隆山丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
T08.12.04:進水、命名:Kerhonkson
T09.03.--:竣工
T09.--.--:新規登録:船舶番号:219724、信号符字:LVWH、
所有者:U. S. Shipping Board、船籍港:New York
登録総噸数:4,768、登録純噸数:2,920、
登録長:377.0呎、登録幅:52.0呎、登録深:26.8呎
12.--.--:変更登録:所有者:U. S. Maritime Commission
12.07.--:国籍変更:所有者:G. E. Marden、船籍港:Shanghai, British、
管理者:Wheelock and Company, Limited
13.06.10:向島にて第二次第二種定期検査
13.06.10:登録検査、船級:TK N.S.、船級番号:722
13.06.11:無線電信取扱所設置:逓信省告示第1920号(06.15附):
名称:隆山丸無線電信取扱所
位置:興國汽船株式會社所属汽船隆山丸
定繋港:尾道
13.06.11:無線局名:逓信省告示第1921号(06.15附):局名:隆山丸、呼出符号:JLUM
13.07.--:新規登録:事由:外国船購入
改名:隆山丸、船舶番号:44828、
所有者:興國汽船株式會社、船籍港:~戸市、
登録総噸数:4,719、登録純噸数:3,418、
登録長:114.9、登録幅:15.8、登録深:8.8
13.09.02:信号符字點付:逓信省告示第2807号:JLUM
14.08.--:中間検査
16.09.--:中間検査
16.10.09:徴傭:陸軍
16.10.09:大阪〜10.15聖雀10.30〜11.19西貢11.19〜11.24若松
16.12.04:宇品〜12.06高雄
16.12.17:高雄〜12.20基隆12.28〜馬公
16.12.29:軍隊区分:機密馬來部隊第二護衛隊命令第1号:第一輸送船隊第二分隊(船番号:15)
16.12.31:(第一輸送船隊第二分隊)馬公〜
〜01.02 1600 間接護衛中の巡洋艦「摩耶」及び第六驅逐隊第一小隊が護衛を止め馬公に向かう〜
〜01.03 1150 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が合同〜
〜01.03 1200 第八驅逐隊第一小隊(大潮、朝潮)が護衛を止め分離〜
〜01.03 1530(N15.01-E112.18)陸軍徴傭船「明光丸」が焼夷弾の自然発火により爆発〜
〜01.03 1843 陸軍徴傭船「明光丸」沈没〜
〜01.03 1700 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.05 0700 運送艦「襟裳」が合同〜
〜01.06 0000 驅逐艦「吹雪」と特設敷設艦「辰宮丸」が船団から分離〜
〜01.06 0530 第一分隊「せれべす丸」を第六分隊に編入〜
〜01.06 1200 第八驅逐隊第二小隊(満潮、荒潮)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1300 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1500 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.06 2215 運送艦「襟裳」が分離〜
〜01.06 1231 巡洋艦「名取」が潜望鏡らしきものを認め脅威投射〜
〜01.07 1200 驅逐艦「吹雪」及び第三嚮導隊が分離〜
〜01.08 2100 シンゴラ錨地
17.01.08:第二十五軍揚陸
17.01.22:シンゴラ〜02.02海口02.04〜02.07カムラン02.11〜03.03宇品
17.03.06:佐世保鎮守府信電令作第41号:
左に依り陸軍輸送船団(八隻にて飛行集団及自動車大隊等約四五〇〇名乗船)の護衛を実施すべし
1.直接護衛
(イ)護衛艦 浮島丸、平島、北京丸
(ロ)護衛指揮官 浮島丸艦長
(ハ)輸送船 jC丸、摩耶丸、盛祥丸、高知丸、臺海丸、第一吉田丸、隆山丸、帝海丸
速力九節
(ニ)集合 3月11日夕刻 六連島北北西海面
(ホ)出発日時 12日0900
(ヘ)馬公入港日時 16日夕刻の予定
(ト)護衛区域及航路 六連島より馬公迄直航
(チ)其の他指揮官所定
2.佐世保防備戦隊艦艇は概ね現配備にて間接護衛に任ずべし
3.佐世保海軍航空隊司令は適宜飛行機を派遣し右護衛に協力すべし
17.03.07:定期検査
17.03.10:宇品〜六連
17.03.13:六連〜03.13唐津湾03.15〜03.19馬公
17.03.20:馬公警備府電令作第29号:
1.測天、長壽山丸は馬公防備隊機雷長指揮の下に左に依り陸軍輸送船の直接護衛に任ずべし
(イ)輸送船団 jC丸、高知丸、臺海丸、第一吉田丸、隆山丸(以上カムラン行)
鐡海丸(盤谷行)
帝海丸、もんとりゐる丸、サマラン丸、彼南丸(以上昭南島行)
(ロ)出港日時 3月28日0800
(ハ)護衛区域 馬公よりカムラン迄
(ニ)航路 カムランに直航、速力9節
(ホ)其の他指揮官所定
17.03.28:馬公〜04.01カムラン
17.04.--:カムラン〜04.19カムラン
17.04.23:カムラン〜04.25昭南
17.04.27:昭南〜04.30コーシチャン05.01〜05.03高雄
17.05.04:高雄〜05.07門司
17.12.01:笠戸島にて第二次第三種定期検査
17.12.26:佐伯〜01.03サイパン01.08〜01.13ラバウル
18.03.03:ラバウル〜03.10パラオ
18.03.11:パラオ〜04.04マニラ
18.04.12:マニラ〜04.21昭南
18.04.22:昭南〜04.26パレンバン04.28〜05.02ジャカルタ05.03〜05.06スラバヤ
18.05.11:スラバヤ〜05.19チモール05.27〜06.03ラウテン06.05〜06.07ディリ06.08〜06.09スラバヤ
18.06.09:スラバヤ〜06.11マルメラ07.14〜07.19チモール07.24〜07.28スラバヤ
18.07.30:スラバヤ〜昭南向け航行
18.07.31:沈没
18.07.31:解傭
喪失場所:S06.21-E111.30 ジャワ島ブンド岬北方30km附近
喪失原因:米潜水艦Finback(SS-230)の雷撃
同型船
(米国第一次大戦戦時標準船 EFC Design 1063)
Balsam、East Side、Glen Ridge、Bannack、Rockaway Park、Palisades、Tenafly、Hinckley、Chappaqua。
兵装
野砲。
写真資料
"SHIPS NOSTALGIA”
小樽市博物館所蔵(60-12, 125-9)
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