鹽水丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
13.11.18:進水、命名:鹽水丸
13.11.25:竣工
13.11.--:新規登録:所有者:日本水産株式會社
14.06.03:徴傭:一般徴傭船
15.10.05:入籍:内令第660号:特設驅潜艇、佐世保鎮守府所管
15.11.28:馬公〜南支方面〜04.03馬公
16.01.15:内令第49号:馬公防備隊附属
16.10.15:戦時編制:馬公要港部部隊馬公防備隊
16.04.12:馬公〜南支方面09.01〜馬公
16.--.--:馬公〜09.12南支方面
16.11.20:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊
16.11.20:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第−号:高雄方面防備部隊
16.11.24:南支方面〜馬公
16.12.26:0700より艦隊通過し終わる迄第一水路対潜掃蕩をなせ
16.12.30:機密馬公警備府命令作第36号:
1.馬公防備隊司令は特設驅潜艇鹽水丸をして12月31日早朝馬公発、救助船祐捷丸を護衛
紅海湾に回航せしむべし
3.鹽水丸驅潜艇長は紅海湾到着時より馬公帰投時迄、長白山丸砲艦長の指揮を受くべし
16.12.31:馬公〜01.01紅海湾〜01.06馬公
17.01.15:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第7号:高雄方面防備部隊
17.01.15:機密馬公警備府命令作第8号:
機密馬公警備府命令作第7号別紙一、馬公警備府兵力部署表中、高雄、基隆方面防備部隊に
編入すべき特設艦船の馬公発を左の通定む
1月28日 特設砲艦千洋丸、特設驅潜艇鹽水丸、秋津丸、特設捕獲網艇星光丸
17.01.28:馬公〜高雄
17.06.12:官房機密第7254号:訓令:
兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、30瓩発煙筺5個、発煙浮筺用浮嚢3個
17.06.17:馬公警備府電令作第37号:
1.0940高雄の305度15浬に敵潜没潜水艦あり針路240度速力3浬
2.高雄方面防備部隊指揮官は特設驅潜艇をして直に出動之が撃滅に任ぜしむべし
3.右掃蕩部隊指揮官を馬公防備隊機雷長(澎湖)とす
17.07.--:高雄
17.07.14:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第43号:高雄方面防備部隊
17.08.25:特設砲艦「千洋丸」への攻撃地点に爆雷攻撃
17.08.31:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第51号:海面防備部隊
17.09.02:馬公警備府電令作第60号:
1.新竹海軍航空隊飛行機は1100東吉嶼燈台の156度13浬に潜没潜水艦一隻を発見せり
2.海面防備部隊指揮官は澎湖、測天、特設驅潜艇を急派し之が撃滅に任ずべし
第四十五掃海隊司令現地到着迄馬公防備隊機雷長之を指揮すべし
17.09.02:馬公〜対潜掃蕩〜09.05馬公
17.09.05:馬公警備府電令作第62号:
1.0700以後本府電令作第60号に依る対潜掃蕩を取止む
2.各部隊は夫々任務地に帰投せよ
17.09.07:馬公〜第1回聯合訓練〜09.09馬公
17.09.28:馬公〜第2回聯合訓練〜10.01馬公
17.10.12:第3回聯合訓練実施(10.14まで)
17.10.21:馬公警備府電令作第74号:(馬公警備府機密第211620番電にて一部訂正):
1.21日0120頃東経120度26分北緯24度26分附近にて、あふりか丸は敵潜の雷撃を受け沈没す
2.海面防備部隊指揮官は極力全艦艇を以て敵潜の撃滅並に遭難船の救難に任ずべし、
右指揮官を馬防機雷長に指定す
17.10.21:馬公警備府信電令第31号:
1.21日0120頃新高港北方約10浬にてはわい丸、あふりか丸は雷撃避難す
2.艦船救難部署第二部署を編成し救難隊指揮官を馬公防備隊機雷長に指定す
派遣鑑定を特設驅潜艇鹽水丸、東石丸、港務部六號曳船、動力船住吉丸とす
3.救難隊は準備出来次第、馬公発速に遭難船の救難に任ずべし
17.10.21:馬公警備府信電令第32号:
本府信電令第31号に依る救難作業を取止む
鹽水丸、東石丸、六號曳船、住吉丸は帰投すべし
17.10.21:対潜掃蕩(10.23まで)
17.10.23:馬公警備府電令作第76号:
1.0800以後本府電令作第72、74号掃蕩を取止む
2.海面防備部隊船艇は敵潜掃蕩を続行しつつ馬公に帰投すべし
17.10.27:第4回聯合訓練実施(10.28まで)
17.12.28:第2回聯合訓練実施(12.30まで)
18.01.--:馬公
18.02.24:第6回聯合訓練実施(02.26まで)
18.03.11:馬公警備府電令作第16号:
1.3月11日0735 凸角の155度約15粁に敵潜水艦を探知す
2.海面防備部隊指揮官は全力を以て之を掃蕩攻撃すべし
18.03.15:馬公警備府電令作第17号:
1.馬公警備府電令作第16号掃蕩を取止む
18.03.18:馬公警備府電令作第19号:
1.3月17日2335北緯24度30分東経120度9分天龍川丸は敵潜の雷撃を受く
2.海面防備部隊指揮官は船艇を以て之が掃蕩攻撃に任ずべし
18.03.19:馬公警備府電令作第23号:
馬公警備府電令作第19号第21号掃蕩並に救難作業を取止む
18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継
18.2Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社
18.04.01:内令第588号:馬公方面特別根據地隊所属
18.04.01:戦時編制:高雄警備府部隊馬公方面特別根據地隊
