第十一號魚雷艇の艦歴

 年 月 日：艦歴

 18.03.17：起工、仮称艦名：第601號艦
 18.07.05：命名：達第162号：第十一號魚雷艇
 18.07.05：類別等級制定：内令第1373号：種別：特務艇、類別：魚雷艇、艇型：第十號型
 18.07.05：本籍仮定：内令第1372号：横須賀鎮守府
 19.01.20：本籍：内令第176号：横須賀鎮守府
 19.02.15：進水
 19.07.18：竣工

 19.07.25：内令第893号：第二魚雷艇隊所属
 19.07.25：戦時編制：横須賀鎮守府部隊第二魚雷艇隊
 19.07.25：軍隊区分：小笠原部隊
 19.07.25：軍隊区分：Ｂ隊
 19.07.27：長浦〜07.27館山
 19.07.27：燃料糧食搭載（07.28まで）
 19.07.29：特務艇長：海軍中尉　蒔田　稔
 19.08.02：燃料糧食搭載（08.05まで）
 19.08.11：館山〜08.11波浮港（大島）
 19.08.12：燃料搭載
 19.08.13：波浮港〜08.13神湊（八丈島）
 19.08.15：神湊〜台風接近により反転〜08.16神湊
 19.08.18：神湊〜08.18横須賀
 19.09.--：横須賀〜神湊
 19.09.21：神湊〜09.21波浮港
 19.09.30：長浦？〜大島〜八丈〜横須賀
 19.12.11：軍隊区分：横鎮電令作第851号：東京湾部隊
 19.12.11：横須賀〜訓練〜12.11横須賀
 19.12.30：横須賀〜試運転〜12.30長浦
 19.12.30：燃料搭載
 20.01.--：軍隊区分：増勢隊
 20.01.01：横須賀〜01.01館山
 20.01.05：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜01.05館山
 20.01.08：館山〜01.08横須賀
 20.01.18：横須賀海軍工廠第四船渠にて入渠
 20.01.26：出渠〜01.26横須賀小海桟橋
 20.02.01：軽便探信儀装備工事
 20.02.07：特務艇長：海軍少尉　木村　馨一
 20.02.14：燃料搭載7500リットル
 20.02.16：0723 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　0735 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　0750 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 　　　　　0812 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 20.02.18：横須賀〜02.18館山
 20.02.20：第十一號魚雷艇修理期間中、指揮官艇 
 20.02.25：館山〜空襲疎開〜02.25船形（船形港防波堤）
 　　　　　0811 対空戦闘：二十五粍機銃発射
 20.02.25：船形〜02.25館山　
 20.02.26：館山〜02.26船形02.26〜02.26館山
 20.03.01：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.01波浮港
 20.03.01：波浮港〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.01城ケ島03.01〜03.01館山
 20.03.12：館山〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.12波浮港
 20.03.14：波浮港〜第二、第三哨区対潜哨戒〜03.14館山
 20.03.24：館山〜03.24横須賀
 20.03.25：五号船渠にて入渠
 20.04.07：出渠
 20.04.17：横須賀〜確認運転〜04.17横須賀
 20.04.21：増槽撤去
 20.04.21：燃料搭載7000リットル
 20.04.23：横須賀〜自差修正〜04.23横須賀
 20.05.05：内令第386号：第二魚雷艇隊所属解除

 20.05.05：内令第387号：第一特攻戦隊所属
 20.05.05：戦時編制：横須賀鎮守府部隊第一特攻戦隊
 20.05.05：軍隊区分：横須賀鎮守府特攻部隊第二小隊
 20.05.07：横須賀〜東京湾〜05.07横須賀
 20.05.10：横須賀〜05.10長浦（軍需部岸壁）
 20.05.10：六年式魚雷２本搭載
 20.05.10：長浦〜05.10横須賀（小海桟橋）
 20.05.15：横須賀〜05.15館山05.16〜05.16三崎
 20.05.17：対空戦闘
 20.05.17：三崎〜
 　　　　　〜05.17 1723 索端灯台の130度1000mにて触雷、「第十七號魚雷艇」が曳航〜
 　　　　　〜05.17 1810 長浦
 20.05.18：「第十三號魚雷艇」に燃料移載3600リットル
 20.05.21：（曳船が曳航）長浦〜05.21横須賀（小海）
 20.05.24：第二船渠にて入渠
 20.05.31：出渠、小海桟橋繋留
 20.06.06：横須賀〜06.06長浦（軍需部）
 20.06.06：魚雷２本及び燃料3000リットル搭載
 20.06.07：爆雷10個搭載
 20.06.08：長浦〜自差修正、確認運転〜06.08横須賀（小海桟橋）
 20.06.12：横須賀〜06.12館山
 20.06.12：基地物件及び不用物件陸揚げ
 20.06.15：0800 館山海軍航空隊岸壁に横付け、魚雷１本搭載換
 　　　　　0930 館山港岸壁に横付け
 20.06.19：1250 館山海軍航空隊岸壁に横付け、戦備魚雷１本搭載換
 　　　　　1330 館山港岸壁に横付け
 20.06.19：燃料搭載5600リットル
 20.06.22：館山〜訓練〜06.22館山

 20.08.15：残存
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）
 22.02.01：二復總第49号別冊：所在：横須賀第三船渠、現状：修理中、記事：米軍管理
 22.05.03：除籍：復二第327号

同型艇

 第十二號、第十三號、第十四號、第十五號、第十六號、第十七號、第十八號、
 仮稱第609號艦、仮稱第610號艦。

兵装

 九六式二十五粍単装機銃３基、四十五糎魚雷落射機２基、
 （魚雷を搭載しないときは爆雷12個）。

写真資料

 呉市海事歴史科学館

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