第百三十四號特設輸送艦・第百三十四號輸送艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.02.05:命名:官房軍機密第136号:第百三十四號特設輸送艦
19.02.05:内令第298号:佐世保鎮守府所管と仮定
19.04.10:起工
19.06.15:進水
19.07.15:竣工
19.07.15:入籍:内令第867号:佐世保鎮守府所管
19.07.15:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊
19.07.15:軍隊区分:北東方面部隊附属
19.07.15:輸送艦長:海軍大尉 渡部 成巳
19.07.15:引渡式
19.07.15:1005 軍艦旗、長旗掲揚
19.07.15:弾薬搭載
19.07.16:後部投揚錨試験(結果良好)、主機械試運転(結果良好)、舵取機故障
19.07.18:浦崎〜07.18佐世保
19.07.20:糧食、弾薬搭載
19.07.21:佐世保〜操舵試験(結果良好)〜07.21佐世保
19.07.22:軍隊区分:大海指第432号:横須賀鎮守府司令長官の指揮下に入る
19.07.22:糧食搭載
19.07.24:兵器弾薬(単装機銃分)搭載
19.07.25:佐世保〜操舵公試(結果不良)及び自差修正〜07.25佐世保
19.07.25:酒保物品搭載
19.07.26:佐世保〜操舵試験〜07.26佐世保
19.07.29:佐世保〜操舵公試(結果良好)〜07.29佐世保
19.07.29:佐世保〜舵取機故障〜07.30三津浜07.31〜07.31今治
19.08.04:今治〜操舵試験(結果良好)〜08.04今治
19.08.05:今治〜08.05神戸(十三番浮標)
19.08.08:神戸〜08.08和歌浦
19.08.09:(陸軍船護衛)和歌浦〜08.09由良08.10〜08.10的矢
19.08.11:的矢〜08.11横須賀
19.08.11:1845 Y九番浮標に前後部繋留
19.08.12:1425 小海方四岸壁に横付け
十三粍単装機銃10基臨時増備、二十五粍二聯装機銃1基、同単装機銃1基増備工事開始
19.08.13:0915 重油搭載90t
1100 酒保物品搭載
19.08.14:1000 Y八番浮標に繋留
1020 輸送物件搭載開始
1300 弾薬搭載
十三粍単装機銃10基臨時増備、二十五粍二聯装機銃1基、同単装機銃1基増備工事完了
19.08.15:0900 輸送物件搭載終了
0945 清水、糧食搭載
19.08.15:横須賀〜08.15館山沖
19.08.17:(第3815船団護衛)館山沖〜
〜08.18 1450 「第十二號海防艦」解列、潜水艦攻撃に向う〜
〜08.21 1706 解列〜
〜08.21母島
19.08.22:母島〜荒天により反転〜08.22母島
19.08.23:(船団護衛)母島〜
〜08.24 海防艦「八十島」、「第十二號海防艦」が船団分離〜
〜08.25硫黄島
19.08.25:0958 南揚塔場接岸、揚塔作業開始
1600 揚塔作業終了
便乗者151名乗艦
19.08.25:硫黄島〜
〜08.25 1312 対空戦闘:B-24 19機と交戦、高角砲2発発射〜
〜08.26 1915 荒天によりカッター流失、前扉締付ボルト他損傷〜
〜08.28下田
19.08.29:下田〜08.29横須賀
19.08.29:1157 Y五番浮標に前後部繋留
1600 清水搭載10t、便乗者退艦
19.08.30:1300 三ヶ保岸壁五番に繋留
2000 揚荷作業
19.09.02:九三式十三粍単装機銃10基還納
19.09.04:0817 Y三番浮標に前後部繋留
0855 弾薬卸す
1014 第四船渠にて入渠
19.09.05:除籍:内令第1044号
19.09.05:命名:達第294号:第百三十四號輸送艦
19.09.05:類別等級制定:内令第1035号:種別:輸送艦、類別:輸送艦、等級:二等、艦型:第百一號型
19.09.05:本籍:内令第1045号:佐世保鎮守府
19.09.10:二十五粍機銃9基増設
19.09.11:1000 出渠
1015 Y六番浮標に前後部繋留
19.09.11:横須賀〜機銃試射、自差修正、操舵試験〜09.11横須賀
1615 Y六番浮標に前後部繋留
19.09.14:1424 清水搭載20t
1606 重油搭載203t
1700 糧食搭載
19.09.14:横鎮電令作第646号:五百島の護衛に協力しつつ硫黄島輸送、揚塔終了後は
