岩手丸の船歴
年 月 日:船歴
03.07.30:起工
03.10.30:進水、命名:岩手丸
04.02.15:竣工
04.03.--:新規登録:登録総噸数:145、登録純噸数:47、
登録長:97.1呎、登録幅:20.5呎、登録深:9.7呎
05.--.--:変更登録:登録総噸数:146、登録純噸数:50
06.09.26:鮪漁場調査全10回〜03.04
06.09.05:釜石〜秋刀魚漁場調査〜
07.06.20:船舶積量測度法改正(呎から米へ変更)
(09. ) 登録長:29.6米、登録幅:6.2米、登録深:2.9米
07.08.22:鮪漁場調査全9回〜02.19
08.10.14:鮪漁場調査全4回〜03.05
09.06.--:(鰹漁場調査第4次航)06.02〜06.03
09.06.--:(鰹漁場調査第5次航)06.08〜06.09
09.06.--:(鰹漁場調査第6次航)06.15〜06.16
09.06.--:(鰹漁場調査第7次航)06.25〜07.01
09.07.--:(鰹漁場調査第8次航)07.04〜07.06
09.07.--:(鰹漁場調査第9次航)07.17〜07.21
09.10.--:(鮪漁場調査第1次航)10.13〜10.20
09.--.--:(鮪漁場調査第2次航)
09.11.--:(鮪漁場調査第3次航)11.12
09.11.--:(鮪漁場調査第4次航)11.22〜11.26
09.12.--:(鮪漁場調査第5次航)12.08〜12.16
10.01.11:〜01.11鮪漁場調査02.25〜02.25
10.--.--:変更登録:登録総噸数:158、登録純噸数:54、
登録長:31.6米
10.05.22:〜05.24鰹漁場調査06.21〜06.22
10.07.--:〜07.08鰹漁場調査07.27〜
10.09.--:〜09.21秋刀魚漁場調査10.12〜
10.11.--:(鮪漁場調査第1次航)11.04〜11.18
10.12.--:(鮪漁場調査第2次航)12.02〜12.14
11.01.04:(鮪漁場調査第3次航)釜石〜02.05三崎
11.02.11:(鮪漁場調査第4次航)三崎〜02.25三崎
11.03.01:(鮪漁場調査第5次航)三崎〜03.17三崎
11.05.10:(鰹漁場調査第1次航)網代〜05.16三崎
11.05.17:(鰹漁場調査第2次航)三崎〜05.30三崎
11.06.02:(鰹漁場調査第3次航)三崎〜06.12三崎
11.06.16:(鰹漁場調査第4次航)佐島〜06.22三崎
11.06.24:(鰹漁場調査第5次航)三崎〜07.02三崎
11.07.04:(鰹漁場調査第6次航)館山〜07.07三崎
11.07.09:(鰹漁場調査第7次航)館山〜07.20三崎
11.07.25:(鰹漁場調査第8次航)館山〜07.29釜石
11.10.28:(鮪漁場調査第1次航)釜石〜11.06釜石
11.11.16:(鮪漁場調査第2次航)釜石〜11.28釜石
11.12.01:(鮪漁場調査第3次航)釜石〜01.08三崎
12.01.21:(鮪漁場調査第4次航)釜石〜02.04三崎
12.02.16:(鮪漁場調査第5次航)三崎〜03.06三崎
12.05.15:(鰹漁場調査第1次航)三崎〜05.24三崎
12.05.27:(鰹漁場調査第2次航)三崎〜05.31三崎
12.06.02:(鰹漁場調査第3次航)三崎〜06.08三崎
12.06.10:(鰹漁場調査第4次航)三崎〜06.20三崎
12.06.22:(鰹漁場調査第5次航)三崎〜07.02三崎
12.07.03:(鰹漁場調査第6次航)三崎〜07.10三崎
12.07.12:(鰹漁場調査第7次航)館山〜07.16釜石
12.07.18:(鰹漁場調査第8次航)釜石〜07.25釜石
12.07.29:(鰹漁場調査第9次航)船形〜08.05釜石
12.10.13:(鮪漁場調査第1次航)釜石〜10.31釜石
12.11.07:(鮪漁場調査第2次航)釜石〜11.30釜石
12.12.05:(鮪漁場調査第3次航)釜石〜01.08三崎
13.01.18:(鮪漁場調査第4次航)釜石〜02.05三崎
13.02.10:(鮪漁場調査第5次航)三崎〜03.04三崎
13.04.17:(鰹漁場調査第1次航)山川〜04.23三崎
13.04.30:(鰹漁場調査第2次航)山川〜05.08三崎
13.11.02:(鮪漁場調査第1次航)釜石〜12.02三崎
13.12.06:(鮪漁場調査第2次航)三崎〜01.06三崎
14.01.19:(鮪漁場調査第3次航)釜石〜02.06三崎
14.04.13:横浜市にて定期検査
14.05.07:(鰹漁場調査第1次航)三崎〜05.18三崎
14.05.21:(鰹漁場調査第2次航)三崎〜05.29三崎
14.08.04:本州東方の海流観測(08.15まで)
14.11.20:(鮪漁場調査第1次航)釜石〜12.25三崎
15.01.02:(鮪漁場調査第2次航)三崎〜01.20三崎
15.01.27:(鮪漁場調査第3次航)三崎〜02.11三崎
