熱田丸の船歴
年 月 日:船歴
M39.06.10:起工
M41.10.21:進水、命名:熱田丸
M42.03.05:竣工
M42.03.06:新規登録:登録総噸数:8,523.30、登録純噸数:5,284.44、
登録長:473.4尺、登録幅:54.7尺、登録深さ:31.3尺
M42.03.10:登録検査、船級:LR ✠100A1
T02.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査
T03.10.20:変更登録:登録総噸数:8,003、登録純噸数:5,043、
登録長:465.0呎、登録幅:56.0呎、登録深さ:34.5呎
T03.12.08:訂正登録:登録総噸数:7,961、登録純噸数:4,953
T04.04.06:変更登録:登録総噸数:7,973、登録純噸数:4,962
T06.10.02:変更登録:登録総噸数:7,970、登録純噸数:4,954
T07.--.--:神戸にて第一次第二種定期検査
T07.03.18:変更登録:登録総噸数:7,978、登録純噸数:4,957
T08.10.06:変更登録:登録純噸数:4,960
T09.12.--:神戸にて第一次第三種定期検査
T10.11.09:変更登録:登録総噸数:7,982、登録純噸数:4,959
T11.09.27:変更登録:登録純噸数:4,940
T12.--.--:倫敦線に就航
T12.09.29:ロンドン〜馬耳塞〜坡土西〜蘇士〜古倫母〜新嘉坡〜香港〜上海〜神戸〜11.20横浜
T13.03.01:ロンドン〜馬耳塞〜坡土西〜古倫母〜新嘉坡〜香港〜上海〜神戸〜04.23横浜
T13.08.02:ロンドン〜馬耳塞〜坡土西〜蘇士〜古倫母〜新嘉坡〜香港〜上海〜神戸〜09.21横浜
T14.01.03:ロンドン〜馬耳塞〜古倫母〜ナポリ〜新嘉坡〜坡土西〜蘇士〜香港〜上海〜神戸〜02.22横浜
T14.--.--:横浜にて第二次第一種定期検査
03.--.--:横浜にて第二次第二種定期検査
05.--.--:濠洲航路に就航
05.--.--:横浜〜名古屋〜大阪〜神戸〜三池〜長崎〜香港〜馬尼刺〜ダバオ〜メナド〜木曜島〜タウンスブィル〜
〜ブリスベン〜志度尼〜メルボルン
05.--.--:メルボルン〜志度尼〜ブリスベン〜木曜島〜ダバオ〜馬尼刺〜香港〜長崎〜神戸〜名古屋〜横浜
07.09.--:横浜にて第二次第三種定期検査
12.09.13:横浜にて第三次第一種定期検査
13.09.10:中間検査
15.03.19:横浜〜濠洲
15.09.16:横浜〜濠洲
15.12.16:横浜〜濠洲
16.05.01:(北鮮航路)
16.05.16:横浜にて第三次第二種定期検査
16.09.26:徴傭:陸軍、船番号:980
16.10.12:宇品〜10.15高雄
16.10.17:高雄〜10.20西貢
16.10.23:西貢〜10.24聖雀
16.10.27:聖雀〜11.10高雄
16.11.11:高雄〜11.16宇品
16.11.20:宇品〜11.23高雄
16.11.25:高雄〜馬公
16.12.03:輸送船隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第二輸送船隊第八分隊(船番号:26)
16.12.18:(第二輸送船隊)馬公〜
〜12.19 0530 第一護衛隊に合同〜
〜12.20 0540 第三護衛隊が合同〜
〜12.22リンガエン湾
16.12.22:部隊揚陸
16.12.30:リンガエン〜01.09宇品
17.01.16:輸送船隊区分:機密護衛部隊命令第1号:護衛部隊第一輸送船隊第二分隊(船番号:11)
17.01.18(19):部隊乗船
17.01.--:宇品〜01.21六連沖
17.01.21:(第二師団第三次船団)六連沖〜01.26馬公01.29〜01.29高雄
17.01.27:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第1号:第十六軍第三次輸送
17.02.05:(第三次回航船団)高雄〜
〜02.09 駆逐艦「長月」、同「水無月」が護衛に就く〜
〜02.10カムラン湾
17.02.01:輸送船隊区分:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第2号:第三嚮導隊第三船隊第二分隊(船番号:7)
17.02.18:(西部ジャワ攻略作戦:第三船隊第二分隊)カムラン湾〜
〜02.20 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 0800 巡洋艦「由良」、第十一驅逐隊、第十二驅逐隊、第一掃海隊が合同〜
〜02.21 1000 驅逐艦「皐月」、同「長月」、同「朝風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 1700 水雷艇「千鳥」が合同〜
〜02.21 2100 運送艦「鶴見」が合同〜
〜02.21 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が合同〜
〜02.22 1200 ス作戦、ヤ作戦の上陸開始期日を1日延期〜
