朝日の艦歴
年 月 日:艦歴
M30.08.18:起工、第二號甲鐡戦艦
M30.10.18:命名:達第141号:「朝日」(アサヒ)
M31.03.12:本籍:内令第21号:横須賀鎮守府
M31.03.21:類別等級制定:達第35号:種別:軍艦、類別:戦艦、等級:一等
M31.12.24:逓信省告示第349号:信号符字點付:GQKN
M32.03.13:進水
M32.01.12:信号符字點付:達第8号:GQKN
M32.02.01:回航委員長:海軍大佐 上村 彦之丞
M32.09.29:回航委員長:海軍大佐 三須 宗太郎
M33.06.22:類別等級改正:達第122号:種別:軍艦、類別:戦艦、等級:一等
M33.07.31:竣工
M33.10.23:役務:内令第136号:第一豫備艦
M34.05.22:内令第58号:常備艦隊編入
M34.07.03:艦長:海軍大佐 橋元 正明
M35.05.24:艦長:海軍大佐 小倉 鋲一郎
M35.11.08:内令第142号:常備艦隊解除、役務:第一豫備艦
M36.02.09:海總第397号ノ2:軍艦「朝日」備付バルサー1隻を第三通船1隻に引換の件認許
M36.07.01:内令第77号:常備艦隊編入
M36.12.11:艦長:海軍大佐 山田 彦八
M36.12.28:戦時編制:内令第187号:聯合艦隊第一艦隊
M36.12.28:役務:内令第189号:第一艦隊
M36.12.28:第一戦隊編入
M37.06.06:艦長:海軍大佐 野元 綱明
M38.12.12:類別等級制定:達第182号:種別:軍艦、類別:戦艦
M38.12.12:艦長:海軍大佐 竹内 平太郎
M38.12.20:内令第787号:聯合艦隊第一艦隊第一戦隊解除
M38.12.20:役務:内令第789号:第一豫備艦
M39.05.10:艦長:海軍大佐 瀧川 具和
M39.11.22:艦長:海軍大佐 土屋 保
M40.04.30:官房第1685号ノ2:後部ブラストプレート撤去の件認許
M40.09.28:艦長:海軍大佐 宮地 貞辰
M41.04.07:艦長:海軍大佐 森 義太郎
M41.09.15:艦長:海軍大佐 石田 一郎
M41.09.22:内令第167号:第一艦隊編入
M41.11.20:内令第206号:第一艦隊解除、役務:第一豫備艦
M41.11.20:艦長:海軍大佐 牛田 從三郎
M42.04.07:官房第1175号:戦艦及一等巡洋艦の端舟に関する件:
戦艦及一等巡洋艦の「ギッグ」(「ガレー共」)を廃す
現に搭載するものは還納せしめ之に属する艤装品にして別に用途なきものは除去すべし
M42.09.01:役務:内令第150号:第二豫備艦
M43.02.28:官房第311号ノ2:船体部改造新設の件認許
M43.07.15:官房第2371号ノ2:諸室交換変更の件認許
M43.09.10:官房第3128号:無線電信室改造の件訓令
M43.12.01:内令第203号:第一艦隊編入
M43.12.01:艦長:海軍大佐 (伏見宮)博恭王
M44.09.04:官房第3013号:黒色火薬庫改造の件訓令
M44.12.01:内令第217号:第一艦隊解除、役務:第一豫備艦
M45.03.01:艦長:海軍大佐 關野 謙吉
M45.04.01:役務:内令第66号:第二豫備艦
M45.04.20:艦長:欠員
M45.05.22:艦長:海軍大佐 中島 市太郎
T元.08.28:類別等級改正:達第12号:種別:軍艦、類別:戦艦
T元.09.12:官房第505号ノ2:艤装品等取除きの件認許
T元.12.01:艦長:海軍大佐 町田 駒次郎
T02.04.01:役務:内令第52号:練習艦(砲術學校)
T02.04.22:官房第858号ノ2:海軍砲術學校練習艦たる間、前檣樓探照燈一時取卸の件訓令
T02.05.05:官房第1254号:四十口径六吋砲噴気装置及砲身換装に伴う火薬庫改造の件訓令
T02.09.16:官房第2441号ノ2:上甲板通風筒取除の件認許
T02.12.01:艦長:海軍大佐 浅野 正恭
T03.04.24:官房第1280号:火薬庫冷却装置新設の件訓令
T03.11.01:役務:内令第292号:警備艦を兼ねる
T03.12.01:役務:内令第363号:兼務解除
