崎戸丸の船歴
年 月 日:船歴
13.04.16:起工
13.10.27:進水、命名:崎戸丸
14.01.20:竣工
14.01.--:新規登録:登録総噸数:7,102、登録純噸数:3,881、
登録長:146.2、登録深:9.8
14.01.20:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:799
14.01.20:船舶検査証書交付
14.01.27:(東航世界一周線)長崎〜北海道〜02.15神戸02.16〜清水〜横浜02.20〜パナマ〜ロンドン
14.02.10:訂正登録:登録総噸数:7,126、登録純噸数:3,900
15.01.--:中間検査
15.11.19:横浜〜紐育
16.--.--:変更登録:登録総噸数:9,245、登録純噸数:5,227、
登録長:147.1、登録深:12.5
16.03.--:中間検査
16.12.03:徴傭:陸軍
16.12.16:宇品〜12.17釜山12.18〜12.21宇品
16.12.22:宇品〜12.26虎門12.27〜萬山泊地
17.01.08:萬山泊地〜01.10カムラン
17.01.11:輸送船隊区分:第二分隊(船番号:8)
17.01.12:カムラン〜湾内にて泊地進入、揚陸訓練〜01.13カムラン
17.01.16:馬來部隊信令作第46号:S作戦延期
17.01.20:馬來部隊信電令作第8号:S作戦中止
17.01.20:カムラン〜01.22シンゴラ
17.01.26:シンゴラ〜01.30聖雀
17.02.02:聖雀〜02.08宇品
17.02.13:門司〜02.23西貢
17.03.15:西貢〜03.25蘭貢03.26〜04.01西貢
17.04.18:西貢〜04.26宇品
17.05.--:中間検査
17.05.01:宇品〜05.10ダバオ
17.05.21:ダバオ〜05.25カガヤン〜06.01ダバオ
17.06.30:ダバオ〜07.18マニラ
17.07.18:マニラ〜07.20昭南
17.07.22:昭南〜07.24香港
17.07.30:香港〜08.01大連
17.08.02:大連〜08.11宇品
17.08.23:門司〜08.30高雄
17.09.04:高雄〜09.09昭南
17.09.15:昭南〜09.18バタビヤ09.28〜ラバウル
17.10.01:ラバウル〜10.02ショートランド〜ラバウル
17.10.08:輸送船隊区分:機密外南洋部隊護衛隊命令作第1号:第一分隊(船番号:2)
17.10.11:ラバウル〜10.12ショートランド
17.10.13:(カ號作戦)ショートランド〜
〜10.14 0400 A点(S06.36-E158.20)に於いて主隊、甲護衛隊、第二分隊に合同〜
〜10.14 ---- サボ島西側より驅逐艦「夕立」、同「春雨」が先行〜
〜10.14 2200 ガダルカナル島タサファロング泊地に入泊
17.10.14:2200 揚陸開始
17.10.15:0705 特設運送船「南海丸」揚搭終了
0845 陸軍徴傭船「笹子丸」が後部船艙に爆弾1発被弾炎上
0930 驅逐艦「有明」護衛の下、特設運送船「南海丸」が帰還の途に就く
0945 特設運送船「吾妻山丸」被爆炎上、
一時抜錨、泊地附近を航行、空襲回避
1120 泊地に戻る、陸軍徴傭船「九州丸」被爆擱坐
17.10.15:タサファロング泊地〜
〜10.15 1500 反転、タサファロング泊地に向かい南下〜
〜10.15 1545 反転、ショートランドに向かう〜
〜10.16ショートランド
17.10.21:ショートランド〜10.26パラオ
17.10.26:パラオ〜10.29マニラ
17.11.06:マニラ〜11.11ガダルカナル11.12〜11.15パラオ
17.11.18:パラオ〜11.28ラバウル
17.12.03:ラバウル〜12.11宇品
18.01.17:室蘭〜01.27幌筵
18.01.28:北方部隊電令作第221号:
君川丸艦長は薄雲、崎戸丸を率い熱田島に向け出撃すべし、崎戸丸1700荷役終了の予定
18.01.28:(第10船団)片岡湾〜01.31熱田島〜02.02柏原湾
18.02.04:(第12船団第2次)幌筵〜熱田島〜幌筵
18.02.10:(第14船団)幌筵〜
〜02.10 舵機故障の為引き返す〜
〜02.10柏原湾(南方錨地)
18.02.11:修理完了
18.02.13:(第14船団)片岡湾〜
〜02.19 1200 船団と分離先航〜
〜熱田島
〜幌筵
