第百十四號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
--.--.--:起工、和蘭國監視艇(Bewakings- en onderzoekings- dienst vaartuigen)「B2」〜「B12」の内の1隻
--.--.--:スラバヤにて未成船を捕獲
18.04.01:命名:達第62号:第百十四號驅潜特務艇
18.04.01:類別等級制定:内令第569号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:なし
18.04.01:本籍:内令第584号:佐世保鎮守府、第二十一特別根據地隊所属
18.04.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十一特別根拠地隊
18.04.01:艦隊区分:部隊番号:7
18.04.01:軍隊区分:南西部隊東印部隊南部警備部隊
18.04.15:艦隊区分:附属:部隊番号:14
18.07.15:艦隊区分:部隊番号:17
18.09.01:内令第1833号:第二十一特別根據地隊所属
18.11.30:進水
19.06.23:竣工
19.06.24:軍隊区分:南西部隊東印部隊直卒部隊
19.06.25:第一警備部隊電令作第229号:
第十一號掃海艇は第百十四號驅潜特務艇を併せ指揮し26日スラバヤ発バリクパパン行第二菱丸、
洋制丸及びマカッサル行江ノ島丸、大丸、第一虎丸をコタバル泊地まで護衛し同地に待機すべし
19.06.--:〜護衛任務〜07.01スラバヤ
19.07.04:スラバヤ〜護衛任務〜07.07スラバヤ
19.07.17:スラバヤ〜護衛任務〜07.30スラバヤ
19.07.21:第一警備部隊電令作第270号:第一掃蕩隊:22日未明出撃、対潜掃蕩
19.08.16:スラバヤ〜護衛任務〜08.24スラバヤ
19.08.28:スラバヤ〜昭南方面
19.09.03:西方部隊電令作第142号:09.05昭南発北スマトラ油輸送船団護衛
19.09.05:軍隊区分:西方部隊電令作第146号:彼南根據地部隊
19.09.05:昭南〜北スマトラに向け船団護衛〜09.08パンカランスス
19.09.09:15Bg機密第091902番電:パンカランスス派遣中の掃海員及び要具を搭載の上、
陸軍掃海隊と協力し北緯4度以南東経99度以西海面沿岸航路付近の掃海を急速実施
19.09.10:(第四次船団護衛)パンカランスス〜09.10ベラワン
19.09.11:15Bg機密第110800番電:第四次復航船団をベラワン発ブンク礁北方を迂回一尋礁南方迄護衛
19.09.13:(第四次船団護衛)ベラワン〜09.14ポートセッテンハム
19.09.15:ポートセッテンハム〜船団護衛〜
〜救難作業〜
〜09.18ポートセッテンハム
19.09.29:ポートセッテンハム〜船団護衛〜10.01パンカランスス
19.10.02:パンガランスス〜船団護衛〜10.05ポートセンテンハム
19.10.05:15Bg機密第051018番電:6日0630アロア島発予定の「萬陵丸」をベラワン迄護衛したる後、
次回油船団護衛
19.10.05:ポートセッテンハム〜「萬陵丸」護衛〜10.07ベラワン
19.10.10:15Bg機密第102045番電:「萬陵丸」をベラワンより一尋礁迄護衛
19.10.11:(「萬陵丸」護衛)ベラワン〜
19.10.12:15Bg機密第121620番電:「萬陵丸」護衛後、昭南に至り操舵装置を修理の上
ポートセッテンハムに回航
〜10.12 2005 敵潜の攻撃を受け「萬陵丸」沈没〜
〜10.12 2120 敵潜捕捉攻撃、効果不明〜
〜10.14昭南
19.10.--:修理整備
19.10.21:15Bg機密第211803番電:ポートセッテンハムに回航待機
19.10.23:昭南〜10.24ポートセンテンハム
19.10.24:15Bg機密第241007番電:ベラワン附近での第五十五驅潜特務艇の掃海及び敷設作業警戒
19.10.24:ポートセッテンハム〜ベラワン附近警戒〜10.27ベラワン
19.10.28:ベラワン〜10.29ポートセンテンハム
19.11.04:彼南根據地部隊電令作第39号:
1.第九號驅潜艇は速に出撃北緯3度14分東経99度50分に於て第五號掃海艇を攻撃せる敵潜を撃滅すべし
2.第五十五號驅潜特務艇は燃料之を許さば現場に急行せよ
3.第百十四號驅潜特務艇は船団を可及的接岸避泊せしめ之が警戒に任ずべし
19.11.04:ポートセッテンハム〜護衛〜
〜11.04 2030 対潜戦闘:爆雷攻撃〜
〜11.04 2050 船団追躡〜
〜11.05ベラワン
19.11.06:(海興丸船団護衛)ベラワン〜11.06パンカランスス11.07〜11.07ベラワン沖11.08〜
〜11.08マチバンク11.09〜11.09一尋礁通過〜11.10ポートセッテンハム
19.11.07:15Bg機密第072021番電:成し得る限り油槽船の1隻をして昭南に曳航せしむべし
19.11.14:軍隊区分:西方部隊電令作第181号:彼南根據地部隊より除く
19.11.14:軍隊区分:南西部隊東印部隊
19.11.--:昭南方面
19.12.--:昭南方面
19.12.18:ジャカルタ〜12.20スラバヤ
19.12.22:軍隊区分:南西部隊東印部隊直卒部隊
20.02.04:スラバヤ〜対潜掃蕩〜02.05ベノア
20.02.--:小スンダ方面
20.02.--:(現在)特務艇長:海軍少尉 元嶋 喜松
20.02.05:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第二南遣艦隊第二十一特別根拠地隊
20.02.10:ロンボック海峡で敵潜迎撃
20.02.14:0120(S08.29-E110.45)艇尾に雷撃を受け推進器及び舵損傷、漂流
0713 前部に雷撃を受け船体大破
1040(S08.43-E115.36)ハ〇四見張所の130度1,500mに擱坐
20.02.15:151515番電:2000迄に排水応急作業完了の見込み
16日早朝より主機械及び発電機の撤去に着手する予定
2000 兵器陸揚げ終了
20.02.17:21Bg機密第171947番電:救難の見込みなし
20.02.15:擱坐
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
22.05.03:除籍:復二第327号
喪失場所:S08.43-E115.36
喪失原因:米潜水艦Hawkbill(SS-366)の雷撃
同型艇
第百三號、第百五號、第百六號、第百七號、第百八號、第百十五號。
兵装
短五糎砲1門、二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃1基、爆雷12個。
写真資料
なし
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