T03.12.01:艦長:海軍大佐 荒川 仲吾
T04.03.27:官房第919号:搭載試用したる内火艇四十呎ランチを取卸し呉海軍工廠に引渡方の件訓令
T04.12.13:役務:内令第316号:第三豫備艦
T04.12.13:艦長:海軍大佐 有馬 純位
T05.12.01:艦長:海軍大佐 増田 高頼
T06.03.01:役務:内令第41号:第一豫備艦
T06.04.01:内令第76号:第三艦隊第五戦隊編入
T06.12.01:艦長:海軍大佐 大角 岑生
T07.08.20:内令第279号:第一艦隊第二戦隊編入
T07.12.01:役務:内令第393号:第一豫備艦
T07.12.01:艦長:欠員
T07.12.04:艦長:海軍大佐 島内 桓太
T08.03.27:艦長:海軍大佐 古川 弘
T08.04.01:役務:内令第88号:練習艦(砲術學校)、警備艦を兼ねる
T08.06.10:艦長:海軍大佐 小山 武
T08.08.01:役務:内令第243号:兼務解除
T08.12.01:内令第394号:第一艦隊第二戦隊解除
T08.12.01:艦長:海軍大佐 武光 一
T09.11.20:艦長:海軍大佐 上田 吉次
T10.09.01:類別等級改正:達第164号:種別:軍艦、類別:海防艦、等級:一等
T10.11.20:艦長:海軍大佐 石田 幸太郎
T10.12.01:役務:内令第476号:練習艦解除、第三豫備艦、豫備艦の儘、横須賀海兵團兵員練習用
T11.08.15:艦長:欠員
T11.08.25:艦長:海軍大佐 田中 豐一
T11.10.14:役務:内令第253号:第四豫備艦
T11.11.10:艦長:海軍大佐 森 初次
T11.12.01:艦長:欠員
T11.12.27:官房第432号ノ2:艦載水雷艇、ランチ各一隻撤去の件訓令
T12.01.20:艦長:海軍大佐 常松 憲三
T12.04.01:類別等級削除:達第71号
T12.04.01:除籍:達第70号
T12.04.01:類別等級制定:達第72号:種別:特務艦、類別:練習特務艦
T12.04.01:本籍:内令第89号:横須賀鎮守府、役務:第四豫備特務艦
T12.04.01:特務艦長:海軍大佐 常松 憲三
T12.11.08:砲塔旋回盤換装室陸揚げ完了
T12.11.20:特務艦長:海軍大佐 丹生 猛彦
T13.03.01:役務:内令第55号:第一豫備特務艦
T13.04.01:役務:内令第85号:練習艦(砲術學校)
T13.06.16:特務艦長:海軍大佐 コ田 伊之助
T13.10.20:特務艦長:海軍大佐 太田 質平
T13.12.01:役務:内令第299号:第三豫備特務艦
T14.06.01:本籍:内令第148号:呉鎮守府に変更、役務:第二豫備特務艦
T14.07.15:特務艦長:海軍大佐 杉浦 正雄
T14.08.01:役務:内令第212号:第一豫備特務艦
T14.12.01:役務:内令第321号:豫備艦の儘、呉海兵團兵員練習用
T15.11.01:特務艦長:海軍大佐 今川 眞金
T15.11.29:類別等級制定:内令第239号:種別:特務艦、類別:練習特務艦、艦型:なし
02.12.01:特務艦長:海軍大佐 津留 信人
03.11.01:内令第307号:大禮特別観艦式参列艦
03.12.10:特務艦長:海軍大佐 公家 種次
04.11.30:特務艦長:海軍大佐 合葉 庄司
05.05.13:呉〜05.14徳山
05.09.09:呉〜09.20呉
05.09.25:呉〜09.25呉
05.09.26:呉〜09.26呉
05.12.01:特務艦長:海軍大佐 蜂屋 義尾
06.04.06:呉〜04.06呉
06.04.07:呉〜呉
06.04.08:呉〜04.08呉
06.04.09:呉〜04.09呉
06.04.10:呉〜04.10呉
06.04.11:呉〜04.11呉
06.09.22:呉〜09.22呉
06.09.23:呉〜09.23呉
06.09.25:呉〜09.25呉
06.09.28:呉〜09.28呉
06.10.18:呉〜10.22呉
06.12.01:特務艦長:海軍大佐 藤森 C一朗
07.05.10:特務艦長:海軍大佐 佐倉 武夫