18.04.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第6号:馬公方面防備部隊
18.04.12:第9回聯合訓練実施(04.15まで)
18.05.20:第12回聯合訓練実施(05.22まで)
18.06.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第15号:基隆方面防備部隊(06.08実施)
18.06.03:第13回聯合訓練実施(06.05まで)
18.06.21:高雄警備府電令作第128号:対潜掃蕩(06.23まで)
18.07.08:第15回聯合教練実施(07.10まで)
18.07.28:第16回聯合教練実施(07.30まで)
18.08.09:第17回聯合訓練実施(08.11まで)
18.08.14:船団護衛(08.16まで)
18.08.25:第18回聯合訓練実施(08.27まで)
18.09.06:第19回聯合訓練実施(09.11まで)
18.09.21:高雄警備府電令作第283号:対潜掃蕩及び救助(「尻矢」「あるぐん丸」「昭洋丸」)
18.09.22:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第21号:馬公方面防備部隊(10.01実施)
18.09.22:高雄警備府電令作第286号:対潜掃続行、行方不明者捜索
18.09.23:高雄警備府電令作第289号:対潜掃蕩中止、帰投
18.09.23:高雄警備府電令作第290号:対潜掃蕩
18.09.26:高雄警備府電令作第296号:1000までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.09.27:第20回聯合訓練実施(09.29まで)
18.10.07:第21回聯合訓練実施(10.09まで)
18.10.26:第22回聯合訓練実施(10.28まで)
18.11.01:馬公〜哨区哨戒〜
18.11.02:高雄警備府電令作第395号:対潜掃蕩(N23.57-E118.54)
18.11.05:高雄警備府電令作第401号:1000までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜11.07馬公
18.11.09:馬公〜聯合訓練〜哨区哨戒〜11.13馬公
18.11.15:馬公〜哨区哨戒〜11.18馬公
18.11.22:入渠(11.26まで)
18.11.30:馬公〜哨区哨戒〜11.30馬公
18.12.02:馬公〜哨区哨戒〜12.03馬公
18.12.06:馬公〜聯合教練〜12.07馬公
18.12.10:馬公〜哨区哨戒〜12.11馬公港外12.13〜哨区哨戒〜12.15馬公
18.12.17:馬公〜12.17馬公港外12.18〜12.18馬公
18.12.19:馬公〜12.19馬公港外12.21〜12.21馬公
18.12.22:馬公〜12.22馬公港外12.23〜哨区哨戒〜12.25馬公
18.12.26:馬公〜哨区哨戒〜12.30馬公
19.01.01:高雄警備府電令作第1号:対潜掃蕩(N22.00-E119.04)
19.01.01:馬公〜
19.01.03:高雄警備府電令作第5号:対潜掃蕩中止
〜01.05馬公
19.01.07:馬公〜聯合訓練〜01.07馬公
19.01.11:馬公〜哨区哨戒〜01.11馬公
19.01.15:高雄警備府電令作第24号:「熊野丸」「東寶丸」救難に関し海面防備部隊を援助
19.01.15:馬公〜哨区哨戒〜01.16馬公
19.01.18:馬公〜哨区哨戒〜01.19高雄
19.01.29:高雄〜哨区哨戒〜02.01馬公
19.02.01:馬公〜対潜掃蕩〜02.04馬公
19.02.06:馬公〜聯合訓練〜02.08馬公
19.02.11:馬公〜哨区哨戒〜02.11馬公
19.02.15:馬公〜哨区哨戒〜02.16馬公
19.02.17:馬公〜哨区哨戒〜02.19馬公
19.02.20:馬公〜哨区哨戒〜02.21馬公
19.02.23:馬公〜哨区哨戒〜02.25馬公
19.02.27:馬公〜哨区哨戒〜02.27馬公
19.03.06:高雄〜対潜掃蕩〜03.10馬公
19.03.10:馬公〜対潜掃蕩〜03.14哨区哨戒〜03.19前路掃蕩〜03.21高雄
19.03.25:高雄〜03.25馬公
19.03.28:馬公〜対潜掃蕩〜03.30馬公
19.04.02:馬公〜哨区哨戒〜04.04馬公
19.04.10:馬公〜04.10新高港04.17〜04.17基隆
19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:基隆方面防備部隊
19.04.18:基隆〜対潜掃蕩〜04.20基隆
19.04.21:基隆〜対潜掃蕩〜04.23基隆
19.04.24:基隆〜哨区哨戒〜04.26対潜掃蕩〜04.27馬公
19.05.03:基隆〜哨区哨戒〜05.04基隆
19.05.06:基隆〜前路掃蕩〜05.07基隆
19.05.08:基隆〜哨区哨戒〜05.09基隆
19.05.11:基隆〜船団護衛〜05.12基隆
19.05.14:基隆〜哨区哨戒〜05.17基隆
19.05.18:基隆〜哨区哨戒〜05.19基隆
19.05.22:基隆〜哨区哨戒〜05.24基隆
19.05.27:基隆〜哨区哨戒〜05.28基隆
19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:北西海面部隊基隆方面防備部隊
20.--.--:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第33号:東岸防備部隊
20.01.09:対空戦闘:左舷水線上15mm径約20mmの破孔4箇所
20.04.06:馬公〜
20.08.15:残存:高雄
20.12.31:解傭
21.04.30:除籍:内令第59号
同型船
九龍丸、野柳丸、文山丸、天山丸、秋津丸、楡林丸、水上丸、卑南丸、目斗丸。
兵装
砲、投射機、爆雷。
写真資料
要調査
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