第八多聞丸の船歴
年 月 日:船歴
17.02.27:起工
18.03.06:進水、命名:第八多聞丸
18.03.31:竣工
18.--.--:運航:山下汽船株式會社
18.04.18:名古屋港にて海軍警戒隊4名乗船
18.05.27:伊萬里湾集合地管理官機密第270930番電:
1.佐第二五船団7隻
27日0600伊萬里湾発、29日1200花鳥山通過の予定、速力八、五節、
航路相崎瀬戸、三〇一三
たまひめ丸(JDWC)荻港、和山丸(JDCR)馬鞍山、馬來丸(JEMD)、宗像丸(JFIC)、
第八多聞丸(JCFR)、筥崎丸(JGUN)以上蕪湖、高見山丸(JBTC)軍需品、上海(廣東)
2.正午位置
27日相崎瀬戸
28日北緯32度30分
3.護衛艦 海威
27日1400相ノ島南3浬にて会合す
18.05.27:(佐第二五船団)伊万里〜
〜05.28 1030 佐鎮機密第281030番電(N32.15-E125.45分の敵潜を避け直に60浬南下し上海に向へ)〜
〜05.29 1650(N31.20-E122.39)花鳥山の10度12浬にて「筥崎丸」、陸軍徴傭船「高見山丸」被雷〜
〜蕪湖
18.06.08:上根機密第081206番電:
1.支第二七船団(連絡船、礦石船)
和山丸7140瓲、馬來丸6450瓲、たまひめ丸4700噸、三池山丸4570瓲以上八幡行、
第八多聞丸3950瓲大阪行、雲仙丸船客396名綿實其の他1200瓲長崎行
2.護衛艦 鷹島、速力八節
3.8日1000呉淞発大瀬崎直航、10日1200黄島、古志岐島沖にて解列10日1000六連島着の予定
4.正午位置
9日北緯31度50分東経125度30分
18.06.08:(支第二七船団)ベルブイ〜
〜06.10 0930 支第二七船団黄島着〜
〜大阪
18.--.--:大阪〜名古屋
18.07.06:臨時修理
18.07.14:第8次海軍指定船
18.07.17:名古屋〜07.19大阪
18.07.--:積荷 機械雑貨3,900t
18.07.22:大阪〜07.24門司
18.07.--:補炭
18.07.27:門司〜07.29鹿児島
18.07.31:鹿児島〜08.02那覇
18.08.04:那覇〜08.06基隆
18.08.--:揚荷
18.08.11:基隆〜08.12高雄
18.08.--:揚荷
18.08.--:積荷 米5,800俵、雑貨1,015個
18.08.18:高雄〜08.25門司
18.08.--:揚荷
18.08.28:門司〜08.30三池
18.08.--:積荷 石炭、焼玉機関
18.09.03:三池〜09.09馬公
18.09.20:馬公〜09.24香港
18.09.--:操舵器故障、修理(10.25修理完了)
18.09.--:積荷 軍需品
18.09.29:香港〜燃料炭不良により引返す〜11.05香港
18.11.--:香港〜11.15盤谷
18.11.--:揚荷
18.11.--:工事施行
18.11.--:積荷 盤谷、コーシチャン積米
18.12.27:コーシチャン〜聖雀
19.01.03:聖雀〜門司向け航行〜
〜01.04 1830頃 右舷中央部に被雷2発、轟沈
19.01.04:沈没
喪失場所:N11.03-E109.29 パダラン岬南東65km附近沖
喪失原因:米潜水艦Cabrilla(SS-238)の雷撃
同型船
(C型標準船)
兵装
短?糎砲、爆雷4個。
写真資料
要調査
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