07.05.20:特務艦長:海軍中佐 小橋 義亮
07.12.01:特務艦長:海軍大佐 小橋 義亮
08.03.28:呉〜呉
08.03.29:呉〜03.29呉
08.--.--:呉〜04.04呉
08.04.05:呉〜04.05呉
08.04.07:呉〜04.07呉
08.04.15:呉〜04.20呉
08.06.14:官房第2825号:特務艦缶管整備の件訓令
08.--.--:呉〜06.30呉
08.--.--:呉〜09.22呉
08.09.26:呉〜09.26呉
08.10.03:呉〜10.07呉
08.10.18:信号符字改正:達第127号:JWZD
08.11.15:特務艦長:海軍大佐 井上 幸吉
08.12.01:内令第403号:呉警備戦隊編入
08.12.07:呉〜12.07呉
09.03.12:2000 緊急呼集(水雷艇「友鶴」救難の為出動準備)
09.03.13:呉〜03.14佐世保〜呉
09.04.24:入渠
09.05.05:出渠
09.05.07:呉〜05.12呉
09.--.--:呉〜07.11呉
09.08.04:呉〜08.06鎮海〜08.09呉
09.08.25:呉〜08.29呉〜10.06鎮海
09.10.22:特務艦長:海軍中佐 岡村 政夫
09.11.10:官房第4817号:重心査定試験の件訓令
09.11.15:特務艦長:海軍大佐 岡村 政夫
09.12.15:内令第521号:呉警備戦隊より除く
09.12.15:内令第522号:呉防備戦隊編入
10.04.22:呉〜04.22呉
10.04.23:呉〜04.24呉
10.05.24:呉〜06.03呉
10.06.28:呉〜呉
10.08.31:呉〜呉
10.10.08:呉〜10.08呉
10.10.09:呉〜10.09呉
10.10.10:呉〜呉
10.10.11:呉〜10.11呉
10.10.14:呉〜呉
10.11.15:特務艦長:海軍中佐 殿村 千三郎
11. 〜08.22佐世保
12.08.16:内令第461号:呉防備戦隊より除く
12.08.16:役務:内令第463号:呉海兵團兵員練習用を解く
12.08.16:類別等級改正:内令第472号:種別:特務艦、類別:工作艦、艦型:なし
12.08.16:内令第463号:第一港務部附属
12.08.16:特務艦長:海軍大佐 加藤 仁太郎
12.09.02:1305 驅逐艦「夕立」を横付け
12.09.03:1820 驅逐艦「夕立」横付離す
1900 驅逐艦「五月雨」横付離す
〜09.06泗礁山09.06〜09.08泗礁山
12.09.09:転錨
13.01.08:特務艦長:海軍大佐 平岡 粂一
13.11.01:特務艦長:海軍大佐 龍崎 留吉
13.12.05:特務艦長:海軍大佐 畠山 耕一郎
14.08.04:雑役船「立~」が右舷に横付け
14.08.06:雑役船「飛鳥」を横付け
14.11.15:特務艦長:海軍大佐 松山 光治
15.11.15:戦時編制:聯合艦隊附属
15.11.15:特務艦長:海軍大佐 森野 草六郎
16.01.09:1000 佐伯湾、「伊號第七十潜水艦」を横付け同艦の網切器修理
1900 「伊號第七十潜水艦」が横付離す
16.09.13:特務艦長:海軍大佐 田村 劉吉
16.11.30:南遣艦隊信令第54号:
1.淀川丸、第九根據地隊石炭補給終了後、名古屋丸、朝日に補給すべし
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JFCQ
〜カムラン
16.12.13:官房機密第11631号:水中瓦斯切断器装備の件訓令
16.12.16:特設運送船「廣コ丸」が横付け、
特設運送船「日國丸」救難用器材、特型運貨船1隻を移載、救援人員19名移乗
17.01.14:馬來部隊信令作第38号:
1.第三水雷戦隊は司令官所定に依り予備魚雷実用頭部約60個を朝日に移載すべし
2.朝日艦長は右頭部を保管すべし
17.01.14:予備魚雷実用頭部約60個搭載(01.15まで)
17.01.16:馬來部隊信令作第44号:
朝日に移載中の魚雷実用頭部を速に復旧すべし
17.01.28:1150 特設運送船「廣コ丸」が横付け
