年 月 日:船歴
09.07.29:起工 09.11.20:進水、命名:湊丸 09.12.28:竣工
09.12.--:新規登録:所有者:共同漁業株式會社、 登録純噸数:338 09.12.24:登録検査、船級:TK N.S.* (Motor Trawler)、船級番号:439 09.12.27:汽船トロール漁業許可 許可番号:第一三一號 名義:共同漁業株式會社 操業区域:東海、黄海及北緯二十一度以南の南支那海 漁獲物陸揚港:戸畑港、下関港、長崎港、香港 許可期間:昭和09年12月27日より起算し十箇年 制限又は条件 (一)〜(二)省略 (三)五月一日より九月三十日に至る期間は東海及黄海に於て操業することを得ず 10.10.--:中間検査 10.10.26:汽船トロール漁業許可証書換 操業区域: (イ)東海及黄海 (ロ)北緯二十一度以南の南支那海 (ハ)カリフォルニア湾を含む同湾以南のメキシコ國沖合公海及メキシコ國、 グアテマラ國國境よりパナマ國マリアト岬に至る中央アメリカ沖合公海 漁獲物陸揚港:戸畑港、下関港、長崎港、香港、バルボオ港、ロスアンゼルス港 制限又は条件 (四)操業区域中(ハ)を操業区域とする許可の期間は昭和10年10月26日より 昭和11年10月31日迄とし其の許可期間内と雖も外交其の他漁業取締上 必要と認むるときは其の許可を取消し又は之を制限することあるべし (五)天災其の他や己むことを得ざる場合の外開港場以外の外國港湾に寄港すべからず (六)バルボア港に於ける漁獲物の陸揚は直接日本船舶に漁獲物を転載することに 之を限定す に変更 11.09.17:汽船トロール漁業許可証書換 (イ)東海及黄海 (ロ)北緯二十一度以南の南支那海 (ハ)カリフォルニア湾を含む同湾以南のメキシコ國沖合海面及メキシコ國、 グアテマラ國國境よりパナマ國マリアト岬に至る中央アメリカ沖合海面 漁獲物陸揚港:戸畑港、長崎港、下関港、香港、ロスアンゼルス港、バルボオ港、 マサトラン港其の他メキシコ國政府の認許ある同國港湾島嶼 制限又は条件 (一)〜(五)、(八)省略 (六)五月一日より九月三十日に至る期間は東海及黄海に於て操業することを得ず (七)操業区域中(ハ)を操業区域とする許可の期間は昭和10年10月26日より 昭和11年10月31日迄とし其の許可期間内と雖も外交其の他漁業取締上 必要と認むるときは其の許可を取消し又は之を制限することあるべし (九)バルボア港に於ける漁獲物の陸揚は直接日本船舶に漁獲物を転載することに 之を限定す に変更 11.11.11:汽船トロール漁業許可証書換 制限又は条件 (七)操業区域中(ハ)を操業区域とする許可の期間は昭和10年10月26日より 昭和12年07月31日迄とす に変更 12.05.05:変更登録:所有者:日本水産株式會社に商号変更 12.06.04:汽船トロール漁業許可証書換 名義:日本水産株式會社に変更 12.07.12:汽船トロール漁業許可証書換 制限又は条件 (七)操業区域中(ハ)を操業区域とする許可の期間は昭和10年10月26日より 昭和13年08月31日迄とす に変更 12.08.--:中間検査 12.10.27:変更登録:登録純噸数:333 13.07.18:汽船トロール漁業許可証書換 制限又は条件 (七)操業区域中(ハ)を操業区域とする許可の期間は昭和13年07月14日より 昭和14年10月31日迄とす に変更 13.08.16:彦島にて第一次第一種定期検査 14.08.--:中間検査 15.08.--:中間検査 16.11.--:中間検査 16.11.10:藤永田造船所株式會社にて艤装工事開始 16.11.16:船長:海軍嘱託 村井 孝一
16.11.16:徴傭 16.12.10:入籍:内令第1634号:特設運送船(給糧船)、舞鶴鎮守府所管 16.12.13:艤装工事完了 16.12.13:大阪〜 16.12.20:戦時編制:大海機密第248番電:聯合艦隊所属、特設運送船(乙) 16.12.26:高雄〜仏領印度支那〜01.24高雄01.29〜 17.03.03:「第一號哨戒艇」に生糧品補給 17.03.--:スターリング湾 17.04.06:特設砲艦「萬洋丸」へ生糧品補給 17.--.