天晨丸の船歴
年 月 日:船歴
T06.--.--:起工
T07.07.02:進水、命名:War Duchess
T07.09.--:竣工
T07.--.--:新規登録:船舶番号:142688、信号符字:TNKG、
所有者:The Shipping Controller、船籍港:London、
登録総噸数:4,333、登録純噸数:2,591、
管理者:Harris & Dixon, Limited
T07.09.12:登録検査、船級:LR ✠100A1
T08.--.--:変更登録:改名:Baldina、
所有者:The Adelaide Steamship Company, Limited、船籍港:Melbourne
T11.--.--:Sydneyにて第一次第一種定期検査
T15.--.--:Sydneyにて第一次第二種定期検査
07.11.--:Sydneyにて第一次第三種定期検査
08.--.--:変更登録:船籍港:Auckland
09.--.--:変更登録:所有者:Great China Steamship Company
09.--.--:国籍変更:改名:泳華(Yung Hwa)、
所有者:Mei Shun Steamship Company、船籍港:上海(Shanghai, Chinese)
09.10.--:太洋海運株式會社に管理委託
11.--.--:神戸にて第二次第一種定期検査
12.--.--:変更登録:登録純噸数:4,670、登録純噸数:2,819
13.03.--:新規登録:事由:外国船購入、
改名:天晨丸、船舶番号:42837、
所有者:瑞光商船株式會社、船籍港:石川縣江沼郡橋立村、
登録総噸数:4,236、登録純噸数:2,999、
登録長:115.9、登録幅:14.8、登録深:9.0
13.03.03:因島にて第二次第二種定期検査
13.03.03:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:687
13.03.03:船舶検査証書交付
13.03.08:無線電信取扱所設置:逓信省告示第764号(03.16附):
名称:天晨丸無線電信取扱所
位置:瑞光商船株式會社所属汽船天晨丸
定繋港:~戸
13.03.08:無線局名:逓信省告示第765号(03.16附):局名:天晨丸、呼出符号:JIZE
13.06.08:信号符字點付:逓信省告示第1829号:JIZE
14.03.18:中間検査
15.04.--:中間検査
16.05.05:中間検査
16.07.29:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、佐世保鎮守府所管、須賀鎮守府配属
16.10.02:解傭
17.上期 :変更登録:船籍港:三重縣志摩郡鳥羽町
17.08.31:因島にて第二次第三種定期検査
17.--.--:徴傭:船舶運營會
17.09.--:陸軍配當船として運航
17.11.--:陸軍配當船として運航終了
18.05.20:第2次海軍指定船
18.07.--:陸軍配當船として運航
18.07.19:六連集合地管理官機密第191618番電:
1.第一七八船団9隻、護衛艦北京丸、1600発、原速八節
2.陸 ~隆丸JACC車輛61、弾薬其の他1300瓲、陸 天長丸JHGA石炭2400瓲、軍需品500瓲(マニラ)、
陸 日紀丸JHKD自動車1台、弾丸4000瓲(マニラ)、天晨丸JIZE空船、
海 康寧丸JJFC設営隊材料2800瓲、大発2隻(昭南)、
陸 大仁丸JCMC軍需品9000瓲(昭南)、
陸 松東丸JSMO部隊800名、自動車60台、軍需品1000瓲(西貢)以上高雄行、
日南丸JHSP雑貨2500瓲、鉄材500瓲基隆行、台湾総督府新高丸JYZR雑貨90瓲高雄行
3.壱岐島東水道、相崎瀬戸
北緯31度38分東経129度00分
北緯28度58分東経128度02分
北緯26度00分東経125度38分
北緯25度17分東経124度05分
北緯24度43分東経122度30分
接岸南下
4.20日北緯32度36分東経129度02分
21日北緯30度08分東経128度27分
22日北緯27度57分東経127度08分
23日北緯26度03分東経125度18分
24日北緯24度49分東経122度48分
25日北緯22度47分東経121度21分
5.26日0500高雄着基隆行、24日正午分離鼻頭角経由24日2000着
18.07.19:(第178船団)門司〜
〜07.21 0404(N30.28-E128.20)特設砲艦「北京丸」が雷撃を受けるが被害なし〜
〜07.26高雄
18.08.--:陸軍配當船として運航終了
18.09.--:陸軍配當船として運航
18.12.--:陸軍配當船として運航終了
19.01.--:中間検査
19.01.--:陸軍配當船として運航
19.03.07:楡林〜03.15昭南
19.03.20:昭南〜03.21パレンバン
19.04.02:パレンバン〜04.11昭南
19.04.--:ボーキサイト6,700t搭載
19.04.22:昭南〜04.30ミリ
19.05.04:(ミ02船団)ミリ〜
〜05.04 2100 イムルアン湾に仮泊、「第三十八號哨戒艇」は湾口を移動哨戒〜
〜05.05 0530 出港、「第三十八號哨戒艇」が護衛を開始〜
〜05.06 0801(N07.19.5-E116.52.5)海軍配當船「日新丸」が被雷、沈没〜
〜05.07セントポール湾05.08〜
〜05.10マニラ
19.05.24:マニラ〜05.28高雄
19.05.--:塩6,650t搭載
19.06.06:高雄〜06.17徳山
19.06.22:徳山〜06.26神戸
19.06.--:陸軍配當船として運航終了
19.07.--:陸軍配當船として運航(最期まで)
19.07.02:神戸〜07.12高雄
19.07.14:(タマ21C船団)高雄〜
〜07.16 0645 陸軍徴傭船「しあとる丸」被雷沈没、対潜掃蕩〜
〜07.17 0100 陸軍徴傭船「仁山丸」被雷沈没〜
〜07.17 0034 陸軍徴傭船「日山丸」被雷沈没〜
〜07.17 0345 陸軍徴傭船「山丸」被雷沈没〜
〜07.17マニラ
19.07.28:マニラ〜08.04ミリ
19.08.08:ミリ〜08.12昭南
19.09.05:(シミ10船団)昭南〜09.09ミリ
19.09.15:(ミマ11船団)ミリ〜09.16キマニス湾09.17〜09.17ホワイトロック湾09.18〜
〜09.18タラヒカン島沖09.19〜09.21バギット湾10.19〜
〜10.20マニラ
19.10.21:(マタ30:春風船団)マニラ〜
〜10.24 0600 被雷沈没
19.10.24:沈没
--.--.--:解傭
喪失場所:N19.54-E119.00 ルソン島北西端マイライラ岬北西240km附近
喪失原因:米潜水艦Icefish(SS-367)の雷撃
同型船
(英国第一次大戦戦時標準船)
北壽丸(ex-War Earl)、聖山丸(ex-War Duchess)、War Joy。
兵装
八糎砲、爆雷4個。
写真資料
雑誌「船の科学」船舶技術協会 2000年8月号「日本商船隊の懐古 No. 253」山田早苗
雑誌「世界の艦船」海人社 2021年5月号「思い出の日本貨物船その297」
「50年の航跡」 S42.08 太洋海運株式会社(P.219)
小樽市博物館所蔵(28-24,43-4,93-4)
"Maritime Museum of Tasmania", Object number: P_Sle_19_35
図面資料等
"SS BALDINA, Ship Sheer View and Capacity Plan" (Australian National Maritime Museum Collection)
"SS BALDINA, Deadweight Scale" (Australian National Maritime Museum Collection)
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