1320-1900 鉄鈑及び酒保物品搭載
1530-1650 特設運送船「廣コ丸」より清水60t補給
17.01.31:特設運送船「萬光丸」を右舷に横付け、三號塊炭45tを搭載
17.02.11:「第三十五號哨戒艇」の九三式特受信機2台修理(02.14まで)
17.03.09:カムラン〜03.13昭南
17.03.14:「第三十五號哨戒艇」の十二糎糎双眼鏡レンズ他を修理(03.16まで)
17.04.10:軍隊区分:馬來部隊昭南根據地部隊
17.04.12:巡洋艦「那珂」を応急修理
17.05.25:2327 左舷中央缶室、後部水雷室附近に各1発被雷
2332 打方始め、高角砲、四十粍機銃、十二粍七機銃射撃開始
2338 打方止め
17.05.26:0039 第一カッター及び通船を卸す
0041 軍艦旗降下
0049 総員退去
0103 沈没
17.05.26:沈没
17.06.15:類別等級削除:内令第1087号
17.06.15:除籍:内令第1052号
喪失場所:N09.37-E109.50 カムラン湾南南西180マイル
喪失原因:米潜水艦Salmon(SS-182)の雷撃
同型艦
なし。
兵装
四十口径三十糎砲4門、四十口径安式十五糎砲14門、四十口径八糎砲20門、五糎砲12門、
四十五糎水上発射管1門、四十五糎水中発射管4門、
六十糎探照燈6基。
(M39)
四十口径三十糎砲4門、四十口径四一式十五糎砲14門、四十口径八糎砲20門、山内五糎砲4門、
麻式機銃3基、
四十五糎水上発射管1門、四十五糎水中発射管4門、
六十糎探照燈6基。
(T05)
四十口径三十糎砲4門、四十口径四一式十五糎砲12門、四十口径八糎砲20門、山内五糎砲4門、
麻式機銃3基、
四十五糎水上発射管1門、四十五糎水中発射管4門、
七十五糎探照燈6基。
(T07)
四十口径三十糎砲4門、四十口径四一式十五糎砲12門、四十口径八糎砲20門、山内五糎砲4門、
四十口径三年式八糎高角砲2門、麻式機銃3基、
四十五糎水上発射管1門、四十五糎水中発射管4門、
七十五糎探照燈6基。
(工作艦時)
四十口径三年式八糎高角砲2門。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1968年1月号「写真・日本戦艦史」(P.27)
雑誌「世界の艦船」海人社 1968年6月号「渡辺進コレクションから」(P.72)
雑誌「世界の艦船」海人社 1976年7月号増刊「日本軍艦史1.明治編」
雑誌「世界の艦船」海人社 1978年7月号増刊「日本軍艦史3.昭和編」
雑誌「世界の艦船」海人社 1988年3月号増刊「日本戦艦史」
雑誌「世界の艦船」海人社 1997年3月号増刊「日本海軍特務艦船史」
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.34「特務艦」
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房1975年4月号 「日本の小艦艇(続)」(P.112-113)
雑誌「丸エキストラ」潮書房 第六十一集「連合艦隊」(P.35)
「大日本帝國軍艦寫眞帖」田中良三 T元.11 尚美堂
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.102-103)
「日本補助艦艇物語」光人社 H05.12 福井静夫著作集第十巻
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (0026-0029, 1164, 2671, 2773-2774)
「極秘日露海戦写真貼」柏書房 H16.03 (P.49, 387)
「日本海軍艦艇写真集 巡洋艦」ダイヤモンド社 H17.08 呉市海事歴史科学館(P.209)
「日本軍艦写真集」光人社 H20.06 高木宏之(P.79-80)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 105797
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