第五玉丸の船歴
年 月 日:船歴
11.04.25:起工
11.08.06:進水、命名:第五玉丸
11.09.27:竣工
11.09.--:新規登録:所有者:大洋捕鯨株式會社、
登録純噸数:80
11.09.26:登録検査、船級:TK N.S.* (Whaler)、船級番号:529
11.09.26:船舶検査証書交付
11.09.27:船長:矢次 滿
11.10.07:(第一次南氷洋捕鯨:日新丸船団)神戸〜10.29フリーマントル11.03〜
〜11.14 ---- 南氷洋にて操業開始〜
〜03.17 0600 操業終了〜
〜03.27フリーマントル
12.03.29:フリーマントル〜04.22下関
12.06.--:中間検査
12.09.22:変更登録:登録純噸数:78
12.09.27:(第二次南氷洋捕鯨:日新丸船団)神戸〜10.16フリーマントル10.20〜
〜11.01(S59.05-E104.03)操業開始〜
〜03.17 操業終了〜
〜03.25フリーマントル03.30〜04.18下関
13.07.28:中間検査
13.08.02:本州南方の海流観測(08.21まで)
13.09.28:(第三次南氷洋捕鯨:日新丸船団)大阪〜フリーマントル10.23〜
〜11.01 操業開始〜
〜03.15 操業終了〜
〜フリーマントル〜下関
14.07.--:中間検査
14.07.22:東支那海の海流観測(08.25まで)
14.10.10:(第四次南氷洋捕鯨:日新丸船団)横浜〜10.20バリクパパン10.25〜
〜11.11 操業開始〜
〜03.07 操業終了〜
〜フリーマントル03.18〜バリクパパン〜04.05下関
15.05.27:大阪にて第一次第一種定期検査
15.06.07:傭船主:北洋捕鯨株式會社(09.19まで)
15.10.10:(第五次南氷洋捕鯨:日新丸船団)横浜〜10.20バリクパパン〜
〜11.11 操業開始〜
〜03.05 操業終了〜
〜03.25タラカン〜04.10下関
16.05.14:中間検査
16.08.25:徴傭
16.09.12:入籍:内令第1049号:特設掃海艇、横須賀鎮守府所管
16.09.12:掃海艇長:海軍豫備大尉 高遠 章
16.09.20:軍隊区分:機密大湊要港部命令第234号:当分の間、大湊防備隊司令指揮下、
函館統制工業にて艤装
16.10.01:艤装工事開始
16.10.01:特設掃海隊編制:内令第1165号:第十六掃海隊
16.10.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第六根據地隊第十六掃海隊
16.10.07:艤装工事完了
16.10.15:特設掃海隊編制:内令第1252号:第十六掃海隊
16.11.03:横須賀〜
16.12.01:(現在)艦隊区分:第六根據地隊第二部隊第十六掃海隊(3)第一小隊(162)
16.12.01:(現在)軍隊区分:マーシャル方面防備部隊クエゼリン部隊
16.12.02:ピギンニ〜12.02クエゼリン
16.12.10:略称改正:第一六一號掃海艇
16.12.10:艦隊区分:第六根據地隊第二部隊第十六掃海隊(3)第一小隊(161)
16.12.19:クエゼリン〜12.19ルオット
16.12.31:艦隊区分:第六根據地隊第十六掃海隊(3)第一小隊(161)
17.01.05:軍隊区分:マーシャル方面防備部隊クエゼリン海面防備部隊
17.01.07:ルオット〜01.08クエゼリン
17.01.23:クエゼリン〜01.23ルオット01.30〜01.31クエゼリン
17.02.--:クエゼリン
17.03.04:クエゼリン〜03.04ルオット03.07〜03.07クエゼリン
17.03.09:クエゼリン〜03.09ルオット03.16〜03.17クエゼリン
17.03.18:クエゼリン〜03.18ルオット03.22〜03.22クエゼリン
17.03.26:クエゼリン〜03.26ルオット
17.04.--:ルオット付近哨戒
17.05.15:一般徴傭船「第二清壽丸」から清水11t補給
17.05.17:南洋部隊電令作第195号:
第十六掃海隊は準備出来次第、現地発速にサイパンに回航、第二艦隊長官の指揮を受け行動すべし
17.05.--:軍隊区分:機密攻略部隊命令第1号:護衛隊
17.05.--:ルオット〜クエゼリン
17.05.18:クエゼリン〜05.24サイパン
17.05.24:燃料、清水補給
17.05.25:糧食、軍需品搭載
