第十四號魚雷艇の艦歴

 年 月 日：艦歴

 19.02.14：起工、仮称艦名：第604號艦
 19.03.30：進水
 19.03.30：命名：達第90号ノ2：第十四號魚雷艇
 19.03.30：類別等級制定：内令第494号：種別：特務艇、類別：魚雷艇、艇型：第十號型
 19.03.30：本籍：内令第498号：横須賀鎮守府
 19.08.18：竣工

 19.09.05：内令第1049号：第二魚雷艇隊所属
 19.09.05：戦時編制：横須賀鎮守府部隊第二魚雷艇隊
 19.09.21：特務艇長：海軍少尉　鈴木　秋雄
 19.09.--：横須賀〜神湊
 19.09.21：神湊〜09.21波浮港
 19.09.30：長浦？〜大島〜八丈〜横須賀
 19.12.03：横須賀〜12.03館山12.04〜12.04横須賀
 19.12.11：軍隊区分：横鎮電令作第851号：東京湾部隊
 19.12.11：横須賀〜訓練〜12.11横須賀
 19.12.22：横須賀〜訓練〜12.22横須賀
 19.12.25：燃料搭載（12.26まで）
 19.12.27：横須賀〜訓練〜12.27横須賀
 20.01.--：軍隊区分：増勢隊
 20.01.01：横須賀〜01.01館山
 20.01.05：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜01.05館山
 20.01.07：燃料搭載2550リットル
 20.01.12：館山〜第二、第三哨区対潜掃蕩、諸訓練〜01.12波浮港
 20.01.13：波浮港〜大島南東海面対潜哨戒〜01.13波浮港
 20.01.14：波浮港〜第一、第四哨区対潜哨戒〜01.14下田
 20.01.14：下田〜第一、第四哨区対潜哨戒〜01.14波浮港
 20.01.17：波浮港〜第二、第三哨区対潜哨戒〜01.17館山
 20.01.21：館山〜01.21横須賀
 20.02.01：特務艇長：海軍少尉　小平　明
 20.02.09：軽便探信儀装備工事（送波器なきため04.16取外し決定）
 20.02.16：0730 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　0742 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　1535 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　1551 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 20.02.18：燃料搭載7500リットル
 20.02.19：横須賀〜02.19館山
 20.02.25：館山〜空襲疎開〜02.25船形（船形港防波堤）
 　　　　　0811 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 20.02.25：船形〜02.25館山　
 20.02.26：館山〜02.26船形02.26〜02.26館山
 20.03.01：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.01波浮港
 20.03.01：波浮港〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.01城ケ島03.01〜03.01館山
 20.03.07：燃料搭載2000リットル
 20.03.12：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.12波浮港
 20.03.14：舵故障
 20.03.15：波浮港〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.15館山
 20.03.24：館山〜03.24横須賀
 20.03.25：五号船渠にて入渠
 20.03.29：二番、三番機銃修理（04.01まで）、拳銃及び羅針儀修理（04.10まで）
 20.04.07：出渠
 20.04.20：燃料搭載7000リットル
 20.04.21：増槽撤去
 20.04.22：横須賀〜確認運転〜04.22横須賀
 20.04.23：横須賀〜自差修正〜04.23横須賀
 20.05.05：内令第386号：第二魚雷艇隊所属削除

 20.05.05：内令第387号：第一特攻戦隊所属
 20.05.05：戦時編制：横須賀鎮守府部隊第一特攻戦隊
 20.05.05：軍隊区分：横須賀鎮守府特攻部隊第一小隊
 20.05.10：横須賀〜05.10長浦（軍需部岸壁）
 20.05.10：六年式魚雷２本搭載
 20.05.10：長浦〜05.10横須賀（小海桟橋）
 20.05.15：横須賀〜05.15館山05.16〜05.16三崎
 20.05.17：対空戦闘
 20.05.17：三崎〜05.17長浦
 20.05.17：長浦〜東京湾〜05.18長浦
 20.05.21：長浦〜燃料搭載7000リットル〜05.21長浦
 20.05.22：長浦〜魚雷搭載〜05.22長浦
 20.05.23：長浦〜05.23館山
 20.05.24：0850 館山海軍航空隊岸壁に横付け、魚雷４本陸揚げ
 　　　　　0950 防波堤に横付け
 20.06.06：爆雷搭載換４個
 20.06.06：館山〜06.06横須賀
 20.06.09：右舷後機換装
 20.06.14：横須賀〜06.14長浦（軍需部）
 20.06.14：魚雷４本、実用頭部４個搭載
 20.06.20：長浦〜試運転〜06.20横須賀（小海桟橋）
 20.06.21：横須賀〜06.21館山（館山海軍航空隊岸壁）
 20.06.21：魚雷２本陸揚
 20.06.21：館山〜06.21館山（館山港岸壁）
 20.06.22：館山〜訓練〜06.22館山

 20.08.15：残存
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）
 22.02.01：二復總第49号別冊：所在：浦賀内港、現状：浸水したのを引揚げ三浦ＤＹで保管
 22.05.03：除籍：復二第327号

同型艇

 第十一號、第十二號、第十三號、第十五號、第十六號、第十七號、第十八號、
 仮稱第609號艦、仮稱第610號艦。

兵装

 九六式二十五粍単装機銃３基、四十五糎魚雷落射機２基、
 （魚雷を搭載しないときは爆雷12個）。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.26)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集　日本の小艦艇（続）」(P.132)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1997年3月号増刊「日本海軍特務艦船史」(P.45)
 「日本補助艦艇物語」光人社 H05.12 福井静夫著作集第十巻(巻頭)
 「日本魚雷艇物語」光人社 H15.03 今村好信 (P.2)
 「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(46)
 「写真日本海軍全艦艇史」 �潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2840-2842)

前の艇へ　←　魚雷艇　→　次の艇へ

Homeへ戻る