第三播州丸の船歴

 年 月 日：船歴

 08.12.--：起工
 09.05.14：進水、命名：第八十八播州丸
 09.07.--：竣工

 09.07.--：新規登録：所有者：株式會社林兼商店
 09.07.28：託送発受所名追加：逓信省告示第1973号（08.04附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 09.12.29：託送発受所名削除：逓信省告示第7号（01.08附）
 09.12.30：無線電信取扱所設置：逓信省告示第3308号（12.29附）：
 　　　　　　名称：第八十八播州丸無線ダイハチジウハチバンシウマルムセン電信取扱所
 　　　　　　位置：株式會社林兼商店所属汽船第八十八播州丸
 　　　　　　定繋港：下關
 09.12.30：無線局名：逓信省告示第3309号（附）：局名：第八十八播州丸、呼出符号：JOVJ
 10.03.15：無線電信取扱所閉鎖：逓信省告示第750号（03.25附）
 10.03.16：託送発受所名追加：逓信省告示第751号（03.25附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 12.12.03：無線電信取扱所（閉鎖中）の位置を変更：逓信省告示第4176号（12.27附）：
 　　　　　　新位置：大洋捕鯨株式會社所属汽船第八十八播州丸
 12.12.03：託送発受所名改正：逓信省告示第4177号（12.27附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（大洋捕鯨株式會社第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 13.04.23：第一次第一種定期検査
 13.05.24：無線電信取扱所（閉鎖中）の位置を変更：逓信省告示第1818号（06.08附）：
 　　　　　　新位置：株式會社林兼商店所属汽船第八十八播州丸
 13.05.24：託送発受所名改正：逓信省告示第1819号（06.08附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 13.11.09：無線電信取扱所（閉鎖中）の位置を変更：逓信省告示第3622号（11.19附）：
 　　　　　　新位置：大洋捕鯨株式會社所属汽船第八十八播州丸
 13.11.09：託送発受所名改正：逓信省告示第3624号（11.19附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（大洋捕鯨株式會社第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 14.03.25：無線電信取扱所（閉鎖中）の位置を変更：逓信省告示第1167号（04.24附）：
 　　　　　　新位置：株式會社林兼商店所属汽船第八十八播州丸
 14.03.25：託送発受所名改正：逓信省告示第1168号（04.24附）：
 　　　　　　発受所名：第八十八播州丸託送ダイハチジウハチバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第八十八播州丸）、呼出符号：JOVJ
 14.04.11：中間検査

 14.09.19：変更登録：改名：第三播州丸
 14.10.26：無線電信取扱所（閉鎖中）の名称及位置を変更：逓信省告示第3394号（11.21附）：
 　　　　　　新名称：第三播州丸無線ダイサンバンシウマルムセン電信取扱所
 　　　　　　新位置：株式會社林兼商店所属汽船第三播州丸
 14.10.26：託送発受所名改正：逓信省告示第3395号（11.21附）：
 　　　　　　発受所名：第三播州丸託送ダイサンバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第三播州丸）、呼出符号：JOVJ
 14.11.07：無線電信取扱所（閉鎖中）の位置を変更：逓信省告示第3541号（12.06附）：
 　　　　　　新位置：大洋捕鯨株式會社所属汽船第三播州丸
 14.11.07：託送発受所名改正：逓信省告示第3542号（12.06附）：
 　　　　　　発受所名：第三播州丸託送ダイサンバンシウマルタクソウ（大洋捕鯨株式會社第三播州丸）、呼出符号：JOVJ
 14.--.--：第四次南氷洋捕鯨船団に附属、冷凍肉347t、冷凍肝臓40t、皮革原料150枚積帰
 15.05.20：託送発受所名改正：逓信省告示第1546号（06.07附）：
 　　　　　　発受所名：第三播州丸託送ダイサンバンシウマルタクソウ（株式會社林兼商店第三播州丸）、呼出符号：JOVJ
 15.10.26：託送発受所名改正：逓信省告示第3000号（11.02附）：
 　　　　　　発受所名：第三播州丸託送ダイサンバンシウマルタクソウ（大洋捕鯨株式會社第三播州丸）、呼出符号：JOVJ
 16.04.09：託送発受所名改正：逓信省告示第1076号（04.19附）：
 　　　　　　発受所名：第三播州丸託送
 　　　　　　新施設者名：株式會社林兼商店

