第二十二南進丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
11.12.--:進水、命名:第二十二南進丸
--.--.--:竣工
11.12.--:新規登録:船舶番号:42553、
所有者:株式會社林兼商店、船籍港:下關市
16.02.25:変更登録:事由:内地より転入
船舶番号:431、
所有者:株式會社林兼商店、船籍港:基隆市
〜11.28馬公
16.11.28:徴傭
16.12.06:徴傭授受
16.12.10:入籍:内令第1622号:特設監視艇、佐世保鎮守府所管
16.12.10:内令第1632号:馬公防備隊所属
16.12.10:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊
16.12.--:馬公
17.01.15:機密馬公警備府命令作第6号:
馬公防備隊司令は官房機密第77番電に依る特設監視艇第十八南進丸、第二十一南進丸、
第二十六南進丸、第二十八南進丸、第一海南丸、第二海南丸、第三朝洋丸、第十六南進丸、
第二十二南進丸、第二十七南進丸をして準備出来次第、馬公発佐世保経由横須賀に回航せしめ
第五艦隊に引渡すべし
17.01.15:内令第93号:第七防備隊所属
17.01.15:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第七根據地隊第七防備隊
17.02.01:内令第198号:横須賀鎮守府所管に変更
17.02.01:特設監視艇隊編制:内令第195号:第一監視艇隊
17.02.01:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊附属第一監視艇隊
17.02.01:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第五小隊(152)
17.02.01:監視艇長:海軍兵曹長 仲須 梅雄
17.02.14:横須賀〜
〜02.19 0000 ル哨戒線着哨〜
〜02.24 1600 撤哨〜
〜03.01釧路
17.02.25:特設監視艇隊編制:内令第353号:第一監視艇隊
17.02.25:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第五小隊(152)
17.03.01:九六式空二号航空機用無線電信機搭載工事(03.02まで)
17.03.05:釧路〜
〜03.10 1000 配備完了(ヲ哨戒線ル:N34.20-E155.00)〜
〜03.17 1300 撤哨〜
〜03.21釧路
17.03.26:釧路〜
〜03.30 1500 配備完了(ル哨戒線ヌ:N39.40-E155.00)〜
〜04.08 1300 撤哨〜
〜04.13釧路
17.04.10:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第六小隊(162)
17.04.18:釧路〜
〜04.21 東経151度の新哨戒線に移動〜
〜04.24 1200 配備完了〜
〜04.26 0600 哨戒線を東経152度線に変更〜
〜05.01 1200 撤哨〜
〜05.06横須賀
17.05.13:横須賀〜05.14清水
17.05.14:三保造船所にて入渠修理
17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、
仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、
九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、
仮装投下台を装備
17.06.07:清水〜06.08横須賀
17.06.10:九二式七粍七単装機銃1基搭載
17.06.16:横須賀〜
〜06.17 0000 「カ」「コ」(東経151度)哨戒線に移動〜
〜06.22 1200 撤哨〜
〜06.26横須賀
17.06.18:軍務局機密第715番電:次を逐次実施予定
1.速力6節以上のものに対しては落下傘付爆雷4個以内、仮装投下台2個装備
2.機銃1基装備、小銃5挺供給
3.発煙筺又は発煙浮筺5個以内供給
4.七倍双眼望遠鏡供給
5.商船式救命袋供給
17.07.05:横須賀〜
〜07.08 着哨〜
〜07.12 特設砲艦「昌榮丸」と会合〜
〜07.21 1200 撤哨〜
〜07.26横須賀
17.08.05:横須賀〜
〜08.08 1200 「タ一」「レ一」線配備完了〜
〜08.08 1800 「タ」「レ」哨戒線に移動〜
〜08.08 2200 反転、「タ一」「レ一」哨戒線に戻る〜
〜08.15 1200 「タ二」「レ二」哨戒線に移動〜
〜08.17 撤哨〜
〜08.21横須賀
17.--.--:横須賀〜江ノ浦
17.09.26:静浦船渠にて上架
17.11.15:修理完成
17.11.15:江ノ浦〜11.16横須賀
17.11.25:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
18.01.05:横須賀〜
〜01.18 撤哨〜
〜01.23横須賀
18.02.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第六小隊(161)
18.02.08:横須賀〜
〜02.10 1200 着哨〜
〜02.21 1200 撤哨〜
〜02.22 0700(N35.10-E146.45)ソ連商船発見、1000迄監視〜
〜02.25横須賀
18.03.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第六小隊(162)
18.03.09:横須賀〜
〜03.13 着哨(N37.40-E152.00)〜
〜03.26 1200 撤哨〜
〜03.29横須賀
18.04.05:横須賀〜
〜04.08 着哨〜
18.04.08:哨戒部隊電令作第85号:09日0600発動、「ユ」哨戒線(152度線)に進出
〜04.09 0900 「ユ」哨戒線に移動〜
18.04.14:哨戒部隊電令作第89号:14日1500発動、「ノ」哨戒線(149度線)に移動
〜04.14 1500 「ノ」哨戒線に移動〜
〜04.20 撤哨〜
〜04.22横須賀
18.05.03:横須賀〜05.04江ノ浦
18.05.28:静浦船渠にて上架
18.07.08:修理完成
