もんとりゐる丸

もんとりゐる丸の船歴

 年 月 日：船歴

T10.11.24：起工
T11.09.06：進水、命名：もんとりいる丸（Montreal Maru）
T11.11.25：竣工

T11.11.--：新規登録：所有者：株式會社川崎造船所、
 　　　　　　　　　　登録純噸数：4,044
T11.12.02：登録検査、船級：LR　✠100A1
T15.11.10：変更登録：登録純噸数：4,129
T15.--.--：神戸にて第一次第一種定期検査
 06.--.--：横浜にて第一次第二種定期検査
 09.01.--：神戸にて第一次第三種定期検査
 11.--.--：昭和十二年度日本船名録から船名表記が「もんとりゐる丸」となる
 12.05.15：中間検査、船舶検査証書更新
 12.--.--：～10.16佐世保
 12.10.18：佐世保～
 14.06.20：神戸にて第二次第一種定期検査
 14.09.23：変更登録：所有者：川崎汽船株式會社
 15.03.08：（日本東濠洲航路）横浜～濠洲
 15.06.09：神戸にて「諏訪丸」と衝突
 16.09.10：大阪にて第二次第二種定期検査
 16.09.10：登録検査、船級：TK　N.S. f、船級番号：1068

 16.09.11：徴傭：陸軍
 16.10.07：壼盧島～10.17黄埔
 16.10.24：黄埔～11.13壼盧島11.16～11.20基隆

 16.12.03：輸送船隊区分：機密菲島部隊護衛部隊命令第１号：第三輸送船隊第十分隊（船番号：８）
 16.12.17：（第三輸送船隊）基隆～
 　　　　　～12.20 0540 第一、第二護衛隊に合同～
 　　　　　～12.22リンガエン湾
 16.12.30：リンガエン～01.02高雄
 17.01.03：高雄～01.04サロマーグ～02.01盤谷02.05～02.13西貢02.26～03.04基隆03.06～03.10宇品
 17.03.13：佐世保鎮守府信電令作第46号：
 　　　　　　左に依り陸軍輸送船団四隻（昭南島行第十八師団補充員及比島行独立守備隊計五〇〇名乗船）の
 　　　　　　護衛を実施すべし
 　　　　　１．直接護衛
 　　　　　　（イ）護衛艦　　　　　河北丸、峯風
 　　　　　　（ロ）護衛指揮官　　　河北丸砲艦長
 　　　　　　（ハ）輸送船　　　　　夕映丸、もんとりゐる丸、サマラン丸
 　　　　　　　　　　　　　　　　　速力九節
 　　　　　　（ニ）集合　　　　　　３月16日夕刻　博多湾
 　　　　　　（ホ）出発日時　　　　17日1500
 　　　　　　（ヘ）護衛区域及航路　博多より馬公迄第一航路直航、第二航路南西諸島寄り
 　　　　　　（ト）馬公入港日時　　第一航路21日夕刻、第二航路22日朝
 　　　　　　（チ）其の他指揮官所定
 　　　　　２．佐世保防備戦隊艦艇は概ね現警戒掃蕩配備にて前路掃蕩及間接護衛に任ずべし
 　　　　　３．佐世保海軍航空隊司令は適宜飛行機を派遣し右護衛に協力すべし
 17.03.17：（輸送船団）博多湾～03.21馬公
 17.03.20：馬公警備府電令作第29号：
 　　　　　１．測天、長壽山丸は馬公防備隊機雷長指揮の下に左に依り陸軍輸送船の直接護衛に任ずべし
 　　　　　　（イ）輸送船団　　　　福海丸、高知丸、臺海丸、第一吉田丸、隆山丸（以上カムラン行）
 　　　　　　　　　　　　　　　　　鐡海丸（盤谷行）
 　　　　　　　　　　　　　　　　　帝海丸、もんとりゐる丸、サマラン丸、彼南丸（以上昭南島行）
 　　　　　　（ロ）出港日時　　　　３月28日0800
 　　　　　　（ハ）護衛区域　　　　馬公よりカムラン迄
 　　　　　　（ニ）航路　　　　　　カムランに直航、速力９節
 　　　　　　（ホ）其の他指揮官所定
 17.03.28：（輸送船団）馬公～昭南
 17.04.--：昭南～04.20蘭貢～05.02昭南
 17.05.07：昭南～05.13香港05.15～05.18上海
 17.06.01：上海～06.09香港06.10～06.24昭南
 17.07.04：昭南～07.07蘭貢07.27～08.02昭南
 17.08.07：昭南～08.10聖雀08.11～08.18高雄
 17.08.20：高雄～08.25門司
 17.09.06：宇品～09.08釜山09.08～09.10宇品
 17.09.11：宇品～09.16上海09.18～09.24宇品
 17.09.26：宇品～09.28釜山09.28～09.29門司
 17.10.--：中間検査
 17.11.08：小樽～11.14柏原
 17.11.24：（Ｄ船団）幌筵～白鳥島～12.02幌筵
 17.12.05：幌筵～12.09小樽
 17.12.09：小樽～12.20幌筵12.28～12.29柏原12.29～01.06鳴神島

 18.01.06：沈没
 18.01.06：解傭

 喪失場所：N53.28-E177.52 キスカ島北方160km附近
 喪失原因：米PBYによる空爆

同型船

 要調査。

兵装

 べるふあすと丸。

写真資料

 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1991年6月号「日本商船隊の懐古 No.143」山田早苗
 「汽船表（別冊冩眞帳）」S13 海軍省軍務局編
 "State Library of New South Wales", Digital order No. a638611r, a638612r

図面資料

 "Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
   LRF-PUN-007088-007099-0033-P
   LRF-PUN-007088-007099-0034-P
   LRF-PUN-007088-007099-0035-P

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