〜02.22 1400 第三護衛隊はアナンバス南東海面にて1日行程反転〜
〜02.23 1400 再度反転、南下開始〜
〜02.25 0920 驅逐艦「吹雪」、同「春風」が列に入る〜
〜02.26 1900 驅逐艦「水無月」、「第五號掃海艇」が列を解き第三嚮導隊に合同〜
〜02.27 0500 第三嚮導隊が分離〜
〜02.27 1030(S04.25-E106.40)輸送船隊反転〜
〜02.27 1048 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊は敵方に進出攻撃に向かう〜
〜02.27 1515 上陸日を更に1日繰り下げられる〜
〜02.28 0120 驅逐艦「松風」が分離〜
〜02.28 0415 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊が合同〜
〜02.28 2020 第二嚮導隊が分離〜
〜02.28 2100 泊地進入〜
〜02.28 2300 驅逐艦「春風」が蘭監視艇を発見、驅逐艦「初雪」と協力、砲撃破壊、擱坐させる〜
〜02.28 2315 バンタム湾入泊
17.03.01:0030 上陸成功
17.03.03:バンタム湾〜03.03メラク泊地
17.03.07:メラク泊地〜03.10バタビヤ
17.03.15:バタビヤ〜03.20西貢
17.03.25:西貢〜03.28香港
17.04.05:香港〜04.10高雄
17.04.15:横鎮機密第134号ノ23:俘虜假収容の件申進:
軍務一機密第263号に依る首題の件左記の通取計相成度
記
3.陸軍運送船熱田丸搭載の俘虜13名、本俘虜は米艦「ヒューストン」及英艦「パース」の者
なる處呉鎮よりの引受け方法に関しては目下協議中
17.05.02:高雄〜05.03馬公
17.05.08:馬公〜05.13宇品
17.05.18:解傭
17.05.18:徴傭:船舶運營會
17.05.27:(第129船団)六連〜
〜05.30 1728(N26.22-E129.10)二番艙に被雷、火災発生〜
〜05.30 2000 中城湾灯台の83度65浬、缶室にも浸水気醸不能〜
〜05.30 2130 驅逐艦「呉竹」は監視を止め基隆に向う〜
〜05.31 1400(N25.58-E128.48)第一特務艇隊(「柏丸」「縣丸」)現場着〜
〜05.31 1510 船内全面的に火災、左舷25度に傾斜〜
〜05.31 1800(N25.55-E128.48)〜
〜05.31 2330 特設砲艦「新京丸」来着するも火災の為近寄れず〜
〜06.01 1100 船内木造部は大体全部焼損〜
〜06.02 1244(N26.08-E128.48)特設捕獲網艇「柏丸」、特設防潜網艇「縣丸」は対潜掃蕩に向う
17.06.03:沈没
17.06.03:解傭
喪失場所:N26.08-E128.48 那覇東南東100km附近
喪失原因:米潜水艦Pompano(SS-181)の雷撃
同型船
賀茂丸、平野丸、三島丸、宮崎丸、北野丸。
兵装
要調査。
写真資料
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.26)
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1983年10月号「日本商船隊の懐古 No.52」山田早苗
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.135)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.57)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.40)
雑誌「世界の艦船」海人社 2000年8月号「回想の日本客船その39」
「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社(P.427)
「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.41)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.80)
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.84)
"State Library of Queensland", Negative number: 128491
"State Library of New South Wales", Digital order No. 03393h
"State Library of Victoria", Image No. H91.325/1088
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-006760-006771-0246-P
LRF-PUN-006760-006771-0247-P
LRF-PUN-006760-006771-0248-P
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