第十六號輸送艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.08.12:起工
19.09.01:命名:達第288号:第十六號輸送艦
19.09.01:類別等級制定:内令第1016号:種別:輸送艦、類別:輸送艦、等級:一等、艦型: 第一號型
19.10.10:進水
19.10.20:艤装員長:海軍少佐 小林 正夫
19.12.31:本籍:内令第1394号:横須賀鎮守府
19.12.31:竣工
19.12.31:戦時編制:聯合艦隊第二輸送隊
19.12.31:内令第1395号:第二輸送隊所属
19.12.31:輸送艦長:海軍少佐 小林 正夫
19.12.31:横鎮電令作第978号:
1.横須賀回航
2.横須賀防備戦隊司令官は本艦の基礎教育訓練を実施、
本教育期間を1月15日までとし、末期に於いて教育を兼ね八丈島輸送を1回実施
20.01.19:横須賀〜八丈島〜横須賀
20.01.27:横須賀〜01.29父島〜硫黄島〜横須賀
20.02.07:横鎮電令作第33号:父島硫黄島間局地輸送2回を実施後帰投、搭載物件は兵器弾薬を主とす
20.02.--:横須賀〜硫黄島〜
〜02.16新島沖にて空爆により小破〜横須賀
20.02.20:横須賀海軍工廠にて修理(03.12まで)
20.03.--:積荷302.5t、人員7名
20.03.13:横鎮電令作第63号:当分の間、特に指示する外、八丈島輸送
20.03.20:横須賀〜03.21八丈島03.24〜03.24横浜03.25〜03.25横須賀
20.03.25:機密二輸送隊命令第5号:隊番号5402、艦番号1
20.04.02:重油船左舷後部に横付け、重油搭載
20.04.--:積荷281.6t
20.04.04:横須賀〜04.04八丈島04.07〜04.07横浜04.07〜04.08横須賀
20.04.04:機密横鎮電令作第80号:鳥島挺進輸送
20.04.13:重油船右舷後部に横付け、重油搭載
20.04.13:水船左舷中部に横付け、真水搭載
20.04.--:積荷(鳥島行き89.4t、八丈島行き71.3t)、便乗者5名
20.04.14:横須賀〜04.14館山04.15〜04.15八丈島04.16〜04.16鳥島
20.04.17:鳥島〜04.17八丈島04.18〜04.18館山04.19〜04.20横須賀(六番浮標繋留)
20.04.20:缶修理開始
20.04.23:輸送艦長:海軍少佐 長橋 喜間太
20.04.30:缶修理終了
20.04.30:三ヶ保三番繋留
20.04.30:七番浮標に繋留換え
20.04.30:横鎮電令作第111号:小笠原輸送
20.05.05:0810 搭載開始
20.05.06:0845 水船より搭載開始
20.05.07:0830 起重機船より搭載開始
1115 重油船右舷後部に横付け搭載開始
20.05.08:横須賀〜05.08館山05.09〜05.09八丈島
20.05.10:八丈島〜反転〜05.11八丈島
20.05.11:八丈島〜05.12聟島
20.05.12:人員120名、物件156.4t揚陸
20.05.13:機帆船1隻横付け、人員収容
20.05.13:聟島〜05.14横須賀(鳶ヶ島三番繋留)
20.05.24:1030 Y八番浮標繋留換え
20.05.25:0758 起重機船右舷中部に横付け、搭載開始
20.05.26:横須賀〜05.26湊(伊豆)05.26〜05.26横須賀
20.06.--:横須賀〜
〜06.17伊豆大島の100度15浬にて空爆により小破〜横須賀
20.06.20:横須賀で修理(08.15まで)
20.07.15:輸送艦長:海軍少佐 原田 七郎
20.08.15:残存
20.08.26:内令第749号:第一豫備輸送艦
20.09.15:除籍:(機密第091753番電にて予定)
20.10.07:浦賀〜10.11グアム10.12〜10.14エンダビー10.15〜10.17グアム10.17〜10.21浦賀
20.10.10:輸送艦長:海軍大尉 渡邊 秀雄
20.10.22:浦賀にて修理(11.07まで)
20.11.10:浦賀〜11.15グアム11.15〜11.17トラック11.17〜11.24浦賀
20.11.26:浦賀にて修理(12.07まで)
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、横須賀地方復員局所管
20.12.12:浦賀〜12.15グアム12.17〜12.19トラック12.20〜12.26浦賀
20.12.20:内令第12号:「輸第十六號」と呼称
20.12.29:浦賀にて修理(01.18まで)
21.01.19:浦賀〜01.21グアム01.22〜01.26テニアン01.29〜02.02博多02.02〜02.03佐世保
21.02.10:佐世保〜02.15グアム02.15〜02.17トラック02.18〜02.21グアム02.22〜02.27浦賀
21.03.02:石川島にて修理(03.19まで)
21.03.27:佐世保〜03.28上海03.28〜03.31佐世保
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.04.03:佐世保〜04.05上海04.09〜04.11佐世保
21.04.19:佐世保〜04.20上海04.20〜04.22富江04.22〜04.23佐世保
21.04.30:佐世保〜05.03塘沽05.06〜05.09博多
21.05.15:博多〜05.17葫蘆島05.20〜05.22博多
21.05.27:博多〜05.29葫蘆島05.30〜06.01博多
21.06.10:大阪桜島にて修理(06.25まで)
21.07.13:佐世保〜07.19マニラ07.27〜07.31佐世保
21.08.16:佐世保〜08.20マニラ08.30〜09.04佐世保
21.12.11:浦賀〜12.16グアム12.16〜12.17サイパン12.17〜12.21浦賀
21.12.25:復二第490号:特別保管艦に指定、横須賀地方復員局所管
22.08.05:艦長:復員事務官:磯邊 秀雄
22.08.29:除籍:復二第606号
同型艦
第一號、第二號、第三號、第四號、第五號、第六號、第七號、第八號、第九號、第十號、
第十一號、第十二號、第十三號、第十四號、第十五號、第十七號、第十八號、第十九號、
第二十號、第二十一號、第二十二號。
兵装
(新造時)
四十口径八九式十二糎七聯装高角砲1基、九六式二十五粍三聯装機銃3基、同二聯装1基、
同単装15基、九三式十三粍単装機銃5基、九三式探信儀1基、九三式水中聴音機1基、爆雷18個、
須式七十五糎探照燈1基。
(20.05現在)
四十口径八九式十二糎七聯装高角砲1基、九六式二十五粍三聯装機銃3基、同二聯装1基、
同単装15基、九三式十三粍単装機銃5基、
仮称三式探信儀二型甲1基、九三式水中聴音機二型甲(小艦艇用)1基、
爆雷手動投下台一型、二式爆雷改二34個、一号電波探信儀三型1基、
須式七十五糎探照燈1基。
写真資料
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房1974年7月号(P.142)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.50「掃海艇・輸送艦」(P.48)
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.37)
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