山里丸の船歴

 年 月 日：船歴

 12.02.12：起工
 12.07.25：進水、命名：山里丸
 12.10.07：竣工

 12.10.--：新規登録：登録純噸数：4,172
 12.10.07：登録検査、船級：TK　N.S.*、船級番号：622
 12.10.07：船舶検査証書交付
 12.10.22：変更登録：登録純噸数：4,160
 13.09.27：中間検査
 14.10.--：中間検査
 15.11.--：中間検査
 16.09.23：Buenos Aires〜11.01横浜
 16.12.22：玉野にて第一次第一種定期検査

 16.12.27：徴傭：陸軍
 16.12.27：宇品〜01.20西貢01.23〜01.30大阪
 17.02.17：宇品〜02.23西貢02.29〜03.22昭南
 17.03.25：昭南〜03.31蘭貢04.01〜04.18西貢04.20〜04.27大阪
 17.05.27：大海一機密第591番電：
 　　　　　　次回作戦用陸軍輸送船左の要領に依り行動するに付各担任区域及に従い可及的護衛兵力を附し
 　　　　　　之が掩護に遺憾なきを期せられ度
 　　　　　１．崎戸丸、綾戸山丸、かんべら丸
 　　　　　　　５月27日午前門司発豊後水道北緯26度東経133度を経てダバオに向う、編隊速力15節
 　　　　　２．笹子丸
 　　　　　　　１項船団と同時に出港し北緯20度東経120度を経てマニラに向う、速力15節
 　　　　　３．５月28日　良洋丸、長良丸、山浦丸、編隊速力12節
 　　　　　　　６月１日　相模丸、那古丸、九州丸、關西丸、信濃川丸、編隊速力13節
 　　　　　　　６月３日　山月丸、宏川丸、鬼怒川丸、山里丸、昭浦丸、編隊速力12節
 　　　　　　　以上何れも門司発豊後水道北緯26度東経133度、北緯20度東経120度の地点を経由マニラ
 　　　　　　　次てカガヤン、コタパトに向う
 　　　　　４．通信
 　　　　　　　（以下略）
 17.06.01：宇品〜門司
 17.06.03：（輸送船団）門司〜06.09マニラ
 17.07.02：マニラ〜07.22宇品
 17.07.25：宇品〜08.02西貢08.13〜08.16昭南
 17.08.24：昭南〜08.25パレンバン10.12〜10.16蘭貢10.19〜10.23昭南
 17.10.24：昭南〜スラバヤ
 17.11.--：スラバヤ〜クーパン〜アンボン〜マカッサル〜01.07スラバヤ
 18.01.08：スラバヤ〜01.10アンボン〜ジャカルタ〜02.23パダン02.28〜03.02ジャカルタ
 18.03.09：ジャカルタ〜03.11パダン03.16〜03.18ジャカルタ
 18.03.25：ジャカルタ〜03.27パダン03.28〜04.07昭南
 18.04.21：昭南〜パダン向け航行

 18.04.22：沈没
 18.04.22：解傭

 喪失場所：N03.27-E099.49 スマトラ、テルクニブン北方10km附近
 喪失原因：蘭潜水艦O21の雷撃

同型船

 山風丸。

兵装

 野砲、高射砲。

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年8月号、11月号
 「殉職者追悼録」 S57.08 山下新日本汽船株式会社（P.33）
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.73)
 小樽市博物館所蔵(18-10)

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