補助監視船（その１）

補助監視船について

ここでは横須賀鎮守府の補助監視船をご紹介します。補助監視船（艇）は横須賀鎮守府以外、例えば第六十一警備隊にもありましたが、これらについてはまだ調査中につき割愛させていただきます。
横須賀鎮守府の補助監視船は特設監視艇の不足を補うため漁労を兼ね防空監視を行った漁船や漁業指導船で、哨戒部隊哨戒基準線より内側の海面（北緯33度より37度、東経140度より144度間）の監視を担当しました。
昭和19年8月20日付で６隻（但し宮城丸はこの時点ですでに戦没）、9月10日付で５隻がそれぞれ特設監視艇に変更され、代わりに６隻の農林省徴傭特殊漁船が補助監視船とされました。

補助監視船の諸元

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補助監視船の船歴

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写真出典：

1. 海形丸：オークション出品写真
2. 宮城丸、大東丸：「宮城県水産研究開発センター」のウエブサイト（閉鎖）
3. 第一大勝丸：「漁船」第弐拾五號　漁船協会
4. ふさ丸：「商船建造の歩み」 三菱造船株式会社
5. 相模丸、武蔵丸：昭和八年版漁船建造必携 (モーターシップ雑誌社)
6. �~威丸：「三重縣水産試驗場要覧」 三重縣水産試驗場
7. 岩手丸：「浦賀船渠六十年史」 浦賀船渠株式会社

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