第三朝洋丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
12.10.--:進水、命名:第三朝洋丸
--.--.--:竣工
12.10.--:新規登録:所有者:株式會社林兼商店
13.07.27:(エビ漁業:第十五播州丸船団)下関〜08.27羅府08.30〜09.07マサトラン09.14〜09.16ヤバロス
13.12.15:操業開始
14.05.末:操業終了
14.10.--:操業開始
15.05.02:操業終了
15.06.04:ヤバロス〜06.12羅府06.25〜07.27下関
15.10.31:徴傭
15.11.01:入籍:内令第777号:特設掃海艇、横須賀鎮守府所管
15.11.01:掃海艇長:海軍豫備中尉 足立 睦雄
15.11.05:三菱重工業株式會社神戸造船所にて艤装工事開始
15.11.15:特設掃海隊編制:内令第838号:第二十五掃海隊
15.11.15:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊第二十五掃海隊
15.11.23:艤装工事完了
16.01.14:横鎮機密第91号の3:略称制定:第254号掃海艇
16.01.15:特設掃海隊編制:内令第30号:第二十五掃海隊
16.05.15:特設掃海隊編制:内令第524号:第二十五掃海隊より削る
16.05.22:除籍:内令第573号
16.05.22:解傭
16.11.23:徴傭
〜12.04馬公
16.12.05:徴傭授受
16.12.--:馬公要港部工作部にて艤装工事開始
16.12.10:入籍:内令第1622号:特設監視艇、佐世保鎮守府所管
16.12.10:内令第1632号:馬公防備隊所属
16.12.10:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊
16.12.23:艤装工事完了
16.12.--:馬公
17.01.15:機密馬公警備府命令作第6号:
馬公防備隊司令は官房機密第77番電に依る特設監視艇第十八南進丸、第二十一南進丸、
第二十六南進丸、第二十八南進丸、第一海南丸、第二海南丸、第三朝洋丸、第十六南進丸、
第二十二南進丸、第二十七南進丸をして準備出来次第、馬公発佐世保経由横須賀に回航せしめ
第五艦隊に引渡すべし
17.01.15:内令第93号:第七防備隊所属
17.01.15:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第七根據地隊第七防備隊
17.01.21:馬公〜01.27佐世保
17.02.01:内令第198号:横須賀鎮守府所管に変更
17.02.01:特設監視艇隊編制:内令第195号:第一監視艇隊
17.02.01:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊附属第一監視艇隊
17.02.01:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第四小隊(145)
17.02.01:監視艇長:海軍兵曹長 石田 繁太
17.02.--:軍隊区分:第三直哨戒隊
17.02.24:横須賀〜
17.02.25:特設監視艇隊編制:内令第353号:第一監視艇隊
17.02.25:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第四小隊(145)
〜03.03 1200 着哨〜
〜03.10 1200 撤哨〜
〜03.14釧路
17.03.20:送信機用変圧器故障修理(03.25まで)
17.03.26:釧路〜
〜03.30 1500 配備完了(ル哨戒線ヲ:N39.00-E155.00)〜
〜04.08 1300 撤哨〜
〜04.13釧路
17.04.10:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第四小隊(144)
17.04.18:釧路〜
〜04.21 東経151度の新哨戒線に移動〜
〜04.24 1200 配備完了〜
〜04.26 0600 哨戒線を東経152度線に変更〜
〜05.01 1200 撤哨〜
〜05.05横須賀
17.05.13:横須賀〜05.14清水
17.05.14:入渠修理
17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、
仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、
九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、
仮装投下台を装備
17.06.12:清水〜
〜06.12 0600 洲ノ埼燈台西海岸にて濃霧のため座礁〜
〜06.12 1400 電纜敷設艇「初島」及び洲ノ埼防備衛所員の引卸作業により離礁、
船体損傷軽微、浸水少量〜
〜06.12横須賀
17.06.13:九二式七粍七単装機銃1基搭載
17.06.16:横須賀〜
〜06.17 0000 「カ」「コ」(東経151度)哨戒線に移動〜
〜06.22 1200 撤哨〜
〜06.26横須賀
17.06.18:軍務局機密第715番電:次を逐次実施予定
1.速力6節以上のものに対しては落下傘付爆雷4個以内、仮装投下台2個装備
2.機銃1基装備、小銃5挺供給
3.発煙筺又は発煙浮筺5個以内供給
4.七倍双眼望遠鏡供給
5.商船式救命袋供給
17.07.05:横須賀〜
〜07.08 1700 着哨〜
〜07.13 特設砲艦「昌榮丸」と会合〜
〜07.21 1200 撤哨〜
〜07.25横須賀
17.08.05:横須賀〜
〜08.08 1200 「タ一」「レ一」線配備完了〜
〜08.08 1800 「タ」「レ」哨戒線に移動〜
〜08.08 2200 反転、「タ一」「レ一」哨戒線に戻る〜
〜08.15 1200 「タ二」「レ二」哨戒線に移動〜
〜08.17 撤哨〜
〜08.21横須賀
17.08.31:横須賀〜
〜09.03 1200 着哨〜
〜09.03 1200 特設監視艇「三重丸」を護衛して撤哨〜
〜09.07横須賀
17.09.28:横須賀〜
