浄器新設の件訓令
T11.03.28：神戸〜03.28大阪04.01〜04.01伊勢湾04.01〜04.01鳥羽04.04〜04.04武豊04.06〜
〜04.07横須賀04.11〜04.11横浜
T11.04.17：官房第1430号：カッター一隻を撤去し呉海軍港務部保管三十二呎汽艇二隻（旧津輕搭載のもの）
増備方訓令
T11.04.21：横浜〜04.21横須賀04.30〜05.02呉
T11.05.31：呉〜05.31倉橋〜薩川湾〜06.01倉橋〜06.03薩川湾06.08〜06.08寺島水道06.16〜
〜06.16佐世保
T11.06.19：佐世保〜06.21青島06.26〜06.27大連07.02〜07.04鎮海07.16〜07.16釜山07.18〜
〜07.19鎮海07.21〜07.22佐世保
T11.07.27：佐世保〜07.28佐伯08.08〜08.08杵築08.10〜08.10佐伯08.15〜08.15呉
T11.08.29：呉〜09.02聖ウラジミール09.09〜09.10小樽09.14〜09.15大湊09.23〜09.24函館09.28〜
〜09.30横須賀10.12〜10.13堺10.15〜10.15内海10.16〜10.16鞆10.18〜10.18呉
T11.11.14：呉〜11.14三津浜11.15〜演習地〜11.17高松11.20〜11.20呉
T11.11.20：艦長：海軍中佐 栗原 祐治
T11.12.01：内令第432号：第二艦隊第二潜水戦隊
T11.12.01：編制：聯合艦隊第二艦隊第二潜水戦隊
T11.12.01：艦長：海軍大佐 栗原 祐治
T11.12.14：入渠
T11.12.23：出渠
T12.06.01：艦長：海軍中佐 松下 薫
T12.10.15：艦長：海軍中佐 鈴木 秀次
T12.12.01：内令第424号：第二豫備艦
T13.03.01：内令第55号：第一豫備艦
T13.04.01：内令第82号：第二艦隊第二潜水戦隊
T13.07.21：艦長：海軍中佐 水野 熊雄
T13.09.08：役務：内令第220号：練習艦（海軍潜水學校長指揮下）
T13.12.01：類別等級改正：達第137号：種別：軍艦、類別：潜水母艦
T13.12.01：艦長：海軍中佐 相良 達夫
T14.04.20：艦長：海軍中佐 黒羽根 秀雄
T14.10.20：艦長：海軍中佐 山下 兼滿
T14.12.01：艦長：海軍大佐 山下 兼滿
T15.08.20：佐伯湾〜
T15.11.29：類別等級制定：内令第238号：種別：軍艦、類別：潜水母艦、艦型：なし
T15.12.01：艦長：海軍大佐 藏田 直
02.04.20：艦長：海軍大佐 林 義寛
02.12.01：艦長：海軍大佐 平田 昇
03.11.01：内令第307号：大禮特別観艦式参列艦
03.12.10：艦長：海軍大佐 澁谷 莊司
04.11.20：艦長：海軍大佐 高橋 眞十郎
05.12.01：官房機密第1138号：海軍潜水學校
06.12.01：艦長：海軍大佐 大和田 芳之介
07.12.01：艦長：海軍大佐 樋口 修一郎
08.02.21：官房第64番電：呉港務部保管軍艦矢矧装載カッター１隻貸与の件認許（昭和09年01月末日まで）
08.10.18：信号符字改正：達127号：JLHA
08.10.20：艦長：海軍中佐 堀江 吉正
08.11.15：艦長：海軍大佐 堀江 吉正
08.12.22：官房第5626号ノ２：艦船装載短艇引続き貸与の件認許（昭和10年01月末日まで）
09.08.24：官房第3722号ノ２：韓崎二十七呎通船二隻と矢矧二十八呎カッター一隻と換装の件認許
09.11.01：艦長：海軍中佐 香宗我部 讓
09.11.15：内令第480号：第四豫備艦
10.05.25：艦長：海軍中佐 木 節二
10.11.15：艦長：海軍大佐 橋本 愛次
11.12.01：艦長：海軍大佐 高塚 省吾
14.04.01：除籍：内令第263号
14.04.01：類別等級削除：内令第262号
15.04.01：官房第1655号：部内限り「廢艦第九號」と仮称
同型艦
Киев、Воронеж。
兵装
四十口径安式八糎砲１門、山内式四十七粍重速射砲４門。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1976年7月号増刊「写真集・日本軍艦史<1>明治編」(P.72)
雑誌「世界の艦船」海人社 1997年3月号増刊「日本海軍特務艦船史」(P.60)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.29「潜水母艦」 (P.65)
「大日本帝國軍艦寫眞帖」田中良三 T元.11 尚美堂
「軍艦寫眞帖」S02.05 海軍協會
「海軍艦艇史3」 潟xストセラーズ S57.04 福井静夫(3545-3553)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫（1224）
(0369,0441,0636,0951-0952,1060,1148,1224,1292,1866,1895,2140,2157,2659,3021,3221)
「日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦」ダイヤモンド社 H17.12 呉市海事歴史科学館(P.171)
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