若宮丸の船歴
年 月 日:船歴
11.11.--:起工
12.02.24:進水、命名:若宮丸
12.04.--:竣工
12.03.--:新規登録:所有者:宮脇 万太郎、
登録総噸数:499、登録純噸数:367
12.04.07:変更登録:登録総噸数:547、登録純噸数:410
12.04.09:船舶検査証書交付
〜01.03大沽
13.01.16:旅順〜
〜06.04大沽
15.07.20:変更登録:所有者:船主:保田 和雄
16.09.17:定期検査
16.12.31:軍隊区分:海面防備部隊
17.01.15:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第7号:海面防備部隊
17.01.17:徴傭
17.01.20:馬公にて授受
17.01.21:徴傭発令
17.02.01:入籍:内令第199号:特設捕獲網艇、佐世保鎮守府所管
17.02.01:内令第207号:馬公防備隊所属
17.02.01:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊
17.03.18:機密馬公警備府命令第20号:
機密馬公警備府命令第5号に依る特設捕獲網艇若宮丸、特設防潜網艇岩戸丸、特設驅潜艇
白眉丸、第二十二日東丸、東石丸、研海丸、第二十一日東丸の教練射撃は3月下旬澎湖島西方
海面に於て之を実施す、曵的は馬公防備隊より派出するものとす
馬公防備隊司令は実施日時を定め報告すべし
17.03.29:澎湖島西方海面にて第1回教練射撃
17.04.14:訓練
17.04.15:訓練
17.04.16:訓練
17.07.14:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第43号:海面防備部隊
17.07.25:澎湖島西方海面にて第三回教練射撃
17.09.07:第1回聯合訓練実施(09.09まで)
17.09.28:第2回聯合訓練実施(10.01まで)
17.10.21:馬公警備府電令作第74号:(馬公警備府機密第211620番電にて一部訂正):
1.21日0120頃東経120度26分北緯24度26分附近にて、あふりか丸は敵潜の雷撃を受け沈没す
2.海面防備部隊指揮官は極力全艦艇を以て敵潜の撃滅並に遭難船の救難に任ずべし、
右指揮官を馬防機雷長に指定す
17.10.23:馬公警備府電令作第76号:
1.0800以後本府電令作第72、74号掃蕩を取止む
2.海面防備部隊船艇は敵潜掃蕩を続行しつつ馬公に帰投すべし
17.10.28:第4回聯合訓練実施(10.30まで)
17.12.23:1750発海面防備部隊指揮官:0900までに第二哨区に就け
17.12.28:第2回聯合訓練実施(12.30まで)
18.01.25:第4回聯合訓練実施(01.26まで)
18.02.25:第6回聯合訓練実施(02.26まで)
18.03.11:馬公警備府電令作第16号:
1.3月11日0735 凸角の155度約15粁に敵潜水艦を探知す
2.海面防備部隊指揮官は全力を以て之を掃蕩攻撃すべし
18.03.15:馬公警備府電令作第17号:
1.馬公警備府電令作第16号掃蕩を取止む
18.03.18:馬公警備府電令作第19号:
1.3月17日2335北緯24度30分東経120度9分天龍川丸は敵潜の雷撃を受く
2.海面防備部隊指揮官は船艇を以て之が掃蕩攻撃に任ずべし
18.03.18:馬公警備府電令作第20号:
五號、六號曳船をして準備出来次第馬公発、馬公警備府電令作第19号天龍川丸の救助に任ぜしむべし
本行動中若宮丸艇長の指揮を受けしむべし
18.03.19:馬公警備府電令作第23号:
馬公警備府電令作第19号第21号掃蕩並に救難作業を取止む
澎湖、若宮丸は本島西岸の対潜掃蕩を実施しつつ馬公に帰投すべし
18.03.19:「天龍川丸」救助任務〜03.19基隆
18.04.01:内令第588号:馬公方面特別根據地隊所属
18.04.01:戦時編制:高雄警備府部隊馬公方面特別根據地隊
18.04.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第6号:馬公方面防備部隊
18.04.12:第9回聯合訓練実施(04.15まで)
18.04.22:馬公〜04.24馬公
18.04.26:第10回聯合訓練実施(04.30まで)
18.05.20:第12回聯合訓練実施(05.22まで)
18.06.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第15号:基隆方面防備部隊(06.08実施)
18.06.03:第13回聯合訓練実施(06.05まで)
18.06.23:第14回聯合訓練実施(06.25まで)
18.07.03:「廣東丸」救難及び対潜掃蕩
18.07.08:第15回聯合教練実施(07.10まで)
18.07.12:高雄警備府電令作第163号:対潜掃蕩
18.07.15:高雄警備府電令作第168号:対潜掃蕩中止
18.07.28:第16回聯合教練実施(07.30まで)
18.08.09:基隆〜第17回聯合訓練実施〜08.10基隆
18.08.25:第18回聯合訓練実施(08.27まで)
18.08.30:(第192船団第1分団護衛)門司〜09.04馬公
18.09.21:高雄警備府電令作第283号:対潜掃蕩及び救助(「尻矢」「あるぐん丸」「昭洋丸」)
18.09.21:基隆〜
18.09.22:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第21号:基隆方面防備部隊(10.01実施)
18.09.22:高雄警備府電令作第286号:「朝顔」より遭難者を収容、基隆に帰投
〜09.23基隆
18.10.02:基隆〜