--:ガネ湾〜 17.04.10:軍隊区分:基地航空部隊輸送部隊 17.05.08:ラバウル方面行動中〜06.16館山 17.05.20:軍隊区分:基地航空部隊輸送部隊 17.06.12:訓令:官房機密第7246号:特設運送船(乙)に備砲装備 17.06.22:指令:特設運送船(乙)に備砲装備工事 17.06.25:横須賀〜タロア 17.07.25:タロア〜07.26イミエジ07.29〜07.29ヤルート07.31〜08.01ルオット 17.08.10:ルオット〜08.11タロア 17.08.13:タロア〜08.14イミエジ08.15〜08.15ヤルート08.16〜08.29下関 17.08.31:下関〜08.31彦島(大阪鉄工所) 17.--.--:入渠 17.09.16:訓令:官房機密第11672号:爆雷装備 17.10.01:(現在)軍隊区分:南東方面部隊基地航空部隊補給部隊 17.10.03:彦島にて第一次第二種定期検査 17.10.09:工事完了 17.10.16:佐世保〜10.30ラバウル 17.10.29:「第二十二號掃海艇」に生糧品補給 17.--.--:ラバウル〜11.06カビエン11.07〜11.10トラック 17.11.19:トラック〜 〜11.20(N05.00-E149.00)特設砲艦「長運丸」による護衛終了〜 〜11.23ラバウル 17.11.28:ラバウル〜11.29カビエン 17.12.02:カビエン〜12.05トラック 17.12.14:トラック〜12.19ラバウル 17.12.22:ラバウル〜12.23ショートランド 17.12.24:軍隊区分:基地航空部隊附属 17.12.26:特設水上機母艦「山陽丸」に生糧品補給 17.12.27:ショートランド〜12.28ラバウル 18.01.06:ラバウル〜01.11トラック 18.01.20:トラック〜01.23ポナペ01.25〜01.25ルオット01.27〜01.28タロア 18.02.04:ヤルート〜02.05マキン02.06〜ポナペ02.09〜02.14トラック 18.02.14:軍隊区分:機密基地航空部隊命令作第19号:附属 18.02.18:トラック〜 〜02.20(N08.25-E158.15)特設砲艦「長運丸」による護衛終了〜 〜02.24ルオット 18.03.01:ルオット〜タロア03.04〜03.05イミエジ 18.03.--:イミエジ〜03.16トラック 18.03.--:トラック〜 〜03.22 0800 特設掃海艇「羽衣丸」が護衛〜 〜03.30クエゼリン 18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継 18.2Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社 18.04.01:クエゼリン〜04.14クエゼリン〜04.26横須賀 18.05.03:船長:海軍嘱託 外間 正八 18.05.07:横須賀〜05.10父島05.13〜トラック 18.06.28:(第5284船団)トラック〜07.03クエゼリン 18.07.04:クエゼリン〜07.06クエゼリン 18.07.08:クエゼリン〜07.10タロア07.11〜07.12イミエジ07.13〜07.13ジャボール07.14〜07.15クエゼリン 18.07.--:クエゼリン〜07.26クエゼリン 18.07.29:クエゼリン〜クエゼリン 18.09.10:軍隊区分:内南洋方面部隊電令作第10号(09.08附):附属部隊 18.09.18:(第6188船団)クエゼリン〜09.25トラック
18.11.03:沈没 19.01.05:除籍:内令第54号 19.01.05:解傭
喪失場所:S00.43-E169.10 大洋島 喪失原因:米軍機による空爆
なし。
要調査。
雑誌「海と空」増刊「特殊船舶画報」S14.07 海と空社(P.29) 「漁船機關」第12巻第132号 漁船機關士協會 「昭和十一年版漁船建造必携」 S10.02 モーターシップ雑誌社(P.158) 「海を耕す」 霞ヶ関書房 S16.07 岡本信男 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.184) 「日本水産の70年」 S56.05 日本水産株式会社 (P.79) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)"
「新輯 漁船圖集」S10.05 社団法人大日本水産會
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