18.07.08:江ノ浦〜07.09横須賀
18.08.05:軍隊区分:第二基地航空部隊電令作第24号:第二基地航空部隊哨戒部隊第一哨戒隊
18.08.17:横須賀〜08.17横浜
18.09.12:横浜〜09.12横須賀
18.09.16:横須賀〜09.16横浜
18.09.--:横浜重工業にて燃料タンク増設
18.10.--:軍隊区分:第一直哨戒隊乙直
18.10.09:横浜〜
〜10.14 着哨(U哨戒線)〜
〜10.15 1800 配備点を三分哨南方に移動〜
〜10.23 1800 155度線に移動〜
〜10.26 1200 撤哨〜
〜11.02横浜
18.11.--:軍隊区分:第一直哨戒隊甲直
18.11.09:横浜〜
〜11.14 1200 着哨(156度線)〜
〜11.16 0947 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.17 0600 159度線に移動〜
〜11.22 0600 154度線に移動〜
〜11.25 0955 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.26 1200 撤哨〜
〜12.03横浜
18.12.14:生糧品搭載
18.12.15:横浜〜
〜12.17 0730 特設監視艇「第壹海南丸」を護衛して帰投〜
〜12.17 1030 機械故障により漂泊〜
〜12.18 0730 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜12.20横浜
18.12.27:横須賀〜下田
19.01.05:甲板他2件修理
19.01.11:下田船渠株式會社にて上架
19.01.14:下架
19.01.25:監視艇長:海軍兵曹長 岩崎 直晴
19.01.29:修理完成
19.02.05:十三粍単装機銃搭載
19.02.08:下田〜02.09横浜
19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.02.24:横浜〜
〜着哨(150度線)〜
〜03.02 1000 「ト」線(154度線)に向う〜
〜03.05 0705 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜03.06 1600 「ル」線(150度線)に向う〜
〜03.10 撤哨〜
〜03.14横浜
19.04.08:横浜〜04.09下田
19.04.09:下田船渠にて修理
19.07.14:横浜〜
〜07.20 152度線〜
〜07.22 0435 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.23 154度線〜
〜07.23 1610 特設監視艇「第五h鼕ロ」と会合〜
〜07.24 1811 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.26 153度線〜
〜07.26 1602 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜横浜
19.08.01:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.08.01:軍隊区分:第七基地航空部隊第一哨戒部隊第一直哨戒隊
19.08.18:横浜〜
〜09.07横浜
19.09.23:横浜〜
〜09.30 0758 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.06 1800 (N30-E151)右120度2,000mに灯火らしきもの2回視認〜
〜10.06 2130 左120度1,000mより敵潜の銃砲撃を受ける〜
〜10.06 2131 打方始め(二十五粍機銃100発、十三粍機銃220発、七粍七機銃47発発射)〜
〜10.06 2135 敵潜潜航〜
〜10.06 2136 敵潜浮上半潜航状態、爆雷1個投下〜
〜10.06 2140 打方止め〜
〜10.13横浜
19.10.28:横浜〜
〜11.02 0858 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.03 1210 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.08 0820 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.09 0807 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.18横浜
19.11.21:三~船渠株式會社にて水槽内動揺止、排水穴艦橋窓及び階段手摺等修理(11.30まで)
19.12.04:横浜〜
〜12.18 1143 敵B-29 10機発見〜
〜12.18 12--(N31.20-E138.45)四発飛行機3機発見〜
〜12.21横浜
19.12.24:山下桟橋工作科にて船体鍔締付け、艇橋支柱取替工事(12.28まで)
20.01.01:軍隊区分:哨戒部隊第一直哨戒隊
20.01.07:横浜〜
〜01.13 敵B-29 1機発見〜
〜01.13 (N30.00-E127.20)敵B-29 1機発見〜
〜01.14 1320 敵機3機発見〜
〜01.14 1335 敵機9機発見〜
〜01.24横浜
19.01.--:銚子造船所にて機銃台新設工事
20.08.10:特設監視艇隊編制:内令第729号:特設監視艇隊編制を廃止
20.08.10:除籍:内令第730号
20.08.10:解傭
20.08.15:残存
同型船
第二十一南進丸。
兵装
(開戦時)
なし。
(17.06.10)
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。
(19.02.05)
九三式十三粍単装機銃1基、
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。
(19.--.--)
九六式二十五粍単装機銃、九三式十三粍単装機銃1基、
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。
写真資料
要調査
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