 16.09.09：徴傭
 16.09.20：入籍：内令第1093号：特設運送船（給糧船）、呉鎮守府所管
 16.10.15：合資會社占部造船鉄工所にて艤装工事完了

 16.10.15：戦時編制：聯合艦隊所属、特設運送船（乙）
 16.10.16：中間検査
 16.10.20：横須賀〜南洋方面〜12.02横須賀
 16.12.06：軍隊区分：機密横須賀鎮守府命令作第14号：直卒部隊補給部隊
 17.05.03：呉〜05.09高雄05.11〜クーパン
 17.06.02：特設砲艦「萬洋丸」に生糧品補給
 17.06.--：クーパン〜06.24呉
 17.08.28：下関〜
 17.--.--：〜スラバヤ
 17.12.12：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉を移載
 18.01.--：スラバヤ〜ワインガップ〜エンデ〜クーパン〜デリー〜バリ島ベノア
 18.01.22：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉全量を移載〜スラバヤ
 18.03.15：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉、塩獣肉を移載
 18.03.--：スラバヤ〜03.31ワインガップ
 18.03.31：水産統制令に基づき株式會社林兼商店の内地水産部門を分離、これに大洋捕鯨株式會社及
 　　　　　遠洋捕鯨株式會社を合併し西大洋漁業統制株式會社を設立
 18.3Q   ：変更登録：所有者：西大洋漁業統制株式會社
 18.03.31：ワインガップ〜04.01バリ島ベノア
 18.04.02：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉を移載
 18.--.--：バリ島ベノア〜ソロン
 18.05.07：ソロン〜05.13バリ島ベノア
 18.05.14：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉全量を移載
 　　　　　〜06.24下関
 18.08.09：下関〜08.10呉
 18.08.16：呉〜08.23下関
 18.08.26：伊萬里武官機密第151431番電：
 　　　　　１．シ六〇八船団（唐津より合同の延壽丸を含む）
 　　　　　　　26日1500伊万里湾発28日2330余山着の予定、速力八節、航路済州島北廻り
 　　　　　　　若松丸、嘉山丸、日金丸、三嘉丸、南華丸、蓬萊丸、生和丸
 　　　　　２．護衛艦海威及延壽丸26日1800二神島の西10浬にて合同
 　　　　　３．第三播州丸、第十一良友丸船団に続行す
 18.08.28：下関〜鹿児島
 18.08.30：黄河丸機密第301735番電：
 　　　　　　鹿一〇二船団日輪丸、第三播州丸、31日0500鹿児島発タケ島東岸吐噶喇群島西岸５浬接航
 　　　　　　伊江水道を経て２日1500那覇着、速力八節、護衛協力艇大島迄ちとせ丸
 18.08.31：（鹿第一〇二船団）鹿児島〜09.01瀬相09.01〜09.02那覇
 18.09.--：那覇〜09.07馬公
 18.09.11：馬公〜スラバヤ
 18.10.09：特設運送船「白令丸」から冷凍生獣肉を移載
 20.03.03：ジャカルタ〜03.04スラバヤ
 20.06.30：除籍：内令第577号
 20.06.30：解傭：軍務三機密第610号の14

 20.06.30：徴傭：船舶運營會
 20.08.15：残存：SCAJAP No. B-008
 20.12.31：解傭

同型船

 なし。

兵装

 要調査。

写真資料

 「汽船表（別冊冩眞帳）」S13 海軍省軍務局編
 米軍識別資料"ONI 208-J Supplement No.2 (March 1945) Far-Eastern Small Craft"

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