17.05.26:軍隊区分:機密MI攻略部隊護衛隊命令第1号:(第一)別動隊
17.05.26:(MI攻略作戦)サイパン〜
〜05.30 1404(N18.03-E159.49)特設掃海艇「第七昭和丸」、同「第八昭和丸」が分離〜
〜06.01大鳥島
17.06.01:燃料補給
17.06.01:大鳥島〜
〜06.04 0520(N27.21-E174.65)敵飛行艇と交戦〜
〜06.05 0910(N26.15-E177.23)反転、微速力にて待命〜
〜06.05 1032 原速力にて大鳥島に向う〜
〜06.08大鳥島
17.06.08:燃料補給
17.06.09:軍隊区分:第二水雷戦隊機密第444番電:第四艦隊司令長官の指揮下に復帰
17.06.09:大鳥島〜06.10大鳥島
17.06.18:大鳥島〜06.21クエゼリン
17.07.06:クエゼリン〜07.09ポナペ07.11〜07.16サイパン07.19〜07.23二見07.24〜07.27横須賀
17.07.14:略称:第四艦隊機密第323号:162
17.08.03:横須賀〜08.03東京
17.08.03:株式會社石川島造船所にて修理
17.09.14:東京〜09.14横須賀
17.09.23:横須賀〜09.27二見09.28〜10.03サイパン10.07〜10.13ルオット及びクエゼリン10.28〜
〜10.29ヤルート10.30〜10.31クエゼリン
17.11.--:ルオット付近哨戒
17.12.--:クエゼリン及びルオット付近哨戒
18.01.--:ルオット
18.02.--:ルオット及びクエゼリン02.15〜02.20ヤルート
18.02.15:軍隊区分:機密マーシャル方面防備部隊命令作第1号:クエゼリン海面防備部隊
18.02.22:ヤルート〜02.23クエゼリン
18.03.07:クエゼリン〜03.07ルオット03.15〜03.18ルオット03.25〜03.25クエゼリン
18.03.26:クエゼリン〜03.27タロア03.28〜03.29ヤルート03.30〜03.31クエゼリン
18.03.31:水産統制令に基づき株式會社林兼商店の内地水産部門を分離、これに大洋捕鯨株式會社及
遠洋捕鯨株式會社を合併し西大洋漁業統制株式會社を設立
18.2Q :変更登録:所有者:西大洋漁業統制株式會社
18.04.01:クエゼリン〜
18.04.17:ルオット〜04.17クエゼリン
18.04.18:クエゼリン〜04.18ルオット05.01〜05.02ヤルート05.03〜05.04クエゼリン
18.05.05:クエゼリン〜05.05ルオット05.20〜05.20クエゼリン
18.05.21:クエゼリン〜ルオット06.02〜06.02クエゼリン
18.06.03:クエゼリン〜06.03ルオット
18.07.01:掃海艇長:海軍大尉 高遠 章
18.07.--:ルオット及びクエゼリン
18.07.22:クエゼリン〜
18.08.--:ルオット及びクエゼリン
18.08.17:掃海艇長:海軍大尉 吹上 C光
18.09.12:ルオット〜09.12クエゼリン
18.09.12:クエゼリン〜
〜09.13 1330 運送艦「知床」遭難現場着、警戒〜
〜09.13 1500 特設砲艦「香取丸」が運送艦「知床」を曳航開始〜
〜09.15ルオット
18.09.18:ルオット〜09.20ブラウン09.24〜09.25ルオット
18.10.--:艦隊区分:第六根據地隊第十六掃海隊(6)第一小隊(161)
18.10.--:軍隊区分:機密マーシャル方面防備部隊命令作第10号:ルオット海上防備部隊
18.10.--:ルオット付近哨戒
19.01.30:消息不明
19.03.31:特設掃海隊編制:内令第504号:第十六掃海隊の項を削る
19.03.31:除籍:内令第508号
19.06.30:解傭
喪失場所:N.-E. クエゼリン環礁
喪失原因:01.30〜02.05間の米機による空爆あるいは米艦による艦砲射撃
同型船
玉丸、第二玉丸、第三玉丸、第六玉丸、第七玉丸、第八玉丸、第九玉丸(長門丸)。
兵装
要調査。
写真資料
「漁船」第二號 S12.02 漁船協会
「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.101)
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年6月号附録
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