新南の艦歴
年 月 日:艦歴
19.05.24:起工、仮称艦名:第338號艦
19.09.01:命名:達第288号:「新南」(シンナン)
19.09.01:類別等級制定:内令第1016号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:鵜來型
19.09.01:本籍仮定:内令第1019号:佐世保鎮守府
19.09.05:進水
19.09.15:艤装員長:海軍少佐 池田 郷
19.09.16:艤装員事務所を浦賀船渠株式會社浦賀造船所内に設置し事務を開始
19.10.21:竣工、艤装員事務所を撤去
19.10.21:本籍:内令第1206号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦
19.10.21:海防艦長:海軍少佐 池田 郷
19.10.21:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
19.10.27:0230 市江埼通過西航(予定)
19.11.26:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
19.11.30:(ミ19船団護衛)佐世保〜
19.12.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊
19.12.25:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第二十一海防隊
19.12.25:海防隊編制:内令第1381号:第二十一海防隊
20.01.02:二式爆雷改二30個。生糧品3t搭載
20.01.03:(タア01船団護衛)高雄〜
〜01.04 1312 戦闘爆雷戦〜
〜01.05厦門
20.01.06:貯糧品1t搭載
20.01.06:(タア01船団護衛)厦門〜01.07左営
20.01.09:左営〜
〜01.09 0856 左営沖仮泊〜
〜01.09 1630 商船遭難者救助〜
〜01.09左営
20.01.09:2043 遭難者退艦
20.01.10:(ヒ87船団護衛)左営〜
〜01.10 1700 左営沖にて船団と合同〜
〜01.13香港
20.01.14:1840 転錨
1926 港外仮泊
20.01.15:0800 出港
0847 香港入港
0900 対空戦闘
1357 対空戦闘
20.01.16:0700 対空戦闘
0824 対空戦闘
1707 対空戦闘:グラマン1機撃墜
1725 敵飛行士1名捕虜とす
20.01.18:0750 出港
0826 工作部岸壁に横付け
20.01.20:0732 対空戦闘
20.01.20:(ヒ87B船団護衛)香港〜
〜01.21 1613 海南島南口にて觸礁〜
〜01.21 1620 海南海峡投錨、測深儀室、三、四番重油タンク浸水、左舷推進器翼端折損〜
〜01.22 1700 搭載物品を海防艦「屋久」に送る〜
〜01.22 1923 香港に向け出港〜
〜01.23 0908 B-24 1機と対空戦闘〜
〜01.23 0911 高角砲発砲〜
〜01.24香港
20.01.24:1645 曳船横付け、弾薬を卸す
1925 重油船横付け、重油を卸す
20.01.25:1006 第二海軍工作部にて入渠、応急修理工事
20.01.29:1010 出渠、A2番浮標に繋留
1155 爆雷搭載
1504 糧食1t搭載
20.01.29:香港〜01.31基隆
20.02.03:(タモ40船団護衛)基隆〜
〜02.04 2100 大北列島(長岐島西方)仮泊〜
〜02.05 0630 仮泊地発〜
〜02.05 1737 臺州列島仮泊〜
〜02.06 0625 仮泊地発
〜02.06 1517 六横島仮泊〜
〜02.07 0533 仮泊地発〜
〜02.07 1820 泗礁山仮泊〜
〜02.08 0400 仮泊地発〜
〜02.12六連
20.02.13:六連〜02.13佐世保
20.02.14:1125 爆雷卸方始め
1405 爆雷卸方終了
20.02.16:1056 佐世保海軍工廠六号船渠にて入渠、諸修理工事(03.05まで)
20.03.--:艦隊区分:第二十一海防隊、隊番号:30
20.03.02:貯糧品3t搭載
20.03.03:糧食、弾薬搭載
20.03.04:1036 出渠
弾薬、重油、爆雷搭載
20.03.05:0900 十五番浮標に繋留換え
0917 自差修正
20.03.05:佐世保〜
〜03.05 1500 探信儀公試〜
〜03.05 1849 伏瀬灯台東方に仮泊〜
〜03.06 0600 仮泊地発〜
