多佳山丸の船歴

 年 月 日:船歴

17.12.19:起工 18.06.21:進水、命名:多佳山丸  18.08.30:竣工
18.08.31:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:1313 18.4Q- :新規登録
19.02.29:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、呉鎮守府所管、南西方面艦隊配属 19.03.--:燃料積載、兵器搭載、酒保物品、私有品積込、甲板及び機関修理 19.03.14:呉〜03.15和田沖03.16〜03.20横浜 19.03.--:砲及び機銃搭載、爆雷交換、機関修理 19.03.31:横浜〜03.31木更津 19.03.31:航空燃料積込 19.04.01:(東松四号船団)木更津〜      〜04.01 1600 海防艦天草」、同「隠岐」「第二號海防艦」が船団に合同〜      〜04.01 1830 「第二十七號掃海艇」が船団に合同し前方を警戒〜      〜04.02 0730 敵潜出現により船団が南方に一時避退、海防艦「天草」「第二號海防艦」             「第三號海防艦」が爆雷攻撃〜        〜04.02 0800 水雷艇」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃12個〜      〜04.02 1200 「第二號海防艦」「第三號海防艦」が攻撃を止め船団を追及、合同〜      〜04.02 1330 驅逐艦「朝凪」が船団に合同〜      〜04.03 0700 海防艦「天草」が掃蕩を止め船団を追及〜      〜04.03 1457 陸軍徴傭船東征丸」被雷〜      〜04.03 1510 海防艦「天草」、同「御藏」が爆雷攻撃〜      〜04.03 1530 「第二號海防艦」が爆雷攻撃14個〜      〜04.03 1615 陸軍徴傭船「東征丸」沈没〜      〜04.04 1250 驅逐艦「朝凪」、海防艦「隠岐」が船団を追及、合同〜      〜04.04 1345 「第三號海防艦」が合同〜      〜04.04 1450 驅逐艦「朝凪」、海防艦「隠岐」「第五十號驅潜艇」が爆雷攻撃〜      〜04.04 1530 海防艦「隠岐」が掃蕩を打切り船団を追及〜      〜04.04 1629 驅逐艦「五月雨」が爆雷攻撃6個、海防艦m]」が協力〜      〜04.04 1735 陸軍徴傭船加古川丸」が発砲〜      〜04.04 2135 海防艦「m]」が爆雷攻撃、驅逐艦「朝凪」が協力〜      〜04.05 0400 海防艦「m]」は爆雷補充の為、父島に向う〜      〜04.05 1346 「第百四十九號輸送艦」が船団に合同〜      〜04.06 0600 海防艦「m]」が船団に合同〜      〜04.06 2045 「第五十號驅潜艇」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃〜   〜04.06 2100 驅逐艦「朝凪」を「第五十號驅潜艇」の敵潜探知現場に派遣〜      〜04.06 2300 驅逐艦「朝凪」、「第五十號驅潜艇」が船団に復帰〜      〜04.08 0228 驅逐艦「朝凪」が対潜攻撃〜      〜04.08 0350 驅逐艦「朝凪」と海防艦「隠岐」が敵潜制圧〜      〜04.08 0457 驅逐艦「五月雨」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃4個〜      〜04.08 1445 海防艦「隠岐」が追及合同〜      〜04.08 1630(N17.45-E143.14)パラオ行き船団            (海防艦「m]」「第二號海防艦」「第三號海防艦」、運送艦間宮」、             一般徴傭船~丸」、陸軍徴傭船大安丸」、一般徴傭船天龍川丸」、   陸軍徴傭船第五眞盛丸」)解列〜   〜04.08 1830 驅逐艦「朝凪」が合同〜      〜04.09 0800 海防艦御藏」解列、サイパンに先行〜      〜04.09 1615 一般徴傭船美作丸」右舷後部に被雷〜      〜04.10サイパン 19.04.10:サイパン〜04.10テニアン 19.04.--:航空揮発油陸揚 19.04.10:テニアン〜04.10サイパン 19.04.--:航空揮発油4,100キロリットル、航空鉱油陸揚げ      港内に座礁中の特設運送船松安丸」積載の木材を積取り陸揚げ      九一式魚雷20本、同実用頭部115個他7件、軍需品、雑貨積込、便乗者6名乗船 19.04.26:サイパン〜      〜05.01 0420 座礁、機関停止〜      〜05.01 0430 離洲〜      〜05.01 護衛艦引卸作業〜      〜05.01 1500 作業再開〜      〜05.01 日没により作業中止、船員、警戒隊員、便乗者慶911名収容〜      〜05.03パラオ 19.05.--:便乗者917名退船      九一式魚雷20本、同実用頭部115個他7件、軍需品、雑貨陸揚      便乗者193名乗船、軍需品、食糧其の他積込 19.05.09:パラオ〜05.13ダバオ 19.05.23:ダバオ〜05.24カナラサン05.26〜05.27ザンボアンガ05.29〜05.30ランガス 19.05.31:船体機関故障のため修理 19.06.01:ランガス〜06.02タラカン 19.06.--:トラック5台搭載 19.06.11:タラカン〜06.15バリックパパン 19.06.--:トラック、空ドラム缶揚陸、便乗者6名退船、航空揮発油、糧食等搭載 19.06.29:バリックパパン〜07.07マカッサル 19.07.--:九九式爆弾車、信管、発火装置、軍需品、資材搭載 19.07.11:マカッサル〜07.17ケンダリー 19.07.--:九九式爆弾車、航空揮発油、糧食陸揚      石炭等積載、便乗者183名乗船 19.07.22:ケンダリー〜      〜07.23(S04.35-E122.17)ペロマンデ北西1,300mにて磁気機雷に接触、船体破損〜      〜09.21まで応急修理し曳航される〜      〜09.22マサロカ泊地 19.09.30:対空戦闘:爆弾命中、爆雷誘爆、船尾切断 19.10.01:対空戦闘:被爆
19.10.01:沈没  19.10.31:解傭
喪失場所:N.-E. マサロカ泊地 喪失原因:米機による空爆

同型船

 桂川丸

兵装

 要調査。

写真資料

 「SANOYASU-80年の歩み」 H02.09 株式会社サノヤス 社史編纂委員会 (P.28)

前の船へ ← 一般徴傭船(雑用船) → 次の船へ

Homeへ戻る