第一日之出丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
16.05.--:進水、命名:第一日之出丸
--.--.--:竣工
16.--.--:新規登録
17.01.03:徴傭:地方徴傭船(監視船)、横須賀海軍警備隊配属
17.01.03:徴傭授受
17.01.03:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第33号:附属防空監視船
17.01.04:徴傭発令
17.01.05:横鎮機密第358番電:
横鎮機密第15号ノ579に依る徴傭防空監視船八隻は警備部隊附属とし1月6日0700横須賀発
概ね1月8日現地着予定にて左の要領に依り哨戒配備に就かしめらる
1.配備点
P帯
海形丸 二番、宮城丸 三、第一親船丸 五、ふさ丸 六、相模丸 七 武藏丸 八、
第一日之出丸 九、~威丸 一〇
2.配備区画内に於ける哨戒行動は貴隊のものに準ず
3.通信は徴傭前の通信対手たる海岸局漁業無線局と連絡するものを主とす(電波1364KC)
17.01.06:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜横須賀(17.05.31までに5回)
17.01.28:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第45号:警備部隊補助監視船
17.02.22:横鎮機密第788番電:
補助監視船六隻2月22日横須賀発配備に就かしめらる船名並に配備点左の通
N2−N7に至るイロ区、
第一日之出丸、第一大勝丸、海形丸、pマ丸、白鳥丸、~威丸の順序
17.02.22:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜
17.03.03:横鎮機密第884番電:
1.補助監視船六隻3月4日横須賀出港配備に就かしめらる船名並に配備点左の通り
N2より7に至るイロ区
ふさ丸、大東丸、第七住吉丸、岩手丸、第二笹の丸、第二千勝丸の順序
2.現直監視船は3月7日哨区を撤しN7附近にて自由監視を行いつつ操魚をなし14日横須賀
入港の予定
17.03.18:横須賀帰投命令
17.03.19:横鎮機密第72番電:03.20頃横須賀入港の予定
〜横須賀
17.03.26:横鎮機密第150番電:
1.補助監視船交代のため左の通り3月26日0800横須賀を出港せしめらる
N2より7に至るイロ区
大東丸、pマ丸、~威丸、海形丸、第一日之出丸、白鳥丸の順
2.旧配備の各船は29日配備を撤し哨区の南方にて自由監視を行いつつ漁業をなし4月5日迄に
横須賀着の予定
17.03.26:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜横須賀
17.04.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第72号:警備部隊補助監視船
17.04.10:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第74号:直卒部隊補助監視船
17.04.16:横鎮機密第354番電:
1.横鎮監視船六隻18日左に依り哨区に於て交代す
N2よりN7に至る「イロ」区新配備船宮城丸、sc丸、第一新屋丸、ふさ丸、
第五大盛丸、第一日之出丸の順
2.旧配備船は適宜の場所に於て自由監視を行いつつ漁業を為し4月25日迄に横須賀に帰投す
17.05.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第78号:直卒部隊補助監視船
17.06.15:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第99号:直卒部隊補助監視船
17.06.--:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜横須賀(17.11.30までに4回)
17.06.28:横鎮機密第6番電:06.27第二哨戒線配備
17.07.27:船長:海軍嘱託 松田 國俊(部内限り判任官待遇)
17.08.24:第二哨戒線に配備
17.09.25:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第126号:直卒部隊補助監視船
18.01.27:横須賀〜01.28第二哨戒線に配備〜02.10横須賀
18.02.19:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜03.06横須賀
18.03.15:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜04.04横須賀
18.04.16:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜05.01横須賀
18.05.25:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜06.10横須賀
18.08.17:横浜〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜09.10横須賀
18.09.10:横浜〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜10.05横須賀
18.10.15:横浜〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜11.02横須賀
18.11.02:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜11.21横須賀
18.11.--:館山海軍航空隊八丈島派遣隊設営資材搭載
18.11.25:横須賀〜八丈島〜11.27横須賀
19.06.--:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊東京湾部隊第四補助監視船隊
19.06.01:母島輸送任務中〜06.02浦賀
19.06.07:浦賀〜第二哨戒線哨戒〜06.16浦賀
19.06.22:浦賀〜第二哨戒線哨戒〜07.04浦賀
19.07.10:浦賀〜第二哨戒線哨戒〜07.29浦賀
19.08.04:浦賀〜第二哨戒線哨戒〜08.23浦賀
19.09.01:徴傭
19.09.05:浦賀?〜09.05横須賀
*19.09.09:浦賀?〜09.09横須賀
19.09.--:田子造船所にて上架修理
19.09.10:入籍:内令第1055号:特設監視艇、横須賀鎮守府所管
19.09.--:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊東京湾部隊第四特設監視艇隊
19.10.05:特設監視艇隊編制:内令第1153号:第五監視艇隊
19.10.05:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第五監視艇隊
19.10.05:軍隊区分:第一小隊
19.10.05:田子造船所にて修理中
19.10.22:田子〜10.22横須賀
19.10.22:横須賀海軍工廠にて
九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃2基、二式爆雷4個、
仮称三式一号電波探信儀三型1組装備工事(11.12まで)
19.10.27:監視艇長:海軍兵曹長 小川 喜代春
19.11.01:監視艇長:海軍兵曹長 鳥畑 正二
19.11.12:横須賀〜11.12横浜
19.11.12:横浜高島町共栄組にて修理(12.06まで)
19.12.22:横浜〜哨戒〜01.30横浜
20.02.05:岩井鉄工所にて修理
20.02.08:一三号電波探信儀空中線装置(02.20まで)
20.02.20:特設監視艇隊編制:内令第159号:第五監視艇隊の項を削る
20.02.20:特設監視艇隊編制:内令第159号:第四監視艇隊
20.02.20:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第四監視艇隊
20.--.--:軍隊区分:乙哨戒部隊丙隊第三小隊
20.03.10:鹿児島〜西哨戒線哨戒〜
〜03.12 0925(N26.54-E131.38)対空戦闘:PB4Y-1 1機と交戦、
直撃弾を受け船体大破、火災発生〜
20.03.12:沈没
20.05.10:特設監視艇隊編制:内令第415号:第四監視艇隊より削る
20.05.10:除籍:内令第417号
20.05.10:解傭
喪失場所:N26.54-E131.38 奄美大島南東250km付近
喪失原因:米VPB-102のPB4Y-1 1機による空爆
同型船
要調査。
兵装
九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃2基、二式爆雷4個、
仮称三式一号電波探信儀三型1組。
写真資料
Aircraft Action Report (Unit Reporting: VPB-102) 1945/03/12("http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4017388")
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