〜03.06彦島(浮標繋留)
20.03.06:重油搭載
20.03.07:彦島〜
〜03.07 對馬海峡でヒ88F船団に合同〜
〜03.08門司
20.03.10:重油搭載
20.03.11:門司〜03.11六連
20.03.12:(ヒ99船団護衛)六連〜03.13舞鶴島(居金島南方)
20.03.15:舞鶴島〜
〜03.17 1910 六横島仮泊〜
〜03.18 0655 仮泊地発〜
〜03.18 1428 B29 1機と対空戦闘〜
〜03.18 1429 打方開始〜
〜03.18 2142 大北列島仮泊〜
〜03.19 0500 仮泊地発〜
〜03.21 1850 韮山列島東方着〜
〜03.22 0047 韮山列島東方発〜
〜03.22 0100 光島丸船団に合同〜
〜03.22 1008 泗礁山仮泊〜
〜03.23 0650 仮泊地発〜
〜03.26六連
20.03.27:六連〜03.27門司
20.03.27:2241 B29と対空戦闘、打方始め
20.03.28:0026 打方止め
貯糧品4.5t搭載
20.03.29:爆雷投下装置(03.30まで)、三式探信儀二型修理(03.31まで)
20.03.29:糧食搭載
20.04.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第1号(03.27):AS三部隊第一哨戒部隊
20.04.01:神湊浦〜対潜掃蕩〜
〜04.02 0605 爆雷攻撃〜
〜04.03 1030 爆雷攻撃〜
〜04.03 1545 津屋崎沖仮泊〜
〜04.05 0610 仮泊地発〜対潜掃蕩〜
〜04.07 0715 海防艦「生名」が合同〜
〜04.07鶏知湾
20.04.07:第二十一海防隊信令第1号:艦船番号:第一小隊二番艦
20.04.07:鶏知湾〜対潜掃蕩〜04.08的山浦
20.04.09:的山浦〜対潜掃蕩〜04.10的山浦
20.04.11:的山浦〜
〜04.11 1755 爆雷攻撃〜
〜04.12的山浦
20.04.12:軍隊区分:第一哨戒部隊電令作第1号:第一哨戒隊
20.04.16:的山浦〜対潜掃蕩〜04.17唐津湾
20.04.18:第一哨戒部隊電令第2号:
2.本日1800より明日0600迄哨戒要領を左の通り定む
第一哨戒隊 O哨区
各隊南北に移動哨戒2100、0300各哨区の北端に在る如く行動す
20.04.19:第一哨戒部隊電令作第12号:
第一哨戒部隊は原態勢に復帰せよ
20.04.20:的山浦〜対潜掃蕩〜04.21的山浦
20.04.21:海防艦「干珠」に生糧品補給
20.04.23:海防艦「干珠」に生糧品補給
20.04.25:司令海防艦に指定
20.04.--:的山浦〜
〜04.26 1235 爆雷攻撃〜
〜04.26 1335 海防艦「干珠」と分離〜
〜04.26伊万里湾御厨
20.04.28:海防艦「干珠」に生糧品補給
20.04.29:御厨〜的山浦
20.05.04:海防艦「干珠」に生糧品補給
20.05.05:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第50号(05.01附):鮮南哨戒部隊第一哨戒部隊
20.05.26:第一哨戒部隊信電令作第1号:
4.第一掃蕩隊は現場に急行、新南、第三十九號海防艦と交代、敵潜掃蕩
20.06.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第72号(05.27附):鮮南方面海防部隊
20.06.01:軍隊区分:鮮南方面海防部隊電令作第1号:哨戒部隊
20.07.10:戦時編制:聯合艦隊第七艦隊第二十一海防隊
20.09.15:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第二十一海防隊
20.09.30:海防艦長:海軍少佐 外山 三郎
20.11.25:海防艦長:海軍少佐 溝口 智司
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第5号:掃海艦、佐世保地方復員局所管
20.12.01:所属:内令第7号:佐世保地方復員局
20.12.01:艦長:第二復員官 溝口 智司
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.04.01:艦長:第二復員事務官 溝口 智司
21.06.15:艦長:復員事務官 溝口 智司
21.07.10:所属:復二第72号:舞鶴掃海部
21.07.10:復二第79号:当分の間掃海母艦と呼称、定員を置かない
21.07.10:艦長:欠員