15.12.05:(鮪漁場調査第1次航)三崎〜12.23三崎
16.01.16:(鮪漁場調査第2次航)三崎〜02.24三崎
16.03.05:(鮪漁場調査第1次航)三崎〜04.12三崎
16.04.22:(鮪漁場調査第2次航)三崎〜05.17三崎
17.01.15:借用発令
17.01.19:借用:地方徴傭船(監視船)、横須賀海軍警備隊配属
17.01.19:借用授受
17.01.19:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第33号:附属防空監視船
17.01.25:N帯第四哨区に変更
17.01.28:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第45号:警備部隊補助監視船
17.03.03:横鎮機密第884番電:
1.補助監視船六隻3月4日横須賀出港配備に就かしめらる船名並に配備点左の通り
N2より7に至るイロ区
ふさ丸、大東丸、第七住吉丸、岩手丸、第二笹の丸、第二千勝丸の順序
2.現直監視船は3月7日哨区を撤しN7附近にて自由監視を行いつつ操魚をなし14日横須賀
入港の予定
17.03.04:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜横須賀(17.05.31までに4回)
17.03.19:横鎮機密第72番電:03.18配備を徹し哨区の南方にて自由監視を行いつつ操業03.26横須賀入港
17.04.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第72号:警備部隊補助監視船
17.04.10:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第74号:直卒部隊補助監視船
17.05.01:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第78号:直卒部隊補助監視船
17.06.--:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜横須賀(17.11.30までに5回)
17.06.05:横鎮機密第845番電:06.06交代O点配備
17.06.15:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第99号:直卒部隊補助監視船
17.07.02:横鎮機密第28番電:07.03哨区着予定第四哨戒線に配備
17.07.27:船長:海軍嘱託 前川 嘉右ヱ門(部内限り判任官待遇)
17.09.25:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第126号:直卒部隊補助監視船
17.12.10:横須賀〜12.11第二哨戒線に配備〜12.24横須賀
18.01.03:横須賀〜01.04第二哨戒線に配備〜01.17横須賀
18.01.27:横須賀〜01.28第二哨戒線に配備〜02.10横須賀
18.02.19:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜03.06横須賀
18.04.29:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜05.16横須賀
18.05.25:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜06.10横須賀
18.06.18:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜
18.06.22:補助監視船「相模丸」捜索(06.29まで)〜07.04横須賀
18.07.12:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜07.29横須賀
18.10.05:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜10.25横須賀
18.11.02:横須賀〜北緯33度より37度、東経140度より144度間〜11.21横須賀
18.11.--:館山海軍航空隊八丈島派遣隊設営資材搭載
18.11.25:横須賀〜八丈島〜11.28横須賀
19.06.--:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊東京湾部隊第一補助監視船隊
19.06.01:母島輸送任務中〜06.02浦賀
19.06.17:浦賀〜06.17横浜
19.06.17:横浜重工業株式會社にて上架
19.07.--:上架修理中(08.30まで)
19.08.01:借用
19.08.20:入籍:内令第981号:特設監視艇、横須賀鎮守府所管
19.08.20:内令第982号:横須賀防備隊所属
19.08.20:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊横須賀防備隊