18.10.02:高雄警備府電令作第312号:対潜掃蕩(N25.15-E121.46)
18.10.05:高雄警備府電令作第317号:1600までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.07:第21回聯合訓練実施(10.09まで)
18.10.10:高雄警備府電令作第336号:対潜掃蕩
18.10.12:高雄警備府電令作第340号:1600までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.15:高雄警備府電令作第344号:対潜掃蕩(N24.30-E120.30)
18.10.16:高雄警備府電令作第352号:対潜掃蕩(N25.13-E121.57)
18.10.19:高雄警備府電令作第362号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.26:高雄警備府電令作第375号:対潜掃蕩
18.10.29:高雄警備府電令作第383号:1000までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜10.29基隆
18.11.02:基隆〜哨区哨戒〜11.03基隆
18.11.06:基隆〜哨区哨戒〜11.07基隆
18.11.09:基隆〜聯合訓練〜
18.11.10:高雄警備府電令作第412号:対潜掃蕩(N25.02-E122.23)
18.11.13:高雄警備府電令作第417号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜船団護衛〜
〜11.16高雄
18.11.18:高雄〜11.18安平11.19〜11.20安平11.21〜11.22安平11.23〜11.25基隆
18.12.02:入渠(12.06まで)
18.12.07:基隆〜聯合訓練〜12.09基隆
18.12.12:基隆〜哨区哨戒〜12.13基隆
18.12.15:基隆〜
18.12.15:高雄警備府電令作第465号:対潜掃蕩(N25.25-E122.35)
18.12.18:高雄警備府電令作第474号:12.19 黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.12.18:高雄警備府電令作第475号:N24.20-E123.44に仮泊中の「廣田丸」「日鈴丸」を
基隆まで護衛
〜12.20基隆
18.12.21:基隆〜哨区哨戒〜12.22基隆
18.12.26:基隆〜哨区哨戒〜12.26基隆
18.12.28:基隆〜船団護衛〜12.31基隆
--.--.--:鹽山汽船株式會社が購入
--.--.--:変更登録:鹽山汽船株式會社?
19.01.03:基隆〜哨区哨戒〜01.03基隆
19.01.07:基隆〜聯合訓練〜船団護衛〜01.10基隆
19.01.11:高雄警備府電令作第14号:対潜掃蕩(富貴角の40度18.5浬)
19.01.11:基隆〜
19.01.12:高雄警備府電令作第19号:01.13黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜01.15基隆
19.01.20:基隆〜哨区哨戒〜01.20基隆
19.01.23:基隆〜哨区哨戒〜01.24基隆
19.01.24:基隆〜対潜掃蕩〜聯合訓練〜01.28基隆
19.01.30:基隆〜哨区哨戒〜01.30基隆
19.02.01:基隆〜船団護衛〜02.01基隆
19.02.03:基隆〜哨区哨戒〜02.08船団護衛〜02.09基隆
19.02.10:高雄警備府電令作第64号:対潜掃蕩(N24.28-E121.30)
19.02.10:基隆〜対潜掃蕩〜02.14基隆
19.02.21:基隆〜02.23聯合訓練〜02.26対潜掃蕩〜02.27基隆
19.02.24:高雄警備府電令作第83号:極力敵潜制圧に任ずると共に「南邦丸」を警戒監視
19.02.28:基隆〜船団護衛〜03.02基隆
19.03.03:基隆〜船団護衛〜03.07基隆
19.03.10:基隆〜哨区哨戒〜03.11基隆
19.03.12:基隆〜船団護衛〜03.17哨区哨戒〜03.18基隆
19.03.21:基隆〜対潜掃蕩〜03.24基隆
19.03.25:基隆〜哨区哨戒〜03.26基隆
19.04.01:鶴丸汽船株式會社が購入
19.--.--:変更登録:所有者:鶴丸汽船株式會社、船籍港:小倉市
19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:基隆方面防備部隊
19.04.17:基隆〜前路掃蕩〜04.22基隆
19.04.24:基隆〜対潜掃蕩〜04.25前路掃蕩〜04.26哨区哨戒〜04.27基隆
19.05.05:基隆〜前路掃蕩〜05.06基隆
19.05.09:基隆〜哨区哨戒〜05.11基隆
19.05.17:基隆〜前路掃蕩〜05.19基隆
19.05.23:基隆〜対潜掃蕩〜05.25基隆
19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:北西海面部隊基隆方面防備部隊
20.01.03:馬公〜
〜01.09 対空戦闘:小破〜
〜01.21馬公
20.03.15:基隆沖(台湾西岸胡寮灯台附近)にて座礁
20.07.10:沈没
20.07.10:除籍:内令第624号
--.--.--:解傭
喪失場所:台湾西岸
喪失原因:空爆
同型船
なし。
兵装
(参考:開戦時の標準兵装)
四十口径四一式八糎砲1門、十三粍単装機銃1基、七粍七単装機銃1基、
六十糎探照燈1基、
爆雷投射機1式、爆雷投下台2組、爆雷24個、
一四式捕獲網4組、吊下式水中聴音機1基。
写真資料
要調査
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