21.12.25:所属:復二第494号:下關掃海部
22.02.10:所属:復二第113号:下關掃海部より削る
22.02.10:所属:復二第114号:復員廰第二復員局掃海監部附属
22.03.05:艦長:復員事務官 田村 久三
22.06.26:所属:復二第461号:復員廰第二復員局掃海監部附属を解く
22.06.26:移籍:復二第462号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管、特別保管艦に指定
22.06.26:艦長:復員事務官 川畑 幹榮
22.10.25:艦長:欠員
22.11.01:除籍:復二第799号
22.11.01:内務省に移管
24.07.01:電気通信省告示第43号(24.09.03附):無線電信取扱所設置
位置:中央気象台長所属汽船新南丸、呼出符号:JASX、定繋港:東京
--.--.--:改名:つがる、
船舶番号:71780、信号符字:JDSD、船主:運輸省、船籍港:東京、
登録総噸数:811、登録純噸数:240、登録長:72.5、登録幅9.1、登録深さ:5.3
28.12.24:無線局承認:呼出符号:JDSD
28.12.25:無線局運用開始
29.01.01:海上保安庁、舞鶴海上保安部配属
29.01.01:臨時船長:海上保安官(一等海上保安正)田中 嘉平治
29.04.01:船長:海上保安官(一等海上保安正)田中 嘉平治
29.04.13:信号符字点附:運輸省告示第第255号(29.06.26附):
信号符字:JCSD、船舶番号:71780、船名:つがる、総トン数:809、
所有者:大藏省、点附理由:旧艦艇より編入
29.05.01:船舶の番号制定:海上保安庁告示第5号(29.04.16附):
船種:巡視船、番号:PL 105、船名:つがる
30.07.01:船長:海上保安官 糸山 泰夫
30.08.31:船長:海上保安官 田ヶ原 義太郎
35.03.31:釧路海上保安部配属
35.03.31:船長:海上保安官 荻野 亀代志
--.--.--:船長:海上保安官 古別府 盛吉
40.03.20:船長:海上保安官 松下 清二
40.10.01:船長:欠員
40.11.24:配属替:保警管第314号(40.11.29附):
番号:PL105、船名:つがる、旧基地:釧路、新基地:鹿児島
40.11.24:船長:海上保安官 古別府 盛吉
41.06.01:所属部署制定:海上保安庁訓令第6号(41.03.31附):
管区海上保安本部:第十管区海上保安本部、所属部署:鹿児島海上保安部
41.06.03:解役
41.06.28:船舶の番号削除:海上保安庁告示第157号
同型艦
鵜來、沖繩、奄美、粟國、稻木、註゚、男鹿、金輪、宇久、高根、久賀、志賀、伊王、
屋久、竹生、~津、保高、伊唐、生野、蔚美、室津。
兵装
(計画時)
四十五口径十二糎聯装高角砲A型改三1門、四十五口径十二糎高角砲B型改二1門、
二十五粍三聯装機銃2基、九六式軽機銃2挺、一四式拳銃25丁、九九式小銃50挺、
九六式三米測距儀1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式水中聴音機1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
九四式投射機2基又は仮称三式投射機16基、爆雷装填台三型2基又は地下軌道、
九五式爆雷120個、
単艦式大掃海具1組又はなし、水中処分具一型2基。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1967年11月号「巡視船”つがる”は宿泊船に」(P.32)
雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.28)
雑誌「世界の艦船」海人社 2017年12月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.28)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」(P.34)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2292)
「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(112)
「浦賀・追浜百年の航跡」 H09.06 住友機械工業株式会社横須賀造船所(P.35)
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