19.08.--:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊東京湾部隊第一特設監視艇隊
19.08.31:横浜〜08.31浦賀
19.08.31:浦賀〜南鳥島向け〜
19.09.--:軍隊区分:横須賀鎮守府海面防備部隊東京湾部隊第一特設監視艇隊第二小隊
〜09.04 敵潜水艦と交戦、通信機故障〜
〜09.09浦賀
19.09.17:東京湾部隊機密第171310番電:第三哨戒線哨戒任務
19.09.17:浦賀〜第三哨戒線哨戒〜09.30浦賀
19.10.04:東京湾部隊機密第041425番電:大島−三宅島間十三号電探輸送任務
19.10.06:浦賀〜大島波浮港〜三宅島〜10.15浦賀
19.10.13:東京湾部隊機密第132135番電:浦賀帰投命令
19.10.20:内令第1203号:横須賀防備隊から除く
19.10.20:特設監視艇隊編制:内令第1202号:第五監視艇隊
19.10.20:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第五監視艇隊
19.10.20:軍隊区分:第六小隊
19.10.20:三菱重工業株式會社横浜造船所にて
九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃2基、二式爆雷4個、
仮称三式一号電波探信儀三型1組、十字型水中聴音機1組装備工事(11.10まで)
19.10.22:監視艇長:海軍兵曹長 小野寺 喜司雄
19.11.--:軍隊区分:第七小隊
19.11.22:横浜〜哨戒〜
〜11.28 1815(N30.05-E139.37)特設砲艦「長運丸」と会合〜
〜11.29 1330(N30.00-E138.17)特設砲艦「長運丸」と会合〜
〜12.02 0748(N30.00-E138.39)特設砲艦「長運丸」と会合〜
〜12.13横浜
19.12.14:二十五粍単装機銃1基増備工事(12.25まで)
19.12.16:横浜〜12.16横須賀
19.12.16:横須賀海軍工廠にて訓令及び改造工事
19.12.28:横浜〜哨戒〜
20.01.03:横浜〜哨戒〜02.03横浜
20.02.06:横浜船渠にて修理
20.02.11:高島桟橋
20.02.13:基地に移動
20.02.15:横浜〜
〜02.16(N34.38-E138.40)小型飛行機4機の銃爆撃を受ける〜
〜02.16伊豆木浦
20.02.18:伊豆子小浦〜鹿児島
20.02.20:特設監視艇隊編制:内令第159号:第五監視艇隊の項を削る
20.02.20:特設監視艇隊編制:内令第159号:第四監視艇隊
20.02.20:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第四監視艇隊
20.--.--:軍隊区分:乙哨戒部隊
20.03.08:特設監視艇「第三大黒丸」の乗員救助
20.03.18:鹿児島港にて対空戦闘:TBFと交戦、
二十五粍機銃1,030発、十三粍機銃600発、十二粍機銃100発発射
20.05.10:特設監視艇隊編制:内令第415号:第四監視艇隊より削る--06.30秘海軍公報第5040号にて削除
20.05.10:除籍:内令第417号 --06.30秘海軍公報第5040号にて削除
20.05.18:軍隊区分:海軍総隊電令第26号:第五特攻戦隊指揮下
20.05.18:軍隊区分:佐世保鎮守府信電令作第127号:第二特攻部隊
20.05.22:鹿児島〜05.22西之表05.23〜05.23鹿児島
20.05.26:鹿児島〜05.26西之表05.27〜05.27鹿児島
20.05.30:鹿児島〜05.30西之表05.31〜05.31鹿児島
20.06.15:軍隊区分:佐世保鎮守府信電令作第---号:對馬海峡方面部隊
20.06.15:軍隊区分:對馬海峡方面部隊電令作第-号:北九州防備部隊
20.08.10:除籍:内令第730号
20.08.10:特設監視艇隊編制:内令第729号:特設監視艇隊編制を廃止
20.08.10:返却
20.08.15:残存
同型船
なし。
兵装
毘式十二粍単装機銃基、七粍七単装機銃。
(19.11)
九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃2基、 毘式十二粍単装機銃、七粍七単装機銃、
二式爆雷4個、仮称三式一号電波探信儀三型1組、十字型水中聴音機1組。
(19.12)
九六式二十五粍単装機銃2基、十三粍単装機銃2基、 毘式十二粍単装機銃、七粍七単装機銃、
二式爆雷4個、仮称三式一号電波探信儀三型1組、十字型水中聴音機1組。
写真資料
「昭和十一年版漁船建造必携」 S10.02 モーターシップ雑誌社(P.8)
「浦賀船渠六十年史」 S32.06 浦賀船渠株式会社
前の船へ ← 補助監視船 → 次の船へ
前の艇へ ← 特設監視艇 → 次の艇へ
Homeへ戻る