小笠原部隊指揮官の指揮を受け父島硫黄島間の特殊輸送に従事
19.09.15:横須賀〜09.15横浜
19.09.15:0914 横浜十番岸壁に左舷横付け
1030 積荷作業開始
19.09.17:甲直接護衛部隊電令作第244号:
1.五百島(第七十五號甲標的曳航)、第四十二號驅潜艇、第百三十四號輸送艦を以て
第三九一七船団を編成し18日父島に向け東京湾を出撃せしむ
2.第百三十四號輸送艦の行動に関しては横鎮電令作第646号所定とす
3.船団部隊指揮官を五百島海防艦長に指定す
19.09.18:1100 積荷作業終了
(二十五粍、十三粍機銃、爆雷、機銃弾、砲弾、セメント2,000俵、
米麦約10t、便乗者156名)
19.09.18:横浜〜09.18横須賀
19.09.18:横鎮電令作第650号:電令作第646号の護衛協力中止、単独硫黄島進出
19.09.18:1357 Y七番浮標に前後部繋留
1425 重油積換え
19.09.19:横須賀〜09.20館山沖09.21〜
〜09.21 1247 対潜戦闘:爆雷投下〜
〜09.23硫黄島
19.09.23:1910 硫黄島南海岸に接岸、揚塔作業開始
19.09.24:0330 揚塔作業終了、便乗者26名乗艦
19.09.24:硫黄島〜09.24父島
19.09.24:軍隊区分:機密横須賀鎮守府命令作第442号:小笠原部隊
19.09.25:0730 転錨、父島扇浦に接岸
1245 積荷作業開始
19.09.26:1315 積荷作業終了
(トラック2台、弾薬2,000箱、米500俵、隊貨若干、便乗者168名)
19.09.26:1715 出港
1733 後部揚錨機故障、出港取止め、投錨
19.09.27:父島〜09.28硫黄島
19.09.28:0738 硫黄島南揚塔場に接岸、揚塔作業開始
19.09.28:硫黄島〜09.29父島
19.09.29:0618 扇浦に接岸、搭載作業開始
0810 重油搭載50t
19.09.30:1500 搭載作業終了
1545 転錨
19.09.30:父島〜10.01硫黄島
19.10.01:0528 接岸
0535 揚塔作業開始
0855 揚塔作業終了
1052 転錨、硫黄島西海岸に投錨
19.10.01:硫黄島〜10.01南硫黄島
19.10.01:2030 零戦搭乗員救助
19.10.01:南硫黄島〜10.01硫黄島
19.10.01:2145 零戦搭乗員退艦
19.10.01:硫黄島〜10.02父島
19.10.02:1125 扇浦に接岸、搭載作業開始
19.10.03:1005 重油搭載
1100 搭載作業終了
(電探車4台、貨物車2台、弾薬2,000箱、精米200俵、燃料230ドラム、
隊貨若干、人員86名)
1150 対空戦闘:八糎高角砲3発発射
19.10.03:父島〜10.04硫黄島
19.10.04:0645 硫黄島南海岸揚塔場接岸
0702 風浪の為、後部圧流され左舷を海岸に擱坐
0724 缶消火
0728 便乗者退艦
1300 重要書類陸揚げ
1700 船体傾斜の為、総員退去
19.10.06:0950 荷揚開始
1600 荷揚中止
19.10.07:1320 荷揚開始
1700 荷揚終了
19.10.04:救難作業(10.18まで)
19.10.19:船体、兵器及び機関を硫黄島警備隊に引渡す
19.10.19:放棄
19.11.10:類別等級削除:内令第1247号
19.11.10:除籍:内令第1254号
喪失場所:N24.47-E141.20 硫黄島南海岸揚塔場
喪失原因:海難
同型艦
第百三號〜第百二十六號、第百二十九號〜第百四十八號、第百五十一號〜第百六十五號、
第百七十二號〜第百七十六號、假稱第1584號艦〜假稱第1588號艦。
兵装
(新造時)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基。
(19.08.14)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃1基、
同単装機銃1基、九三式十三粍単装機銃10基(臨時)。
(19.09.03)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃1基、
同単装機銃1基。
(19.09.10)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃1基、
同単装機銃10基、爆雷。
写真資料
要調査
前の艦へ ← 特設輸送艦 → 次の艦へ
前の艦へ ← 輸送艦 → 次の艦へ
Homeへ戻る