18.03.07:(イ船団)幌筵海峡〜
〜03.07 2200 出港が遅延した驅逐艦「雷」が合同〜
〜03.09 0030頃より荒天のため船団離散〜
〜03.09 1430 護衛部隊に合同〜
〜03.09 1425(N53.47-E167.52)主隊に合同〜
〜03.10 0507 主隊と分離〜
〜03.10 1722 驅逐艦「薄雲」が北海湾に先行〜
〜03.10 1634 船団解列〜
〜03.10熱田島(北海湾)
18.03.10:1800 人員、物件揚陸
18.03.10:熱田島〜
〜03.10 2220 護衛部隊と合同〜
〜03.11 0800(N54.45-E169.48)主隊に合同〜
〜03.11 0820 護衛部隊と分離、海防艦「八丈」との会合点に向かう〜
〜03.13幌筵海峡
18.03.23:(ロ船団)幌筵海峡〜
〜03.23 1400 前路対潜掃蕩を終えた驅逐艦「雷」、同「電」が合同〜
〜03.26 1100(N53.44-E167.14)主隊と合同〜
〜03.27 0310(N53.24-E168.32.5)敵艦隊と遭遇、交戦開始〜
〜03.27 0328 船団は北西方に避退〜
〜03.27 1300(N53.02-E165.02)護衛部隊と合同、幌筵海峡に向う〜
〜03.28幌筵海峡
18.03.28:幌筵〜04.08小樽
18.04.--:小樽〜
〜04.13 1110(N41.58-E141.15)恵山岬灯台より20度9.5浬にて右舷約100mで機雷らしきもの2個爆発〜
〜門司
18.05.--:横浜にて第一次第一種定期検査
18.05.08:門司〜05.16小笠原05.29〜小樽
18.06.--:小樽〜柏原
18.06.05:柏原〜
〜06.06 ---- 海防艦「八丈」がT33地点まで護衛〜
〜06.23恵須取06.26〜07.03小樽
18.07.03:小樽〜07.09小笠原?07.11〜07.17小樽
18.07.17:小樽〜07.25小笠原?07.26〜07.30小樽
18.07.30:小樽〜08.07小笠原?08.08〜08.09恵須取08.09〜08.10小樽
18.08.10:小樽〜幌筵海峡08.22〜08.30小樽
18.10.23:宇品〜
〜10.30 0430 余山の57度50浬にて「上海丸」と衝突〜
〜10.30 0518「上海丸」沈没、救助作業〜
〜10.30 0900 警備船「海威」から救助者の大部が移乗〜
〜11.10昭南
18.11.15:昭南〜12.11大阪
19.02.16:大阪〜02.19釜山02.21〜02.21門司
19.02.23:門司〜02.23釜山02.24〜02.25宇品
19.02.26:宇品〜サイパン向け航行〜
〜02.29 1750 左舷機械室中央部に被雷〜
〜02.29 1900 消火の見込みが立たず総員退船〜
〜03.01 0330 爆発〜
〜03.01 0400 爆発、沈没
19.03.01:沈没
19.03.01:解傭
喪失場所:N22.40-E131.50 沖大東島南南東220km附近
喪失原因:米潜水艦Trout(SS-202)の雷撃
同型船
(S型)讃岐丸、佐渡丸、佐倉丸、相模丸、相良丸、笹子丸。
兵装
野砲、高射砲、高射機関砲。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年2月号、4月号
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1998年6月号「日本商船隊の懐古 No.227」山田早苗
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.211,239)
「知られざる戦没船の記録(下)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.44)
「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.96)
「船体写真集」S42.03 日本郵船株式会社(P.79)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.559)
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.55)
小樽市博物館所蔵(138-3)
Collection of Mr. Ron Wolford
前の船へ ← 陸軍輸送船 → 次の船へ
Homeへ戻る