金華丸の船歴
年 月 日:船歴
12.06.15:起工
12.11.18:進水、命名:金華丸
13.02.28:竣工
13.02.--:新規登録:所有者:國際汽船株式會社、船籍港:東京市、
登録総噸数:9,301、登録純噸数:5,533
13.02.28:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:683
13.02.28:船舶検査証書交付
13.06.11:訂正登録:登録総噸数:9,305、登録純噸数:5,540
13.03.31:横浜〜04.10桑港
14.06.20:中間検査
15.04.17:横浜〜羅府〜紐育〜
15.09.14:中間検査
16.10.01:徴傭:陸軍
16.10.01:大連〜10.02壼盧島10.03〜10.07広東10.09〜10.12上海
16.11.09:上海〜11.13宇品
16.11.17:門司〜11.22上海
16.11.25:上海〜11.27広東11.28〜11.30三亞
16.11.28:輸送船隊区分:第三分隊(船番号:15)
16.12.02:三亞〜出動、航行及び泊地進入訓練〜12.03三亞
16.12.04:(あ号E作戦第一次)三亞〜
〜12.04 0800 「第七號驅潜艇」が機関不良の為、三亞に引返す〜
〜12.05 0200 驅逐艦「浦波」が諾汽船"Salldor"を臨検〜
〜12.05 1500 「第一號掃海艇」「第五號掃海艇」「第六號掃海艇」が合同〜
〜12.06 0700 「第二號掃海艇」「第三號掃海艇」「第四號掃海艇」「第九號驅潜艇」
陸軍徴傭船「淺香山丸」、同「關西丸」が合同〜
〜12.06 1930 第十九驅逐隊(磯波、浦波、綾波、敷波)が合同〜
〜12.07 1030 G点着、各隊毎に上陸点に分進〜
〜12.08パタニ(Patani)
16.12.08:0300 第五師団安藤支隊上陸成功
16.12.12:蘭潜水艦"O 16"の攻撃により被雷擱坐
17.03.09:パタニ冲(パタニ灯台の290度5,000m)にて特設運送船「那智山丸」による救難作業
17.04.25:パタニ〜18.05.06九龍
18.05.07:九龍船渠にて修理
18.07.01:東京市と東京府は廃止され東京都となる
18.11.16:大阪商船株式会社は國際汽船株式會社を吸収合併
18.4Q- :変更登録:所有者:大阪商船株式會社、船籍港:大阪市
19.07.05:修理完了
19.07.10:九龍〜07.11高雄
19.07.25:高雄〜07.28門司
19.10.03:門司〜10.06上海
19.10.19:上海〜10.25サンフェルナンド10.25〜10.27マニラ
19.10.29:軍隊区分:機密南西方面部隊命令作第30号:第二次輸送部隊第一船団
19.10.29:軍隊区分:機密多號作戦第二輸送部隊命令第1号:第一船団
19.10.31:(多號作戦第二次輸送部隊第一船団)マニラ〜
〜10.31 0940 警戒部隊(霞、沖波、曙、潮、初春、初霜)が船団に合同〜
〜11.01 1740 一番隊(霞、沖波)、二番隊(曙、潮)が解列〜
〜11.01オルモック
19.11.01:1900 揚搭開始
19.11.02:1305 陸軍徴傭船「能登丸」がB-24から至近弾を受け浸水により30分後沈没
19.11.02:オルモック〜
〜11.02 2015 船団に合同〜
〜11.03 0030 一番隊、二番隊が反転船団に合同〜
〜11.04マニラ
19.11.04:軍隊区分:機密南西方面部隊命令作第31号:第四次輸送部隊第六船団
19.11.04:軍隊区分:機密多號作戦第四次輸送部隊命令第1号:第六船団
19.11.08:(多號作戦第四次輸送部隊第六船団)マニラ〜
〜11.09 1210 三番隊(「朝霜」「長波」)がデボン湾の偵察、敵潜及び魚雷艇の掃蕩を実施〜
〜11.09 1715 陸軍徴傭船「高津丸」が被弾、同「香椎丸」、本船が至近弾を受ける〜
〜11.09 1815 海防艦「沖繩」の嚮導でオルモック泊地に突入〜
〜11.09オルモック
19.11.10:1100 揚搭終了
19.11.10:オルモック〜
〜11.10 1125 B-25 35機と交戦、陸軍徴傭船「高津丸」沈没、同「香椎丸」被弾火災、
「第十一號海防艦」被弾大火災、三番隊(朝霜、長波)が警戒〜
〜11.10 1200 驅逐艦「霞」が反転して被害現場に向う〜
〜11.10 1418 船首に被弾〜
〜11.11 0500 驅逐艦「初春」、同「竹」が合同〜
〜11.11 0900 「第十三號海防艦」、海防艦「占守」が陸軍徴傭船「せれべす丸」遭難現場に向う〜
〜11.11マニラ
19.11.14:大破
19.11.16:沈没、擱坐
19.11.14:解傭
喪失場所:N14.35-E120.55 マニラ湾内
喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
同型船
金龍丸、宏川丸。
兵装
要調査。
写真資料
「海運月報」第25巻第4号 日本海運仲立業組合
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年12月号、昭和13年4月号
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1979年7月号「日本商船隊の懐古 No.1」山田早苗
「船舶百年史前篇」有明書房 S32.09 上野喜一郎(P.142)
「営業案内」S15.08 川崎重工業株式會社艦船工場
「日本船舶画鑑」S25.08 舟艇協会出版部 (P.85)
「川崎重工業株式会社社史」 S34.10 川崎重工業株式会社(P.721)
「商船三井船隊史」 H21.04 野間恒(P.177)
「商船三井 船舶史 1884-2010」 H22.12 木津重俊
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual"(P.44)
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