那須丸の船歴

 年 月 日:船歴

T15.12.11:起工 02.03.05:進水、命名:那須丸 02.04.01:竣工
02.03.--:登録検査、船級:TK N.S.* f (Salvage Purpose)、船級番号:215 02.04.--:新規登録:所有者:東京サルヴヱージ株式會社、           登録総噸数:672、登録純噸数:248 03.03.--:中間検査 03.04.08:訂正登録:登録純噸数:254 03.04.26:変更登録:登録総噸数:693、登録純噸数:260 04.04.--:中間検査 05.04.--:中間検査 06.07.--:彦島にて第一次第一種定期検査 06.12.05:「博運丸」救難作業 07.06.--:中間検査 08.04.--:中間検査 09.03.--:中間検査 09.10.05:変更登録:所有者:日本サルヴヱージ株式會社 10.07.--:彦島にて第一次第二種定期検査 11.08.--:中間検査 12.08.24:変更登録:登録総噸数:694、登録純噸数:261 13.04.14:函館にて第一次第三種定期検査 13.07.--:中間検査 14.07.12:中間検査 15.12.--:中間検査 16.12.--:中間検査 16.12.15:函館〜12.17単冠湾 16.12.--:特設砲艦第二號新興丸」救難作業
--.--.--:徴傭:一般徴傭船(救難船)、?鎮守府所管、第十一特別工作部 17.上期 :変更登録:所有者:日本海難救助株式會社 17.05.22:無線電信取扱所の位置を変更:逓信省告示第1053号(07.24附):       新位置:日本海難救助株式會社所属汽船那須丸 17.10.08:函館にて第二次第一種定期検査 18.01.13:海面防備部隊信電令作第104号:      1.被雷撃船會幸丸、銚子北方海岸に投錨、        日本海難救助會社那須丸救助作業に従事中なり      2.笠置丸は明朝横須賀入港後、横鎮大救難部署大救難に依る救難隊その他        所要物件搭載後現場に急行        機密横鎮信電令作第12号に依る救難作業に従事すべし      3.第百一號哨戒艇は速に長浦発右救難隊及會幸丸の対潜警戒に任ずべし      〜01.14 0600 「第百一號哨戒艇」現場着〜      〜01.14 0900 特設運送船會幸丸」を曳航〜      〜01.15館山  18.03.28:尻矢崎の70度大根にて座礁した「船川丸」救難作業 18.10.06:函館〜      〜10.-- ---- 高瀬川北方2.6浬に座礁中の「辰鳩丸」救難作業〜      〜10.25 1300 「辰鳩丸」離礁、曳航〜      〜10.25 ---- 特設監視艇大鷗丸」、雄島丸」が護衛に向う〜      〜10.26 ---- 荒天のため回航延期〜      〜10.27 ---- 敷設艇白~」が護衛〜      〜10.27函館 18.10.31:幌別河沖200mに座礁中の浚渫船「昭和」救難作業 18.11.28:松屋埼(N42.06-E140.45)に座礁中の「星丸」救難作業 19.07.04:1354 船越沖通過、釜石に向う 19.08.02:大湊警備府信電令第13号:      1.大湊軍需部長並に港務部長は夫々眞金丸及500噸バーヂを稚内に回航油槽船柏榮丸の救難に        関し宗谷防備部隊指揮官の指揮を受けしむべし      2.宗谷防備部隊指揮官は救難作業指揮官を定め前項の二隻及金津丸救難船那須丸其の他適宜        艦艇を以て柏榮丸の救難に任ずべし      3.柏榮丸搭載中の重油は移載に努むるも状況に依り廃棄するも止むを得ざるものとす      〜08.05稚内 19.08.05:宗防機密第051740番電:      1.柏榮丸救難作業船左に依り出港せしむ        那須丸、金津丸能美 5日2000発、7日1200作業地着        葦埼第十八號掃海特務艇眞金丸500噸バージ 6日0400稚内発、8日0700作業地着      2.作業指揮官 能美艦長 19.08.05:稚内〜      〜08.07 ---- 海軍配當船柏榮丸」座洲現場着 19.08.14:(「眞金丸」と共に「柏榮丸」を曳航)茂呂沖〜08.17愛郎湾 19.08.20:(「眞金丸」と共に「柏榮丸」を曳航)愛廊湾〜荒天のため引返す〜08.20愛廊湾 19.08.21:(「眞金丸」と共に「柏榮丸」を曳航)愛廊湾〜08.22稚内 19.08.23:(「眞金丸」と共に「柏榮丸」を曳航)稚内〜08.24小樽08.30〜09.01函館 19.09.--:函館〜      〜一般徴傭船第一西海丸」救難作業〜      〜09.12稚内 19.09.17:大湊警備府信電令第19号:      1.大警信電令第18号の任務を解く(廣南丸救難に関する大湊港務部長宛命令)      2.宗防指揮官那須丸をして現作業を中止し一時函館に帰還せしむ可し 19.09.17:稚内〜小樽〜函館 20.01.--:函館〜01.07淋代海岸 20.01.07:0755 淋代海岸にて座礁船「明櫻丸」救難 20.01.08:1015 「明櫻丸」離礁 20.01.08:淋代海岸〜「明櫻丸」を曳航〜01.08八戸 20.02.22:尻矢埼大根にて座礁船「pィ丸」救難、人員19名収容〜函館 20.05.14:(N41.23-E141.24)尻矢の233度4浬にて座礁中の特設掃海艇第三京仁丸」救難作業 20.07.12:新潟港外にて触雷により損傷
20.10.05:沈没 --.--.--:解傭
喪失場所:N.-E. 新潟灯台沖 喪失原因:触雷

同型船

 なし。

兵装

 要調査。

写真資料

 雑誌「海と空」増刊「特殊船舶画報」S14.07 海と空社(P.27)
 「船舶百年史前篇」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.171)
 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
 "ONI 208-J Supplement No.2 (March 1945) Far-Eastern Small Craft" (P.152)

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