〜着哨(N35.40-E150.00)〜
〜10.09 撤哨〜
〜10.13横須賀
17.10.21:九六式空三号無線電信機装備
17.10.22:横須賀〜
〜11.01 浸水及び発電機故障〜
〜11.02 1200 特設監視艇「第貮海南丸」に護衛され撤哨〜
〜11.06横須賀
17.11.--:横須賀〜下田
17.11.29:下田船渠にて上架
17.11.25:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
18.01.11:修理完成
18.01.11:下田〜01.11横須賀
18.02.08:横須賀〜
〜02.10 1200 着哨〜
〜02.17 1800(N33.25-E147.59)主機械故障〜
〜02.18 1200 特設砲艦「昌榮丸」に合同〜
〜02.21 1200 撤哨〜
〜02.22 1500(N32.37-E144.55)機械停止航行不能、特設監視艇「勝榮丸」が曳航〜
〜02.26横須賀
18.03.31:水産統制令に基づき株式會社林兼商店の内地水産部門を分離、これに大洋捕鯨株式會社及
遠洋捕鯨株式會社を合併し西大洋漁業統制株式會社を設立
18.3Q :変更登録:所有者:西大洋漁業統制株式會社
18.04.05:横須賀〜
〜04.08 着哨〜
18.04.08:哨戒部隊電令作第85号:09日0600発動、「ユ」哨戒線(152度線)に進出
〜04.09 0900 「ユ」哨戒線に移動〜
18.04.14:哨戒部隊電令作第89号:14日1500発動、「ノ」哨戒線(149度線)に移動
〜04.14 1500 「ノ」哨戒線に移動〜
〜04.20 撤哨〜
〜04.22横須賀
18.06.21:横須賀〜哨区哨戒〜07.08横須賀
18.07.14:横須賀〜07.15江ノ浦
18.07.15:江ノ浦船渠にて入渠
18.08.05:軍隊区分:第二基地航空部隊電令作第24号:第二基地航空部隊哨戒部隊第一哨戒隊
18.08.06:江ノ浦〜08.07横須賀
18.08.25:横浜〜横須賀
18.09.15:横須賀〜09.15横浜
18.09.--:三神造船所にて修理
18.09.--:横浜〜09.28横浜
18.10.--:軍隊区分:第一直哨戒隊乙直
18.10.09:横浜〜
〜10.14 着哨(U哨戒線)〜
〜10.15 1800 配備点を三分哨南方に移動〜
〜10.23 1800 155度線に移動〜
〜10.26 1200 撤哨〜
〜11.02横浜
18.11.09:横浜〜
〜11.14 1200 着哨(156度線)〜
〜11.17 0600 159度線に移動〜
〜11.22 0600 154度線に移動〜
〜11.26 1200 撤哨〜
〜12.02横浜
18.12.14:生糧品搭載
18.12.15:横浜〜
〜12.16 浸水〜
〜12.18 特設監視艇「第二~光丸」の護衛により帰投〜
〜12.23横須賀
19.01.04:横浜〜01.06江ノ浦
19.01.07:静浦船渠株式會社にて入渠
19.01.11:舵柱他52件修理
19.01.22:監視艇長:海軍兵曹長 中村 辰雄
19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.02.--:江ノ浦〜02.27横須賀03.01〜横浜
19.03.29:横浜〜
〜「ヘ」線(155度線)着哨〜
〜04.04 1555 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜「ニ」線(157度線)着哨〜
〜04.08 0600 特設監視艇「第三十五南進丸」捜索〜
〜04.09 1700 捜索終了〜
〜04.10 0600 「ト」線に移動〜
〜04.13 撤哨〜
〜04.18横浜
19.04.27:修理完成、横浜着
19.05.02:横浜〜
〜05.09 1616 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜05.11 0600 「ヘ」線より「ハ」線へ哨区移動〜
〜05.14 1825 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜05.19 撤哨〜
〜05.25横浜
19.06.07:横浜〜
〜06.29横浜
19.07.04:横浜〜空襲警報発令により内港浮標に疎開〜07.06横浜(桟橋)
19.07.14:横浜〜
〜07.20 152度線〜
〜07.23 154度線〜
〜07.23 1332 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.26 153度線〜
19.08.01:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.08.01:軍隊区分:第七基地航空部隊第一哨戒部隊第一直哨戒隊
19.08.05:横浜共栄組造船所に回航、修理
19.08.12:九三式十三粍単装機銃1基新設工事(08.15まで)
19.08.16:修理完成、山下桟橋着
19.08.18:横浜〜
〜09.03まで「ヌ」哨戒線(N30.16-E151.00)に配備〜
〜09.07横浜
19.09.18:横浜〜名古屋
19.09.25:柴原造船所にて船橋他32件修理(12.20まで)
20.01.01:軍隊区分:哨戒部隊第一直哨戒隊
20.02.15:沈没
20.04.10:特設監視艇隊編制:内令第315号:第一監視艇隊より削る
20.04.10:除籍:内令第317号
--.--.--:解傭
喪失場所:N30.00-E141.00 鳥島南東95km付近
喪失原因:米第58機動部隊艦載機による空爆
同型船
第五朝洋丸。
兵装
(開戦時)
なし。
(17.06.13)
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。
(19.08.15)
九三式十三粍単装機銃1基、
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。
写真資料
要調査
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